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身体的虐待(暴力)、性的虐待、そして、精神的な虐待や育児放棄(ネグレクト)を経験した子どもたちは、その後の人生で自殺を試みる可能性が少なくとも 2倍から 3倍高くなっていた!
In Deepさんは過去に、「虐待を受けた子どもの細胞は、DNA レベルで変化する」という記事を紹介しており、幼少の頃の体験が、その人の一生を支配する可能性が高いことがわかります。
“続きはこちらから”では、逆に、“赤ちゃんは、親と接触している時間が長ければ長いほど「生物学的に優秀な DNA に変化していく”ということで、「親にたくさん抱っこされた赤ちゃんは、DNA が生物学的に優位になっている」という、以前の記事の内容を指摘しています。
これらの事実から、本来なら、どのような社会が望ましいかは明らかではないでしょうか。子供を安心して育てられる社会、しかも、幼い子供の傍に母親が寄り添える生活が、子供の成長という意味でも、社会的な経済的負担の軽減の上でも、重要なことではないでしょうか。
あまりにも幼い子どもを保育園に預けて母親が働きに出るというのは、今の格差社会で生きていくためには、避けられない人もいると思います。しかし、本来はこのような社会であってはならないのではないでしょうか。
あまりにも幼い子どもを保育園に預けるという行為は、大人はそれを自覚しなくても、ひょっとしたら幼い子供の立場では、“精神的な虐待や育児放棄(ネグレクト)”なのではないでしょうか。下手をすると、その子は、癒すことができない深い心の傷を負う可能性があります。こう考えると、ガラスのハートと言われる、非常にメンタルの弱い若者が増えている理由がわかる気がします。
格差が広がり、貧困家庭が増えると虐待もまた増えます。傷ついた子供たちが大人になると、自殺も含め、様々な問題を引き起こします。こうした負の連鎖を断ち切るためにも、正しく子供を育てることが大切であり、育てられる社会を作ることが大切なのです。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
今回ご紹介させていただこうと思うのは、英国マンチェスター大学などによる研究で、その内容は、
「子どもの頃に虐待を受けていた人たちは、大人になってからの自殺企図のリスクが非常に高くなる」
ということがはっきりとわかったというものです。
(中略)
まあ、このような論文をご紹介しようと思ったのも、たとえば、日本の児童虐待に関してのグラフなどを見ると、かなりすさまじいことになっているというようなことなどもあります。
下のグラフは、1990年以降の児童虐待の相談件数の推移です。
・todo-ran.com
(中略)
Child abuse linked to risk of suicide in later life
manchester.ac.uk 2019/01/09
児童虐待は後の人生の自殺リスクと関連する
(中略)
調査は、英国のマンチェスター大学とサウスウェールズ大学の心理学者たちによって行われた。
この報告によると、身体的虐待(暴力)、性的虐待、そして、精神的な虐待や育児放棄(ネグレクト)を経験した子どもたちは、その後の人生で自殺を試みる可能性が少なくとも 2倍から 3倍高くなっていたことがわかった。(中略)… また、医学専門誌「サイコロジカル・メディスン(Psychological Medicine / 心理医学)」で発表された研究では、複数の虐待を経験した子どもたちは、自殺を試みる率が通常よりも 5倍も高いことがわかった。
(中略)
マンチェスター大学のマリア・パナギオティ博士(Dr Maria Panagioti)は、以下のように述べる。
「この研究は、子どもの頃に虐待や育児放棄を受けた人々は、成人になってから自殺企図のリスクに苛まれる可能性が高まるということについての確固たる証拠を示しています」
(中略)
「ほぼ 3人に 1人の成人が子ども時代に虐待を受けていました」
(中略)
さらに、博士はこのように続けた。
「そして、これは医療にも重要な意味を持つことでもあります。たとえば、アメリカでは、児童虐待に関わる経済的負担が約 1,240億ドル(13兆円)と推定されることが他の研究で示されているのです」
(中略)
研究者たちは(中略)… この研究が、そのような人たちを助けるためのアプローチを考えていくきっかけになればいいと語る。
(中略)
昨年、アメリカで発表された研究で「虐待を受けた子どもの細胞は、DNA レベルで変化する」ことが判明したことが発表されたことがありました。
こちらの記事でご紹介しています。
(中略)
しかも、この研究の被験者の方々は、みなさん成人でした。ということは、
「子どもの頃の遺伝子の変化が、おそらく一生そのまま残る」
という可能性が高いのです。
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独逸の伯林で見た、聞いた、感じた社会問題、教育問題 ~第27楽章 ドイツにおける健康対策と薬局
本年度もよろしくお願いいたします。
今年も、ドイツのベルリンから、見た、聞いた、感じた
を毎日の生活の目線から書いてまいります。
第27楽章は、ドイツにおける健康対策と薬局です。
一番寒い1月のベルリン
欧州のドイツ、ベルリンの1月、一番寒い時期で、
気温は、―3度くらいから5度くらいで推移しておりますが、
家の中は、温水暖房がめぐっていますので、とても暖かいです。
外出時は、帽子、マフラー、手袋をしていれば、問題ないです。
冬場のドイツは、太陽の日照時間が少なくなります。
日照時間が少なくなるので、電気屋さんには、うつ病対策のための
光線療法の機械などが売っています。
http://www.newsdigest.de/newsde/column/doctor/4764-sonnenscheindauer/
薬局やドラッグストアでは、うつ病対策のためになのか、
セント・ジョーンズ・ワートのハーブティーも売られています。
足の悪い人が多い?!
