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[明日から消費増税] 池上彰・マスメディア・山本太郎

 明日10月1日から消費増税が実施されてしまいます。多くの中小零細企業は対応もままならず、消費者は駆け込み消費をしたくとも手元の現金が無いという悲鳴が刻々上がっています。
 そんな折、「池上彰のニュースそうだったのか!!」という番組で、消費増税の理由を社会保障費の不足といい、果ては消費税35%まで上げなければ日本人の借金は返せない、というひどいデマを流していたと話題になっています。こどもニュースの時代から池上氏を観ていた人々への影響は大きいと思われ、こうした政権におもねるミスリードをメディアをあげて行うことにガッカリしてしまいます。
 ジャーナリストであれば、消費増税は法人税減税の穴埋めにされて来たこと、消費税が廃止されても大丈夫なことを検証し、そして国民は増税に反対していることを伝えてこその存在のはず。
20年前の1997年に発表されたマンガ「あさりちゃん」の「ああ消費税」という回では、消費税実施を前に旺盛な買いだめをするシーンから始まっていて、当時の日本経済の元気さを感じさせます。しかも驚くべし「私達が大人になる頃には7%、、いや10%になっているかもしれないわ」と話しています。あさりちゃんの姉、タタミちゃんの予測が鋭いのでしょうか。この回のセリフにありましたが「子供のうちから世の中を見つめる目を持たなければ」とあります。これまでの政治のあり方を正しく見れば、これからの政治の成り行きが予測できるということなのでしょう。政治を政治家任せにせず、政治家のお尻を叩いて変えさせるのがこれからの国民の仕事です。
 というわけで、まゆ様からの情報、本日19時30分からTBS BS「報道1930」に山本太郎緊急生出演だそうです。TVのある方はチェックお願いします。
(まのじ)
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政府と千葉県の初動の遅れが台風被害を大きくし、未だに関係閣僚会議さえ一度も開いていない安倍首相 ~千葉単体で東日本大震災時を超える被害に!

竹下雅敏氏からの情報です。
 政府と千葉県の初動の遅れが台風被害を大きくしたことは、明らかです。これほど大きな被害が出ているのに、“安倍首相は未だに関係閣僚会議さえ一度も開いていない”のです。メディア報道も異常で、千葉県の対応や東電の批判はしても、政府の対応をほとんど問題にしません。
 リテラは、“国や地方自治体にクライシスマネジメント(最悪の状態を想定した危機管理)が欠如していたことこそ問題にすべき”と指摘。官邸が「2,3日で復旧する」という甘い見通しで内閣改造を優先したという事実は、猛烈に批判されても仕方がないものです。ところが、ネット工作員の影響なのか、 「批判するよりまず復旧」とか、「国を批判するな」という書き込みが結構あるようなのです。ネットでも、言論統制はかなり進んでいるのではないかと感じています。
 あべぴょんは、批判されることを何より恐れているので、あべぴょんの言う「こんな人たち」を、現場からもネット上からも、排除したいはずです。この政権が長引くほど、言論統制が強まると見て良いでしょう。
 冒頭のツイートのリンク先をご覧になると、なすこさんの漫画が出てきます。災害対応など面倒なことをしなくても、韓国を叩けば支持率が上がる。これまでの経験で、大災害の時に“酒盛りしてても高支持率”だったことを学んでいる以上、彼らが災害対策など熱心に取り組むはずがないというのです。その通りかも知れません。面白い漫画なので、ぜひご覧ください。
 “続きはこちらから”では、今回の千葉県の農林水産関係の被害総額だけで、東日本大震災での千葉県の被害額を超えたというのです。ようやくあべぴょんは、「激甚災害」への指定に向けて準備を進めるよう指示したとのこと。
 今回の千葉県の災害は他人事ではありません。明日は我が身だと思った方が良い。その時、この男が首相のままで良いのかということを、よく考えてください。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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台風被害はそっちのけ…安倍自民“無能幹部”の呆れた実態
引用元)
(前略)
台風15号の発生から1週間以上が経過したが、県内ではいまだ約3万戸(19日午前9時現在)が停電。被災者からは「もう限界」といった声が上がっている。政府の初動対応は妥当だったか――菅官房長官は「適切だ」と言い張るが、政権幹部の動静を追うと、多くは台風そっちのけだった。初動の遅れが原因で、「天災」が「人災」となったのは間違いない。
  ◇  ◇  ◇
 日刊ゲンダイは、台風が首都圏に上陸した9日から、経産省が「停電被害対策本部」を設置した13日までの安倍首相や閣僚、党幹部の行動をSNSなどでチェック。最もヒドイのが、安倍首相だった。

