英雄
ペンキのペール缶と台所の排水ゴミ受けを使ったロケットストーブ式の卓上コンロ。ドラム缶で何でも簡単に炭にできると、炭作りを提唱されていたその炭。
昨年亡くなる少し前、松村賢治さんが、野草茶のお礼だといって、格別の笑顔で持ってきてくださいました。
一級建築士と南太平洋協会理事と旧暦カレンダー発行と旧暦講師、炭作りの指導に手作りコンロの指導、本の執筆、猟師。他にも講演を依頼されたりと、
多彩で独創的で、1本筋の通った主張のある活動をされていました。
脳の手術をされ、帽子姿でも相変わらず活動的で、ヨット生活の合理性を活かしたログハウスがある広島と、仕事の事務所と自宅マンションがある大阪を行き来されていました。
最期は南太平洋協会として長年活動されてきたパプアニューギニアででした。
大工養成、自家発電、木造エコハウス、地元民の収入源になるようにと考案された、組み立てベット製作の仕事指導など、パプアニューギニアでの活動の様子を写真やお話で紹介してくださっていました。ヨットで太平洋を横断した時からの、パプアニューギニアの人たちとの付き合いで、当時、白人が食事代を払う時に、床にお金を投げて渡していたのを見て、白人に抗議したのだとか。とても親切にしてくれるパプアニューギニアの人に対しての、あまりに失礼な態度に腹がたったそうです。
ヨットで一人航海していると、海賊に狙われることもあり、甲板で猟銃を手入れして見せて、追い返した話などもされていました。
自分の目や耳で得た情報は、日本では伝わってこないような、まるで逆な内容だったりしたそうで、マスコミを鵜呑みにせず、自分で考え、発信する生き方をされていたと思います。
考案された方丈庵というログハウスは100年以上は耐久性があり、女性でも自分で建てた方がいるそうで、自作の場合は特に格安で、たしか200万円台でした。ヨットで単独太平洋・大西洋を横断された時の生活を活かした、高機能のログハウスは随所に工夫があり、3坪以内で建築確認申請不要ながら、4人が寝泊まりできて、ロフト、囲炉裏兼テーブル、シャワー兼トイレルーム、足踏みポンプ式台所、ソファーベット兼収納等が備わっています。

方丈庵
地元産の杉の丸太を使い、移築も可能で、大雨などの災害時には、そのまま船にもなり、浮くように作られているとおっしゃっていました。屋根も波板を重ねて二重にすることで、空気層ができて風が抜け、夏涼しく冬暖かく。丸や四角の色が塗ってある板を外すとガラス張りになっていて、空や外の観察が出来、気の利いた棚などもあります。
もう1棟の大きめなログハウスは仏壇のある畳の部屋と、大きな掘り炬燵式の囲炉裏のあるダイニングキッチン、眺めのいいテラスに広いロフト、ヨット式の階段を降りると工房がありました。斜面にたてられていたので、そのまま庭に出られる一間窓とテラスがあり、水場もあり明るく、作業しやすそうでした。
畑に続く庭には、最近造られたお堂が完成していて、裏山の壊れたお堂のあった場所へ移動するばかりになっていました。長いボルトを引き抜くと、分解して運べると説明してくださった、そのお堂に座って笑っている松村さんの写真が、一昨年廃校になった小学校で行われた松村さんを偲ぶ会の会場に飾られていました。昨年、地域の小学生たちが取材した時の写真らしいのです。
阪神大震災の時に大阪で被災され、避難生活のボランティアでの活躍の話もあります。寒い中暖房もなく、校庭で焚き火をしていると、消防署から火を焚いてはいけないと通達があったそうです。
その時、消防署長に直談判し、自分の親が避難生活して凍えていても同じことが言えるのかと抗議したそうです。そうして許可を得て、燃やす廃材には事欠くことがなく、その焚き火に鉄板をのせ、砂をショベルでのせて温めて、Tシャツなどを袋にして詰めて、砂のあんかを作ったそうです。避難生活の人たちが、毎日砂を詰め替えてもらうために、大事そうに抱えて持ってこられていたそうで、その時使ったショベルは半分近くまですり減って、先が短くなっていて、今でも小学校に置いてあるのだとおっしゃっていました。
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おそらく、あまりはっきりと思うところを書くと、訴訟を起こされる可能性があるためではないかと想像します。文末の3行は何を言っているのかはっきりとしませんが、ひょっとしたら、風邪やインフルエンザは家でしっかりと栄養補給をしていれば、ワクチンなど打たなくても大丈夫だと言いたいのかも知れません。インフルエンザワクチンには水銀が含まれていると書かれており、ワクチンを打つことがかえってリスクになる可能性が高いと言えそうです。
“続きはこちらから”以降の記事は、強烈です。ケニアの大統領選に出馬したライラ・オディンガ氏は、WHO、ユニセフと政府が一緒になって、破傷風ワクチン接種によって、50万人もの女性と少女を不妊症にしたと発言しています。
オディンガ氏は2017年のケニア大統領選挙に出馬し、現職の大統領に次点で敗れ落選していますが、選挙に不正があったことをケニア最高裁判所は認めています。不正がなければ、本来の大統領はこのオディンガ氏だったと思われます。
そうした人物の発言から、グローバリストによる人口削減計画が事実であったことがわかります。私たちの寄付金が、邪悪な陰謀のために使われているわけです。