アーカイブ: 生き方

里山社屋主義(30) 内装仕上げ

内装仕上げ

前回は、ロフトの床を貼り終え、すべての断熱材を入れたところでした。
次は、内壁の板貼りです。


横に貼っているので、ログハウスに似た雰囲気を味わえますね。

今回、内壁に使ったのは、どちらも地元の木で作られた板なのですが、色々あって、2つの異なる加工をした材料を使いました。
1種類は、本実目透かし参考といって、釘が見えなくなる施工ができる板です。

本実目透かしの仕上がり


もう1種類は、相決りといって、施工すると釘が表に出る板です。

相決りの仕上がり


本実目透かしのほうが高度な加工をすることと、釘が見えない分仕上がりが良いということで、1.25倍ほど値段が高くなります。
なのですが…。

相決りの方は釘が出るといっても、今回のステンレスの釘は木目と調和して、ほとんど目立ちません。また、釘は普通、1枚の板に2本ずつ打つのですが、大工さんが少しでも見栄えがいいようにと、1本だけ打つ方法で施工してくださいました。

ですので、相決りがここまできれいな仕上がりになるとは意外でした。ある材料をどのように納めるかによって、全く変わってくるものですね。

今回、2種類の板を混ぜてしまったため、大工さんは、どの部分にどちらの板を使うか割り振りを考える必要があり、また使用する釘もそれぞれで違いますので、大変多くの手間をおかけしてしまいました。これは反省点の一つです。

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ぺりどっと通信15 毒出し

今回のテーマは毒出しでしたが、究極の毒出しはまだ試せておりませぬ。
(ぺりどっと)
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パイヴァー!ぺりどっとです。今回の「こんにちは」はフィンランド語です。フィンランドといえば、首都のヘルシンキ、教育水準が世界一、ムーミン、そしてサウナです。そのサウナ発祥は、2000年以上前のフィンランドなのです。フィンランドでは人口500万人に対して、なんと300万個ものサウナがあるとのこと。昔はサウナの中で出産し、死後はサウナで遺体が洗われたほど、フィンランドでは人生の中心にして神聖な場所なのだそうですよ。

ヘルシンキ pixabay[CC0]


大崎上島に移り住んでから半年ほど経ち、暖かくなってずいぶんと島にも慣れてきました。種蒔きなどの作業も終えて生活にゆとりも出来て落ち着いてきましたので、仕事を探し始めることにしました。肉体的には自信があったので、体を動かす仕事をしようと色々と探しました。そして、お隣の小さな島にある製錬所で働き始めることになりました。毎朝、会社専用のフェリーで通勤です。

pixabay[CC0]


仕事場は鉛を電気分解によって取り出す工程で、温かいお湯のプールの中に粗素材を漬け込み、電気分解をして鉛を付着させ、それを取り出します。その粗素材や鉛はとても人が持てるような重量ではないので、大型クレーンで吊られております。そのクレーンを操作されている方と連絡を取り合い、微妙な位置に下ろしたり引き上げたりするのが主な仕事でした。

仕事をすることが決まってから、請負の社長から言われた一言は衝撃的でした。

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独逸の伯林で見た、聞いた、感じた社会問題、教育問題 ~第13楽章 ドイツ人の生活から垣間見る食生活

 第12楽章は、オーストラリアで学んだ食生活のこととケアンズの皆既日食について書きました。

 また、先週は、メキシコのpopoちゃんも書かれていましたが、ワールドカップでメキシコがドイツに勝ったこと、おめでとうございます。

 サッカーに詳しい息子によると、ドイツが負けた原因は、フォーメーションの悪さ、マルコ・ロイスを出すのが遅かったからだそうです。また、メキシコは、カウンターアタックで優勝を勝ち取ったとのことでした。

 本日は、ドイツもスウェーデンに勝ちましたので、近所では騒いでいる声が聞こえて来ます。マルコ・ロイスとトニー・クロースがゴールを入れました。

 第13楽章は、ドイツ人の生活から垣間見る食生活です。
(ユリシス)
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ドイツの食事


我が家は、日本を出発して、オーストラリアの生活の中で、食生活について真剣に取り組まなければいけないことを学び、それを土台にして、ドイツ入りしました。

ドイツもオーガニック、欧州では、ビオ(BIO)というのですが、
ビオ製品、ビオのスーパーマーケットがたくさんあります。

また、ベルリンは、ベジタリアン、ビーガンの方も多く、
ドイツといえば、ソーセージのイメージがあるかと思いますが、
ドイツ人は、それほど肉を食べていないとも言える側面もあるのです。

pixabay[CC0]


