アーカイブ: 中東情勢
イスラエルによるパレスチナ人殺戮をメディアは以前から隠そうとしてきた / 今や人々は西側のダブルスタンダードに気づき、メディアの嘘を指摘する
AlzhackerさんのツイートにあるAntiwar.comの記事には、ガザ地区に閉じ込められたパレスチナ人に逃げ場がないことを知っていながらイスラエルがガザ地区の電気を止めるという「集団的懲罰」を行っているとありました。そして「不思議なことに、ロシアがウクライナの発電所を爆撃し、電気を消したことは戦争犯罪だと西側当局は理解している。彼らは、ロシアのプーチン大統領をハーグの国際刑事裁判所に引きずり込むべきだと叫ぶ。それなのになぜ、イスラエルがガザで行っていることの類似性を理解するのが難しいのだろうか?」と比較していました。ウクライナ紛争でも見られた西側のダブル・スタンダードです。
ちょうどTBSの記者が「ロシアとウクライナの戦争を、いまガザとイスラエルで起きている事と比較するの辞めませんか?歴史的背景も、構造的にも民族的にも違う。」とツイート/ポストしていました。ウクライナ紛争でも散々目にした、現地にいながら西側に与した情報ばかりを流す広報記者か。今やメディアの嘘に気づいた人々の方が情報の見方を知っています。なぜウクライナとパレスチナを比較する必要があるのか、そこから見えてくるものを記者に教えてあげていました。
ガザのパレスチナ人がイスラエルによって"飢餓食"を強いられていることが明らかになったとき、誰も気にしなかった。
— Alzhacker (@Alzhacker) October 11, 2023
イスラエルが数年おきに海岸沿いの飛び地を爆撃し、そのたびに何百人ものパレスチナ市民を殺害しても、誰も気にも留めなかった。イスラエルはそれを単に「芝刈り」と呼んでいた。… https://t.co/dtUoda6z33
ロシアとウクライナの戦争を、いまガザとイスラエルで起きている事と比較するの辞めませんか?
— 須賀川拓 TBS 🇯🇵 NEWS23専属記者 Hiroshi Sukagawa (@HiroshiSukagawa) October 9, 2023
歴史的背景も、構造的にも民族的にも違う。
共通していることは、民間人をターゲットにした戦争犯罪を全世界が目撃している、ということ。
なぜ辞めるの?なぜひた隠すの?バレたらまずい不都合な真実だから?🇵🇸の苦しみは弾圧虐殺されてきたドンバスの🇷🇺系住民の苦しみと何も変わらない。この事は、キエフで🇺🇦人から直接聞いたからね。騙せないよ。 https://t.co/bO3pKrMwtm
— Nurikov (@ANurikov7) October 11, 2023
なお、戦争のやり方は全く異なる。🇮🇱🇵🇸は憎悪の連鎖で、これまでは🇮🇱が圧倒的に優勢に虐殺してたが、今回は双方とも民間人が犠牲になってる。一方、🇷🇺は民間人は狙わずほぼ軍事拠点のみが被害に。🇺🇦がやってることは🇮🇱と全く同じ民間人を狙って全て🇷🇺のせいにしてるが。
— Nurikov (@ANurikov7) October 11, 2023
以下のサイトからもキエフもオデッサも🇷🇺軍が狙わないとわかってるから、民間人は平穏そのもので戦時下とはとうてい言えないのが伝わってくる。https://t.co/XuxUbyVRd4、https://t.co/eYEYVKUzhd
— Nurikov (@ANurikov7) October 11, 2023
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シリアがUAE、サウジと次々に和解、中東は大きく平和に前進 / シリア国内の米軍基地にイラクが攻撃、アメリカの中東「エネルギー植民地」終焉に
さらに劇的なことに、シリアとサウジアラビアも和解を発表し、シリアにサウジアラビア大使館を開設することまで決まったようです。中東は平和に向けて大きく前進しました。
アメリカはこれまで中東諸国の「エネルギー植民地化」を狙って、「テロを掃討する」「民主化する」など傲慢な言い分で侵略、破壊の限りを尽くしてきました。しかしついに「シリア、露はもとよりサウジ、イランなど、中東のすべての重要な国から敵視されることになる。」アメリカは中東からの「撤退を余儀なくされる。」と青山貞一氏は述べています。
25日、シリア国内の米軍基地に対して、イランのミサイル攻撃が伝えられました。「米軍追い出しに動き始めた?」
