リア・ノーヴォスチ評論員ザハル・ヴィノグラードフ氏によれば、ウクライナでは今、政治的な粛清が進行している。ある程度目立つ反体制派であれば、国外へ締め出され、又は何らかの国家機関に固定され、又は不名誉な情報を公開され、又は刑事告訴され、執拗に付きまとわれる。
政府にやや批判的な「Vesti」の刊行を停止させる試みも相変わらず続いている。先日、地域党系の独自かつ著名な政治家、オレグ・カラシニコフ氏が、自宅前で何物かに射殺される事件があった。事件の外見は不穏反動分子の単発的凶行であるが、
ここにはひとつの傾向性がある。政府に対する不満のうねりの高まりの阻止、である。生活サービスや中小企業が閉鎖され、間もなく
3月比で3-4倍に高騰した4月分の住居・公共サービス費を支払うことになる
住民たちは、怒りを隠しきれない。大半の住民が、家賃等を支払うことが不可能なまでになっている。
こうした仲で政権内部の闘争が顕在化している。高官の中にも、匿名を条件に、
連立与党の事実上の分裂を語る者がいる。唯一残された道は、法的手続きに訴えることである。その時大統領は、議会を解散し、
臨時の総選挙を宣言する、合法的な権限を手にする。ポロシェンコ大統領には新しい議会が必要なのである。
議会が現在の構成のままでは、ミンスク合意実現のための決定を一つとしてとることができないのだ。
現在の議会は昨年10月に成立したものである。このときキエフはドネツクおよびルガンスクの義勇軍らに攻撃を行った。当時は、あと一突きで義勇軍は倒れる、と思われたものだ。しかしドンバスは耐え抜き、反転攻勢に出た。今や東部の大部分を義勇軍が支配するようになっている。
キエフは義勇軍に対し、明らかな
勝利を得ることができなかった。今や、それが不可能であることは明白である。
議会の多数派は戦闘の継続を主張する。
しかしそれは、政治的にも、経済的にも、また組織論の観点から、
不可能である。大統領は、強いられてか、はたまた内的確信に基づいてかはともかく、内乱平定のための
ミンスク合意に調印した。合意は戦闘行為の停止と、東部諸地域の自治承認を内容としている。後者は、現時点で特別な地位を認め、将来的には、憲法で自治権を大幅に拡大する、というものである。
しかし現在の議会はこのような和平計画に甘んじることができない。
経済的にも戦闘の継続は不可能である。国庫はすっからかんで、
ガスに関するロシアとの決済も、750億もの借金を償却することも、返済することもできないのが現状である。
組織論の観点からも、動員をかけることは不可能である。
勝利の日まで戦い抜く決意を固めた最も愛国的な国民でさえ、軍事委員会から
召集状を受け取ったとき、立場を豹変させてしまう。あるいは農村の親類のもとへ隠れ、あるいは隣国・ロシアに逃亡してしまう。それは臆病のなせるわざではない。日々の洗脳にも関わらず、西部および中央部に住むウクライナ市民の大半にとって、東部の義勇軍というのは、もはや切り離された一部であって、彼らと戦い、ましてや死ぬことなど、彼らは望まないのである。
こうした現実はすべて、ウクライナ最高会議の堅牢な城砦の前に砕け散ってしまう。
ゆえに、ポロシェンコ大統領は、ミンスク合意に規定されたことを実現するには、議会を解散し、より穏健な議会を新たに得るしか道はないのである。
そう思わせるのに十分な内容の記事が、“続きはこちらから”にあります。私が見たところ、翁長知事は沖縄独立を模索していると思います。また多くの沖縄県民も、本土の人間にほとほと愛想を尽かしていると思います。これは私たち家族が沖縄に旅行に行った際に、肌で感じた部分です。これまでの本土の人間の横暴な振る舞いを考えると、やむを得ないことだと思います。
常識で考えて、中国がこの絶好のチャンスと言える機会を放っておくでしょうか。おそらく様々なルートを通して、沖縄を取り組むように動くだろうと思います。そう考えると、下の記事はおそらくこの通りだと考えられます。
安倍政権が沖縄の人々の意向を無視して強硬な態度を取れば取るほど、逆効果となります。安倍晋三の外交力の無さはこれまでに証明されているわけで、アジアインフラ投資銀行の結果を見ても、中国にはとてもかなわないでしょう。日本は方向転換をすべき時期に来ています。