アーカイブ: 陰謀

19/09/02 フルフォード情報英語版:日本の警察曰く、元首相の小泉と中曽根は現在グアンタナモの中

 トランプさんが何故か最近よく口にする「叛逆罪」、アメリカでは死刑になります。フェイクニュースのロシア疑惑も「マラー報告書」で道を絶たれ、大物の売国奴がこれから次々に逮捕されるか消されていくのではと噂されています。加えて、ブッシュ父やマケイン辺りは既に極秘の軍事法廷で処刑された模様。

 さてアメリカの属州日本でも、お掃除が始まったようです。自民党はしっかり温存し、郵政ひいては日本そのものを文字通り「ぶっ潰した」小泉と、国鉄をはじめ、電電公社、専売公社、日本航空までごっそり売り飛ばした中曽根。後者はJAL123便墜落事件との関連も取り沙汰されていますな。
 所詮アメリカの使いっパシリなので、世界的な重要度は低いのかもしれませんが、日本国民としては安倍も麻生も竹中も孫も、早々にグアンタナモの末席へお引越し願いたい。

 ちなみに本文の「G20の緊急会合」ですが、一番新しいものは2019年6月28日から6月29日にかけて大阪で開催されたものなので、どれもフランスのビアリッツで8月24日から26日にかけて開催された「G7の緊急会合」の間違いかと思われます。
 どこで話し合ったにせよ、新しい時代の統治方法が少しずつ具体的に詰められていっているようです。国連安保理における拒否権の悪用を踏まえ、「反対するなら自分のところのみ適用」、というのは妙案かもしれません。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
日本の警察曰く、元首相の小泉と中曽根は現在グアンタナモの中
投稿者:フルフォード

小泉と中曽根は逮捕か


先週、日本の小泉純一郎元首相と中曽根康弘元首相は米軍警察によってキューバのグアンタナモ湾へと連れて行かれた、と日本の警察筋および裏社会筋の両方が言っている。小泉の事務所の人間は、ことの真相を訊ねると、「ここには誰もおりません。私の仕事はただ単に電話の応対ですので」と言っていた。広報の人間ですら不在なのだ、と彼女は言った。101歳の中曽根の広報も、このリポートを書いている時点で不在である。

日本の奴隷首相、安倍晋三内閣の諜報のトップも、この件について質問に答えられなかった。この逮捕は、ブッシュ家に関わる人間を対象にした大掛かりな取り締まりの一環なのだ、と日本の右翼筋の一人は言っていた。

ツイートはシャンティ・フーラが挿入

【※トランプの前と後でのグアンタナモ基地。】

逮捕は、実際になされたのだと仮定してだが、もっと前に起こって然るべきだった。小泉は殺人犯で(芸者の首を絞めるのがお好みである)、シオニストに日本の支配を明け渡した人物だ。中曽根は日本の厚生省を抑えつけ、発癌性や内分泌攪乱【=環境ホルモン】の化学物質が、日本の一般的な食品や其の他の製品に入れられることを許したのだ。

現在では彼らの悪魔崇拝のボス連中について、悲鳴を上げながら自白しているといいのだが。

» 続きはこちらから

19/09/03 ソルカ・ファール情報:「我々皆が危機に直面している」――ただしドナルド・ナチスやボリス・ナチスからではなく

 今週は、学者のカニバリズム推進という木曜日の記事に続いて、共産主義の一歩手前にある社会主義という思想の危険性に焦点を当てていきます。
 「マラー報告書」を執筆したのは、マラー特別検察官ではなかったことも発覚。確かに先日の公聴会では、「このお爺ちゃん、ホント大丈夫?」な状態でした。
 この記事で「旧ソ連の手法」を知って、あーこりゃ日本の安倍や麻生にも当て嵌まるわーと納得しました。○○とハサミは使いようってやつですね。旧ソ連が日本並みに酷い状態だったとは(※最早ギャグのレベルです)。
 対する解決策が本当にキリスト教なのかは大いに疑問ですが、竹下雅敏氏の『家族の絆~親子~』や『家族の絆~夫婦~』といった一連の映像配信、そしてカバール/イルミナティが家族を大切にする価値観をズタズタにしてきたという真の近代史を知っている方々ならば、宗教はともかく、この価値観を取り戻すことの重要性は納得して頂けるかと。
 これから先、厄介な問題となってくるのが思想信条の側面だと思うのです。ソルカ・ファール女史が掲げている“善良な”キリスト教も含め、欧米の抱える危うさを感じて頂ければ。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
ソルカ・ファール情報:「我々皆が危機に直面している」――ただしドナルド・ナチスやボリス・ナチスからではなく
転載元)
投稿者:ソルカ・ファールより、西洋の読者へ

