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入国管理局 外国人収容所の収容者がハンストで抗議:非人道的、劣悪な環境で長期拘留

 不勉強なため、日本で、こんなことが行われているとは知りませんでした。
きっかけは、茨城県牛久市にある東日本入国管理センターに収容されている外国人の、100人以上がハンガーストライキを行なっているというニュースでした。難民申請も仮放免申請も認められないまま絶望したインド人男性が自殺してしまったことから、劣悪な環境で先の見えない長期拘留に抗議してハンストが広がったようです。
 日本の入国管理局は、これまでずっと外国人収容者に対して非人道的な扱いをしており、国連の拷問禁止委員会や人権理事会から何度も改善勧告を受けていたそうです。にもかかわらず日本政府は無視しています。
 難民支援に当たる弁護士によると、刑務所のように鉄格子のある小さな部屋に5〜6人雑居させられ、自由を奪われ、健康状態が悪化しても医療施設はなく、本当に重篤になったら仮放免して自費で治療しろ、という実態だそうです。日本政府の方針は、在留資格が無いなど退去を強制できる事実さえあれば、個別の事情にかかわらず、たとえ子供であっても収容できるという立場です。ひどすぎる。しかも「BUZZAP!」によると、所内で亡くなった人への医療ネグレクトの事実を隠すために、虚偽の発症日を文書に記載した疑いまであるとのこと、「国家そのものの外国人に対する姿勢」がここにあります。
 これが美しい日本の姿なのでしょうか。最近は、とりわけ恥ずかしい日本の姿を世界に晒し続けていますが、さらにこんなに冷酷な面が世界に流れて、本当に情けない。せめて他の先進国並みに、可能な限り収容者の権利を認め、保釈は迅速に、収容中も社会へ役立つスキルを学べるなど、真っ当な処遇をするように変えていかなければ、いずれは日本人自身にも降りかかる問題となるはずです。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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入管収容者が集団ハンスト 東日本センター 長期の拘束抗議
引用元)
退去強制令が出された外国人らを拘束する東日本入国管理センター(茨城県牛久市)で、収容者が長期拘束などに抗議するハンガーストライキを十五日から実施していることが関係者への取材で分かった。センターでは十三日、長期拘束を悲観したとみられる難民申請中の三十代インド人男性が自殺したばかりだった。
(中略)
<入国管理局と収容> 在留資格がなく、退去強制令書が出された外国人は東京、大阪などの地方入国管理局や東日本入国管理センター(茨城県牛久市)、大村入国管理センター(長崎県大村市)など全国17カ所(一部閉鎖中)の収容施設に拘束される。難民申請者も多い。収容期間に法的制限はなく、長期化傾向にある。法務省は「在留資格がないまま日本で活動するのを防ぐ意味がある」と正当化するが、難民支援の弁護士らは「拘束は退去に当たり飛行機を待つわずかな期間だけ認めるのが法の趣旨だ」として法務省を批判している。
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世界に愛される日本?入国管理局が病気の収容者に非人道的扱いの上、隠蔽のため公文書も改ざん
引用元)

(前略)

外国人を人間扱いしない入国管理局

入国管理局といえば、以前から全国的に外国人の収容者に対する非人道的な扱いが恒常的に行われていることで知られており、国連の拷問禁止委員会や人権理事会からも幾度も改善するよう勧告を受けていながら全て無視してきました

特に2013年から2014年にかけては、収容されていた当時43歳のカメルーン人男性が「死にそうだ」と身体の痛みを7時間以上訴えたにも関わらず放置されて亡くなる事件を筆頭に、ミャンマーから避難してきたロヒンギャ難民らを含む計4人もの収容者が死亡しています。
(中略)

このように、入国管理局では外国人は明らかに人権侵害の劣悪な環境に置かれ、拘束理由の満足な説明もないままに長期間収容生活を余儀なくされています

病人を放置した上に公文書まで改ざん

そんな日本の暗部と言わざるを得ない人権蹂躙の入国管理局ですが、拷問にも近い医療ネグレクトが行われ、さらにはその証拠を隠滅するために公文書までもを改ざんしていたことが明らかになっています。

