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独逸の伯林で見た、聞いた、感じた社会問題、教育問題 ~第14楽章 ドイツのオーガニックスーパーで見られる野菜やハーブ

 第13楽章は、ドイツ人の生活から垣間見る食生活について書きました。

 第14楽章は、ドイツのオーガニックスーパーで見られる野菜やハーブについてです。

 ドイツ・ベルリンのスーパーマーケットは、オーガニックスーパー(BIO)から、中堅スーパーEDEKA、REWE、激安スーパーのALDI、LIDLなどがあります。

 人それぞれのライフスタイルや生活意識で、買い求めるものも違ってきているような気がします。

 食が変われば身体が変わり、身体が変われば心が変わり、心が変われば態度が変わり、態度が変われば行動が変わり、行動が変われば習慣が変わり、習慣が変われば人格が変わり、人格が変われば運命が変わり、運命が変わると人生が変わるので、毎日の食べ物は大事ですね。
(ユリシス)
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ドイツのオーガニックスーパー


私がよく出かけるオーガニック(BIO)スーパーの最近のパンフレットです。

photo by ユリシス


卵についても、このような問題があることを知り、驚愕しました。
http://www.hopeforanimals.org/eggs/427/


こちらのスーパーでは、グリホサートにも反対しているので、
安心して購入することができます。

photo by ユリシス

http://www.foocom.net/column/shirai/14080/
http://www.foocom.net/column/shirai/16916/


ドイツの食材


ドイツの野菜といえば、ジャガイモ・・と思われる方も
多いかもしれません。確かに、ジャガイモはドイツでは主食になります。

http://home.q04.itscom.net/asoh/Kulturgeschichte-Kartoffeln.html
http://home.q04.itscom.net/asoh/Essen-Kartoffel.html

また、じゃがいもは、芽が出ないように放射線照射されているとか、

http://www.ies.or.jp/publicity_j/mini_hyakka/21/mini21.html
http://www.health.ne.jp/library/0300/w0309002.html

pixabay[CC0]


じゃがいもは、ナス科の植物なので、ナイトシェードの問題があるとも言われています。
http://ww4.enjoy.ne.jp/~macroway/trans/nightshade.html

確かに、街を歩いていると、年齢が高い方がひざや大腿骨などの
関節がやられているような方をときどき拝見
します。
ドイツ人の主食のじゃがいものせいなのでしょうか・・。

スポーツ選手などは、ナス科の食べ物を控えていると聞いたこともあります。

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ぴょんぴょんの「ヘンプの蚊帳の中で」

 最近は老眼のため、蚊の生け捕り作戦にも限界を感じましたので、蚊帳をつることにしました。
 ただ、どうせ買うのなら一生モノということで、「ヘンプの蚊帳」を購入しました。
 実はこの「ヘンプの蚊帳」、時事ブログではすでに紹介されています。
 「呼吸が楽でいい感じです。めでたい。」(時事ブログ2018/01/20)と、感想を述べたしんしん丸さん。
 潜在意識にインプットされたこの一言が、高額買い物の購入ボタンを「エイッ!」とクリックさせたのであります。
 お値段以上の・・・ヘンプです。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「ヘンプの蚊帳の中で」


使用可能な大麻と使用禁止の大麻


最近、蚊が出始めたなあ。

蚊って、非礼にもほどがあるよね。
ウィンウィンうるさいし、血を盗んだあげくに、かゆい置きみやげをしていくんだから。

ヤマ・ニヤマの非暴力を守る上で、一番ネックになるのが蚊さん。

蚊取り線香は煙がきらいだし・・・。


お一人ずつ、つかまえて外にお連れしていたのだが、もうお世話しきれなくなった。
ということで蚊帳作戦に変更したが、どうせ新しく買うのならと「ヘンプの蚊帳」を購入した。

ヘンプってなに?

大麻!

pixabay[CC0]


ええっ?? シーッ!シーッ! (キョロキョロ、あたりに誰もいないな?)
・・・・・くろちゃん! だめだよ、それ、法律で禁止されてるから!

はあ??

