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健康のためにも「正しい姿勢」を身に付けることが大切で、最適なのはスクワット ~「正しい姿勢」を保つうえで非常に大切な「広背筋」

竹下雅敏氏からの情報です。
 9月25日の記事で、様々な慢性的不調の原因となる「首こり」が、 “デスクワーク、スマホの見過ぎで猫背”になることから起きていることを説明しました。
 デスクワーカーの約8割が「巻き肩」だということなのですが、「巻き肩」と「猫背」の違いや治し方に関しては、こちらの記事をご覧ください。
 健康のためにも「正しい姿勢」を身に付けることが大切なのですが、それには身体に「正しい姿勢」を覚えてもらうよりありません。これに最適なのがスクワットなのです。冒頭の動画はスクワットをする上での注意点がキチンと押さえられています。ポイントは膝をつま先より前に出さないこと。膝の方向とつま先の方向をそろえることです。膝を痛める人は日常生活で、“膝の方向とつま先の方向”が異なる動きをしているので気を付けましょう。動画の2分のところをご覧ください。
 スクワットで膝が床に平行になるように腰を下ろした時に、お尻を突き出し、胸を反らします。顎を軽く引きます。スクワットで大切なのは呼吸です。スクワットの呼吸法は、“膝を曲げ、ゆっくりと腰を落とすとき「口から息を吐く」、膝を伸ばし、ゆっくり上体を戻すとき「鼻から息を吸う」”のが正しいのです。
 息を吐きながらゆっくりと膝が床に平行になるように腰を下ろすのですが、この時に身体の前面(特に呼吸筋)の力を抜くように意識します。3月6日の記事で、“息を吐きながら背筋を伸ばし、息を吸いながら背中を緩める”と副交感神経優位になると説明したことを参考にしてください。
 しかし、筋トレでは呼吸が逆になっています。筋トレの呼吸法はほとんどが間違っているので、これでは健康が保てません。実際にトレーナーの人たちの健康状態を、体外のチャクラで測って見ると、ほとんどが病気の一歩手前でした。例えば、NHKで放送された「みんなで筋肉体操」で、筋トレ指導を担当した近畿大学生物理工学部准教授の谷本道哉氏は、インタビューで「トレーニングでの積年の無理があちこちの関節に出始めて…いまでは体がボロボロです。ここは反面教師にしていただきたい」と正直に話しています。
 さて、「正しい姿勢」を保つうえで、非常に大切なのが2つ目の動画に出て来る「広背筋」です。動画をご覧になると「広背筋」と「腹横筋」は、まるで天然のコルセットだと思えるでしょう。どちらも「呼気筋」で、息を吐く(呼気)場合に最も働く筋肉です。
 この「広背筋」について、読者の方から極めて有用な情報をいただきました。大変参考になるもので、要点を転載させていただきます。
 「自分はロコムーブという体操というか操法を毎日しています。このロコムーブとは筋肉のオンとオフのシンプルな仕組みを利用して首・腰まわりの筋肉を一気に緩めてしまう方法です。
 例えば、腕を曲げて上腕二頭筋を縮める動きをする際、上腕二頭筋は筋肉がオンとなって裏側の筋肉は反対にオフとなりそれによって腕が曲がる構造になっています。
 このような仕組みを利用して、ロコムーブ体操によって広背筋をオン(緊張)にすることによって上下の首・腰まわりの筋肉をオフ(緩み)にします。
 現代人は広背筋がオフ(緩み)の状態になっているので、首・腰まわりの筋肉はオン(緊張)となっています。広背筋をオンの状態にしておき首・腰まわりの筋肉をオフにしてから揉みほぐすことでより効果が発揮されるかと思います。
 自分は昔から首が凝ってしまい詰まったような状況であった為、呼吸法・気功・ヨガなどをして改善に励んでいました。このロコムーブの体操で広背筋をオンにして首・腰まわりの筋肉をオフ(緩める)にすることで、毎日を快適に過ごすことができるようになりました。また、副交感神経もオンになるのかこの体操をしていると変に緊張したりすることもなくなりました。
 とても画期的な体操だと思ったのでご紹介させていただきます。
https://locomove.com/                         」
(竹下雅敏)
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【筋トレ】スクワットの正しいやり方とよくある間違いを詳しく解説! | Muscle Watching
配信元)
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広背筋と体幹の繋がりについて解説してみた
配信元)
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広背筋
広背筋

