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シリアによる毒ガス兵器使用の明確な証拠は何も出されていない ~イギリスもシリア攻撃に慎重な姿勢示す~

竹下雅敏氏からの情報です。
 イギリスが、シリア攻撃に慎重な姿勢を示しました。東グータ地区で起きた化学兵器攻撃がシリア政府によるものとする証拠が無い中で、シリアへの武力攻撃を実行すれば、これはブッシュ政権が大量破壊兵器を口実にイラクを侵略した時と同じことになってしまいます。
 “続きはこちらから”以降のmkoさんの一連のツイートをご覧ください。ロシアはOPCW(化学兵器禁止機関)による調査を目指す決議案を提出しましたが、欧米は調査そのものに反対しているようで、採決すら出来なかったようです。そのOPCWですが、シリアとロシアの要請に応え、現地に入ったとあります。
 イラク戦争を持ち出すまでもなく、これまでアメリカが主張したことが本当だったことは、ほとんどありません。今回の件もその経緯を見れば、シリア、ロシア側が本当のことを言っているのは明らかです。
 mkoさんは、ロシア軍のジャミング機能が強力であると指摘しています。私もそう思っていて、これまで何度か指摘しましたが、ドクター中松は東京都知事選の選挙公約で、防衛戦略としてミサイルが発射地点に戻るようにすると言っていました。この発言を聞いた時、すでにそのような技術は存在すると思いました。
 なので、万一開戦となった場合、イスラエル、フランス、そしてアメリカが発射したミサイルが、ロシアのジャミング機能によって発射地点に戻り、粉砕してしまうのではないかと想像しています。十分に考えられる事柄です。
 驚いたのは、この緊迫した状況下でロシアの議員団がダマスカスを訪問していること。これは、ダマスカスがロシアによって強力に守られているという自信の表れか、それとも裏でアメリカと通じているかのどちらかです。
 今回の件は、ディープステートを追い詰めているトランプ大統領と軍部の作戦としては非常に奇妙なもので、何か裏があると考えざるを得ません。このことに関して、藤原直哉氏が非常に優れた考察をしています。確かに、もし開戦となるとイスラエルが消滅する可能性があります。逆に言うと、イスラエル、フランスと言うよりは、ロスチャイルド家が第三次大戦(ハルマゲドン)の脅しをかけて、延命を図ろうとしていると思われるのですが、どう見ても米軍はロシアと最終戦争をする意思があるようには見えません。シリア空爆の意思すらないというのが私の見立てです。
 なので、万一開戦となると、一方的にロシア、シリア、イランにイスラエルがやられてしまうという展開になりそうです。果たしてイスラエルは開戦する勇気があるのでしょうか。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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英、シリア攻撃参加を拒否
転載元)
メイ英首相がトランプ米大統領に対し、シリアで行われた可能性がある化学攻撃のより多くの証拠を求めたと、タイムズ紙が伝えている。
スプートニク日本
同紙は、「メイ首相は昨日、トランプ大統領に対し、英国にはシリアへの軍事攻撃に同調する前に、アサド体制が実行した可能性がある化学攻撃のより多くの証拠が必要だ、と述べた」と報じている。

同紙は、「迅速な報復」に参加することに英首相が同意しなかったと確認している。

これより前、西側諸国は、東グータ地区ドゥーマで起きた化学兵器による攻撃をシリア政府によるものと決めつけた声明を表していた。これに対してロシアは、シリア軍は塩素爆弾を投下したとする情報を否定。ロシア外務省は、シリア軍が有毒物質を使用したとする情報の目的はテロリストを弁護し、外から行われうる武力攻撃を正当化するものとする声明を表した。