ドイツ人の食生活を表現しているドイツのことわざがあります。

“朝食は皇帝のように、昼食は王様のように、夕食は乞食のように”

これは本当で、ドイツ人の夕食は、火を使わない冷たい夕食なのです。
夜はもう寝るだけなので、パンにチーズやハムなどを挟んで終わりです。

pixabay[CC0]


ですので、現在1年で一番日が長い季節ですので、公園で夜の9時、10時になっても、すわっていたりします。

夜の7時などは、子供とお母さんが公園で遊んでいるのです。
日本ではどうでしょうか・・。

日本のお母さんたちは、夕方6時ごろになると、夕食作りに大変な時間帯ではないでしょうか・・。

たかが夕食についてだけでも、ドイツ人と日本人の価値観がまるで違うのです。

もし、日本のお母さんたちが、ドイツ人が夕食をどのように準備しているかを知っているだけで、あっそうか!ということで、
もっと楽な生活、もっと自由な夕方の過ごし方ができるのかもしれません。

また、ドイツのオーガニック(BIO)のスーパーでは、スペルト小麦(ディンケル)の商品がたくさん売っています。

pixabay[CC0]


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里山社屋主義(29) 間仕切り〜ロフトの床

間仕切り〜ロフトの床

前回は床を貼り終えたところでした。

その次は、間仕切りが設けられていきました。


写真中央の大きな開口は、建具(引き戸)が入る所です。

本当はこの時点で、ちゃんと建具が決まっていないと、後で入らない…といったことになるのだと思います。しかし、この時点では他の検討や手配に手一杯で、建具を決めたり、建具屋さんを手配しておく余裕がありませんでした。

ひとまずの高さを決め、引き戸が納まるスペースができるような設計にだけしておきました。

大工さんにお渡しした建具周りの図面


建具の取り付けは後の回で紹介しますが、一般的なフラッシュの引き戸なら、現場に合わせてサイズが自由に加工できるため、無事に納まりました。

電気屋さんによる配線工事も、並行して着々と進んでいきました。


壁用の断熱材が入りました。こちらは壁によく使われる、袋入りのグラスウール断熱材です。


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ぺりどっと通信14 予知

 動物には災害などを予知する能力があり、地震や津波などの天災の前にはそれを予め感じ取り、災害前に逃げ出すといわれていることは皆さんもご存知の通りです。では、われわれ人間はどうなのでしょう。。。
(ぺりどっと)
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スラマッシアン!ぺりどっとです。インドネシア語の"こんにちは"ですが、スラマッパギー(おはよう)の方が有名かしら。インドネシアは、地震が多い国ランキング 第一位なのです。ちなみに第二位は日本。
http://xn--p8jjyp8b9p.com/the-world-earthquake

pixabay[CC0]


反対の自然災害の少ない国のランキングも載ってましたので、ついでに。
http://xn--p8jjyp8b9p.com/safe-country-ranking

世界で一番自然災害の少ない国は、カタールです。地震なし、ハリケーンなし、干ばつなし、津波なし、噴火なしという危険度のとても少ない国。

そしてこのカタール、世界で一番災害が少ないのと同時に世界一のお金持ちの国としても有名だそうです。天然ガス輸出(2014年天然ガス輸出額世界1位)で得た利益をしっかり国民に還元していて、

・消費税や所得税などの税金無し
・医療費無料
・大学までの教育費が全て無料
・光熱費や水道代などの公共料金無料
・結婚すると国から土地がもらえる
・家を建てるときには強力なサポートがあり豪邸に住める


驚きの政策ですよね。まるで、カダフィ大佐指揮下のリビアのようです。

pixabay[CC0]


さてさて最近、関東でも関西でも地震が続いております。そんな大地震などの災害を予め察知する方法はあると思いますか。

竹下先生は、2006年6月12日(月)午前5時2分前後の地震をその三日前に予め警告されていました。この当時、三重にいた僕も固唾を飲みながら見守っておりました。驚愕したのは、実際に発生した地震の時刻です。
<2006年6月12日(月)午前5時1分地震発生!>
微細な感覚を研ぎ澄ませば、こうしたことも可能になるというのでしょうか。

しかし、僕ら凡人のような霊能力や微細な感覚など一切なくても出来る簡単な方法があるのです。それは身体のある部分を利用して身の危険を予知します。そういえば、竹下先生も『身体は何でも知っている』と言われてましたもんね。

pixabay[CC0]


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