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本当に「自分たちで食材を作るしかない」という所まで、日本は追い詰められている ~東京大学の鈴木宣弘教授「日本は1カ月半の備蓄しかない。…農家の平均年齢は70歳近くになっており、あと10年もすれば多くの農村は崩壊する」

竹下雅敏氏からの情報です。
 キノシタ薬品さんの動画は二つとも非常に重要なので、ぜひご覧ください。英BBCの動画では、「人間の細胞は全体の43%に過ぎない。残りはバクテリアやウイルス、菌類でできている。これらをまとめてマイクロバイオームと呼ぶ。…マイクロバイオームは私たちの健康を担っている。消化や免疫システムの制御を助け、病気から身を守ってくれている。…良いバクテリアも悪いバクテリアも抗生物質によって壊される可能性がある。感染症を排除することで、自己免疫疾患やアレルギーへの耐性を弱くしている。」と言っています。
 医療法人仁善会「田中クリニック」の田中善(よしむ)理事長は、“日本食を食べた日本人の腸内細菌叢は世界一。今のおばあちゃん達が長生きしてるのは、そのせいかも知れませんよね。…海苔とか海藻を分解できる酵素の遺伝子を持った腸内細菌叢が世界で唯一おると。…突然欧米食になりました。…それでいろんな病気、欧米に特有の病気とか出て来てる可能性がありますね。…腸と脳というのは大体1億本ぐらいの神経ネットワークがありますから、腸と脳というのは常に通信してる訳です。それやから鬱とかね、子どもやったら自閉症とかね、あるいはパーキンソンとか認知症とか多いですけど、そういう事が関わると思いますね。…それで私たちはどういう食事を食べていけばいいのか。…日本食を基本としてですね、納豆とかありますわね。あるいは野菜とか海藻類とか、あるいはキノコとかですね。海山のものをですね、あるいはお米とか発酵食品、味噌とかですね。そういうものを取ると、日本人の腸内細菌は育ちやすくなる訳ですね”と言っています。
 元外交官の馬渕睦夫氏は、“例えば食料。日々この摂取する中に、非常に添加物がある食品がたくさんある訳です。それを見極めることですね。…たくさん色々添加物が書いてあるのは避けるということだと思います。それからできるだけ自然農法によるものを口にすると。それからできるだけ…地産地消をですね、それに心がけるということだと思います”と言っています。
 宗像久男医師は、“この国はとっくにゲームオーバーなんだそうです。…10年前から俺たちが食べてる肉! 食肉ね、牛・豚・ニワトリ…餌は遺伝子組み換えだそうです。…ロシアってね、遺伝子組み換え入れてないんですよ。プーチンが絶対入れないって言ってるでしょ。こういう国に行きたい。日本の食い物はアメリカからの輸入止め! ロシアから入れようよ。どうして? 遺伝子組み換えじゃないからだよ”と言っていますが、私もロシア産の食品があれば手に入れたいですね。
 東京大学の鈴木宣弘教授は、“日本は1カ月半の備蓄しかない。…農家の平均年齢は70歳近くになっており、あと10年もすれば多くの農村は崩壊する。…他の仕事をしながら農業にも携わるような「半農」の形態を増やすということも必要だろう。極端に言えば、自分たちで食材を作るしかない。…耕作放棄地も使って身近な地域で生産から消費までの循環型の仕組みをつくりあげる。そうした意識を国民が持つ必要がある”と書いています。
 「自分たちで食材を作るしかない」というのは、“続きはこちらから”をご覧になると分かります。大分を含み九州7県がワクチン接種推奨地域に指定されたということです。こうしたワクチンが、そのうちmRNAワクチンになる事は間違いないでしょう。
 9月12日の編集長の記事で放射線育成種の「あきたこまちR」を取り上げていました。“従来の「あきたこまち」の種籾の提供は秋田県では2024年が最後になってしまいます。「あきたこまち」だけでなく、他の秋田県が提供しているすべての品種が放射線育種後代交配種に代えられようとしており、このままでは秋田県のお米のほとんどが放射線育種米になってしまいます。そして、これらには遺伝子特許が取られており、自家採種もすべて禁止されます”という本当に危機的状況なのです。
 最後のツイートは、“メッセンジャーRNAワクチン成分を移植した野菜や果物などの試作品が完成した”というもの。本当に「自分たちで食材を作るしかない」という所まで、日本は追い詰められています。
(竹下雅敏)
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[鈴木宣弘先生×山田正彦先生] 崩壊寸前の日本の農業、自家採種禁止の取り締まり監視機関が今年中にも設置 〜 対抗策は消費者と生産者の信頼に基づくネットワーク