櫻井ジャーナルによれば、2012年以降オバマ政権はシリア侵略を本格化させ、NATO軍と共に軍事支援を強化しました。そうした行為を正当化するため、シリア政府、アサド大統領を悪魔化する偽情報を流し続けました。
すらいとさんが取り上げたツイートには「米政府はシリアを"テロリスト"と呼んでるが、シリアの領土に占領軍を置いてるのは米国。植民地化/侵攻をやってるのは米国で、シリアではない。 その米国が、ロシアが侵攻してると国際社会に向け批判をやってる」とありました。
ロシア、プーチン大統領に対して悪魔化するのも、西側の残虐行為をシリアやロシアのせいにするのも同じ思考回路なのですね。「アメリカ軍に対する攻撃はシリア人の権利である。」と櫻井ジャーナルは述べています。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
Assad大統領、夫人同行でUAE着。6年前に断交になってたはずだが、時代変わる。
— すらいと.Slight. (@slightsight) March 19, 2023
(シリアの正常化に動く勢力と、無法化、制裁を続けないとメンツ保てない勢力、世界二分) pic.twitter.com/lhDVBdRPXQ
UAE到着時。空域に入ると、エミレーツ戦闘機がエスコート。https://t.co/CthzhuVEaS
— すらいと.Slight. (@slightsight) March 20, 2023
何時見ても夫人は美しく知的で優しい
— saikuni (@saikuni4) March 20, 2023
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中国の仲介でイランとサウジアラビアが関係修復、いずれもBRICSへ / イランとベラルーシが包括的相互協力を協定 / 世界のGDPはBRICSがG7を抜く
3月11日にイスラム2大勢力、スンナ派のサウジアラビアとシーア派のイランが国交を修復したという驚きの報道がありました。しかもその仲介をしたのが中国であったという点がさらに注目を集めました。サウジとイランの断絶はスンナ派とシーア派の対立というよりも、ロックフェラー家と深く結びついたカルト集団ワッハーブ派のサウジvsそれ以外のイスラムという対立構図があったことは、seiryuu氏の「ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 第18話 ― サウード・ワハビ家」に詳しいです。アメリカによって常に分断されてきた両国の関係修復が北京で成し遂げられたことの意味は大きく、サウジとイランはいずれBRICS陣営に加わる見通しとなりました。「ロシアにとって大きな援軍を得た」とのツイートもありました。さらに12日にはメキシコがBRICSへの加盟を正式に申請しました。経済が好調なメキシコが加わり、世界のGDPで、BRICSはG7を上回ることになりました。13日にはイランとベラルーシが「政治、経済、領事、科学技術、教育、文化、芸術、メディア、観光の各分野における包括的な協力」を協定しました。アメリカの傲慢な覇権主義と異なるこれらの親露の相互協定は、新たな世界像を見るようです。
日本は本来、イランともサウジとも良好な関係があり、仲介役になりうる立場でした。没落のG7に追従するあまり、世界の主流に乗り遅れています。
イスラム2大勢力のスンナ派のサウジとシーア派のイランが、中国仲介で関係を修復した! すでに宇紛争との関連でサウジはロシアを支持している。一方イランはもともとロシアとは軍事、政治、経済で親密な交友があった。米国にとってまさに災難、ロシアにとり大きな援軍を得た。https://t.co/cU9ityj0Gj pic.twitter.com/fiKtul4lMI
— 青山貞一 (@TeiichiAoyama) March 11, 2023
サウジの王子が、米国は傲慢にすぎ、付き合えない。また昨年来サウジはBRICSに加盟を希望し、JSO(上海条約機構)にも関心を持っていた。イランは既にBRICSへ加盟申請をしており、ロシアとは軍事、中国とは経済で交流積極化。2国の修復は東側勢力に全体に朗報だ! pic.twitter.com/s7K9Ykjy0n
— 青山貞一 (@TeiichiAoyama) March 11, 2023
メキシコが BRICS への加盟を正式に申請。
— 波平でgo (@h19770512) March 12, 2023