共同通信の取材によると、東京入国管理局で2017年に28歳のトルコ人男性収容者が虫垂炎の手術後、患部の痛みを訴えたものの、職員は約1カ月間に渡って診療を受けさせず放置。

それに留まらず、長期間医師の診療を受けさせなかった事実を隠すために診療に関する手続き文書に虚偽の発症日を記載した疑いまでが発覚しています

(以下略)


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伊藤詩織さんの勇気ある告発によって、日本人の意識にも変化 ~様々なハラスメントで心身を病む状態になる環境に身を置く意味は本当にある?~

竹下雅敏氏からの情報です。
 詩織さんの勇気ある告発によって、日本人の意識も変化をし始めたのが、ここ一連のセクハラ問題でよくわかります。その詩織さんですが、“「他にも自分の居場所はある」、「助けてくれる人がいる」ことを知るだけでも、心の支えにはなる”と、適確なアドバイスをしています。
 セクハラ、パワハラだけではなく、これ以外にも様々なハラスメント(嫌がらせ)があります。果たして心身を病む状態になるまでそうした環境に身を置く意味が、どれくらいあるのか。
 下の記事は、セクハラの実体験を記したもので非常にリアリティがあり、女性の置かれている現状を知る上で重要な記事になっています。“この世界で生き延びなきゃいけない、と信じ込んでいた”ために、“思い出すだけで吐き気がするようなひどい集団セクハラ”を我慢し、我が身を守るためには、そうしたセクハラに自らも関わらなければならなかった現実が描かれています。
 本当に好きでその世界にいるのならまだしも、ヘドロのような世界で、“生き延びなきゃいけない”必要が本当にあるのか。そうしたことを自分に強いることで、実は自分が自分自身をいじめているのではないか。この事実に気付いたのが、以前紹介した9歳の男の子です。自分自身に対するいじめをなくさなければ、この世界からいじめはなくならないことを、この少年は悟ったのだろうと思います。
 親が我が子に対して“何をぐずぐずしているの! さっさとしなさい”と言う言葉は、パワハラではないでしょうか。ひどいのになると、“産まなければ良かった”とか、“あんたは橋の下から拾ってきた”などの暴言を吐く親もいます。もはや虐待のレベルだと思います。
 だとすると、子供たちはこの過酷な環境をこれまで生き延びてきたのではないでしょうか。私たちは今、セクハラ問題で私たちが普段何気なく行っている言動に対して振り返らざるを得ないところに追い込まれているのだと思います。
 私が、子供を大切に育てること以上の世界に対する貢献は無いと言っているのは、このような理由からです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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伊藤詩織さん NYで語った#MeTooと日本の女性活躍
引用元)
(前略)
詩織さん単独インタビュー「なんでも話せる社会に」
(中略)
詩織 日本では、声を上げると社会で生きていけなくなるという話をよく聞きます。私の場合は、これでもう、日本ではジャーナリストとして働けないと言われました。でも、ニューヨークに来て学んだこと、語学ができたことによって、「私には他の世界がある」と思うことができました。日本以外で生きていけるコミュニティがあることは大きなことでした。でも、本当は、誰もが『ここでできない(働けない)なら……』などと思わないで済む社会になってほしいです。「こんなことがあったから、じゃ、移住しよう」なんて、なかなかできないことですから。ただ、「他にも自分の居場所はある」、「助けてくれる人がいる」ことを知るだけでも、心の支えにはなると思います。そのことを若い人に知ってもらいたいです。
(以下略)
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特ダネのためにすり減った私。記者たちの #MeToo
傷ついても取材に通い続けたことが、セクハラを再生産してきたのかもしれない。
引用元)
(前略)
「ただ、それまでの自分とはまったく違うキャラに変わらなきゃと真剣に考えたのは、記者クラブの飲み会に出たことがきっかけです」
(中略)
飲み会でAさんは、思い出すだけで吐き気がするような酷い集団セクハラを、先輩や同僚から受けた。女性記者だけでなく若手の男性記者もいじられ、笑いながら耐えていた。このレベルのセクハラを笑って乗り切れないと、この世界にはいられないんだ。そう悟った。