Sister Maria Theresa


【※記事内には貼っていませんが、同サイト自己紹介頁からシスター・マリア・テリーサの写真です。】

警告も届かない社会主義の狂気


本日クレムリンに出回っている【ロシア連邦】外務省MoFA)の思わず考えさせられる新報告書が指摘していましたが、アメリカ合衆国は歴史上初めて、核兵器を装備した恐ろしげなB-2ステルス爆撃機をアイスランド上空へと飛ばし必要とあらばグリーンランドを力尽くでも奪取する準備を続けています

――一方、同じ頃の中国では、豚肉の価格が記録的なレベルで急騰し続けており、10億人を超える自国の民を養う能力は深刻な危機に晒されていることから、浮足立っています

――また同時にアメリカが中国政府へ負っている一億ドルの債務を不履行にする準備も進めており、そうなるとあの国の経済全体が崩壊しかねないため、恐怖にも打ち震えているのです

――【このまま】総力戦が勃発し、社会主義者が誘発する狂気の発作が更に悪化という事態へ崩壊し続ける前に、西洋世界はこのようなグローバルな危機に対して立ち向かう必要がある、と報告書では述べられていました。

――【狂気の沙汰の】最新の例が、社会主義者のロンドン市長サディク・カーンで、彼は第二次世界大戦の開戦80周年記念を利用して、ドナルド・トランプ大統領とイギリスのボリス・ジョンソン首相の両方をドイツのナチスと比べてみせたのです。

――トランプジョンソンも、ナチスが行ったように何千万もの人々を殲滅した訣ではありませんから、史実を鑑みても、驚きを通り越して呆れるしかない比較です。

――ウィキリークスのリーダージュリアン・アサンジが放り込まれている「地獄のような刑務所の監房」からは、つい先ほど生々しくも事実に基づいた恐ろしい警告が発せられたというのに、【上記の市長などが起こす騒動のお蔭で】社会主義者らは無視を決め込むことが出来ました。

――何故【逮捕されたのか】というと、【アメリカ】民主党のメールは【内部から】リークされたとの証拠が上がっており、【アサンジは】ロシアがハッキングしたのではないと分かっているからです

――そして【残念ながら無視された】警告とは、西洋を席捲している新しい形の暴政による沈黙」によって、「我々皆が危機に直面している」と示す内容でした。

【※「沈黙」:アサンジのような真実を世に知らしめようとする人は、罪を着せて刑務所に閉じ込めるという言論鎮圧のこと。

[註:この【英文】リポートで引用されている【ロシア語の】一部の単語およびまたは言い回しは、完全に対応するものが【英語に】存在しないため、そのロシア語に該当するおおよその英語【訳】となっております。]

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え

ゲーテ:「本当はそうでないのに自分は自由だと思い込んでいる連中ほど、救いようもなく奴隷化されている者はいない」

» 続きはこちらから

19/09/01 ソルカ・ファール情報:新世界秩序のメルトダウンが世界規模のカオスを加速させていく中、社会主義者はカニバリズム(人肉食)を推進する

 ハーバード大学と言えば、生贄大好きな邪神モレク(梟)のシンボルが多いことで知られています。ロックフェラー家のマーク・ザッカーバーグもハーバード大学中退ですし、オバマはサウジのアル=ワリード・ビン・タラールに同校へ通う学費を出してもらっていました。ヒラリーの第一秘書で生贄儀式仲間のフーマ・アベディンも同校を卒業しています。
 そして何より、ハーバード大学法学部の権威アラン・ダーシュウィッツをはじめとして、エプスティーンは同校に多額の寄付をしたり【一部はロリータ・エクスプレスにご招待もして】、著名なハーバードの学者や研究者を次々に取り込もうとしていました。

 流石は波長が合うだけあって、この大学はカニバリズム(人食い)にも積極的な姿勢を見せております。
 今回の話題はあんまり気持ちいいものではありませんが、これまでソルカ・ファール女史が左派の社会主義を徹底的に毛嫌いしてきた理由が前回に続いてよく分かるのと、とくに頭でっかちな上下体癖が陥りがちな問題点が示されていると思ったのでご紹介します。