 安倍首相は9日午前中に気象庁長官と5分程度、面会しているが、以降は特段、災害対応とおぼしき動きはない。組閣当日の11日は関連式典に追われ、翌12日夜は日本歯科医師会のパーティーに出席。連日午後6時から8時半ごろには私邸に戻っている。唯一、午後11時すぎと遅い帰宅となった13日夜は、都内の高級ピザ店で秘書官と食事。災害対応の陣頭指揮を執った形跡は全く見られない。
(以下略)
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千葉の復旧遅れ テレビで政府の責任追及がタブーに! 坂上忍は「国より千葉県、森田健作」 羽鳥慎一は「復旧が第一」と批判封じ
引用元)
(前略)
安田陽・京都大学大学院特任教授は、千葉県が災害対策本部を設置したのが10日、経産省の停電被害対策本部の設置が13日だったことにくわえ、〈政府全体の災害対策本部に至っては17日現在も設置されていない〉と言及し、〈大規模災害では電力のみならず、医療や食料の提供、避難場所の確保などさまざまな課題があり、政府や都道府県による対策本部を速やかに設置し、意思決定・情報発信していくことが必要〉と指摘(東洋経済オンライン18日付)。今回の災害対応の問題点をこう述べている。

〈大規模災害時には、正確な情報を得られず不確実性がある中で、意思決定をしていかなければならない。これが「クライシスマネジメント」(最悪の状態を想定した危機管理)の考え方だ。むしろ、国や地方自治体にクライシスマネジメントが欠如していたことこそ問題にすべきだ。〉

 国民の生命と安全を守る責任がある国が、危機管理を放棄し、被災地無視で内閣改造までやってのけた。この愕然とするような現実が目の前で起こったのに、「国は責任ない」と大合唱する──。メディアだけではなく、国民にまで“政権忖度”が浸透してしまったのか。ともかく、異常な状況だと言うほかないだろう。
編集部
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千葉県内の停電復旧のため、16日になってようやく自衛隊を増員した安倍政権!〜 なぜか激甚災害に相当する惨状ををきちんと報道しないメディア

竹下雅敏氏からの情報です。
 昨日の記事のドローン映像では、かなり多くの家の屋根がブルーシートで覆われていました。
 冒頭の記事では、“外壁にも穴が開き、全部直すには2、3年かかると言われた”とのことです。家の補修に3年もかかるというのはどういうことか。ひょっとしたら、建て直した方が早いということでしょうか。
 ツイートでは、“屋根が吹き飛んだ家には住めません!”と書かれていますが、見た目には補修が必要なだけに見えても、実際には、全壊と考えられるものもかなりあるのではないかと思います。雨が降るたびに1階まで水浸しになるようでは、とても住めない。
 それにしても、16日になって、ようやく自衛隊を増員したとのことで、それまでは約260人体制だったというのです。この政権は、本当にどうかしている。
 様々な映像を見ても、これは激甚災害に相当すると思えるのですが、なぜか、この被災状況をメディアもきちんと報道しません。
 “続きはこちらから”のツイートをご覧になると、ミヤネが、ネット情報を頼りに番組を作っていることを自白しています。嫌韓報道のときには、確か韓国にまで人員を派遣していた局が多かったと思うのですが… 。どうも一部の人間の頭の中では、心理的に、韓国よりも千葉の方が遠いところにあるのかも知れません。