広背筋の位置。赤色で示す

神経 胸背神経(C6 - C8)
作用 上腕の内転・内旋
体幹の伸展・回旋
肩関節の伸展・内転・内旋
肩甲骨の下制(上腕骨を介して)
骨盤の挙上
拮抗筋 三角筋僧帽筋

広背筋(こうはいきん)は、背部の筋肉棘腕筋のうち、下方に三角形をなす筋肉である。
 
第5胸椎(Th5)~第5腰椎(L5)の棘突起、仙骨、腸骨稜、第9~12肋骨を起始とし、下部から上外側方、上部から水平に外側方に向かって走り、上腕骨の上部小結節稜に付着する。

米ルイビル大学の研究チーム「慢性歯周炎の原因細菌であるポルフィロモナス・ジンジバリス菌がアルツハイマー病患者の脳内で確認された」 ~認知症の原因は歯周病菌!重要となってくる口腔ケア

竹下雅敏氏からの情報です。
 認知症の原因は歯周病菌らしい。米ルイビル大学の研究チームによると、「慢性歯周炎の原因細菌であるポルフィロモナス・ジンジバリス菌がアルツハイマー病患者の脳内で確認された」とのことです。
 認知症の7割を占めるアルツハイマー病は、「アミロイドβ」といった特殊なタンパク質が脳内に蓄積し、正常な神経細胞を変化させることで進行すると考えられていますが、“マウスの口内にポルフィロモナス・ジンジバリス菌を感染させたところ、6週間後には脳内でポルフィロモナス・ジンジバリス菌が確認され、脳内の「アミロイドβ」も著しく増加した”というのです。
 また、九州大などの研究チームによれば、“感染したマウスの脳血管の表面では、アミロイドβを脳内に運ぶ「受容体」と呼ばれるたんぱく質の数が約2倍に増え、脳細胞へのアミロイドβの蓄積量も10倍に増えた”とのことです。
 認知症の原因が歯周病菌であるなら、口腔ケアが重要だということになります。「日本人の成人の80%ほどが、歯周病菌を口内に有している」と言うことですが、歯周病菌を殺菌するために「殺菌水(次亜塩素酸水)」を勧める歯科医院があります。
 しかし、2月11日の記事で紹介した「安定化二酸化塩素」は、“歯周病が「100倍希釈液で1回口を濯いだだけで完治」した人もいる”ということでした。
 MMSを販売しているフロリダ州の宗教団体「健康と癒しのジェネシスII教会」は、MMSが、“アルツハイマー病、自閉症、脳腫瘍、後天性免疫不全症候群、多発性硬化症などのほか2019新型コロナウイルスに関連する病気の治療などに役立つと主張”しているのですが、アルツハイマー病に関しては本当である可能性が高くなりました。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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認知症の原因物質 歯周病によって蓄積する仕組みを解明
引用元)

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
マウスの細胞に歯周病の原因菌(緑)が侵入した様子をとらえた画像。
青い部分が細胞の核(武洲・九州大学准教授提供)

歯周病菌が体内に侵入し、認知症の原因物質が脳に蓄積して記憶障害が起きる仕組みを九州大などの研究チームが解明した。歯周病と認知症の関連は近年注目を集めており、認知症対策につながる発見という。

認知症の7割を占めるアルツハイマー病は、「アミロイドベータ(Aβ)」などの異常なたんぱく質が長年、少しずつ脳に蓄積し、発症や症状の進行につながるとされる。

近年、歯周病の原因菌やその毒素が血管を通じて体内に侵入することで、Aβが体内でつくられ、脳に蓄積することが解明されてきたが、蓄積の仕組みは詳しく分かっていなかった。