 極々ふっつーの感性なら、理屈云々すっとばして、そもそもカニバリズムはあかんやろ! と直感で拒否すると思うのです。でも「遥か昔の○○時代には」だの、「栄養学的には」だの、「その地域の病理の拡大を防ぐ効率的な方法としては」だの、「そもそも自然界においては」だの、それらしい理屈をこね回し始めると、カニバリズムにも合理性はあるかもしれん、と思考するようになるのです。そしてそういったオープンかつタブーを恐れない合理的な態度こそ、学者としてあるべき姿だと酔ってしまうのです。
 テレビでUFOを真っ向から否定していた某頑固教授じゃありませんが、福島の放射能問題フッ化物の知能低下問題など、いわゆる“陰謀論”と揶揄される議論でも、一番厄介なのは自分を頭脳派だと思い込んで上から目線で攻撃してくる方々です。

 今回登場する学者の主張は、どれも随分と要約してあるので部外者には奇想天外に聞こえるやもしれませんが、実際の論文では超ややこしい用語や、へ理屈をこねくりまわしているので、いっぱしの理論に見えてしまうのです。もうちっと頭以外の感性も磨かないと、こうなってしまうのだぞという自戒をこめて訳しました。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
ソルカ・ファール情報:新世界秩序のメルトダウンが世界規模のカオスを加速させていく中、社会主義者はカニバリズム(人肉食)を推進する
転載元)
投稿者:ソルカ・ファールより、西洋の読者へ

Sister Maria Theresa


【※記事内には貼っていませんが、同サイト自己紹介頁からシスター・マリア・テリーサの写真です。】

メルトダウンで本性が現れた


本日クレムリンに出回っている【ロシア連邦】外務省MoFA)の身の毛もよだつような新報告書が、「この現代世界には、1930年代に起こった諸々の事象との不快な共通点を沢山見つけることが出来る」【との欧州評議会に派遣されたロシアの常駐代表の指摘を】重々しい論調で記していました。

――【よりにもよって】1939年9月1日に始まった第二次世界大戦80周年記念日に、欧米の主だった大学の社会主義者で学会のソートリーダーたち【※直訳すると「思想的指導者」、ようは周りがその意見を有り難がる、その道の権威】カニバリズムという悪魔主義の慣行を再び推進しようとし始めたのだとか。

――「社会主義が人為的に起こされた人類の死や苦難の原因としてトップ」だという点を踏まえれば、驚くような事ではありますまい。

――そしてこれは、こういった悪魔的な社会主義者らの「全人類の奴隷化という“新世界秩序”のアジェンダ」が今や「完全にメルトダウン状態になったのと時を同じくしていました。

――メルトダウンは相当に深刻なようで、先週には社会主義者でイングランド銀行総裁のマーク・カーニー世界的な準備通貨としての米ドルの地位をあからさまに非難国際的なデジタル通貨で置き換えるべきだと主張したほどです。

――ただしそのような論争は、ドナルド・トランプ大統領と真っ向から対決する結果となりました。【大統領は、】彼ら社会主義者が隠し持つ富を未来永劫、そして【完膚なきまで】消し去ってしまうため、【前々から】アメリカ合衆国を金本位制に戻そうと計画しているのです。

――そして、大統領に対する卑劣かつ悪魔的な社会主義者らの【一連の】攻撃は、最早正気の沙汰とは思えないレベルに到達しつつあることが確実となりました。
[註:この【英文】リポートで引用されている【ロシア語の】一部の単語およびまたは言い回しは、完全に対応するものが【英語に】存在しないため、そのロシア語に該当するおおよその英語【訳】となっております。]

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え

カニバリズムというタブーを捨て去る時期が来たのだろうか。同じ種族の他の者を食べるのは自然なことで、我々も『必要とあらば人肉に順応する』ことが可能だ、と心理学者らは言う
【※英国デイリー・メイルの8月22日付記事のようです。まぁタブロイド紙なので眉唾物のネタもぶっ込んできますが、一応コレ、「科学部門」の記事です。】
欧米の人々は、悪魔的な世界について未だにちっとも分かっていません。彼らの社会主義者な指導層が、自分たちを暮らさせようと計画している【世界だというのに】。

