人類がずっと苦しんでいるのは、愛と恋を混同しているためです。これは全く別のものなのに、イコールで結んでしまうために、苦しみが生じるのです。
愛は相手に対する期待や幻想が何もありません。相手に対して「こうあって欲しい」という願望が無いのです。愛は、幻影が無い真実なのです
出典:「ぴ・よ・こ・と 2」竹下雅敏(著)
半月以上も冷たい戦争状態の夫婦〜若いママからの訴え
パパの仕事が忙しくて、
4人の子育てのほとんどを1人で頑張っているママがいます。そのママが、
もう半月以上もパパと口をきいていないとか。
理由は・・・夏休みも終わりに近づき、久しぶりにパパの休みが取れたので期待が高まり、家族で出かけることにした時の事です。
もともと
釣りやキャンプが好きなパパ、早朝から家族を連れて釣りに行くことにしました。でも、子ども達は飽きて車の中でゴロゴロ。それでもパパが喜んだから良し!としました。でも、
次の日も早朝から釣り。その次も・・となると
怒りが込み上げて、とうとうパパに吐いた言葉が、「(―_―)!!8->×\(◎o◎)/!!●~*!!」
pixabay[CC0]
その暴言にパパも怒って無言の行。言い過ぎたと思って、途中で
話しかけても無視。LINEで好きなご飯を作ったよと書きこんで
も既読スルー。原因を作ったのは相手だし、顔を合わせると
怒りが込み上げるから家の中で会わないようにしているとのこと。でも、悲しいことに、もしかして、
パパが謝ってくるかもしれないという期待で外出することもできない。そんなウジウジの自分も嫌で、
いっそ家出してゴメンと言わせたい、など悶々と思っていたらしいのです。
若かりし頃の私たち夫婦の場合
こんな事はありませんでしたか?と聞かれて
若い頃の自分を思い出しました。
私も
子育ての全てを引き受け、家業も手伝い、自分の時間など無く、ストレスが溜まっていました。夫は休日になると1人で早朝からゴルフ。気候のいい9月10月は休日のほとんどがゴルフでした。その時期に開催される
子どもの運動会や発表会には来たことが無く、代わりに両親と親戚が見に来るのでお弁当を作るのも大変でした。だから
秋は怒り爆発●~*!!
そうなると、
夫は更に怒って無言。どうしてこうなってしまうのでしょう。
そして、
いつも私から謝らなければ折れてくれませんでした。私は悪くないという思いが募って、なかなかそんな気になれません。
拍車をかけるのがセックスレス。持って行き場のない性エネルギーが怒りへと転換されていきます。
そんな感情を持ったまま、朝から晩まで子どもや両親、従業員がいる家の中で普通にしているのも辛いものです。
こんな時は、何をしていても、頭の中で自分の正当性を繰り返し膨らませてしまいます。そうすることで
一瞬、スカッとするのです。
昔の古傷まで引っ張り出して拍車をかけます。
でも、
ずっと怒っているのも疲れます。気を変えて
夫の好きな食事を作って「僕が悪かった」という言葉を期待してみますが、相手も意固地になっていて見事に撃沈。更に私も怒りが募る、という構図になるのです。もうそうなると
自分勝手に膨らませた怒りの理由がありすぎて、何が原因だったのかもわからないくらい混乱しています。
夫も無表情で、頑固な岩の様でした。
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