おめでとうございます㊗️ https://t.co/PofuTxGgaO
みんな向こうに行っちゃってもう米国は経済制裁みたいな弱い者イジメできなくなるね。
— ᶠᵃᶜʰⁱʳⁱ (@v_fachiri) March 13, 2023
まあ当たり前か。やせ我慢の脱炭素西側陣営で無駄金使うより石油たっぷり持ってるBRICs+GCC陣営のほうがいいもんね。 https://t.co/BV1QSWBvEn
メキシコがBRICSへの加盟を申請
— 才蔵 (@shiratori_saizo) March 12, 2023
世界GDPでBRICSがG7を上回る pic.twitter.com/mrX5rbTN6O
⚡️⚡️🇷🇺との BRICS は、世界の GDP BRICS で 31.5%、「ビッグ セブン」で 30.7% という点で G7 を上回りました。 👏🎉
— Moscowiana🇷🇺 (@5XSSjZEDx2J13Zw) March 12, 2023
国や地域を GDP で比較することは慣習的ですが、事実を述べることができます。
西洋から解放された国の経済力と独立性は高まっています。 pic.twitter.com/0OsR4Qg4N0
イランとベラルーシが2026年までの総合的協力協定に署名。一挙にすごい事になってきた。ガラガラと音を立てて世界は激動している。日本は没落する側の戦争屋にへつらっている場合ではないだろう。 https://t.co/FRL4kQtCic
— Y. Nozaki, Prof.(Development Studies): 野崎泰志 (@yasushi61) March 13, 2023
ユダヤ問題のポイント(日本 昭和編) ― 第28話 ― ホロコーストの生贄ターゲット
世界で現在、人口当たりの感染が最も高いのはイスラエルであり、イスラエルでは国民の殆どがワクチンを2回以上接種し、4回目の接種が始まりかけていることもニュースになっています。世界に先駆けて、イスラエルの民が実験と抹殺の対象とされる事態が進行していると言って良いでしょう。
イスラエルは旧約の民、メシア(キリスト)の民となるのですが、建国された現イスラエルは反キリストとも目されもするのです。新世界の民族隔離と差別による統治の実験としてイスラエルは建国され、そのイスラエルには、プロパガンダによって犠牲・抹消の対象となる人々が集められたのです。ハルマゲドン計画に基づいてのものです。
最終戦争の予定地
② イスラエル建国
③ 秘密の宇宙プログラムの進展
①第2次世界大戦勃発では、③秘密の宇宙プログラム進展を通じて超科学技術が地上世界の人間に伝授され、用いられ、それが銀河世界に直接影響をもたらすアンカーの役割を果たしていたようです。
そして②イスラエル建国、これなどまさにハルマゲドン(最終戦争)に直結しています。以前に紹介した『ヘブライの館2』の「世界最終戦争の地?『メギドの丘(ハル・メギド)』」記事には決定的な記述があります。
この記事では、「ハルマゲドン」は正確には「メギドの丘(ハル・メギド)」という地名を指していて、「ヨハネの黙示録」での「メギドの丘」にて、神と悪魔による終末的大決戦が行われる場面を幻視した様子を紹介しています。
そして現在は、この「メギドの丘」つまりハルマゲドンは、イスラエル共和国のエズレル平原にある小高い山と指定され、そこには「ここはハルマゲドン。クリスチャンの伝承によれば、ここで世界最後の戦争が行われると言われています」との看板が立てられていると記述しています。
New findings are rewriting Tel Megiddo's violent history: https://t.co/YwO9aSaady pic.twitter.com/RLAM73tKrc
— Discover Magazine (@DiscoverMag) December 1, 2015
つまり、第2次世界大戦後にほどなくパレスチナに建国されたイスラエル共和国こそが、最終戦争ハルマゲドンの中核爆心地になる予定地に指定されているということです。違う言い方をすれば、第3次世界大戦の最終戦争を勃発させるために、意図してパレスチナにハルマゲドンの地としてイスラエルが建国されたということです。古代イスラエルはアラビア半島のアシール地方にあったのであり、パレスチナにあったのではないのです。
それでは、実際に第3次世界大戦の最終戦争が勃発されたならば、イスラエル共和国の民衆はどうなるのか?