» 続きはこちらから

本物の睦仁親王にすり替わって明治天皇になったのが、大室寅之祐だと言われ、その影武者が箕作奎吾 …明治天皇(大室寅之祐)の意図に基づいて行われた日韓併合

竹下雅敏氏からの情報です。
 箱コネマンさんが、時事ブログに掲載されたseiryuuさんの記事を「必読!!素晴らしい」と言ってくれました。ありがたいことです。
 箱コネマンさんが指摘している通り、私たちが明治天皇だと思っている写真の人物は、箕作奎吾(みづくりけいご)のようです。孝明天皇と中山慶子の子(本当は養子)である睦仁親王は、華奢な人物だったと言われています。こちらの記事この写真をご覧ください。
 この本物の睦仁親王にすり替わって明治天皇になったのが、大室寅之祐だと言われています。フルベッキ写真の前列中央に写っている人物です。本物黒酒さんのツイートには、満14歳の時の大室寅之祐の貴重な写真があります。フルベッキ写真の中央の人物と同一人物です。なので、この少年は大室寅之祐で、本物の睦仁親王ではありません。
 明治天皇となった大室寅之祐には影武者がいたようで、その影武者が箕作奎吾だと思われます。
 「朝鮮名は張基元 朝鮮半島から[万人幸福の世界作り]を目指した明治天皇」(ヒカルランド 張勝植著)のp29では、「2代目が保護してアメリカに亡命したフェルディナント1世の隠し子の娘が3代目の正烈と結婚し、生まれた息子が基元、つまり、長州・田布施の大室寅之祐であり、本当の明治天皇です。だから、大室寅之祐は、金髪気味なんです」とあり、このために明治天皇は、ほとんど写真を撮らせなかったと書いてあります。
 またp35には、“今の天皇、今上天皇は、明治の影武者以来、徳川家の血を引く人です”とあり、p84には、“明治天皇は、1910(明治43)年に、影武者の天皇をあとにすえて、日本を出て韓国に渡った。それは、日韓併合を明治天皇が果たして、朝鮮半島が日本に併合されたから、韓国(朝鮮半島)にわたったんです”とあります。
 この記述から、日韓併合は明治天皇(大室寅之祐)の意図に基づいて行われたとみて良いでしょう。著書の中で、しばしば「教旨」という言葉が出てきます。張勝植氏の血筋は霊能があります。「教旨」とは、一族の当主に代々与えられたハイアラーキーの未来計画書のことだと思います。
 明治天皇(大室寅之祐)は「教旨」に基づいて、様々な行動を取っていたと思われます。このことから、この場合は韓国人に対してですが、あまりにも酷いことをやった責任の大元は、ハイアラーキーにあると言って良さそうです。
 ところが、実際に酷いことをした当事者たちは、それを「天の計画」だと思い込んでいるのです。実は、「魔の計画」なのです。
 おそらく、騙されていた当人たちは、自分たちが八百万の神に仕えていると信じていたのだと思いますが、実は、ハイアラーキーに仕えていたのです。このように、霊能のある人たちは、簡単に神を名乗る者たちに騙されて、とんでもない悪事を行ってしまうのです。

追記)睦仁親王の写真とされる人物は、実は伏見宮貞愛親王だということです。リンク先の記事によると、伏見宮貞愛親王は“孝明天皇の養子”となったとあります。このことから、伏見宮貞愛親王が睦仁親王ではないかという考えも出て来ますが、2015/11/09の時事ブログの記事に書いた通り、私は「伏見宮貞教と鷹司積子との子」を、孝明天皇が養子としたのが睦仁親王だと考えています。
(竹下雅敏)
————————————————————————
配信元)
 
 
 
