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[WONDERFUL WORLD]ワクチンは拒食症にも関係していた!

 ワクチン接種による神経障害として自閉症が有名ですが、多動症やADHDもあやしいですね。
 さらにこの記事では、強迫神経症やうつ病、不安症、拒食症、チックなどの精神疾患もワクチンと統計的に関連があると発表しています。
 ワクチンに入っている水銀、アルミニウム、ホルムアルデヒド、培養に使う動物組織、遺伝子組み換えウイルスなど。
 どれが悪さをするかわかりませんが、発達途上の未熟な脳は見きわめがへたですので、いらんものは体に入れない方が無難ですね。
 副作用で苦しんでいらっしゃるお子さんの動画を見れば、ご両親はどれほど注意深くなければいけないかがわかると思います。
(ぴょんぴょん)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ワクチンは拒食症にも関係していた!
転載元)
本ブログではこれまでもワクチンの害、多岐にわたる副反応について紹介してきましたが、最近の研究で、強迫神経症や拒食症など「精神神経障害」もワクチンに関係あることが明らかになりました。これはエール大学医学部、ペンシルバニア州立大学医学部、同子供研究センターによる共同研究で、今年1月、学会誌に発表されています。以下、この研究結果を独断と偏見でまとめました(見出し含め)。

「免疫は脳の発達や精神障害にも関係する」
 現在、少なからぬ子ども・大人が、OCD(脅迫神経症)、アノレクシア(拒食症)、慢性チック症、ADHD(注意欠陥・多動性障害)、うつ、双極性障害に苦しんでいるが、これらはすべて中央神経系における免疫システムの障害がもたらす症状だ
 ところで、人の「免疫」システムは、脳の発達にも、これらの精神神経系の病気にも大きくかかわっており、そのことを示す科学的証拠はすでに相当数にのぼっており、ワクチンが子どもの神経障害の発症に影響をもたらしているのではないかと考えられてきた。
 実際、ワクチン接種後の自己免疫障害やADEM、ギラン・バレー症候群など(中枢神経系を侵す炎症)はよく観測されており、最近では、ヨーロッパ各地で、AS03アジュバントを含むインフルエンザワクチンの接種後、ナルコレプシーを発症したというデータも出されている。

 これらの中枢神経に関するデータを前に、我々は、ある種のワクチンは感受性の強い人々に影響するのではないかという仮定を立て、ワクチン接種とその後に起きた精神神経障害の発症の時間的関係を調べることにした。そこで、民間医療保険に加入している6〜15歳までの子どもたちの保険請求データを元に、2002~2007年の間に、初めて精神神経障害と診断された子どもたちを選びだした。また、ワクチン接種後に骨折した人、そして切開創(切り傷)をおった子どもたちを対象群とし、それぞれ性別や年齢、地理的環境季節などを調整した。ワクチンとの関係を決定するために、Conditional logistic regression models (条件付ロジスティック回帰分析)を用いた。

「ワクチンと精神障害は関係していた」 

 取り上げたのは脅迫神経症(OCD)、アノレクシア(AN、拒食症)、チック症、注意欠陥・多動性障害(ADHD)、うつ、双極性障害である。研究の結果、たとえば新たに拒食症と診断された者は、対照群に比べ、発症前の3ヶ月に何らかのワクチンを打っていたケースが多かった(ハザード比1.80,95%信頼区間 1.21–2.68)。また、髄膜炎ワクチン、インフルエンザワクチン、A型肝炎ワクチン、B型肝炎ワクチンなど特定のワクチンの接種後に、強迫神経症、拒食症、チックなど多くの神経障害の慢性症状が出ていることがわかった。インフルエンザワクチンは接種後3〜12ヶ月の間に、強迫神経症、拒食症、不安症候群などの診断が出されていた。B型肝炎ワクチンはでは拒食症のリスクが高まったが、A型肝炎ワクチンでは拒食症と脅迫神経症両方のリスクが高くなることがわかった。脳炎ワクチンは、拒食症とチックのリスクを高めていた。

 この分析の意味するところは、特定の人々における精神神経障害の発症は、それに先立って受けたワクチンと時間的な関連があるということだ。この発見は、さらなる調査が必要なことを示しているが、その調査は必ずしも病気におけるワクチンとの因果案系を証明するものではない。ワクチン公衆の健康に明らかなベネフィットをもたらすものであり、家族はCDCのガイドラインに従うべきだ。 

