フランス革命の前提 ~国民人気のネッケルの財政運営
アンシャンレジームを風刺した漫画
(第三身分者が聖職者と貴族を背負う)
「
フランス革命」
の前提となっていたのが、同国の極端な財政悪化でした。
財政悪化の要因は無論戦費ではありました。しかしそれだけではなさそうです。そこにはやはり、
戦費も含めてそれを調達したいわゆるユダヤ国際金融団(カバールと表現するのが最も正確でしょう。)
の陰謀があった模様です。
「自分たちの資産をまとめて巧みに利用すれば、大衆を失業させて飢餓寸前の状態に陥れる経済的悪化状況を生じさせることは可能」。
このフランクフルト秘密会合での
ロスチャイルド初代の言葉を実現させる工作員エージェントが存在するのです。
さて、「フランス革命」の口火が切られた瞬間をウィキペディアの
同記事は次のように記しています。
「緊張が高まるなか、7月11日に国民に人気のあったジャック・ネッケルが罷免された。これに怒った民衆は、1789年7月14日、当時は火薬庫であったバスティーユ牢獄を襲撃した。パリでの事件が伝えられると争乱はフランス全国に飛び火」。
革命の口火が切られるきっかけとなったのがジャック・ネッケルの罷免、国民に人気があったとされる
ジャック・ネッケルは当時のフランスの財務長官でした。
ところが彼は元々はスイスの銀行家であり、彼こそが国際金融団のカバールのエージェントだったと『闇の世界史』と『カナンの呪い』ではしています。
ジャック・ネッケル
『闇の世界史』では、フランスへの巨大融資の際に国際金融団はネッケルを送り込んだとして128頁に次のように記しています。
「財務長官としてフランス国王の顧問に任じられたネッケルのことを、ユダヤ人金融家たちは、金儲けの天才だから瞬く間にフランスを財政的窮状から救いあげてくれるはずだと吹聴した。実際のところ、次の4年間でネッケルがしたことと言えば、フランス政府をいよいよ深くユダヤ人金融家と関わらせ、国家負債を1億7000万ポンドにまで増大させたこと、それだけだった。」
『カナンの呪い』では、202頁で「
スイスの銀行家ネッケルは革命における自らの役割を忠実に遂行し、
わざとインフレ政策を貫いてフランスに深刻な経済危機を招くことで、国民をさらに煽った」とします。そしてその上で、ネッケルは銀行家グループの誰かに追従していた筈であり、その人物を「ロスチャイルド男爵をおいて他に考えられない。」としています。
バスティーユ襲撃
1789年7月14日
バスティーユ牢獄を襲撃した民衆とされるのは、陰謀団カバールに雇われ潜伏していた凶悪犯や異常者たちが中心で、叛徒のその大多数を占めてはいたでしょう。ただしその後の展開では、
前回の「マリー・アントワネットの首飾り事件」で見たように、カバールがプロパガンダを通して流したその思惑に乗せられ、踊らされた多くの民衆たちもいたのです。騙された民衆は革命の犠牲ともなっていくのです。
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ってことで、どぞ!
金髪の子のきまじめなことよ
濃い髪の毛の子は、口角上がってるよ