ロシア軍参謀本部は3月13日の時点ですでに、東グータ地区で武装戦闘員らによって、化学兵器使用を脚色した煽動が準備されている事実を公表しており、これが将来、シリア攻撃の口実に使われる可能性があると指摘していた。
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トランプ大統領はシリア攻撃を口にするが
引用元)
(前略)
アメリカはシリアの首都ダマスカスに対してか、あるいはシリア軍の基地に対してスマート爆弾で攻撃を加えると言っている。これに対し、ロシアは応分の報復を行い、アメリカのシリアに対する攻撃を放置することはない、と言っている。
(中略)
そもそものシリアによる毒ガス兵器使用について、何も明確な証拠が出されていないのだ。(中略)… アメリカはただ『シリアが毒ガス兵器を使った。』と繰り返し怒鳴っているだけであり、そのアメリカの主張を世界中で固定化しようとし、マスコミをフル動員している感じだ。
(中略)
アメリカの共和党議員だったロン・ポール氏は『毒ガス兵器の使用は作り話だ。』と否定している。
(中略)
北朝鮮問題でも、トランプは大口をたたいたが、結局、北朝鮮のトップと交渉することになった。もういい加減に嘘、ハッタリ、おおみえを言うのは止めるべきではないか。アメリカ人は騙せても、世界の人たちはその嘘を、既に見破っているのだから。
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配信元)
 
 
 
 
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東グータでの偽旗化学兵器攻撃で緊迫するシリア情勢 ~ディープステート側に利する偽旗化学兵器攻撃になぜか乗っているトランプ大統領~

竹下雅敏氏からの情報です。
 シリアの東グータで、ホワイト・ヘルメットによって実行された偽旗化学兵器攻撃で、シリア情勢が緊迫しています。ポール・クレイグ・ロバーツ氏も指摘しているように、ホワイト・ヘルメットが、ワシントンのプロパガンダ組織であり非常にいかがわしい集団だというのは、常識の部類に入ります。
 不思議なのは、ディープステート壊滅作戦を実行し、それが欧州そして日本にも波及してきている現状で、ディープステート側を明らかに利すると思われるこの偽旗化学兵器攻撃に、トランプ大統領が乗っていることです。トランプ政権は、シリアとその後ろ盾であるロシアを強く非難し、大規模なシリア攻撃も辞さない態度を示しています。
 この件で奇妙なのは、トランプ大統領を始め、マティス国防長官らトランプ政権の要人たちのほぼ全てが、シリア空爆をする意思を持っていないということです。このような騒ぎを演出する目的は何なのか。ほとんど情報が出てこないので、よほど隠密に背後で重要な計画が進行していると想像されます。
 本当の目的から目を逸らすために、このような騒ぎを作り出しているはずですが、ひとつ言えるのは、今回の偽旗化学兵器攻撃によるシリア空爆計画の背後に居るのは、フランスのロスチャイルド家だということです。
 私の考えでは、今回の件をきっかけに、フランスのロスチャイルド家の影響力が著しく低下するのではないかと思われます。現実問題として、それをどうするのかは、今のところ全く不明です。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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シリアの偽旗化学兵器攻撃とシリア戦争の陣太鼓
引用元)
(前略)
<シリアで再度行われた化学兵器攻撃はでっち上げ>
http://tapnewswire.com/2018/04/fake-news-in-return-for-food/
(概要)
4月10日付け
化学兵器攻撃の現場(シリア、東グータのドメ)では化学兵器を使った痕跡が見つかっていません。(中略)… さらに、ロシアの調査チームがドメの病院を訪れたところ、病院には化学攻撃の被害者は誰も搬送されていなかったことが分かりました。
(中略)

