注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
A MESSAGE FROM THE PRESIDENT! pic.twitter.com/uhLIcknAjT
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) October 7, 2020
(中略)
大統領は4日間の入院で急速に回復することのできたことで様々な治療法を称賛し、こうした薬を、極めて有害な呼吸器疾患に苦しむ全ての米国人が使えるようにすると約束した。
(中略)
最高司令官は、ウォルターリード米国軍医療センターに2日にヘリコプターで入院してから、リジェネロンのような実験的治療が自分の命を救ったと述べた。
「それは治療薬だ。私にとって。入院して、あまり気分が良くなかったが、24時間後には気分が良くなった。病院から出たくなった」と彼は語った。
※大統領のメッセージで「抗体療法はワクチンより重要」と語った。
— トランプ大統領ツイート日本語訳(📝 解説付き)非公式 (@TrumpTrackerJP) October 9, 2020
大統領が使用したリジェネロン社の「抗体カクテル REGN-COV2」の臨床実験をしたコロラド医大キャンベル医師は:
✅抗体はREGN10933とREGN10987からなるタンパク質で体内のコロナを攻撃し、同時にワクチンとしてウイルスを模倣
続く
続き
— トランプ大統領ツイート日本語訳(📝 解説付き)非公式 (@TrumpTrackerJP) October 9, 2020
✅リジェネロン社はコロナから回復した人と人間の免疫システムに遺伝子操作したマウスから得た数千種類の抗体から2つの抗体を選んだ
✅両抗体はコロナのトゲのそれぞれ別部分にとりつきコロナウイルスの複製を防ぐ
と語る
ソースhttps://t.co/czEjZ9uVBf
研究発表https://t.co/2lwTQKMyFH
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そのリジェネロン社の「抗体カクテル REGN-COV2」には、REGN10933とREGN10987の2つのモノクローナル抗体が含まれているとのことで、「両抗体はコロナのトゲのそれぞれ別部分にとりつきコロナウイルスの複製を防ぐ」とのことです。
免疫細胞のB細胞は、ウイルスなどの異物(抗原)をやっつけるため、目印に結合する抗体を作るのですが、“モノクローナル抗体は、ただ1種類のB細胞が作る抗体のコピー、つまりクローン”だということです。
モノクローナル抗体の作り方ですが、“人間の免疫系を持つように遺伝子操作されたマウスを、新型コロナウイルスに感染させ抗体を作らせる。マウスの脾臓から様々なB細胞を集め、それぞれのB細胞と無限に増え続ける能力を持つ骨髄腫細胞とを融合させた融合細胞を作る。これらの融合細胞の中から目的に合う融合細胞を選び出す。これを培養、増殖してモノクローナル抗体を大量に作る“ということらしい。
こちらの「モノクローナル抗体の作り方とは?」に、イラスト付きで、分かり易い説明があります。
個人的には、このようにして作られる薬を、私は使う気になれません。「人の命は地球より重い」と言う私には理解しがたい言葉があるのですが、私には「人」と「マウス」の命は等価です。あなたが「マウス」の命を大切にする人ならば、あなた自身の命も大切にされるだろうと思うのです。
常識的には、あなたが大切にしているハムスターとテレビでよく見る嫌なヤツのどちらの命が大切なのでしょう。可愛がっていたハムスターが死ぬと悲しくなり、ペットロスがしばらく続くかも知れません。でも、嫌なヤツが死ぬと、“これで少しは世の中がよくなるかも~”と思って喜びますよね。死んだ時に、多くの人に喜ばれるような人と言うのは現実にたくさんいますが、本質的にはその人の生き方が間違っていたからだと思うのです。
「人」の命が何よりも大切と言うのは、人間の最大のエゴではないでしょうか。“それぞれの生き物に、大切な「命」がある”というのが本当なように思います。この言葉には二つの意味があります。それゆえ、小さな命を大切にしたいのです。