アーカイブ: ライター・読者からの情報

[ATJ]世界で始まるモンサントの農薬残留検査

 現在、日本でもラウンドアップのCMが普通にテレビで流れ、ホームセンターでも目立つところに堂々とラウンドアップが陳列されていて、なんとも言えない気分させられます。TPP反対の農協までもが、TPP推進企業のラウンドアップの陳列コンテスト「JA-POP甲子園」を大々的に開催し、売り上げを着実に伸ばしているという状況です。
 このままでは汚染がますます酷くなるばかりですが、先月、国際がん研究機関(IARC)が、ラウンドアップの主要成分であるグリホサートを「おそらく発ガン性物質」という2Aのカテゴリーに指定したことで、流れが変わりつつあるのでしょうか。アメリカをはじめ世界中で、グリホサートの使用禁止を目的にした農薬残留検査が実施されるようです。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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世界で始まるモンサントの農薬残留検査
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本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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[芳ちゃんのブログ]ロシアの諜報専門家はウクライナ紛争をこう見ている

 プーチン大統領の顧問でもあるロシアの諜報専門家の見解です。
 春から夏にかけてウクライナで軍事行動がある可能性が高いと見ているようです。ウクライナは“半ば崩壊、あるいは、完全な崩壊が進行する”とあります。ロシアに関しても“今年は非常に困難な年となるでしょう”とあります。
 “いちかばちかやってみたらどうでしょうか?”という質問に対しては、“今事を起すと、大統領の考えを過小評価してしまう”とあり、プーチン大統領が戦争を望んでいないのは明らかだと思います。
 また、キエフ政府の背後にいる米政府、さらにその背後の集団についてや、CIAの本来の任務が暗殺とクーデターであること等を指摘していて興味深いです。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ロシアの諜報専門家はウクライナ紛争をこう見ている
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[フルフォード氏]IMF、世界銀行、アジア開発銀行、アジアインフラ投資銀行の上にある”国際経済企画庁”の設立を

 アジアインフラ投資銀行のすそ野を広げた「世界インフラ投資銀行」とでも呼ぶべき"国際経済企画庁"をフルフォード氏が再度強く提案されています。これは白龍会からの提案でもあり、“シリウスシステムの天津神の最高会議によって決定されたこと”なのではないでしょうか。
 フルフォード氏は、“日本は(AIIBに)入っていくんじゃなくて、IMF、アジア開発銀行、世界銀行のカードを持って、…それとは別の国際経済企画庁をつくりますと。AIIBと共存してもいいから。それをやらなければダメなんです”とおっしゃっています。
 日本がその呼びかけをするようなのですが、安倍政権ではそれも期待できないのではないでしょうか。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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[古賀茂明氏]圧力をかける方は“圧力”と言わない。メディアは権力側と闘ってほしい。 〜外国特派員協会での質疑応答(英語カット)〜

竹下氏からの情報提供です。
 前回の冒頭会見の続きで質疑応答の部分です。
 古賀氏が言っていることは、単なる安倍批判ではなく、物凄くフェアだと思います。政権側が巧妙に、あるいはあからさまに圧力をかけ、言論の自由が脅かされているので、フェアな議論ができるように声を上げているのだと思います。
 普通ならそれに同調すべき日本のメディアが“メンタリティとして庶民の側に立って権力の側を監視するというよりも権力の側にいる”というは、今回の記者会見後の日本メディアによる囲み取材の様子(情報提供:NAVERまとめ)を見ても良く分かります。古賀氏がテレビ局の正社員に対して“非常にいい給料をもらって年金ももらえるという人ぐらいは闘ってほしい”とおっしゃっていますが、そのつもりはまったくないようで、政権側に立って質問攻めにしています。現政権と運命を共にすることで、あるいは現状を維持することで安泰だとおもっているのかもしれませんが、世界を見渡せば、そんな状況は、もう終わりに近づいているように思えます。
 文字起こしは、動画の内容を要約しています。全文はこちらです。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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[英語カット版]古賀茂明氏 外国特派員協会での質疑応答 (2015年4月16日)
転載元)

※古賀茂明氏の冒頭会見はこちら 

タイムズ誌右傾化しているのは政府内だけでしょうか。それとも日本社会全体も草の根レベルで右傾化というのが見られるのでしょうか。

古賀氏:一般市民の間でも、安倍さんに近いとか、古くからある市民的なリベラルな思想とは違う、タカ派的な考え方が出てきているというのは事実だと思うんですね。

それは、中国の台頭とか、国際環境の変化に対応して安倍さん達がよく言うような国際環境の変化に応じて、やはり日本の外交政策も変わらなければならないというような問題意識っていうのは確実に出てきているとは思います。

ただし、そう言う議論が出てきているのと同時にですね、それに応じる形で今度は逆にその平和を志向するという議論も強くなっているということで、私は両方の議論が強くなっているんだと言う風に理解しています。

ただ問題は、その時に本当に自由な議論ができる環境があるかという事が問題で、そういう大きな方針の転換をするか、しないかという議論を行なっているときに報道の自由とかですね、あるいは表現の自由というのが権力側から脅かされるというような事があるということが非常に大きな問題だと考えています。


ガーディアン誌:政府や政党という権力側が個人のジャーナリストや雑誌、報道局に圧力をかけたという具体的な例を出してもらますか?