このこと、聞かなかったことにする、ぼくの胸にしまっておくから。

何言ってんだあ? 大麻は麻だよ! 大きい麻と書いて大麻。

そうは言っても、大麻って聞くだけでヤバイって思うよ。

知らねえのか?
大麻は日本古来から使われてきた、伝統的な繊維なんだぞ。
伊勢神宮の”おふだ”の正式名称は「神宮大麻」、お祓いで使う道具は「大麻」(おおぬさ) と呼ばれるくらい、現在でも神社御用達さ。
(びんちょうたんコム)

そう言えば、アッキーも「『日本を取り戻す』ことは『大麻を取り戻す』ことだと思っています」とか言ってたね。(LITERA)

お〜い! アッキー、お元気ですかあ〜?
とにかく、大麻取締法では「花穂」と「葉」が対象で、「茎」や「種子」は対象外。
ヘンプ蚊帳の糸は大麻の「茎」が原料なので、取締りの対象にはならないのさ。

pixabay[CC0]


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ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 外伝4 ― イギリス東インド会社のアジア蹂躙

 民間会社であるイギリス東インド会社は「超国家的特権」が付与され、インドに中国に、アジアへアフリカへと進出し、世界各地に植民地を拡げ、略奪の限りを尽くしていきます。
 インドの破壊劇などは凄まじいものでした。彼らは世界最大最凶のギャング団と表するのが正確でしょう。
 イギリス東インド会社の本体は、違った名称で最近までそのまま存在し活動していました。ただし、このギャング団が世界各地での破壊劇と略奪を成立させるには、現地の政府関係者など有力者の協力が不可欠なのです。ギャング団は現地有力者を自陣に取り込み、それを特権階級に置き、現地から収奪させ貢がせるのでした。
 現在私たちは、数百年来世界各地で繰り広げられてきた破壊劇略奪劇をこの日本で改めて目の当たりにしています。
 安倍政権です。過労死促進法、TPP、モンサント(種子)促進保護法、水道事業明け渡し法等等、全て既に過去に起きたことの焼き直しです。さて・・・。
(seiryuu)
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ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 外伝4 ― イギリス東インド会社のアジア蹂躙

インドに進出したイギリス東インド会社 ~キャラコ論争から産業革命、インド破壊劇


エリザベス1世
Wikimedia Commons [Public Domain]

1600年、エリザベス1世から勅許公認を受けて合本会社として設立スタートしたイギリス東インド会社は、オランダとの競合の関係もあり、インドに進出していきます。

1601年1月出航した最初の航海では「1603年9月にイギリスに戻り、103万ポンドの胡椒を持ち帰った。ロンドンに入荷した胡椒はそこからヨーロッパ各地に売りさばかれた。」(「世界史の窓」)とあるように、イギリス東インド会社の当初の目的は香辛料類の獲得で、そこからの利益追求でした。

しかしイギリス東インド会社は、やがてインドに徐々に深く浸食していき、植民地支配し徹底的な収奪を行う過程で様々なものを手に入れていきます。宗教や哲学などの深遠な知識がその一つです。これが神智学へと繋がります。

物品面では先ずインド産綿布が挙げられます。
当時イギリスは毛織物工業が国内産業の中心でしたが、輸入されたインド産綿布の着心地の良さや、加工が容易などの機能面から次のような事態が生じます。

「インド産綿布はキャラコと言われ・・・イギリス社会に急速に普及した・・・。・・・インド産の安価なキャラコの輸入によって打撃を受けた毛織物業者がその輸入を禁止するように運動を始めた。」(「世界史の窓」)

このキャラコ輸入を巡る毛織物業者と東インド会社の激しい論争を「キャラコ論争」といいます。この論争は「1700年にはキャラコ輸入禁止法、さらに1720年にはキャラコ使用禁止法が制定された」(「世界史の窓」)という結果になります。

しかし、「綿織物のすぐれた着心地を知ってしまった民衆の中に出来上がった需要は、むしろ強くなり、それに応えるようにイギリス国内に綿工業が勃興するのを押しとどめることはできなかった。イギリス各地に、インドから綿花を輸入して、綿織物を製造する工場が作られ、膨らむ需要に追いつくために技術革新が進んだ。それが1730年代に始まるイギリスの産業革命であった。機械化された工場で製造された綿織物は、今度は逆にインドに輸出されるようになり、インド綿布の家内工業を破壊していくこととなる。」(「世界史の窓」)