ドイツ・ベルリンで、よく目を凝らして見ると
足の悪い方が多い、骨折なのか関節痛なのか・・
悪い方が多いような気がするのは、気のせいでしょうか・・
放射線の被曝は、足に影響することがあるそうです。
下のツイートは、311のトモダチ作戦に参加した米空母乗組員の方で、他にも足に障害が出た兵がいたそうです。
セオドア・ホルコムさんの滑膜肉腫は「特に下肢に好発する悪性軟部腫瘍である。」Wikipedia
— cmk2wl (@cmk2wl) 2018年12月12日
「転移は、主に肺に影響を及ぼす」SA Journal of Radiologyhttps://t.co/FSPkXt1xAH
被曝は足に影響するんだろうね。 pic.twitter.com/6uKMDf4p1O
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[良い兆し] Stop Henoko!~ホワイトハウスへの請願署名は、今や20万筆を超えて世界に広がる!~ホワイトハウスから回答があるまで署名活動は続けられることになりました!!
やはりトランプ大統領は私たちの味方のようです。
署名はすでに10万筆を大きく突破して、今や20万筆を超えています。
安倍総理の「辺野古のサンゴは移している」などの大ウソや辺野古破壊の蛮行が、ようやく世界の良識ある人々の知るところとなってきているのです。天文学者でもあるクイーンのブライアン・メイさんも賛同の意思表明をして、署名を呼び掛けています。
今や世界に拡散されているStop Henoko!これはスゴイことになるのではないでしょうか!!辺野古にとどまらず。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
Everyone, I have received notification that the petition will remain OPEN until the White House provides a response! Let's get as many signatures as possible in order to protect Henoko!https://t.co/x4B8Jt7Tpz pic.twitter.com/mdy8EkObY5
— Rob Kajiwara ❄️🌨️☃️🎄🎅🏽 (@robkajiwara) 2019年1月7日
ホワイトハウスは、請願書に対して何かしらの返答をするまで署名をオープンのままにすることをロブさんに知らせたそうです!
— nony (@nony) 2019年1月7日
ホワイトハウスから回答があるまで署名活動は続けられます!
出来る限りの署名を世界中から集めましょう!
18万超えて世界へ!https://t.co/lT4gOtInOH
ジュンク堂書店難波店ですごいフェア「店長本気の一押し STOP!ヘイトスピーチ、ヘイト本」
ジュンク堂書店難波店が「店長本気の一押し STOP!ヘイトスピーチ、ヘイト本」というフェアをやっているというものです。今時の書店では判で押したように、頭ツルツルのあべ友本が所狭しと積まれていることが多いですが、それを思うと異例の風景です。
ネット上では好意的なツイートが多く、書店の物量作戦のヘイト本にウンザリしている消費者も多いのでしょう。
この福嶋店長さんは知る人ぞ知る伝説の店長らしく、2014年のブログを拝見すると「嫌中憎韓」という造語とともに盛んに出回り始めたヘイト本を、日常の仕事として「書店の目立つ場所に展示する」ことへの違和感に理解を示されています。
今回のフェアで平積みにされている一つは「NO!ヘイト」という本で、書店員や出版社、業界内部からヘイト本の製造責任を問うている書物です。書棚がヘイト本に埋め尽くされること自体が、訪れた市民に嫌中僧韓を煽るものだと抵抗を感じる書店員に対し、表現の自由だ、売れ行きが良いのだから構わない、という反論もあります。
このような中で福嶋店長は、自らはヘイトもヘイト本も大嫌いだとしながらも、そのような批判すべき本を書棚から外すということはしない、と断言されていました。ヘイト本が溢れる現状を隠したところで、その事実が無くなるわけではなく、むしろそうした批判すべき本を読んでみる必要があるとさえ語られました。それだからこそ、この度のフェアにも、ヘイト本とされるものが一緒に並んでいるのでしょう。
2014年のブログから現在に至るまで、今も変わらず書店は言論操作の手段にされっぱなしです。
福嶋店長の「ヘイト本を並べる書店員もヘイトの当事者であり、時に加害者でもある」という当時の言葉そのままに、今回のフェアに繋がったのだろうと想像しました。
本を商売の道具としない書店があるのは、とても幸せなことです。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
ジュンク堂書店難波店で、すごいフェアが始まっています!「店長本気の一押し
— ころから (@korocolor) 2014年12月26日
STOP!ヘイトスピーチ、ヘイト本」 pic.twitter.com/Z9uoa98Liz
ジュンク堂にこの人ありと言われた難波店の福嶋聡店長が『NOヘイト!』を激賞してくださっている。どんな著名人の書評よりうれしい。5年くらい前にイベントさせてもらったけど覚えてらっしゃるかな。
— 鰯(永遠のスイミー) (@sardinian1979) 2014年12月25日
福嶋聡コラム 本屋とコンピュータ 第147回 http://t.co/Aqgrc9ezim
百田のコピペ本騒動をしっておきながら、こんなツイートをしてしまう紀伊國屋書店 新宿本店やばいな。上からの指示なのか知らないけど、本屋が無断転載、無断引用の疑いが非常に高いコピペ本を作った主犯を招き、そのサインを有難がる。世の中舐めてますね普通に。#日本国記 #紀伊国屋 https://t.co/vEvJU9jEbG
— マゴン (@magon94503826) 2019年1月1日
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日本から目と鼻の先に、ヨーロッパ風の建物が立ち並ぶ、美しい港町があるとは。
おいしそうなロシア料理、スタイル抜群の若いロシア女性たち、そしてダーチャ。
ダーチャは、ソ連時代に国から与えられた土地だそうです。
共産主義さえなければ、ソ連も国民にいいことをしてたんですね。