九大や北京理工大(中国)などの研究チームは、マウスの腹の内部に3週間、歯周病菌を直接投与して感染させ、正常なマウスと比較した。

その結果、歯周病菌に感染したマウスの脳血管の表面では、Aβを脳内に運ぶ「受容体」と呼ばれるたんぱく質の数が約2倍に増えていた。脳細胞へのAβの蓄積量も10倍に増えた。
(以下略)
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歯周病の原因菌がアルツハイマー病に関連している可能性を示す研究結果
引用元)
(前略)
米ルイビル大学のヤン・ポテンパ博士らの研究チームは、2019年1月23日、オープンアクセスジャーナル「サイエンス・アドバンシーズ」において、「慢性歯周炎の原因細菌であるポルフィロモナス・ジンジバリス菌がアルツハイマー病患者の脳内で確認された」との研究論文を公開した。
(中略)
この研究結果によると、脳内には、ポルフィロモナス・ジンジバリス菌のほか、ポルフィロモナス・ジンジバリス菌が産生する毒性プロテアーゼ「ジンジパイン」も確認されており、そのレベルは、アルツハイマー病と関連のある「タウ・タンパク質」や「ユビキチン」との相関が認められている。

また、研究チームでは、マウスの口内にポルフィロモナス・ジンジバリス菌を感染させたところ、6週間後には脳内でポルフィロモナス・ジンジバリス菌が確認され、脳内の「アミロイドβ」も著しく増加した。
(中略)
さらに、この研究では、「ジンジパイン」を阻害する分子標的療法によって、ポルフィロモナス・ジンジバリス菌の脳内での感染を抑制し、「アミロイドβ」の産生を妨げられることも示した。
(以下略)

慈恵医科大学の近藤一博教授の研究チームは、ヒトヘルペスウイルス6の遺伝子がうつ病の原因となるたんぱく質を作っていることを発見!

竹下雅敏氏からの情報です。
 慈恵医科大学の近藤一博教授の研究チームは、“ヒトヘルペスウイルス6の遺伝子がうつ病の原因となるたんぱく質を作っている”ことを発見し、「SITH-1」と名付けました。うつ病の患者84人と健康な人82人の血液で「抗体」を調べたところ、“健康な人では24.4%、うつ病の患者では79.8%でSITH-1の活性化が強く影響している”ことが分かったとのことです。
 「SITH-1」は疲労やストレスで増え、血液検査で抗体の量を測定できることから、これまでは医師の問診でしか診断できなかったうつ病が、“SITH-1抗体検査によって、うつ病の早期発見やうつ病になりやすいかどうかの予測ができる可能性がある”ということです。
 幼児期に家族などを通じて感染する「ヒトヘルペスウイルス(HHV)-6」は、人間ならば誰もが持っているウイルスで、回復しても体内のマクロファージに「潜伏感染」しています。疲労すると再活性化し、唾液中に出現するので、“唾液中の量を調べれば、その人がどれだけ疲労しているかを客観的に分析すること”ができるとのことです。
 HHV-6が疲労に反応して増え出し、唾液中に出現するのですが、“HHV-6は口腔からさらに鼻へと遡り、脳の嗅球(きゅうきゅう)に感染、ここでHHV-6は「SITH-1」を産出、「SITH-1」は細胞内へカルシウムを流入させて、アポトーシスと呼ばれる細胞死を誘導し、嗅球の脳細胞は死んでしまう”ということです。近藤一博教授は、HHV-6が「脳の神経を障害してうつ病を引き起こす」と考えているようです。
 優れた研究ですが、今注目されているのは、やはり「うつ病」からの自殺が増えているからでしょうか。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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うつ病は「心の弱さからくる病気ではない」専門家(2020年10月3日)
配信元)
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うつ病の原因遺伝子の発見
-ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)の潜伏感染はストレス応答を亢進させることで、うつ病のリスクを著しく上昇させる-
東京慈恵会医科大学・ウイルス学講座・近藤一博
(前略)
我々は(中略)… ヒトに潜伏感染しているヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)が持つ、うつ病の原因となる遺伝子SITH-1を発見しました。
(中略)
潜伏感染中のHHV-6は唾液中に最も多く存在し、鼻腔から脳の一部である「嗅球 」に達して(中略)… 潜伏感染し、複雑な構造をしたSITH-1遺伝子(メッセンジャーRNA)と159アミノ酸からなるSITH-1タンパク質を産生していました。
(中略)
SITH-1の機能を調べたところ、細胞内へカルシウムを流入させて、アポトーシスと呼ばれる細胞死を誘導することが判りました。
(中略)
そこで我々は、SITH-1がカルシウムを流入させるときの特殊な構造(図5の活性型SITH-1)を発見し、これに対する抗体を測定することで嗅球でのSITH-1の発現を調べる方法を開発しました。ちなみに、SITH-1は細胞内のCAMLというタンパク質と結合して活性化します(図5)。

