注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
記録から森友学園の国有地取得問題もやはり、「首相案件」ではなかったかという疑念が浮上する。
例えば、2014年3月4日に近畿財務局が大阪府の私学・大学課の職員と森友学園の小学校設立について、会合した<状況確認>という記録がある。
森友学園の提示する計画が<説得力に欠ける>との懸念が示される一方で、大阪府側からの発言として<小学校名「安倍晋三記念小学校」として本当に進捗できているのか、取扱いに苦慮>という記述が残っている。
当初から近畿財務局や大阪府は、森友学園が安倍首相の名前を小学校名にすることを把握していたことが、うかがえる。
(以下略)
な?やっぱり安倍晋三記念小学校で申請しとったわけよ。 pic.twitter.com/lITiVkgqM2
— 菅野完事務所 (@officeSugano) May 23, 2018
先ほど、3度目通読抜けました。
— 菅野完事務所 (@officeSugano) May 23, 2018
2014年4月ごろの文書が全然ないです。
近畿財務局と本省とのやりとりも全然ないです。
昨日発表された財務省森友文書、けっして、「これで全部」ではない。
首相が自分や昭恵夫人が「関与なら辞める」と国会で答弁したことをきっかけに森友交渉記録を廃棄したことが明らかになりました。加計学園問題も中心にいるのは安倍首相。進退が問われる重要な局面です。 pic.twitter.com/95bf5ROqUB
— 有田芳生 (@aritayoshifu) May 23, 2018
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加えて、引用元の記事では、昭恵夫人付きの谷査恵子氏が財務省の国有財産審理室長(当時)の田村氏に問い合わせた件で、“安倍総理夫人が名誉顧問に就任した開校予定の小学校から問い合わせがあった”という記録があるようです。
これらの状況で、あべぴょんも昭恵夫人も、森友問題に“関与していない”というのは無理があります。
しかも菅野氏は、“2014年4月頃の文書が全然ない”と言っています。要するに、もっとやばい文書が未だに隠されているわけです。これまでの経緯を考えると、これもまたいずれ出てくると思われます。
状況を見ると、真綿で首を絞めるようにじわじわとあべぴょんが追い詰められているのがわかります。ただ、韓国の朴槿恵大統領が辞任した時のような状況にはまだない様に見えます。日本の民意が安倍退陣を求めて固まっていくのと、“安倍包囲網が固まっていく”のは平行しつつ、いずれ沸点を迎えるのだろうと思われます。