 最後の一行は、アメリカでこの手の論文を出すときの決まり文句です。原文には、他にも、ワクチンは大切だ、MMRと自閉症の関係は否定されている、などとも書かれていますが、欧米ではおそらく、こういう文章を入れないと論文など出せないのでしょう。それどころか研究者生命が奪われかねません。
詳しくは原文https://doi.org/10.3389/fpsyt.2017.00003を見てね。


 ワクチンには脳血液関門を突破する多くの有害化学物質(水銀とかアルミニウムとか)が含まれているにもかかわらず、この手の研究がこれまで一切行われてこなかったのに唖然とします。ワクチン界のタブー。でも、多くの医師・研究者は、まちがいなくワクチン「黒」に気づいていたはずで、この論文は初めてその疑念を——おそるおそる——明らかにしたわけです。追加論文が待たれますが、それにしても子どもたちの45人に1人が自閉症というアメリカ。ワクチン大国の闇は、いつになったら晴れるのでしょう。


山本節子氏(ジャーナリスト)のブログ「WONDERFUL WORLD」より転載

グーグルは異を唱えたら即クビ! <その4>

 今回のグーグル騒動、じっくり見て来ましたがいかがでしょう。女性を積極的に採用するというのはイメージアップに繋がりますが、現状を無視して無理矢理にでも半数は雇おうとすると歪みが生じます。
 アメリカに巣食うアファーマティブ・アクションの功罪が浮き彫りになったとも言えます。でも更に問題なのは、アメリカ有数の、いえ世界規模の企業が社員の思想の多様性を抱え込む余裕を失っていることです。
 これも一つの炙り出しなのかもしれません。
(Yutika)
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グーグルは異を唱えたら即クビ! <その4>

なんだか世の中変だ。



その1からその3で事件を見て来ましたが、こういった狭量な社風に対して、オルタナ右翼だけでなく様々な人々が批判しています。

こちらのシリコンバレーで働く女性エンジニアは、グーグル幹部がメモに対して次々批判し、既に辞めた社員たちやメディアまでが同調する様から、イデオロギー的エコー・チェンバーがグーグルの外まで広がっているではないかと指摘。

    シリコンバレーは多様性について非常に独特の定義を持っている。全ての性別と人種が比例代表することを要求しながらも、その全員が全く同じように思考しなければならないというのだ。10年近くもの努力の結果、グーグルがこの理想を達成するのに失敗した点を踏まえ、違う針路を試してみてはどうかとデモアが言うのも正しいのかもしれない。
 

かつて金融業界でサーバーやワークステーションを組み立てていた女性テクノロジー・コンサルタントも、デモア氏が指摘した女性の気質が正に自分が転職した理由だと説明して、彼を擁護しています。

金融&テクノロジーのコンボとくれば、職場はほぼ完全に男性ばっかり。週末明けに出社して、同僚から週末をどう過ごしたのか訊かれたそうです。失恋の痛みに耐えながらコンサートに行ったことを話したらきょとんとされたそう。

他の同僚が「ファイバーチャンネルのネットワークを地下室で組み立ててたよ」と言うや否や、皆がその話で持ち切り。その時に彼女は思いました。私、この仕事は嫌いじゃないけれど、週末にタダでやってのけるほどは愛せないわって。
正に「物」と「人間関係」の興味の差がくっきりと(笑)


なんと老舗のアトランティックですらこの件でジャーナリズム業界を戒めています。

    私にとっては、グーグルメモの件は異常である——これほど沢山のメディアや第三者によって、誰もが入手している文章のこれほどまで多くの側面を間違って特徴付けられるなぞ、前代未聞だ。
    メモを読むことなく『反多様性』という見出しの群に何気なく目を通してしまえば、グーグルの一社員が性的な多様性に否定的な価値を付与したのだ、と読者を誤った方向へ導きかねない。実際には彼は性的な多様性に対して肯定的な価値を付与したのだ。ただそれを追及しようとする手法や、それを最大化するために他者が払わねばならない代償について異議を唱えたに過ぎない。
 

Styxhexenhammer666氏もデモア氏のメモは「反多様性」などでは全くないと動画で擁護しています。性別や人種という括りではなく、企業にとってのメリットになるかどうかで考えるべきだと論じているだけだと。但しメリット主義を突き詰めれば、将来的には「じゃあ人間よりも能力の高いロボットを雇おう」ってことにならないか、とも鋭く指摘していましたけれど。