古賀:一番知られているのは、例えばこないだの選挙の前に自民党が、「一般論です」といいながら在京のキー局、大手テレビ局に選挙にあたっての報道について注意事項というのを書いて「要請」という形で文章を出しました。

「これは圧力ではない」という風にとることも論理的には排除できませんが、この文書がどういう扱いを受けたか。各テレビ局の中で。

もしこれが「圧力ではない」と考えられているのであれば、この文書というのはもらっても、どこかに破いて捨ててもいいですし、本来であれば、「こんなもの来ました。ひどいですね」というのを放送すべきだと思いますが、それはどこもしませんでした。

じゃあこれを破いて捨てたかというと、私はいくつかの放送局に聴きましたけれども、むしろ、これを関係するところに配布をしている。もちろん文章として「こういうのが来ているのでみんな委縮しましょう」と書いてあるわけではないですが、こういうものが来ましたよと。一応伝えていると。これは「圧力」だと受け止めて、問題を起こさないようにということで考えざるを得ません。

これはずっと報道されなくて、結局ネットのニュースで「ノーボーダー」というところが最初に報じたのですが、それを受けてもテレビ局は放送しなかったですね、ニュースで。むしろ隠しておきたいというような感じになったのですが、それは何故かというと、それを出したら自民党に何をされるかわからないという恐怖感があるのだと思います。

それからもう一つ、最近また「ノーボーダー」がスクープで出していましたけれど、自民党から「報道ステーション」のプロデューサー宛に特定の日付の番組の内容について抗議をして、それは要するにアベノミクスのおかげでお金持ちがすごくもうかっていますというビデオを流したのですが、それがけしからんという内容の抗議文章、抗議といっても言葉はもちろん「ちゃんとやってくださいね」というお願いなんですけれども、そういうものも出ている。そして、それも隠されているというようなことが、具体的に目に見える形で感じられる一つです。


質問:明日、自民党に放送局の人たちが呼ばれているというが?

古賀:明日自民党の情報通信課、放送を扱う部会があるらしく、そこにテレビ朝日の私の放送の問題、3月27日私があそこで発言したこと。それからNHKの「クローズアップ現代」という番組、ここでヤラセが起きたんですね。その2つの問題を取り上げるのだろうということで、二つのテレビ局の責任者を呼び出しているという状況です。

そもそも政権与党が番組の編集について、口を挟むということ自体が実は放送法違反なんですね。よく放送法4条で「公平・公正」といったようなことを自民党は言うのですが、その前に3条という条文がありまして、この3条では「放送番組は、法律に定める権限に基づく場合でなければ、何人からも干渉され、又は規律されることがない」という条文があるのですが、明らかにこれに違反している。

私は是非ですね、テレビ朝日にもNHKにも自民党のこの呼び出しは断ってほしいと思うんですね。もし本当に自民党がどうしても話したいというのであれば、「どうぞ我が社にお越しください」と。「それを生で放送しながら議論しましょう」ということをやってほしいと思います。

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[古賀茂明氏]日本は独裁国家に到る最終的・危機的段階に来ている 〜外国特派員協会での冒頭会見(英語カット)〜

竹下氏からの情報提供です。
 日本が独裁国家への最終段階に来ている事が明快に語られています。
 独裁国家への第一段階は、政権によるメディアへの圧力と懐柔。第二段階は、メディア側の自粛と政権へのすり寄り。第三段階は、非常に重要なニュースが、報じられないこと。そして、現在日本はその最終段階で、メディアが“自粛していることをついに意識することすらできなくなっている”というところまで来ており、最終的には国民が、“権力側の都合の良い情報で頭の中が洗脳され”、選挙で間違った情報に基づき投票する事で独裁が誕生すると考えておられるようです。古賀氏は、それを肌で感じているからこそ、こうして声を上げているのだと思います。
 最後に古賀氏が進めているフォーラム4というキャンペーンが紹介されています。無党派層の受け皿になるような「改革はするけど戦争はしない」という勢力を創り出して行くキャンペーンのようです。こちらから賛同できます。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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[英語カット版]古賀茂明氏 外国特派員協会での冒頭会見 (2015年4月16日)
転載元)

