注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
イタリアで新たに行われた研究により、新型コロナウイルスが妊婦の胎盤を通じて胎児に感染する可能性があることが分かった。
ミラノ大学のクラウディオ・フェニツィア氏らがまとめた報告によると、国内の感染拡大がピークに達していた時期に新型コロナに感染した妊娠後期の女性31人を調べたところ、生まれた赤ちゃんのうち2人がウイルスへの陽性反応を示したという。
研究チームは、母親と生まれたばかりの赤ちゃん、胎盤、へその緒(お)、母親の膣液、母乳を徹底的に検査。「31例中2例で、垂直感染が起きたことを如実に示す結果が出た」(フェニツィア氏)
研究チームが記した検査の概要によれば、ウイルスは胎盤と臍帯血(さいたいけつ)、妊婦の膣内や母乳から検出されたという。
(以下略)
イタリアで新たに行われた研究により、#SARSCOoV2 が妊婦の胎盤を通じて
— yumi ゆみ (@ygjumi) July 10, 2020
胎児に感染する可能性があることが分かった。https://t.co/1Zgo8Yn9o6
#SARSCoV2 は胎盤と臍帯血(さいたいけつ)、妊婦の膣内や母乳から検出された。
— yumi ゆみ (@ygjumi) July 10, 2020
検査対象となった胎盤には、感染の兆候とされる炎症が見られた。当該の赤ちゃんのうち1人の臍帯血からは、やはり最近ウイルスに感染したことを示す抗体が確認された。https://t.co/1Zgo8Yn9o6
23歳の母親から新生児へ胎盤を介して #COVID19 垂直感染
— yumi ゆみ (@ygjumi) July 14, 2020
フランス
SARS-CoV-2により以下の症例
(1)母体ウイルス血症
(2)胎盤感染&胎盤炎症
(3)胎盤感染後の新生児ウイルス血症 https://t.co/3fvfDz5iJZ
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“続きはこちらから”のツイートにある和歌山県の例では、新型コロナウイルスに4月に感染した母親の母乳から、PCR検査で陽性の結果が出たため、“県は母親が感染した場合、念のため子どもに母乳を与えるのを控えるよう、県内の病院などに通知することにした” とのことです。
しかし、母乳を介して子どもが感染するかどうかは分かっておらず、世界保健機関(WHO)は、“母乳は乳児にとって健康や成長の面でメリットが大きいとして、母親が感染した場合でも継続して母乳を与えるよう勧めている”と言うことですが、何とも悩ましいところではあります。
もしも、母乳が与えられないとなると粉ミルクですが、オーガニックを選んでください。“赤ちゃんのアレルギー症状と粉ミルクは切っても切れない関係”だからです。アレルギー対応の粉ミルクもあるのですが、何処とは言わないですが○○が作っている粉ミルクなど、“怖くて赤ちゃんに与えられない”と言うのが素直な感想です。
高齢者、基礎疾患のある人、そして妊婦さんは「特別な保護が必要」だと思います。