「なぜ私はそこで、この世界で生き延びなきゃいけない、と信じ込んでいたんでしょうね...。就職を喜んでくれた親の顔や、ドキュメンタリーを撮りたいという夢、いろいろなことが頭に浮かんでいました。記者になってまだ何も成し遂げていないのに負けてたまるか! という気持ちも大きかったんだと思います」
(以下略)
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配信元)

辺野古海上警備にあたる業者が防衛省に7億円もの過大請求、防衛省は契約容認

 米軍普天間飛行場の辺野古移設工事を防衛省から受注した大成建設は、海上の警備を東京都内の警備会社に委託しました。カヌーに乗って移設反対の抗議行動をする人々と、海上保安庁との「衝突を防ぐ」ことが目的だそうです。具体的には、工事区域に近づく者の早期発見と警戒だそうで、警備母船と警備艇に5〜7人が乗り込み、拡声器で退出を警告し、反対派の撮影を求められていました。衝突を防ぐというよりは、海上保安庁のお手伝いなのですね。
 その警備会社が防衛省に対し、警備費を約7億円も過大請求していたことが明らかになりました。国民の税金なのに、ずいぶん気前良く支払う防衛省ですが、驚くことに、この警備会社の不正請求が発覚した後も、この会社との契約を中止することなく4件約82億円を支払ったようです。防衛省は「警備を中止すると不測の事故が起きる可能性がある」ため契約を継続したと回答しましたが、国民にとっては、移設工事そのものが不測の犯罪です。
 折しも今、「辺野古ゲート前500人行動」として人々が集まり抗議の声をあげています。機動隊との激しいもみ合いや、非情なダンプカーの列が伝えられていますが、ここにも大手警備会社「アルソック」が配置されているそうです。海でも陸でも、税金が何の目的に使われているかは明らか。辺野古に行けなくても、そこで何が行われているのか発信して下さる人たちがいる。できる限り見届けようではありませんか。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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辺野古海上警備 防衛省と業者関係に疑問 過大請求も契約
引用元)
沖縄県名護市辺野古では、2014年の着工以降、移設反対派がカヌーなどで抗議活動を展開する。防衛省の説明によると、民間業者に海上警備を発注する理由は、逮捕権がある海上保安庁と反対派が本格的に衝突する事態を防ぐためだ。しかし、公金である警備費を過大請求した警備業者との契約を続けた同省の姿勢には疑問が残る。
(中略)

 約7億円の過大請求が判明後も防衛省は業者を指名停止することなく、別に4件の契約を結んだ。海上警備を担う業者の確保が難しいことが背景にあるとみられるが、前泊博盛・沖縄国際大教授(基地経済論)は「業者には契約の中止やペナルティーが科されるべきで、不問にした防衛省は税金の執行機関として認識が甘い」と批判する。
(以下略)

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配信元)



ぴょんぴょんの「インドの光と影」

 若いころインドを訪れたときは、すべてが珍しく、新鮮で輝いて見え、貧しくても汚くてもインドが好きでした。
 しかし映像配信で、クリシュナをはじめとするヒンドゥーの神々の真実、マヌ法典について学び、それをインドの現実と照らしあわせたとき、いかに歪んだ国なのか気づかされました。
 若いころ見たインドは、こうあってほしいという理想を重ねたインドだったのです。
 かなりの闇を抱えるインドですが、それでもなお、インド映画やインド・カレーは大好きです。

(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「インドの光と影」


ごった煮・娯楽のインド映画


くろちゃん、インド映画って好き?

ああ、踊るマハラジャ」とか楽しいよな。
ラブ・ロマンスかと思えば、コメディだったり、ブルース・リーもどきの格闘シーンがあるかと思うと、歌と踊りのお祭り騒ぎ。


ああいうごった煮・娯楽映画はかつて、マサラ・ムービーって言ってたけど、最近はボリウッドの方が通じるね。
あ、ボリウッドって、ムンバイ、つまり昔のボンベイの映画産業にハリウッドを合成してるのね。

チープなネーミングだな・・って、インド人にとって映画は、最高の娯楽なんだろ?

インドの映画館て座席もゆったりしてるし、売り子が席まで来るし、音響装置もハイレベルで日本よりいいんだって。

そういやあ去年、インドで上映禁止・運動が話題になってなかった?