図5: 活性型SITH-1の構造


(中略)
我々はこれまでの研究で、SITH-1発現のもととなる唾液中のHHV-6が疲労によって増加すること発見しているので、SITH-1は疲労とうつ病をつなぐ鍵になるかも知れません。
(以下略)

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今後も地球上では、様々な出来事が起こるでしょうが、心を平安に保つことが最も大切 ~肉体レベルでは、身体を「弛める」方法を身に付けること

竹下雅敏氏からの情報です。
 新型コロナウイルスの影響で、世界が激変しているのですが、水面下では「汚泥の一掃」作戦が進行しているようです。カバールが「共同創造集団意識」を用いて、人類を自分たちの望む方向に誘導しようとするのも、今年の大晦日までだと思います。この事は、「光の銀河連邦」と「コブラのRM」も同様です。
 彼らは、来年の始めに全員の魂(ジーヴァ)が滅ぼされ、波動が下位のシステムに転落するので、もはや「共同創造集団意識」を用いたどのような介入も出来なくなるからです。
 今後も地球上では、様々な出来事が起こるでしょうが、心を平安に保つことが最も大切です。大きな視野で捉え、ストレスを溜めないようにしましょう。肉体レベルでは、身体を「弛める」方法を身に付けてください。身体が「縮む」と免疫力は低下します。気持ちの良い動きが「弛む」方向なのですが、現代人は身体が「緊張」する刺激的なものを好む傾向があり、基本的な「弛む」「縮む」と言う感覚を、もう一度学び直さないといけないぐらい、身体が鈍感になっています。
 記事では、自律神経の働きを強化する「胸腺マッサージ」を勧めています。どう考えても「胸腺マッサージ」は、自分でするよりも夫にしてもらった方が、気持ちがいいと思います。夫も「二日目のイヌ」から「サル」への進化のチャンスです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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免疫を高める胸腺マッサージ
(前略)
冷えると免疫も下がりますので、今日は胸腺マッサージでもして
免疫あげてくださいね。
 
末梢神経からの刺激(情報)が胸腺を刺激し、脳幹へメッセージが伝えられます。
 
脳幹は免疫もコントロールしており、人間が本来もっている病気を治す力、自然治癒力も司っています。
 
この脳幹への伝達をスムーズにするのが胸腺マッサージです。
 
この胸腺マッサージは以前がん、難病の方を一緒に施術をした
脳神経外科医の沼田先生に教えていただいた自分でできるマッサージです。

簡単なので是非お試しください。
(以下略)
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配信元)
 
 
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「痛いの痛いの飛んでいけ~」と唱えると、痛みが和らぐ理由 ~痛みから意識を引き離すことによって身体の緊張がほどける