 
» 続きはこちらから

ユダヤ問題のポイント(日本 明治編) ― 第4話 ― 討幕派とは誰か

 明治維新の底流には外国勢力の日本侵略計画があることを見てきました。外国勢力とは全体として表現すれば欧州の「黒い貴族」という表現が間違いないでしょう。イギリス東インド会社のアメリカ支店のペリー率いる東インド艦隊来航が日本を大きく揺さぶり、その後の大変換を呼んだのです。
 ただし、無論具体的には外国勢力の働き中心で徳川幕府の転覆から明治維新が成立したわけではなく、日本の内部にある勢力の働きでそれは達成されていったのです。
 この日本内勢力は通常は薩長と捉えられているでしょう。明治維新は定番として“薩長VS徳川幕府”の構図で語られるからです。そして薩長が倒幕から明治維新の一大勢力であったのは間違いはないです。
 しかしそれ以前に倒幕、明治維新を牽引する国内勢力がありました。薩長などが合言葉にしていたのが「尊皇攘夷」で、これは水戸光圀からの水戸学から生まれた思想です。日本全国に広がった「尊皇攘夷」思想が倒幕、明治維新に繋がったのです。
 実は意外かも知れませんが、水戸徳川が倒幕勢力の中心でした。つまり、徳川幕府の内部に倒幕勢力の中心があったのです。そして更に水戸徳川と連携していたでしょうが、倒幕勢力の本体が別にあったのです。
 この勢力が現在の安倍政権とも繋がっている勢力でもあります。
(seiryuu)
————————————————————————
ユダヤ問題のポイント(日本 明治編) ― 第4話 ― 討幕派とは誰か

明治維新の牽引者 〜南紀派と一橋派の争い


明治維新の最功労者は徳川慶喜。こう記すと「まさか!?」と驚かれるかも知れません。私自身もそのような情報に接した時「え!?」となりました。

私達には明治維新は”薩長VS徳川幕府”、この構図が刷り込まれています。それで私の中にも維新の流れを見ると、「徳川は随分あっさりと身を引いたものだな」との感はあっても、「徳川自身が明治維新を進めた」、こういった言葉が存在していなかったからです。

ただし事実として、徳川最後の将軍徳川慶喜はあっさりと「大政奉還」を宣言し、鳥羽・伏見の戦いでは部下を置き去りにし敵前逃亡、その後江戸城を開城しているのです。この慶喜の行動で速やかに維新は成立していったのです。

鳥羽・伏見の戦いでは、外国勢力は抜きにして薩長軍と幕府軍のみを比較したら、全体の兵力は幕府軍が圧倒していたのです。ところが司令塔が不在になり、幕府軍は敗退するのです。将軍慶喜の存在なくしてあのような明治維新は無かったのです。


さて、このような情報を与えてくれたのがリンパ球バンク株式会社の「表に出始めた明治維新の真実 ~総集編」という記事です。少し長いですが文章は巧みで、全文読まれたら良いかと思います。「どうかな??」と思える部分はありますが、概ねは記述されていることに間違いはないと思います。

この目次の中に「討幕の英雄三傑、慶喜将軍、勝海舟、榎本武揚のその後」とあります。薩長VS徳川幕府の視点ではなく、倒幕の英傑を慶喜将軍、勝海舟、榎本武揚の三名としているのです。明治維新を牽引したのはむしろ徳川内部からの勢力だったという視点です。

この記事では「倒幕派の重鎮」としてまず水戸徳川、そして島津斉彬(薩摩)山内容堂(土佐)松平春嶽(福井)の名を挙げています。ここで挙げられている「討幕派の重鎮」メンバーは、「倒幕派」というよりは全体的には「一橋派」とした方が正確で無難かな?とは思えるのですが、幕末に将軍の後継者問題が勃発し「南紀派」と「一橋派」の争いがあったのです。

歌川広景筆 『青物魚軍勢大合戦之図』
編集者註:将軍継嗣問題(一橋派 vs 南紀派)を風刺した幕末の浮世絵。蛸は水戸名産で「徳川斉昭」、藤顔(冬瓜)は「井伊直弼」。詳細はこちら
Wikimedia Commons [Public Domain]

簡単には血統を重視する保守派が「南紀派」、一方の能力主義の根本改革派が「一橋派」です。「一橋派」が推していたのが英名と評判の「一橋慶喜」、後の徳川慶喜です。しかしこの争いは「南紀派」が勝利します。

この流れの中で大老に就任していた井伊直弼は日米修好通商条約に調印し、それに激昂する水戸徳川などに対して「安政の大獄」を断行します。井伊直弼の行為は大老として徳川幕府の権威を守り回復し、外国勢力と正常に対処していくためのものだったと見受けられます。

しかしこの井伊直弼は程なくして凶刃に倒れます。「桜田門外の変」です。脱藩水戸浪士グループに大老が惨殺され、幕府の権威は完全失墜したのです。

そしてこの後は「一橋派」が日本国内を牽引していくのです。即ち「一橋派」が維新の主要メンバーとなるのです。

» 続きはこちらから