(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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千葉を襲った激しい雨 1階の惨状に涙「もうやめます」
引用元)
(前略)

千葉県南部に16日、激しい雨が降った。突貫作業で屋根や壁をブルーシートで覆った家屋を、横なぐりの雨が容赦なくたたく。再び水浸しになった我が家に、住民は声を失った。

(中略)

「昨日電気が通ったと思ったのに、今度はこの雨だ」。
築50年の2階建て住宅に住む男性(69)は嘆きながら、雨粒のしたたる2階寝室の床を雑巾で拭いた。部屋には雨を受けるためのバケツが七つ並ぶ。(中略)... 寝室の天井にはすでに黒カビがびっしり。男性は「外壁にも穴が開き、全部直すには2、3年かかると言われた」と肩を落とした。

(中略)

館山市布良(めら)地区の小谷登志江(おたにとしえ)さん(77)は、2階の床が抜けてがれきが散乱し、水浸しになった1階の惨状を見て涙を流した。
 台風で2階の天井は吹き飛んだものの、1階の被害は比較的軽く、修復すればまた住めるのではと希望をつないでいた。近所の手を借りて2階をブルーシートで覆ったが、この日の雨は防げなかった。(中略)... 修復は無理だと覚悟を決めた。「家を見に来るのはもうやめます」と語った。(鶴信吾、寺沢知海)
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停電復旧向け自衛官を大幅増員へ 千葉で最大1万人
引用元)
(前略)

自衛隊は16日、千葉県内の停電復旧のため、倒木や土砂の除去に当たる自衛官を大幅増員すると発表した。14日時点では計約260人だったが、16日は約3千人態勢に増やした。現場では被害の深刻さが判明するにつれ、より多くの人員が必要になっているという。今後、東京電力と相談して派遣人数を調整し、最大1万人を投入できるよう構える。(伊藤嘉孝)
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19/09/10 ソルカ・ファール情報:アメリカという名の不安定が猛威を振るい、モスクワのCIAスパイという御伽噺で炸裂

 これまでフルフォード氏の何年か前の記事から、本物スパイの命懸けの活動っぷり(※ジェームズ・ボンドのモデル、ヴァン・デ・ミーア博士リチャード・ゾルゲ)について取り上げてきましたが、今回はその逆、小物スパイのお話です。
 本文に登場する豪邸を見て――悪に屈する気持ちが妙~に理解できてしまいました。ここまで掃除が大変そうなデカイ家はいらんのですが、部屋の扉が歪まずにすっと閉まって、雨漏りもせず、夏は灼熱地獄でもなく、冬も隙間風が吹き荒れない新しい家に現在切実に憧れているもんで……。こういうあぶく銭を手にする輩がいるから、魔が差すんですよーっ(いや、カルマ積むからしませんケド! けどね! う゛ーっ。)。
 「第五列」というのは、分かりにくければ「カバール」や「ディープ・ステート」と読み替えてくださいませ。ようは「売国奴のへっぽこ工作員」です。今日も元気に墓穴を掘っていらっしゃいます。

 それと昨日の時事ブログで「(本来対立するはずの)ディープ・ステートとトランプ政権は一緒になって中国共産党を潰すと決めた」とありましたが、現時点で最新のソルカ・ファール女史の記事にも関連(?)情報が少し入っていたので、末尾に加えておきます。
 「十月革命」の可能性あり、だそうです。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ソルカ・ファール情報:アメリカという名の不安定が猛威を振るい、モスクワのCIAスパイという御伽噺で炸裂
転載元)
投稿者:ソルカ・ファールより、西洋の読者へ