言うまでもありません。ほぼ全員が核の炎で焼き尽くされ、蒸発させられます。911テロでビル内におられ犠牲になった方々がどうなったかを思い出されれば良いでしょう。
第3次世界大戦は大規模全面核戦争です。核の炎は地上世界ほぼ全土を覆うはずですが、真っ先に核爆弾でイスラエルそのものが蒸発・消失させられる予定だったでしょう。
そして、これこそが本当のホロコーストです。本当のホロコーストとは、過去のものというよりは未来の予定計画だったのです。イスラエル在住のユダヤ人とされる方々を皮切りにした地上世界のほぼ全ての人間、そして動植物も対象にした「生贄儀式」が本当のホロコーストで、ハルマゲドンとセットだったのです。
イスラエル建国はハルマゲドン、そしてホロコーストを現実化させるためのものです。
左の棺にいるのはアフリカ系の少女、真ん中の棺がネイティブ・アメリカンの少女、右の棺がユダヤ教(キリスト教)の少女。
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例えば、冒頭の動画の2分5秒のところで石田和靖氏は「アラブ諸国の中で、一番最初にイスラエルと国交を樹立したのは、エジプトなんですよね」と説明しています。この「キャンプ・デービッド合意」に至る経緯については『ゼロからわかる中東問題4』を見ると、とても良く分かります。
そして、“トランプ大統領のころ、UAE、カタール、オマーン、サウジ、バーレーン、クウェート、この六カ国のGCC(ガルフ・コーポレーション・カウンセル/湾岸協力会議)…この6カ国がイスラエルと国交樹立をさせるというのを、トランプ大統領が推し進めていたんですよ(4分27秒)…トランプさんがやっていたのはイラン包囲網ですよね。イラン包囲網を作って、イランを弱体化させようというのが、トランプさんが考えていた戦略で、そのためにイスラエルといろんなアラブ諸国をどんどん手を組ませて、この結びつきを強くするということをやっていたんですよ(14分23秒)”と言っています。
二つ目の動画では、「旧約聖書が預言するエゼキエル戦争」についての説明です。この8分30秒のところをご覧ください。分かりやすい地図(8分50秒)が出てきます。
石田和靖氏は、“旧約聖書エゼキエル書第38章というのがあって…要は人類最後の戦争だという予言が書かれてるんですよね。予言の内容を適当に解釈すると、今のロシアにメシェクとトバルという地域があって、これらの地域を司っているゴグ、今でいうロシアが同盟国であるゴメル、マゴグ、ペテトガルマを引き連れて…どんどん南下してイスラエル攻めてくるんだけど、イスラエルがアラビア半島のジェバとかデダンと言った国々と連合を組んでそれを迎え撃つと。今度、南からは今のリビアとスーダンに当たるプテ、クシュという国々がロシア(ゴグ)の味方をして、イスラエルを攻めてくるという話になってるんですけど…予言に近い状況ができつつあるなということです。…トランプ大統領の仲介でUAE、バーレーンが イスラエルと国交を樹立させて今、サウジアラビアもイスラエルと握手をする寸前まできてる…サウジアラビアが主導すれば他のアラブ諸国もおそらく付いてくるんですよ。…予言にかなり近づいているなという感じがするんですよね”と言っています。
要するにトランプが大統領時代に行っていた中東政策は、ハルマゲドンの舞台を整えるためのもので、中東の平和とは真逆のものです。