それ、「Padmavati(パドマーヴァティ)」のことでしょ? 
伝説の美女、パドマーヴァティを描いた歴史大河ドラマ。
パドマーヴァティの子孫を名のる一族から、クレームがついて騒ぎになった
みたい。

西郷隆盛のドラマを作るのに、西郷どんの子孫がクレームつけるみたいな?

日本じゃあまり、そういうこと聞かないけどね。
インドは一族の誇りってゆうか、プライドが異様に強いんだと思う。

で、「パドマーヴァティ」ってヤツも、「踊るマハラジャ」みたくドンジャン・ドンジャン♪歌って踊るんかな?

ちがうちがう、シリアスタッチの美術品みたいな映画だよ。
こんな感じ。



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[WONDERFUL WORLD] 6ヶ月からのはしかワクチン、NG 〜 沖縄はしか騒ぎに注意!

 まずはNHKの「はしか感染拡大」のあおり報道がありました。沖縄を訪れた台湾男性から「はしか」の感染が広まり、たまたま沖縄に旅行に来ていた10代の少年に感染したことで、帰路の新幹線のルートに沿って、さんざん感染を広げた、というストーリーです。「この報道が事実かどうか確かめようがない」ところですが、医師の「みんなできるだけ早くワクチンを打て」という警告で締められます。
 山本節子氏によると、はしかによる死亡は限りなくゼロに近く、その上日本はWHOから「はしか排除国」に指定されるほど、はしか発生の可能性が低いそうです。そのため、このようなニュースは、ワクチンを売りさばきたい医薬産業界の思惑と見ています。
 現在、どうやら沖縄をターゲットにしたワクチン政策があるようで、NHK以外にも沖縄の地元メディアは、はしかへの恐怖をあおり、大人も子供もとにかくワクチンを受けるよう奨励しています。山本氏は、小さな子供へのワクチンの悪影響を懸念し、6ヶ月児へのワクチン接種を決めた自治体に対して、
・予防接種法との合法性はクリアしたのか?
・乳児への危険性を一度でも検討したのか?
・はしかワクチンには神経毒性で知られるグルタミン酸ナトリウムが含まれるが、脳へ与える影響を考慮したのか?
・相談窓口や責任体制は整備したのか?
と、これらの前提条件を求めます。これらが無いということは無知につけ込む緊急事態だと、悲惨なワクチン被害を知るジャーナリストならではの指摘をされています。
 ほんの数十年前までは、はしかは一度はかかる病気として認められ、自然感染によって生涯免疫をつけるために、わざわざ、はしかに感染した人に「もらいに」行っていたとか。
無理やり打ったワクチンの副反応は、自然感染の症状と比較できないほど危険であることを同時に報道しないのは、いかにもアヤシイ。ぴょんぴょん先生の過去記事もぜひ参考に、子供達を守る知恵を磨きましょう。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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6ヶ月からのはしかワクチン、NG
転載元)
(前略) 沖縄県に住む人々には、ワクチンを接種するようにとの強い圧力が各方面からかかっているようです。

(中略)

「誰もが一度はかかる病気」「はしかのようなもの」という表現がまずかったのでしょうね。

 つい数十年前まで、「はしか」は幼児の時に「かかるべき」病気でした。まだはしかに罹っていない子どもがいると、罹っている子の家にはしかを「もらいに」行っていたほどです。確かに、かゆいし、つらいけど、一週間ほどで何の痕跡も残さず治癒するし、その「自然感染」で得た生涯免疫が一生続くことを、人々はちゃんと知っていたのです。それが社会常識でした。上の言葉は、そのことを意味しています。

 その自然の摂理を乱し、社会常識をぶちこわしたのがワクチンです。

 (中略)はしかの死亡率は1000人に1人と言いたいようですが、実際は「合併症での死亡」では?ちなみに、沖縄県がくりかえしている「8名の乳幼児の死亡」も、原因がはしかだったか、実は合併症だったのか不明。日本の厚労省には、そのようなデータを保存し、公開するシステムがないからです(医薬産業界に都合が悪い)。行政が、こういう確かめようがない情報をもとに、ワクチンを打てと迫るのはNGでしょう。

 にもかかわらず、沖縄県下では、すでにはしかワクチン接種時期を早める知らせが出されているようです。

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