Sister Maria Theresa


【※記事内には貼っていませんが、同サイト自己紹介頁からシスター・マリア・テリーサの写真です。】

米露の不和のためなら何でも致します


本日クレムリンに出回っている【ロシア連邦】安全保障会議SC)の新報告書には手厳しい言葉が並べられ、ロシア人スパイ国外脱出とかいう「両大陸の全てのデタラメ警報に引っかかる」【レベルの呆れた】御伽噺について論評していました。

――左派のケーブル・ニュース・ネットワーク【略して】CNN局で単独の第五列であり、かつてはオバマ【政権】のお役人、現在は国家安全保障の担当記者というジム・シュートウ言い募るには、トランプ大統領がどこか公けの場での発言を通して情報提供者の身元を漏洩しかねないため、CIAは高い地位にいた人物を【ロシアから】脱出させざるを得なかったのだ、【こうしてロシア子飼いのトランプのせいで、アメリカは敵国内部の貴重な情報源を泣く泣く失った】とフェイクニュース話を押し付けています。

――アメリカの上院議員共和党幹部のマイク・リーが、モスクワ訪問の際にロシア連邦会計検査院のトップアレクセイ・クドリン【議長】と会い、自由貿易の役割について話し合ったことを明かしたほんの数時間後に、こういった「精神錯乱や被害妄想」【の症状】が社会主義者のコントロールしているアメリカの大手プロパガンダ・メディア業界に現れるのは何ら驚くにあたらない、と【当該報告書は】述べています。

――神の存在を認めぬ狂乱状態の社会主義者らは、アメリカ合衆国ロシア連邦の関係改善を何としても阻止しようと決意しているのです。

――トランプの訪問に先駆け、ゾッとすることにボルチモアの中心街にある立体駐車場で1千ガロンのガソリンを満載した謎のワゴン車が発見された理由も、これで説明がつきます。

――おまけに今度は【同じボルチモアの】この木曜日にトランプが話す場所の近くで、660ガロンのガソリンを満載した二台目の謎のワゴン車が発見されたのでした。

[註:この【英文】リポートで引用されている【ロシア語の】一部の単語およびまたは言い回しは、完全に対応するものが【英語に】存在しないため、そのロシア語に該当するおおよその英語【訳】となっております。]

Wikimedia_Commons [Public Domain]

【「アメリカの良さを認識しよう。第五列を阻止せよ
※「偏屈」と書かれた帽子を被り、「外国のプロパガンダ」と書かれた襷を掛け、「破壊活動」の腕章を付けた男性が、「正義」と書かれた柱を倒そうとしています。残りの3柱は左から「自由」「団結」「平等」。
下の国旗みたいな三色線は、「赤は勇気」「白は高潔」「青は正義」と書いてあります。】

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韓国の法務長官候補チョ・グク氏への検察捜査の背景には、軍事独裁政権が育ててきた強大な検察権力を改めようとする文在寅政権の司法改革への牽制がある