<シリアの情勢が緊迫しています。>
http://beforeitsnews.com/blogging-citizen-journalism/2018/04/latest-war-updates-from-hal-turner-2589369.html
(一部)
4月10日付け
(中略)
諜報機関の元同僚らは、アメリカ、イギリス、フランス政府は、中東派遣部隊を警戒態勢に入らせ、シリアに対する持続的な攻撃を早くて今夜から始めさせるだろうと言っています。
(中略)
シリア政府にシリア国内で活動を許可された唯一の国、ロシアは、アメリカ、イギリス、フランスに対し、同盟国シリアに対する攻撃は二度とさせないと通告しました。ロシアは、シリアに向けてミサイルが発射されたなら、敵国の戦闘機、軍艦さらには空軍基地をも破壊して報復すると通告しました。
(以下略)
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スクリパリから化学兵器攻撃: 次は一体どんな行動?
2018年4月9日
Paul Craig Roberts
(前略)
またしても、シリアが一般市民に対する化学兵器攻撃で非難されているのだ。ロシア・メディアによってさえ、婉曲的に“反政府派”と呼ばれるワシントン傭兵に対し、シリア軍が優勢に戦っている中、一般市民に対する化学兵器攻撃という非難は意味をなさない。“ホワイト・ヘルメット”が、やらせ事件に関する偽ニュースの助長を任務とするワシントンのプロパガンダ組織だということは良く知られている。
(以下略)
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理屈に合わないシリアの化学兵器話が宣伝される中、疑問を投げかけたFOXニュースのキャスター
引用元)
 ドナルド・トランプ米大統領がシリアから軍隊を撤退させると表明した直後、そのシリアで化学兵器が使用されたという話が流された。(中略)… シリア政府による化学兵器使用の話はその撤退計画を御破算にした。奇妙な話だが、そもそも東グータをほぼ制圧した政府軍が化学兵器を使う理由がない。
(中略)
西側の有力メディアは奇妙な化学兵器話を受け入れている。ところがFOXニュースの​タッカー・カールソンは番組の中で化学兵器話の奇妙さを指摘した。
(中略)  
支配層の内部でも現在の流れに危機感を抱いている人がいるのかもしれない。
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配信元)

シリアの東グータでの化学兵器攻撃は、予想通り”偽旗作戦”であることはほぼ明らか

竹下雅敏氏からの情報です。
 しばらく前から予想されていたシリアの東グータでの偽旗化学兵器攻撃が、ついに実行されてしまったようです。プーチン大統領は何度も警告していたのですが、実行せざるをえないところまで、連中は追い詰められたのかも知れません。連中の思惑は、この偽旗攻撃をシリア軍とロシア軍のせいにして、 NATO空爆に持ち込むことですが、かなりの無理筋です。この工作に対し、ロシア外務省は強く反発しています。
 この偽旗化学兵器攻撃と連動した作戦だと思いますが、シリアの空軍基地がミサイル攻撃を受けたとのことです。当初は米軍の攻撃かと思われましたが、米軍はこれを否定。どうやらイスラエル軍の仕業のようです。
 実行を諦めたのではないかと思われた偽旗化学兵器攻撃を、東グータが完全に解放される直前というこのギリギリのタイミングで実行した背景には、トランプ大統領のシリア撤退発言があるかも知れません。トランプ大統領のシリア撤退の思惑は本気のようですが、撤退されると困ると考えている者たちがトランプ政権の内外にたくさん居ます。またトランプ大統領自身も、こうした軍事的緊張関係をうまく利用している節があります。
 今回の事件の流れは、“続きはこちらから”のmkoさんの一連のツイートをご覧になると、よくわかります。東グータの完全開放寸前だったシリア軍が、化学兵器を使う理由がありません。偽旗であることがほぼ明らかなのに、何の証拠も示さず、シリア軍の仕業であると断定し、米国務省も“シリアとロシアを非難”しています。この事件のCIAと米国務省の関与を強く窺わせます。
 問題なのは、トランプ大統領がこれに同調する発言をしていること。大統領はこれが偽旗であることを知っているはずです。今後の推移を見守れば、トランプ大統領と米軍の意図がわかるようになると思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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トランプ氏「代償を払うべき」シリアの化学兵器批判(18/04/09)
配信元)
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ロシア外務省「化学兵器使用疑惑はテロリストを擁護し、外国によるシリアへの攻撃を正当化することが目的…捏造されたウソを口実とするシリアへの軍事介入はロシアが駐留するなかで決して許されない」(2018年4月8日)
引用元)
ロシア外務省は、ダマスカス郊外県東グータ地方ドゥーマー市でシリア軍(およびロシア軍)が塩素ガスを使用したとの主張や報道に関して、「捏造で外国の武力行使を正当化しようとするもの」と批判、「このような挑発は、テロリストを擁護し、外国によるシリアへの攻撃を正当化することが目的だと警鐘を鳴らしてきた」としたうえで、「こうした捏造されたウソを口実とする外国の介入は、合法的な政府の要請に基づいてロシア軍がシリアに駐留するなかで、決して受け入れられない」と発表した。
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シリア基地ミサイル攻撃の上空にイスラエル偵察機 マスコミ報道
転載元)
アラブ語の衛星TV「アル・マヤディン」が消息筋情報として報じたところによれば、シリア、ホムス州東部のT-4空軍基地がミサイル攻撃を受けた際、上空にイスラエル軍の偵察機が確認されていた。
スプートニク日本
これより前、シリア・アラブ通信は消息筋からの情報として、基地への攻撃が米軍の仕業である可能性も否めないと報じていた。