文字起こしの出典: http://blogos.com/article/110230/
※一部修正したり、書き足しています。
 
みなさんこんにちは。今日はお招きいただきましてありがとうございます。
時間がないので、私の方からいくつかに分けてお話しさせていただきます。

日本の放送局、テレビ局というのは、政府との関係においてどのような立場にあるのか。これは国によって違いがあるので、日本の特殊な事情みたいなものをお話しさせていただければと思います。

テレビ局は政権側の管轄下、新聞雑誌も政府に対して弱い立場に

日本ではテレビ局というのは、総務省という役所の管轄下にあって、その事業をやるのには免許が必要だということです。総務省というのは内閣の一部ですから、安倍首相の意向によって動くわけです。免許を取り消したり、更新したりという権限を持ったところが監督をしているという構造になっています。

ですから、例えば独立性の高い委員会とか、政府から独立したところが監督しているわけではないということを理解しておいてほしいと思います。そういう意味では新聞とはかなり性格が異なります。そういう風に非常に弱い立場にあります。

ついでに、日本の新聞や雑誌業界も、政府に対して弱い立場にあるということも申し上げたいと思います。

一つは「再販制度」という制度がありまして、価格を維持するための制度ですが、これは公正取引委員会が所管していますが、これを維持してもらえるかどうかというところで政府に対して弱い立場にあります。

もう一つは消費税との関係、今、10%への引き上げが予定されています。生活必需品に対する軽減税率をどのような品目にかけるかという議論がされていますが、新聞・雑誌業界は自分たちをその対象にしてほしいということを喫緊の課題として新聞・雑誌業界は非常に強く政府にお願いしている状態です。そういう意味で、本気で政府と戦うのは難しいという状態です。

日本から独裁が生まれることはあるのか


そういう、日本のメディアが構造的に政府との関係で少し弱い立場にあるということを背景にしても、日本は世界の中でも非常に自由な国で自由な言論が保障されている国だと思うのですが、民主主義もしっかり定着しているのですが、そこから独裁が生まれることはあるのかということをいつも考えています。それはクーデターとかではなくて、正統な手続きを踏んだ上での独裁への移行です。

第一段階 
それが起こるとしたら、第一段階として、政府がマスコミに対して圧力をかける。放送法の免許というのは一つの力になりますし、圧力だけじゃなくて懐柔をする。アメとムチですが「軽減税率の対象にしますよ」といって懐柔をする。これらが第一段階としてあるのではないかと思います。

第二段階 
そして、それはいつの時代にもありうることなのですが、そうした圧力や懐柔にメディアはどう反応するのか。今のメディアは闘うというよりもそういう圧力を何とかかわそうとして、本来自分が描きたいものよりも少しずつ狭めて言って、それによって政権からの圧力を回避しようとして“自粛”する傾向が見て取れます。


また、マスコミのトップが政権側にすり寄っているように見える。そして、これは幼稚なことなのですが、「自分が政治を動かしている」あるいは「政治の中枢に入っている」というような感覚を楽しんでいるようなトップが増えているんじゃないかなと思いますけども、そうすることによって現場は闘いにくくなります。



まだまだ現場には、報道には真実を伝えるだけじゃなくて、いろいろな問題を掘り下げて、権力に様々な問題があれば、問題提起する大きな役割があるのだと思っている人間がたくさんいます。

しかし、トップが権力にすり寄っているようでは、トップが自分たちを守ってくれるのか、現場はトップを信じることができなくなる。現場が、ほとんどトップを信用していないという会社が増えていると私は感じています。

第一段階が圧力と懐柔だとしたら、第二段階は権力が何もしないのにメディア側の自粛とすり寄りをしていくことだと思います。

今の第一、第二段階において、第二段階を示す一つの例として、日本民間放送労働組合連合会というという労働組合がこないだ初めて自民党の報道介入にたいして強く抗議するという声明を出しているんですね。今まで出さなかったのが個人的には不思議なぐらいなんですが。 そこで面白い表現があります。「最近、報道機関のトップや編集幹部が積極的に安倍首相とのゴルフや会食に積極的に応じる一方で、政権サイドのメディアへの高圧的な態度がめだつ。」と。

ここに書いてある事が面白いという訳ではなくて、そういう風に現場が受けとめているということなんですね。ゴルフや会食に行くこと自体はケースバイケースで、いろんなことがあると思うのですが、少なくとも現場で働いている人たちが「何でそんなことするんだ」と抗議したくなるような文脈の中で、こうしたことが行われているということが私は重要だと思っています。

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