氏のもう一つの動画でも、このメモは性別や人種の多様性で自分たちが多様だと思い込むのではなく、意見の多様性を許容することも企業にとっては必要だと訴えている、と結論付けています。左派・右派というレッテル貼りに敏感なStyxhexenhammer666氏、デモア氏はメモで判断する限りは左派でも右派でもなく、単なる反アファーマティブ・アクション派だとのことです。

そして実際にデモア氏をクビにすることで、グーグルは意見の多様性なんぞ許さない姿勢を自ら証明してしまった訣で。いわゆる“左派”の人たちって声高に多様性と寛容を訴える割にはこういうことを平気でするよね、だったら“リベラル”なんて自称するなよ、と苦言を呈しておりました。


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グーグルは異を唱えたら即クビ! <その3>

 グーグル社はイメージアップのためなのか、アファーマティブ・アクションのためなのか、女性社員を大々々募集しております。セクハラ防止のために社内研修もしつこく実施します。
 なんですが、そもそもプログラマーになりたい女性が少ない現状では目標設定に無理があるのでは? と、一社員が指摘したら即刻クビにされちゃいました。
 第三弾は、アファーマティブ・アクションの闇と、アメリカにおける理系女子の現実の割合を見て行こうと思います。日本では「宗主国アメリカ様に見習え」という風潮なので、なんだかずっと進んでいる印象がありますが……さてどうでしょう。
(Yutika)
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グーグルは異を唱えたら即クビ! <その3>

アメリカ版強制的、男女&白人黒人機会均等法

 

これね、グーグルやメディアが打ち出しているような二極対立の視点だと、考えれば考えるほどどっちが正しいのか分からなくなるんですよ。

アメリカってアファーマティブ・アクションって政策がありまして、大学入試でも企業の採用でも、黒人や女性など歴史的に不利な立場にあったグループを一定枠確保しなければいけませんってルールなのです。“リベラル”なグーグルも、法的あるいは社会的な制裁を受けたくないので、それを頑張っている訣です。

一番ワリを喰らうのは白人男性です。何百年とずっと優遇されて、彼らが好きに土地も資源も奪って儲けて築いた社会です。一番おいしい思いをしてきたのだから、これからはちったー遠慮しろやっていう意見も一理あります。この位、力ずくで介入しないと社会は変わらないってのも頷けます。それでも未だに女性も有色人種も、採用時だけでなくお給料とか待遇で不利なんですからね。

大分昔で出典も不明なのですが、どこかのアメリカ人教授が指摘していた話だったかな。アファーマティブ・アクションで入学した黒人学生の追跡調査があったそうです。大学での成績は、正規に実力で入学した白人男性(多分、黒人学生たちと成績がどっこいの下位の学生)と大して変わらなかったそうで。最初は多少ゲタ履かせたって、きちんと教育の機会を与えられたら人間って能力を伸ばせるのだな、と思ったことは強烈に記憶しています。

ただ、貴方が今の時代、白人男性に生まれたと仮定してみてください。必死に勉強して頑張ったのに、ロクに努力しなかった黒人やヒスパニックの友人は入学を許可されて、自分は門前払い。そりゃ、天才だったら上位の成績で白人でも問題なく入れます。お金持ちの進学校で教育してもらえりゃ、秀才かそこそこのレベルには伸びますよ、普通は(※東大生の家庭教師つけても救いようのなかった某国の首相のような例外事例も多少アリ)。

でもね、白人だって劣悪な環境で育った子はいます。奨学金か借金でもしないと大学に行けません。参考書を買うこともままならない中で自分なりの精一杯。成績としてはギリギリOKだったのに、白人に生まれたからアンタは駄目って辛くないですか?