読者の方からの情報です。
 読者の方々の投稿が共振しているのかしら?と思うほど「鈴木宣弘先生」が重なりました。それほど今、鈴木先生が活発に発信され続け、国民も農業への理解と危機感が高まっているのかもしれません。
 れいわ新選組は全国10ヶ所で鈴木宣弘先生を講師に招き「迫る!日本の食料・農業危機~食と命を守るために私たちができること~」という勉強会を展開するようです。長周新聞が伝えていました
 三橋貴明氏の「三橋TV」では、鈴木先生が2回にわたって日本の農業の状況と今後の進むべき道を語っておられます。世界各国は補助金をつけて手厚く農業を守る中、日本だけは逆行して国が農業予算を減らし、自家採取を禁じ、平時は外国から食糧を買い付けて食料自給率を下げ、有事になったら農家に芋を作らせるという経済植民地ど真ん中の政策をやっています。農業の憲法と言われる農業基本法から、なんと「自給率」を消し、食糧の安全保障を放棄しています。危機的な農業、そして危険な食品に対抗するには「自分自身で農業をやろう」「作って食べる」ことを勧めておられます。学校給食に地元の安全な食物を公共調達する取り組みは全国に広がっています。現在、与党の積極財政派の議員は101人いるそうです。鈴木先生は「中川昭一先生のように1人でアメリカと戦うとおかしな死に方をするけれども、101人で立ち向かえば何人かは生き残るでしょう」と笑わせておられました。大多数の国民が立ち向かえば傀儡政権に風穴が開きそうです。
 「新日本文化チャンネル桜」は、3時間半にも及ぶ討論会でした。冒頭で「農業を軽んじる国は、その民族の崩壊を招く。かつてローマが滅びたように…」という言葉が紹介されていました。このまま日本が崩壊しないためにできる農業政策として、討論に参加されていた山田正彦先生は「農業をやりたい若者は多い。農業で生活できるように(中抜きなしの)農家に直接渡す『戸別所得補償制度』が有効だ」と説かれました(1:01:49〜)。"国は食品の表示を意図的にできないようにして遺伝子組み換えやゲノム編集の食品がわからない。無添加の食品もわからなくなっている。昆虫食の表示もないままパウダーがすでに混入されているが、これらは報道されていない"と伝える鈴木先生の話を受けて、山田先生は「政府はすでにゲノム編集米を用意している。わき45という遺伝子組み換えの米も用意している。原産地の表示もいつの間にか『国内製造』という曖昧な表示になった。」「単なるガイドラインの変更で『不使用』『無添加』(の表示)ができなくなり、表示をすると刑事罰の対象になってしまう(1:21:18〜)。」また、自家採種禁止の法案に基づいて、いよいよ取り締まりが始まるそうです。農水省は監視取り締まりの機関を今年中に作る準備を始めたようです。自家採種したら10年以下の懲役、一千万円以下の罰金、共謀罪の対象になります(1:52:18〜)。逮捕、民事の損害賠償の対象になる農家は半分にも及ぶと予想されています。こんなク⚪︎法案をよくも通してくれやがったな自公政権。鈴木先生は「政治を動かすには、地域レベルで消費者・住民の皆さんと生産者と共同体の関係を作り直す、このことが全てを変えるキーになるんじゃないかと思っています。」「表示がなくても、私たちの周りの本物を作ってくれる生産者さんとできるだけ直接的に結びついて確認して、信頼できるものを買うようにする。そうしたネットワークができれば私たちの命も守れるし、がんばっている生産者さんも守れる」「地域のうねりがやがて国の政治にも反映される(2:13:55〜)」と今後の道筋を示されました。
(まのじ)
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食料は武器よりも安い武器だ グローバル企業と財務省に潰される日本農業 [三橋TV第752回] 鈴木宣弘・三橋貴明・高家望愛
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「危険な食」に対抗するには? 鍵は自産自消とネットワークだ [三橋TV第753回] 鈴木宣弘・三橋貴明・高家望愛
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【討論】壊滅に進む日本農業-危機の食糧安保[桜R5/9/8]
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2025年には現在の「あきたこまち」から、カドミウム低吸収性の「あきたこまちR」に切り替えられる 〜 放射線育成種の長期的な安全性は不明、やがてはゲノム編集米に置き換えられる懸念も

