注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
嫌でも武力鎮圧から逃げられない習近平
武力鎮圧は脅しではない
香港情勢がきな臭くなってきた。
8月7日、中国政府は抗議活動が続く香港情勢について、「情勢がさらに悪化し香港政府が制御できない『動乱』が起きれば、中国政府は決して座視しない」と警告(中略)... 1989年の天安門事件で下された「動乱」評定が今回も下されれば、香港に戒厳令が敷かれ、武装部隊が鎮圧に乗り出すだろう。
(中略)
北京が武力鎮圧を匂わせるほどに現状を問題視するのは何故か。(中略)... それは、中国政府も中国人も「抗議運動の背後には外国勢力(米国)の煽動がある」と確信していることだ。
中国では、香港の民主派グループが「全米民主主義基金(The National Endowment for Democracy、「民間非営利」団体とされながらも、実際は米国議会から年々の出捐を得て「他国の民主化を支援する」ことを目的に資金援助をしている団体)から資金援助を受け取っていることや、米国の駐香港領事館員が2014年雨傘革命当時の学生リーダーだったジョシュア・ウォン氏に会いに行ったことなどが、米国の陰謀の動かぬ証拠とされているのだ。
(中略)
武力鎮圧を余儀なくされるような事態に追い込まれたら、米中対立は激化、経済はいよいよ萎縮、中国の国際イメージは悪化、台湾で蔡英文総統が再選される可能性は増大……というように、習近平執行部は困難が増すだけで、得るものがない(中略)... しかし、執行部が困るがゆえに、事態を悪化させてやろうと目論む反対勢力も中国にいるのではないか。
(以下略)
18日にトランプが語った、「もし中国政府が暴力を使えば、貿易交渉で取引するのは難しくなる。つまりまた天安門を再現すれば、取引できない」。香港と貿易戦争を結び付け圧力をかけるトランプ。香港暴動は米国の仕業と自白したようなものhttps://t.co/4YeaYCbiaC
— mko (@trappedsoldier) 2019年8月19日
欧米が開始したカラー革命とNED。こんなに毎日証拠が提示されているのに、まだ「香港民衆の自由を求める運動」と描き続けるライターには不信感。誰のために書いている? どこから金が出ている! https://t.co/eeyfCuXH9Z
— mko (@trappedsoldier) 2019年8月19日
香港の民主活動家? 暴徒? テロリスト?https://t.co/H2sHxoVfpq
— mko (@trappedsoldier) 2019年8月20日
ツイッターが最も隠したい真実はこれ? 香港暴動のリーダーが、米領事館の指示で動いている事実。ジュリー・イーダーはジョシュア・ウォンのハンドラー。さらにマット・リーやジミー・ライとも秘密会議を重ねている。香港暴動はアメリカによるアメリカのための運動! https://t.co/XUesWCzvEi
— mko (@trappedsoldier) 2019年8月20日
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また、抗議運動の背後に“アメリカとイギリスの情報機関が存在している”ことは、mkoさんの一連のツイートをご覧になるとわかると思います。彼らは、抗議活動を「意図的に動乱」に持ち込み、中国政府が武力鎮圧してくるように誘導しているわけです。万一、習近平氏が彼らの企みに乗って武力介入すれば、“第二の天安門事件”が起きて、多くの人が犠牲になります。
これは、習近平氏を排除しようとする企みですが、問題はこれを誰がやっているのかです。ここでは詳しいことは書きませんが、どうも、習近平氏は孤立無援のようで、実のところ、窮地に陥っていると思うのですが、習近平氏自身は、状況をきちんと把握できていないように見えます。
波動的に見ると、習近平氏はかなりヤバイです。彼ほどの政治的天才でも、世界皇帝という野心から、状況を冷静に見れなくなっているのだと思います。
習近平氏は、エリック・シュミットやフランスのロスチャイルド家を利用して、中国版のNWOを実現し、自分が世界皇帝になることを考えていたと思うのですが、当のエリック・シュミットやフランスのロスチャイルド家は、習近平氏が自分たちの思うように動かないことに気づいたということでしょう。
加えて、ゴールドマン・ファミリーズ・グループ(旧300人委員会)は、元々、中国の民主化を求めており、その意向に従わない習近平氏に腹を立てていました。さらに5G戦争では、Qグループも中国共産党を敵視しています。こうした状況を見ると、習近平氏が生き残るには、彼の野心を捨てる以外に道は無いと言えそうです。