同通信が軍部の消息筋からの情報として報じたところによれば、ミサイル攻撃によって複数の死者が出ている。

シリア・アラブ通信の報道後、スプートニクが米大統領府に近い消息筋からの情報として、米政権は現段階ではシリアに対する軍事作戦は遂行していないと報じていた
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シリア政府軍の基地がミサイル攻撃を受けたと報道されているが、米軍は関与を否定
引用元)
 シリアのホムスにあるT4空軍基地が4月9日にミサイル攻撃を受けたと現地で報道されているようだ。アメリカ軍が実行した可能性を指摘する情報もあるが、アメリカ側は全面的に否定している。イスラエルやサウジアラビアが関係している可能性もある。シリア軍はミサイル数機を撃墜したとしているが、どの程度のミサイルが基地に到達したかは不明。被害状況も明確でない。
(中略)
 トランプ大統領だが、アメリカ軍をシリアから撤退させると発言、石油支配を目論む勢力から公然と批判され、アメリカ軍、特に特殊部隊の動きを見ると大統領の発言と逆方向だ。そうした中、白々しく化学兵器話がまたまた持ち出された。そうした中でのT4空軍基地への攻撃。何者かがアメリカ軍が撤退しにくいような環境を作っているようにも見える。

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またしても「存在しない」はずの陸自日報が見つかり 防衛相が陳謝

 防衛省が「存在しない」と国会答弁していたイラク派遣の陸上自衛隊の日報が、またしても見つかりました。小野寺防衛相が陳謝しました。昨年、稲田防衛相が辞任することになった南スーダンPKOの日報隠蔽をなぞるような経過です。この問題をずっと追っている布施氏によると、政府の言う「非戦闘地域」がウソだとバレるような文書は意図的に「個人メモ」扱いとし、あえてこれまでは情報公開の対象とならないようにしてきた可能性があるそうです。文書の保管調査についても、もっとも有りそうな部署を探さないなど「ずさんというより隠蔽」が疑われても仕方がない対応だと指摘されています。防衛省にここまでさせるのは、実際に派遣地域で激しい戦闘が起きていたからと推測され、事実、布施氏の著書「日報隠蔽」には、自衛隊の南スーダンPKO宿営地ジュバでは大規模な武力衝突があり、緊迫した状況だったルポが記されています。
 財務省同様、これまで安倍政権の都合に無理やり合わせてきた官僚の姿をここでも見るわけですが、するとなぜ、10年以上も開示されてこなかった日報が、今このタイミングで発覚したのでしょう。文書を見つけたのが1月12日、小野寺防衛相に上がってきたのが3月31日、こうした発覚が同時多発的に表沙汰になるような流れができているのかもしれません。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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防衛相、イラク日報巡り陳謝「適切に対応できなかった」
引用元)
 防衛省は2日、過去の国会答弁で存在しないとしてきたイラク派遣の際の陸上自衛隊が作成した活動報告(日報)が見つかったと発表した。2004~06年の延べ376日分、約1万4千ページに上る。小野寺五典防衛相は「適切に対応できず申し訳なかった」と陳謝し、今月半ばまでに資料要求した国会議員に開示する方針を示した。