読者の方からの情報です。
 読者の方々から、お米の「あきたこまちR」についての投稿が相次ぎました。2023/4/14時事ブログで取り上げた情報をさらに掘り下げた専門的な情報も届いていますが、「生活防衛LABO」さんの動画が現状を簡潔にまとめて下さっていました。
 それによると、秋田県が「あきたこまち」を「あきたこまちR」への生産全面切り替えを決定したそうです。早ければ令和7年(2025年)には、全国で愛されている「あきたこまち」が食べられなくなりそうです。「あきたこまち」は"コシヒカリを母に、奥羽292号を父に"1984年に開発された秋田県特産のお米です。一方「あきたこまちR」は「コシヒカリ環1号」と「あきたこまち」を交配させ、さらに7回も「あきたこまち」を交配させたお米です。「あきたこまち」の食味とカドミウムを吸収しにくい性質を持ちます。問題は「コシヒカリ環1号」が放射線育成種ということです。これまでも遺伝子の一部をガンマ線で破壊することで、稲や麦、大豆などの品種改良(?)がすでに行われていました。この度初めて知ったのですが、美味しいと人気のお米、例えば「レイメイ」「キヌヒカリ」「どんとこい」「にこまる」「とねのめぐみ」「きぬむすめ」「つるがロマン」「ゆめひたち」「銀河のしずく」「つや姫」「雪若丸」などいくつもの品種が放射線で改良がされていました。
 これらに倣って「あきたこまちR」も安全性に問題ないとされています。けれども「あきたこまちR」はガンマ線よりもはるかに強い「重イオンビーム」を集中的に照射しており、安全性のデータは揃っていません。このお米を長期間食べた時の影響は未知数だとされています。また「放射線育成種」は「ゲノム編集」と同様、届出が必要な親から交配して生み出された品種には届出の必要がありません。「コシヒカリ環1号」は届出が必要ですが、「あきたこまちR」は不要です。さらに自家採取が禁止されていることも大問題です。農家の方や国民に選択する権利はありません。
この放射線育成種への切り替えには、国の強力なバックアップがあると言います。2018年農水省は「いずれ全ての国産のお米を放射線育成米に転換する」と決定しました。「既に(国研)農研機構や各地方自治体において、100種類以上のカドミウム低吸収性イネ品種・有望系統の育成・開発が進んでいる」のだそうです。生活防衛LABOさんは「もし、品種改良は嫌だ、できるだけ手を加えられていないお米を、ということでしたら、もうだいぶ少なくはなってきましたが、朝日や亀の尾をお勧めします。」と言っています。昔は「西は朝日、東は亀の尾」と言ったそうな。
 印鑰智哉氏は、「あきたこまちR」はゲノム編集への「トロイの木馬」ではないかと危惧されていました。放射線育成種の、カドミウムを吸収しにくい性質を保ったまま、植物の生育に必要なマンガンは吸収し易くし、さらに、ヒ素は吸収しない性質に遺伝子を改変するとなると、放射線を当てるよりも「ゲノム編集」をする方がはるかに効率が良いらしいのです。国民には、手にしたお米が品種改良していないものか、放射線育成種なのか、はたまたゲノム編集されたものなのか、知る術はないようです。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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農業の危機! 再来年、あきたこまちが食べられなくなる!!
配信元)


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放射線育種から「ゲノム編集」へ? 「コシヒカリ環1号」はトロイの木馬か
引用元)
(前略)
この2つの欠点を修正できれば、「コシヒカリ環1号」系の「あきたこまちR」などが持つマンガン不足も解決できて、ヒ素も吸収しない、カドミウムとヒ素汚染の多い地域でもそれらを吸収しない品種が完成することになる。しかし、それを実現させるためには遺伝子の特定の箇所(塩基)を破壊しなければならない。そのために用いる技術は放射線では効率が悪すぎ、TILLING法などの突然変異の技術を使う可能性もあるかもしれないが、やはり本命は「ゲノム編集」になるだろう。「コシヒカリ環1号」系の放射線育種米はそれが出てくるまでのつなぎにしかならない可能性がある。
 
 それではなぜ、その本命の品種を待たずに農水省は放射線育種米の導入を決めたのか? それは、いきなり「ゲノム編集」米を食べろといっても反発が大きくなるからだろう。放射線育種は1960年代以来からの実績がある。「昔から使われていた技術だから反発するものは少ないだろう」(しかし、「コシヒカリ環1号」で使われた放射線は重イオンビームであり、長い使用実績のあるガンマ線ではない)。「もし、批判が出たら、従来の放射線育種品種を使っている人たちが反発して、その批判を潰すだろう」。要するに放射線育種なら反発が少ないと考えたのではないか?
(以下略)