こちらの動画で紹介されているインド人は、自分の英語風のミドルネームを使い、睫毛や髪型を偽装し、黒人のフリをして、自分の成績では絶対に行けなかった超有名医大に入学しました(※同じ有色人種でも、総じて成績優秀なイメージの強い東洋人やインド人は優遇してもらうどころか評価がマイナスされる)。おまけにそれを本にして、有名になりたいんだか儲けたいんだか。

この所業を諌めるどころか面白がって応援までした妹は、アファーマティブ・アクションのインド人枠で大手テレビ局NBCに雇ってもらい、ドラマに出演して女優として稼ぎ始めました。当時は本を書けと焚き付けたのに、顔が知られるようになった今、兄を家族の恥さらしだと責めています。

(※アメリカのドラマは例え実際には白人ばっかしの話だろうと、マイノリティーを登場させないと「PC=政治的に正しく」ないのです。近年は黒人だけでなくインド人やヒスパニックも画面にいないと教育上宜しくありません)。

二人とも実力ではなく、同じ両親なのに異なる優遇枠の人種グループに所属したから得したのです。別の記事によると、兄の方は医者であるお母さんが皆にチヤホヤされていたから突然医者になりたいと思ったものの(それまで遊び呆けていた)、入学した後は“魂の探求”をして医者なんて自分には向いてないと気が付き、二年後に退学したそうです。……真面目にお医者さんになりたいと日夜勉強している人、俳優になりたいと血反吐を吐くほど練習している人からしたら、ふざけんなって話ですよ。

こういう悪用例は彼らだけではありません。例えば上の動画に登場する全米黒人地位向上協会の支部長レイチェル・ドレザルも、黒人のふりした白人女性でした。インド人のお兄さんも不正入試をインスパイアされた原因として、別の黒人なりすまし入試例を記事で挙げています。

以上、アファーマティブ・アクションはアメリカでなかなかの暴走っぷりでして、そもそも論から賛否両論飛び交っているのです。なのに「政治的な正しさ」に固執するグーグル、根本的な解決策には目を向けていない気がします。


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グーグルは異を唱えたら即クビ! <その2>

 異論を許さない閉鎖的な会社を良くしようと、社内メモを書いたら社外にまで公表されて即刻クビ。第二弾では、8月初頭のこの騒動で脚光を浴びているグーグル社をじっくりと見て行こうと思います。
 親会社、親会社の株主と会長、グーグル社の副社長と〆は社長でどうぞ。皆さん共通して、ヒラリー愛に満ち満ち溢れていらっしゃいます。うーん、とっても類友。
(Yutika)
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グーグルは異を唱えたら即クビ! <その2>

グーグルってどんな会社?


グーグルはこってこての左派です。言っときますけど、今のアメリカで「左派」ってのは俗にCNNみたいな「トランプ憎しのヒラリー狂信者」ってことです(※本来のリベラルは定義が異なりますが、今回この件に喰い付いた左派メディアはトランプが「フェイクニュース」と揶揄する連中)。

大統領選挙期間中、グーグルではヒラリーに都合の悪い検索結果は出ないように操作されていたことは有名ですよね。例えばこちらの実際の検索結果比較のスクショ。或いはこちらのエプスタイン氏による解説なんて面白いですよ~。

「Hillary Clinton is(ヒラリー・クリントンは……)」と打ち込むと、グーグル様は「winning(勝っている)」だのと自動的に提案して来ますが、「Donald Trump is(ドナルド・トランプは……)」と打ち込むと真っ先に出て来る次の提案は「dead(死亡)」(爆)。最近はコンピューター業界も呪術に興味があるのでしょうか。言霊の重要性に間違った方向へ目覚めちゃったのでしょうか。


ではまずはこちらのグーグル系列構造図をどうぞ:

 

YouTubeはグーグルの傘下で、一番上の親会社はアルファベットという会社。2年前の2015年に初登場した会社ですから、聞いたことがない名前かもしれません。昔は全部ごっそり「グーグル」ブランドだったんですよ。

アルファベットなんて立ち上げたのは、リスク分散だろうとか、他社買収を容易にするためだろうとか(つまりグーグルという名前が前面に出ない)、原因がはっきりしないので憶測が飛び交っています。税金対策なんじゃないかとか、グーグルのEU競争法違反が問題になり出したからだとか云々。



その1:株主はこんなの

 


兎にも角にもこちらの記事曰く、アルファベット社はヒラリーの親分ジョージ・ソロスが積極的に株を買い漁っているところです。

余談ですが別の記事によると、ソロスってば並行してNetflix社の株にも相当手を出している御様子。それであのホワイトヘルメットの嘘っぱちな偽善ドキュメンタリーがNetflixで作成されたんかいな、と。ウクライナを引っ掻き回し、ヨーロッパに移民を送り込む、傍迷惑な御仁の影がネット業界大手でもチラつきます。



その2:会長はこんなの

 