竹下雅敏氏からの情報です。
 「ちちんぷいぷい」と言う呪文をつけて、「ちちんぷいぷい、痛いの痛いの飛んでいけ~」と唱えると、“痛みが緩和することがある”と答えた人が30.4%もいるようです。
 妻には「年寄りの冷や水」と言われましたが、散歩の後で少々無理なストレッチを行ったせいで、右の腰を痛めてしまいまして、ここ2~3日、歩くと痛むのです。今日は痛みで全身が緊張していて、呪文は省いて「痛いの痛いの飛んでいけ~」と唱えて見たのですが、不思議なことに「痛み」は和らぎました。
 何故、この「おまじない」が効くのか? 「痛みの受け皿」の興奮は、“末梢神経によって脊髄の入り口(脊髄後角)へと運ばれ、脊髄を通って脳へと伝えられる”のだが、“脊髄後角には門番が待ち構えていて…痛み情報の脊髄への伝達を調節している”というのです。その門番が「さすられている」との感覚によって、“痛みを伝える情報に対して門を閉じてしまう”ので、痛みが和らぐというのです。
 残念ながらこの説明では、私は納得できません。私が「痛いの痛いの飛んでいけ~」と唱えた時は、傷む場所を触っていないのです。ところが、この「おまじない」の言葉を唱えると、全身の緊張が取れ、痛みが和らいだのです。
 恐らく、その理由は「おまじない」の言葉にあるのではなく、痛みから意識を引き離すことにあるのだと思われます。痛みを感じると、身体は縮みます。縮むことで、更に痛みが増すという悪循環になると思うのですが、「おまじない」の言葉と共に、“痛みが遠くに飛んでいくイメージ”を思い浮かべることで、意識が肉体から外部へと広がります。すると緊張がほどけて、痛みが和らぐのではないでしょうか。
 簡単な実験をしてみましょう。リラックスした状態で座り、両手の「指先」を感じてください。ほとんどの人は、“指先で、そっと触れる部分”に意識を集めるのではないでしょうか。
 今度は、両手の「指先の5センチほど先」の辺りを、意識してください。どうなりますか? 身体の緊張がほどけるのがわかりますか?
 このように、意識を肉体から離して広げると、リラックスするのです。これは「ダナンジァヤ」と言う補助生気(月のヴァータ)が働いているからなのですが、このサブ・ドーシャの働きは、“肉体を膨張させる”ことなのです。アーユルヴェーダの解説シリーズの13回目で、月のヴァータの「ダナンジァヤ」を誘導する方法を説明しました。この部分を、もう一度読んでもらえれば、何故自然のなかに居ると、リラックスするのかが分かると思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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「痛いの痛いの飛んでけ~」でホントに和らぐわけ
引用元)
(前略)
幼い頃、頭を机の角にぶつけ、母親に「痛いの痛いの飛んでけ~」のおまじないとともに頭をさすってもらっていると、目から火が出るくらいだった痛みが不思議と楽になった――そんな経験をお持ちの方も少なくはないだろう。
(中略)
1965年に、メルザックとウォールが発表した学説「ゲートコントロール説」がこの不思議を解き明かした。頭をぶつけた、向う脛を打ちつけたことによる刺激は、侵害受容器(抹消神経の端に露出している痛みの受け皿)を興奮させる。その興奮は末梢神経によって脊髄の入り口(脊髄後角)へと運ばれ、さらには脊髄を通って脳の痛みの中枢である視床、大脳皮質へと伝えられる。しかし、すべての情報が脳に伝わるわけではない。

脊髄後角には門番が待ち構えていて、ゲートの開け閉めをしている。この門番とは、膠様(こうよう)質細胞と呼ばれる神経細胞で、痛み情報の脊髄への伝達を調節している。
(中略)
「さすられている」「圧迫されている」との感覚は(中略)…いっぱい働いたから、もうゲートを閉めちゃおっかな」と、痛みを伝える細い線維からの情報に対して門を閉じてしまうのである。
(以下略)
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配信元)
 
 
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