大阪府泉大津市の南出市長の新たな取り組み 〜 農村のある自治体と農業連携協定を結び、安全で美味しい農産物を給食に / 消費地と農産地をともに生かす「共存共栄のサプライチェーン」

 今日は、たった一つのツイートを取り上げました。
大阪府泉大津市の南出賢一市長のメッセージです。要約できないほど、どの部分も大事で考え抜かれた政策だとホレボレしました。南出市長は、新型コロナ対策、新型コロナワクチン後遺症対策で誠実な市政をされていることは有名ですが、今回は「食と農」がテーマです。真に泉大津市のことを大事にすれば、いつしか日本全国も大事にされるという、有りそうで無かった政策でした。
 泉大津市は長野県箕輪村と「農業連携協定」を締結されたそうです。箕輪村でできた特別栽培米「風の村米だより」というお米を仕入れ、それを「金芽米」加工をして白米よりも美味しく栄養価も高くして、学校給食にするのだそうです。泉大津の子供たち、よかったねー!
 泉大津市は、農地面積が3%だそうです。食糧問題が深刻化する中、豊かな農村のある自治体と手を結び「共存共栄のサプライチェーン(流通の仕組み)」を作ることで、泉大津市にとっては、安定した価格で定量の農産品を継続購入して市の食糧安全保障と市民の健康増進を目指し、農村のある自治体にとっては農業生産の維持になると同時に、消費地と農家さんの「顔が見える」信頼のある取引が生まれます。「あの子たちには良いものを作ってあげたい」と農家さんが心をこめた農産物が届くところを想像しただけで、日本らしい暖かな気持ちになります。
「農業従事者の高齢化、担い手が定着しにくいこと、資材価格の高騰等が重なり、『あと5年続けられるかどうか』という(中略)全国の農山村が抱える共通課題」は、都市部の消費地にとっても死活問題となります。泉大津市との協定で農家さんが蘇るとなれば、これは日本全体にも大きな可能性となります。
 南出市長の「日本の農業を守ることは、日本人の命を守ること。 自然環境により優しい食べ物をいただくことで、日本人の健康を守る。 国家の安全保障と健康な生活の大前提であり基盤です。」というメッセージは、どの自治体にも、そしてすべての国民にも響くものがあると思います。
(まのじ)
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配信元)

まみむのメモ(58)〈田植え〉


 先日、借りた田んぼのある地域の氏神様にお参りしてきました。何となく体調不良や田植えもなかなか進まず、そんな中、母もわたしもピヨちゃんマーラーが切れてしまい、直ぐに新しいのを注文して送ってもらいました。それを首にかけて田んぼへ行った日に、ここの氏神様にお参りしていない事に気がつきました。昔、引越ししたらその地域の氏神様にお参りしてご挨拶するものだと教えてもらっていましたが、田んぼを作らせてもらう場合もその地域の氏神様にお参りした方が良いのだと思いました。お塩、お水、お米、お神酒をお供えして、田んぼでもお祈りをしました。花田植えで、神主さんがお祈りされ、神楽を奉納されるのも、稲作のためのご神事だったことを思い出しました。
(まみむ)
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まみむのメモ(58)〈田植え〉
6月もあと1週間、未だ田植えが終わっていません。見かねて知り合いが手伝ってくれました。5種体癖の彼女は、なかなか終わりそうにないのを見ていたら我慢できない様子。

田植えの助っ人


不耕起なので、水を張った状態で、草取りしながらの手植えという、時間のかかる作業です。とにかく水の確保が一番と思い、水を先に張ってしまいました。水を張れば草も育ちにくいはずでした。どっこい水性の草は元気良く生えています。

水性の草で覆われた田


そのために草取りしながらの田植えになりました。陸稲でも水田でも草のなかでは稲が負けて育ちにくいのを経験しています。こんな鈍臭い田植え、誰にも頼めない、私にしかできないと思っていたのですが・・・。

2月頃、水路に少しずつ流れていた水がいつの間にか流れなくなっていました。そこで知り合いと一緒に水路を調べると谷川からの長い水路には落ち葉がいっぱい溜まっていて、二人で鍬で掻き揚げ、閉まっていた取水口の蓋を開けて勢いよく水が流れ始めて一安心。

田んぼの取水


次に田んぼの周囲をスコップで掘ったり、鍬で土手を作ったりしてモグラの穴を塞いで保水できるようにしなければ・・・と思うのですが身体が、体力が、追いつきません。

そこで手押しの耕運機を借りて周囲を2〜3回耕すと、水が溜まり始めました。その後2箇所水が抜けているのを見つけて、泥を詰めて塞ぎました。

幸い苗は良く育ってくれました。


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