(中略) 昨年も南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報データを「廃棄した」とした後、陸自内に保管されていたことが発覚。当時の稲田朋美防衛相が辞任し、黒江哲郎事務次官、岡部俊哉陸上幕僚長が懲戒処分を受け、その後引責辞任した。
(中略)

 防衛省によると、まず陸自研究本部(現・教育訓練研究本部)が見つけて今年1月12日に陸上幕僚監部総務課に報告。陸幕衛生部は1月26日に発見し、同31日に陸幕総務課に報告した。陸幕は2月27日に統幕に伝え、小野寺氏には3月31日になって報告が上がった。小野寺氏は2日、安倍晋三首相に報告したという。
(以下略)

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南スーダンは「戦場」だったのか? 日報隠蔽問題を通して見える既視感
引用元)
(前略)
国民のほとんどは大枠としての「日報隠蔽問題」を知っていたとしても、実際に南スーダンの現場で何が起こり、自衛隊がそこで何を見ていたのか知らないのではないか。
(中略)
布施氏が開示請求をしていた2016年7月の自衛隊の日報。それは、ジュバで大規模な武力衝突があった期間だ。当初は「文書不存在」とされていたが、防衛省・自衛隊幹部が「隠蔽」していた事実が発覚。稲田氏は最後まで「公表したのだから隠蔽ではない」というロジックの見解を示していたが、防衛大臣を辞することになった。

さて、ここまでは日本の話である。では、実際に南スーダンでは何が起きていたのだろうか。

自衛隊宿営地の隣接地に建設されている9階建ての大型施設、通称「トルコビル」。ジュバの国際空港を一望できるこの場所は、一時マシャール派の戦闘員によって占拠され、政府軍との激しい銃撃戦が起きていた。
(中略)

この建物がマシャール派に占拠され、銃撃戦が起きていたことは事実だ。そんな場所からわずか100メートルの場所に宿営地がある。これで「戦闘はなかった」と本当にいえるのだろうか?
(以下略)


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シリアの東グータが、ついにテロリストから解放された! ~シリア政府軍とロシアは、侵略組織NATOと戦い、ほぼ勝利~

竹下雅敏氏からの情報です。
 シリアの東グータが、テロリストから解放されたようです。マクマスター国家安全保障補佐官が解任されたことから、東グータの解放は近いと思っていました。シリア情勢はこれまで非常に緊迫しており、識者の中には、第三次大戦が始まるのではないかとする声が多かったのですが、プーチン大統領が年次教書演説でロシアの最新兵器を紹介したあたりから、マティス米国房長官らの開戦の意思が急激に低下するのを観察していたので、米露の戦いは起こらないと思っていました。
 シリアでの敗北が受け入れられないイギリスとその背後にいるロスチャイルド家は、自作自演と思われるセルゲイ・スクリバルに対する毒殺未遂事件をロシアのせいにして、ロシアに対する嫌がらせを続けています。
 プーチン大統領は、“ロシアとその同盟国に対する核兵器使用には直ちに報復する”と言っています。これは単に、巡航ミサイルを発射した戦艦や空母を攻撃すると言っているのではない気がします。命令の出所であるロスチャイルド家の本拠地に核を打ち込むと言っているような気がするのです。彼らが開戦する勇気など持たないのは明らかだと思います。
(竹下雅敏)
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配信元)
 
 
 
 
 
 
 

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