グーグルの元CEOで現在はアルファベットの会長エリック・シュミットは、例えばこの記事によると、オバマ時代から民主党に選挙上の技術的アドバイスをしております。

勿論ヒラリー陣営にも。ポデスタが「今夜、エリックに会ったんだけど協力してくれるってよ」と報告したメール、ウィキリークスにしっかり暴露されちゃった。おまけにヒラリー陣営のテクノロジー部門(※選挙人の動向のデータ分析したり、戦略的な広告を打ったり、スマホなどで情報提供をする)を担うトップの会社は、エリックが資金提供して発足させたもの。



その3:副社長はこう対応

 

今年6月からグーグルの多様性受け入れ部門チーフかつ副社長に就任したダニエル・ブラウンは、今回のデモア氏のメモに関して「ひとこと言わずにはいられない」とのことで、こちらの記事に掲載された社内メールを全社員に配信しました:

    多様性とその受け入れは我が社の根本を成す価値の一つであり、私たちが継続して培っている社風でもあります。いち企業として成功する上で、多様性とその受け入れは決定的なものだと断固として信じており、この点を長期的に支持し尽力する所存です。
 

エンジニア部門の副社長アリ・バローも「どんな人も受け入れるオープンな環境を築くことは私たちのあり方の根幹を成すことであり、正しいことでもあるです」との社内メールを回したらしく、それに大いに賛同すると書いていました。

でもデモア氏は「我が社の行為規範や方針や差別を禁じる法に打ち出された雇用の平等という精神と協調」していないので駄目だそうです。「多くの皆さんと同様、私もメモがジェンダーに関する間違った思い込みを推進するものだと感じました」……ならば、まずは話し合ってみてはいかがでしょう。もっと色んな専門家を呼んで議論したらどうでしょう。何故に「どんな人も受け入れる自由な社風」が即刻解雇に直結するよオイ。

だってね、デモア氏がメモをそもそも書かずにはいられなかった原因って、グーグルの“リベラル”な社風に孤立感と危機感を抱いたから。会社で多様性の講習を受けさせられて、「それは性差別だから言っちゃ駄目」「これはしちゃ駄目」って散々指導されて、その偽善者っぷりに辟易したんです。

実際に女性の同僚にセクハラしたのならともかく、普っ通にプログラマーとして働くのに、そんな社員教育がしつこく必要ですか。「我が社は男女平等を推進している立派な会社でっせ~」的な社外アピールにはなるでしょうけど。巻き込まれる社員はたまったもんじゃありません。この騒動で、デモア氏はグーグルの偽善を図らずも見事に証明してみせちゃいました。

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ー通過儀礼ー リース詐欺の体験 〜第7幕 発見〜

 電話機リース詐欺の判例を探すとやはり販売業者とユーザーの間でのクーリングオフが争点となり、リース社の責任が問われたのは最近までほぼ皆無。裁判はユーザー敗訴が多いようです。私の弁護士が降りた所以です。販売業者の虚偽説明でユーザーが錯誤させられ事業者印を押捺した。これは“当たり前”です。関わった誰も(裁判官も)が分かりきったことです。それ以外の理由でユーザーが全く不要で不当に高額な電話機のリースをするはずもないのです。にもかかわらずユーザー敗訴の決定を下した裁判官は犯罪幇助罪、正確には共同正犯であの珍妙な服装で刑務所に入れるべきでしょう。また本気でユーザー側に責の大半があり業者側が適法だと裁判官が考えたならば、これもあの珍妙な服装で精神科病院に入院させるべきでしょう。しかしリース問題でクーリングオフを争点にするのは問題を矮小化させ本質が隠されることになります。クーリングオフで争うのは始めから彼らの計算通り、思うつぼであり誘導されているのです。相手の土俵で闘っているのです。
(seiryuu)
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ー通過儀礼ー リース詐欺の体験 〜第7幕 発見〜

pixabay[CC0]


違法を消すための無法



不思議にリース社は一方的に利益を得られるよう設定され手厚く保護もされています。一方的な利益と保護とは逆に一方的に不利益かつ危険にさらされるのがユーザーです。リース社とユーザー間に販売業者が割り込むファイナンスリースの特徴は中途解約不能と事業者間契約です。

これはリース社の多大な利益の保障とリース社の保護となっていますが更にこんなことも決められています。リース物件に瑕疵(傷物)があった場合その責任をリース社は取らないと決められています。