 ツイッターに「今日も民放は韓国一色」とありました。文在寅大統領が法務長官「候補」に指名したチョ・グク氏について実に詳しく報じ、日本国民がこれほど韓国の政局に興味があるとは、と海外メディアを呆れさせています。
 この件に関して韓国メディアは、日本とは異なる意味で非常に重視してるという記事がありました。
「韓国の未来を大きく左右する問題」として論じています。日本メディアもどうせなら、このくらいの深度でもって報じてくれぬか。
 この問題を理解するのに、まず知っておくべき背景が解説されています。文政権が公約として掲げ、またこれまでの金大中政権、盧武鉉政権の悲願でもあったのは「検察改革」でした。韓国は検察権力が絶大で、特に捜査権と起訴権を独占しているという特徴があります。文政権はこの肥大化する検察権力を牽制するため捜査権を警察に分散させようとし、その司法改革の片腕として有能なチョ・グク氏を抜擢しました。韓国メディアは冷静に「今回の検察の捜査は、文政権の検察改革に対する牽制」という見方をしています。
 韓国の検察権力が強大化したのは、軍事独裁政権の歴史と連動しています。特に親日の朴正煕政権下では、検察のコントロールが本格化し、徹底して権力に忠実な検察官のみ出世する構造となったそうです。今の安倍政権かと。
 文政権はまさにその闇にメスを入れようとしている、と記事にはあります。
チョ・グク氏が長官任命を辞退した場合、それは不正疑惑のある人間を法的に排除したのではない、任命阻止という検察の目的が達せられ、検察改革が遠のいたことを意味するのでした。(9日に正式任命されました。)
そうして見ると、チョ・グク氏を叩く日本メディアは、韓国の司法改革の邪魔をしている迷惑な存在でしかないのでは。ちなみに文大統領が政治家になる前、検察の非に対して抗議のプラカードを持ち、1人デモをしていたという画像があります。全くブレていないことが分かります。
 最後の動画は、アベマTVの討論番組の一部です。週刊ポストの「韓国なんて要らない」という特集について、学者さんが成熟した意見を述べておられました。
「これが表現の自由だと子供に教えられるでしょうか。世界の人々、マイノリティの人々が戦って勝ち取ってきた表現の自由とは、人を攻撃して差別して排除しなさい、というものではない。外交断絶しなさいというものではない。これは国連人権委員会の基本理念。社会の責任ある人々がどういう形でマイノリティの人々を守るか、という立場でものを書かないで、逆に大衆的な雑誌が韓国断絶とか韓国要らないとか批判する、これが表現の自由だと主張する日本の人権感覚の方が問題です。」
 聞いていると、日本人が幼稚園児のような気がしてきます。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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韓国震撼…文在寅大統領の最側近スキャンダル「問題の本質」   検察改革が韓国の未来を左右する
引用元)

(前略)
文在寅政権 VS 検察
日本の情報番組ではあまり触れられていないが、この問題を理解するには、知っておくべき背景がある。文政権が公約として掲げている検察改革だ

韓国は「検察共和国」と呼ばれるほど、検察が絶大な力を持っていることで知られている。

検察改革は進歩政権、つまり金大中(キム・デジュン)政権、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権時の悲願であった。特に検察が独占している捜査権を警察に分散させる「検警捜査権の調整」が重視されてきた

文政権は「検察権力の肥大化にけん制するため」の改正法案を18年6月に発表し、今年4月にはこれを迅速に処理すべき案件として指定した。

そしてこの8月、文在寅大統領は司法改革の旗手として、最側近のチョ元秘書官を法務省長官候補に指名したのだ。

韓国メディアでは、今回の検察による捜査は、文政権による検察改革への動きに対して、けん制することが狙いがあるという論調が、大方を占めている

チョ元秘書官は疑惑の釈明会見で「今が検察改革の好機」「検察改革にかかわってきた人として、最後までやり遂げたい」と発言している。

検察共和国・韓国
では韓国の検察のパワーとは一体、どれほどなのか。

韓国の検察は、警察による捜査を指揮する立場にあり、捜査権と起訴権を独占している

(中略)
保守政権による検察のコントロールが本格化したのは、朴正煕(パク・チョンヒ)政権時だ。中央情報局(KCIA)によって摘発された思想犯の起訴を拒否した検察官たちが、退任に追い込まれ、権力側に忠実な検察官だけが残り、出世する構造となった

また、朴正煕政権は法律を変えることで検察に権力を与え、コントロールしやすい構造を作り上げた。その結果、検察は保守政権と一丸となり、金大中を代表とする民主化勢力をけん制し、圧力を加える役割を担ってきた。
(中略)
文大統領はそこに大きなメスを入れようとしているのだ。

問題の本質
(中略)むしろ長官候補を辞退した場合、捜査は縮小される可能性が高い。検察の目的は長官任命を阻止することだからだ
(中略)

(中略)今後、注目すべきは文政権による検察改革と、検察当局がいかに対抗していくのかという点だろう。これこそが韓国の未来を大きく左右する問題だ

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