孫との自由な時間
新型コロナウイルスの影響で休校になった孫を預かっています。
「宿題出た?」と聞くと「うん!2キロも出た!」・・・?
何と重さで答えてくれました。
「
先生から休校の説明があった?」と聞いたら「うん。学校に来てはいけません。運動場で遊んではいけません、
友達と遊んでもいけません。家で勉強してください、と言われてちっとも嬉しくなかった」とのこと。
先生も余裕がなかったのだろうけど、これじゃあ子ども達は何をしたらいいのか?それを聞いたらやる気も出ません。でも、学童保育の子どもだけは運動場や体育館で遊んでいいらしい。
学童保育所が嫌いなうちの孫は、ばあばの所に行きたいという事で私が迎えに行く事になりました。
私も孫を久しぶりに預かるので自分の時間の設定を変えました。自由に過ごす!
孫の顔が輝くことだけをする!・・・
なんだか楽しくなりました。
まず
迎えに行ったら消毒の匂いがしてきました。息が苦しいなあ~。
狭い部屋に大勢の子ども達がいます。日ごろ学童を利用していない子ども達も来ているようです。
これって安全なのでしょうか?孫はそこで宿題をして待っていました。
学童保育所を後にして「何をする?」と聞いたら「お腹すいた!パンを食べたい」。「じゃあ、
パン屋さんに行こうか。好きなパン屋さんに案内してくれる?」「いいよ!そこのアンパンはおいしいよ」と案内してくれる事になりました。
連れ立って歩き始めました。
歩きながら孫は楽しそうに話します。次から次におしゃべりマシーンのようです。前を見ないで話すものだから「ねえ、いつになったらパン屋さんに着くの?」と聞いてしまいました。「あれ~!違う方向に来ていた。こっちこっち!」と戻ります。又おしゃべりに夢中…なんと3回も道を間違えてしまいました。
「ねえ、ピンポーンの家って知ってる?知らないの?有名だよ」とか、猫のいる家とか…
子ども目線の地図があるようです。本道を行けばすぐなのに何故か人家の裏庭を通ります。
パン屋さんに着いて今来た道の地図を二人で書くことにしました。「なあんだこの道を通れば近かったのか!」と気が付いてくれるかな?と期待したら「知ってるよ、この道」とあっさり切られてしまいました。その道は心に響かなかったようです。自分の時計があるように自分の道があってもいい。
自分の世界があって楽しいなあと思いました。
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今回のインタビュー動画も期待を裏切らない出来栄え。通常なら、ユーモア記事の扱いなのですが、教授の自宅待機の様子が、近く他人事ではなくなる人もたくさん出て来ると思われます。
自宅に閉じ込められている子供が、家の中で元気を持て余すのは当たり前なので、動画の子供たちの様子は微笑ましく、ここぞとばかりにパパに抱き着く娘さんがカワイイです。
そのうえで、こうした子供たちの態度を見る限り、私には「子育ての失敗」の典型的な例に見えます。子供たちは、この場面ではここまでやっても怒られないという限界を、よく理解した上で甘えています。こうした場面では、両親は2人の子供達に普段より余分に気を使わざるを得ません。2人とも親の気をひく行為ばかり行っています。
娘さんはパパが大好きなのでしょうね。パパの気が自分ではなく、ママやインタビューの方に向くと、かまってもらおうといろんなことをやっています。このように子供達というのは、両親の気を奪う怪獣のような存在で、仕事の片手間に相手をすれば良いという存在ではありません。
せっかく、天から与えられた「自宅待機」という期間ですから、仕事は後回しにして子供を優先してはどうでしょうか。動画を見て思うのは、普段から子供を優先している親なら、たとえインタビューの間といえども、片時も子供から気を逸らすことはないはずです。しかし、そうではないので、子供たちは両親から気を奪う行動ばかりとるのです。
娘さんはパパを「恋人」だと思っていて、息子さんはママを「自分のもの」だと思っているものです。両親が知らないだけなのです。なので、恋人のように子供たちを抱きしめてあげてください。いい子に育ちますよ。