一方的な保護、なぜそうなのか?調べても「物件を販売業者との間でユーザーが選定したのだから。」「リース社にその責任能力が無いから、」、これしか理由は出てこずその法的根拠は不明です。そして実際物件が傷物で正常に作動しない場合「リース会社の瑕疵担保責任は免責となり、その代わり売主への賠償請求権をユーザーへ譲るなどの協力をリース会社はおこないます。」とここでは記されています。

「賠償請求権をユーザーへ譲る」この面妖な記し方、これは本来、瑕疵担保責任はリース社にあるからこの記し方になるのです。物件の売買契約はリース社と販売業者にあって、その物件をユーザーに貸し付け料金を得るのですからリース社に物件の瑕疵担保責任があるのは当然です。

それを法的根拠なしで無理にリース社は免責だと一方的に取り決めて「既にそう取り決められているから、ユーザーはそれ承知でリースしたはずだから、ユーザーが承知していなくても説明を求めなかったから」ユーザーの責任としているのです。

根拠は法律ではないのです。取引の手続き上で形式的には「物件選定したのはユーザー」これだけが根拠です。(見せかけだけで本当はユーザーが選定しているのではないのですが)この一点張りのみで物件が不要物でも法外に高額でも傷物でも全ての責任と負担はユーザーにありとしています。

そして「トラブルはユーザーと販売業者で争え」とリース社の責は無にしているのです。責任と負担は全てユーザーに、都合の悪いところは全て販売業者に。リース社は法外な料金徴収の「おいしいところだけは取りながら」責任は問われないよう設定しています。

実はリース取引に関してリース社は本来適用すべき法の下なら違法のオンパレードでした。しかし違法となっていないのです。法の適用外になっているからです。こうなると無法地帯です。どうも違法での取り締まり対象にならなくするため無法地帯にしているよう見受けられました。当時の私もこの「異様さ」に徐々に気づき始めていました。そして争う相手はリース社と見定めるようになっていました。


NTTリースの請求




この図と手続きの流れを幾度も幾度も眺めては、私は首をかしげていました。「おかしい、なぜだ?変だ?」と。まず契約の流れです。この図に従えば私の場合ご相談・お申し込み(引き合い)に該当するところから手続きを全てすっとばしていきなり物件納入となっているのです。呆れることに全くNTTリースは手続きを無視しているのです。

このような杜撰で虚偽的手続きで契約成立などとのやり方は法的に許されるのだろうか?と。リースにおいてユーザーが重い責任を負わせられるのは、「手続き上は物件を選択したのはユーザー」これのみが根拠なのですから。手続きは非常に重要なのです。

それと不可解なのがこの図のディーラー(売り主)でした。ディーラー即ち販売店とはトラストや日本システムライン等の業者のことです。ところが彼らは本来の役割とは全く異なる働きをしていたので理解に苦しんだのでした。リースにおけるディーラー即ち販売店とは誰に対し物件を販売するのでしょうか?ユーザーに、と考えがちですが実はそうではありません。ディーラー即ち販売店は物件をリース社に対して販売するのです。そして本来はこれが主たる仕事になるのです。図にあるとおりです。

しかし、これ自体が不可解です。なぜならリース社は物件を購入するのにトラストなどの販売店は不要だからです。私の物件はサクサ製でしたがNTT傘下の物品です。NTTリースはサクサに直接発注すればそれで安く仕入できます。また本来リースでユーザーに対し物品の選定のため斡旋そして特に契約業務はリース社の役割です。

ところが現実にはこれらの業務をリース社は行わずトラスト等ディーラーである販売店が行っているのです。これは「売り主」という本来業務を外れた反則行為なのです。リースにおいて本当はディーラー(販売店)はもとより不要なのです。リース社に対してもユーザーに対しても本来は出る幕がないのです。しかしファイナンスリースはその不要な販売店をわざと組み入れた形にするのです。それでリースの仕組みを三つ組み、複雑に見せかけ、ユーザーからわざとリースの実態が見えないようにしているのです。 

こうして調査していた2005年5月、いよいよ来ました。NTTリースの代理人黒川法律事務所より5月24日付「支払催告書兼契約解除予告通知書」が。内容は「6月7日までに滞納リース料金¥91,980を払うように、期日まで払わないと解約損害金¥2,330,160を払え」とのものです。既に腹は決まりエネルギーも湧いてきていた私でしたが全身に緊張が走りました。そして「大丈夫だろうか?」との不安の虫も起きかけました。

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