長女一家の渡米準備
3月末に長女家族がアメリカに長期留学することになりました。脳神経外科医であるパートナーの留学ですが、
4人の子どもを連れての大移動です。今住んでいる
マンションや車を売り、すべて英語での渡航手続きや、現地の学校、幼稚園の編入手続き、住むところを探して家財道具を手配して、日本に置いていく荷物、アメリカに送る荷物の仕分け
などのすべてを娘が一手に引き受けています。
もちろん、毎日の生活、6か月の赤ちゃんのお世話も手を抜けません。
2種―9種、月のヴァータの娘は頭の回転が良くて、並外れた集中力と行動力で「まあ、よくやってるわ!!」と、感心するのみです。でも、私も経験があるのですが、
行くと決まったらハマらなければやれないのです。そのエネルギーが湧いているうちは大丈夫。むしろ「大丈夫?」「やりすぎよ!」「寂しい」など流れを止めるようなことを言ったら苦しめるだけです。というより叱られます。
うれしいのは家族中で行くことを喜んでいることです。まだ若いし、
外国で暮らす事もいい経験でしょう。
こういうことは家族一緒に経験したいという考えも賛成です。
孫達も新しい学校のカリキュラムを見て喜んでいます。一週間のほとんどが音楽、芸術、体育などで、日本の学校との差は歴然です。1年生の孫は担任の先生から解放されることがうれしいようです。
ただ、お姉ちゃんは今度5年生になるのですが、5-3-4制のアメリカでは8月生まれはすでに5年生。そして9月からミドルスクールに通う仕組みです。英語も話せないので1学年下げることも考えていますが、弟の小学校とは別の学校に通わなければけません。でも幸運なことに娘が住む地区は特例で小学校の隣にミドルスクールの1年生だけのクラスが新しく作られたとのこと。だから弟と一緒に通えることになりました。
親が送り迎えをしなければいけないので助かります。ちなみに
子どもを独りで歩かせていたら虐待と通報されるそうです。
そして、
ほとんどの日本人は現地の学校に通い、土曜日に日本人学校に通います。宿題も結構出るようです。
勉強していないと日本に帰ってきてついていけないからです。初めは通わせるつもりにしていましたが、やめました。
せっかく外国で暮らすのです。日本ではできない生の体験の方を優先しました。
土日はしっかり休んでどっぷりアメリカライフを満喫してほしいと思います。
孫達も解放されて喜んでいます。
ああ、
子ども達はみんな自立してしまった!
「預言者」のカーリル・ジブランの詩「子どもについて」が身に沁みます。
「あなたの子どもはあなたの子どもではない。
子どもたちは、生命が生命そのもののために望んだ息子や娘である。
彼らはあなたを通してやって来るが、あなたから来るのではない。
あなたとともにいるが、あなたに属するのではない。
彼らの身体を家に住まわすことはできるが、
その魂を囲い込むことはできない。
子どもたちの魂は、あなたが夢の中ですら訪れることのできない、
明日の家というところを住まいとしているのだ。
彼らに愛を与えてもよいが、考えは与えてはならない。
考えは彼ら自身が持っている。
あなたが彼らのようになろうと努力するのはよいが、
彼らをあなたのようにさせようとしてはならない。
生命は決して後ろには進まず、昨日に留まりもしないからだ。
あなたは、あなたの子どもたちが生きた矢としてそこから放たれる、弓である。
矢が速く遠く飛ぶように、
天の射手は無限の道程めがけてその弓を力いっぱい引き絞る。
射手の手の中で自らが強くたわめられることを、喜びとせよ。
彼が飛びゆく矢を愛するとき、彼はまた、その弓の動かぬことをも愛するのだから。」
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さあ、今回のタイトルはかなり難解です♪
答え合わせは、編集後記で。。。