イギリス東インド会社が持ち帰ったインド産綿布は、結果的にはイギリスでの産業革命に繋がったのです。そして更にその産業革命はイギリス東インド会社の手を通して、インドの綿布産業を破壊したのです。

Wikimedia Commons [Public Domain]

このインドでの綿織物業の破壊劇は凄まじく、イギリス東インド会社はインドに英国産の綿織物を輸入流通させるため、邪魔になったインドの織物職人数万人の手を切り落としたとの複数の情報があります。

イギリス東インド会社の利益追求のためのどう猛さと残忍さを思えば、職人の手を切り落とした等の情報、これは間違いない事実のように思えるのです。ともあれインドで綿織物に従事していた人間は職を失い餓死の山を築かされたのは間違いなさそうです。

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ままぴよ日記 4

 ポイントは夫婦でお産に臨み、子育てをする意識があるか?この当たり前の事が欠如している上に、支援システムも誰を?何を?支援しているのかバラバラです。
 社会が子どもの育ちを保障し、親になろうとしているタイミングで両親を支えるシステムを作ればいいのに!シンプルでしょ!
(かんなまま)
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オーストラリアの産前産後事情


さて、オーストラリアでは妊婦健診の時から助産師さんが大活躍です。母体のこと、赤ちゃんの抱き方、授乳の仕方など何から何まで顔なじみの助産師さんがチームを組んでお世話してくれます。

面白いのは赤ちゃんの抱き方です。マタニティクラスの時に入院中の生まれたばかりの赤ちゃんを借りてきて教えてくれるそうです。新生児の赤ちゃんはクニャクニャしていて、とても抱きにくい上に、モロー反射で手が意識に関係なく動くので自分でびっくりして泣きます。

pixabay[CC0]


だからおなかの中にいた時のようにswaddleというラップで手をぎゅっと巻きます。この方が抱きやすいし、赤ちゃんが落ち着くので新生児のうちは助かります。背中は丸く、足はゆったりM字型です。私もカナダでお産した時に娘をぐるぐる巻きにされた時にはびっくりしました。(新生児の時期限定です)

swaddleの巻き方はオーストラリア発です。今では世界中で取り入れられていますので、やってみるといいかもしれません。
swaddleの巻き方はコチラを参考にしてみてください。

Author:Azoreg[CC BY-SA]


その他に、マタニティクラスでは夫婦同伴でお産の流れ、リスクの対応、産後の母体、母親の心理状態についても説明があるそうです。その上で夫婦の協力を強調されるようです。オーストラリアでは里帰り出産はありません。初めから夫婦で理解して臨むのです。その他、産前産後のヨガクラス、エクササイズクラスもあるそうです。

pixabay[CC0]


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【第6回】きっと役立つ乳酸菌学 〜メリーベのために〜 乳酸菌の機能性④腸での超凄い効果(アレルギー軽減作用)

 前回は免疫賦活化効果について書きました。今回は竹下先生が花粉症で苦しんでいらっしゃったということで、アレルギー症状の緩和効果について書きました。っと、これを書いている時は花粉症シーズンだったのですが、放置しすぎて夏になりました(笑)。それにしても身体の凝りからアレルギーが起こるってのは私にとって新鮮で面白かったです。
(地球に優しい方の微生物学者)
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きっと役立つ乳酸菌学 〜メリーベのために〜 乳酸菌の機能性④腸での超凄い効果(アレルギー軽減作用)

Bifidobacterium adolescentis
Author: Y-tambe


アレルギーは何故起こる?〜「Th1」「Th2」という細胞が決め手

 まずはアレルギーが起こるメカニズムについて簡単に説明します。それにはリンパ球が関与しています。特にキーワードとして覚えておいて欲しいリンパ球が「ヘルパーT細胞」と「B細胞」です。以下にアレルギー症状が出る流れを示します。

①B細胞で抗体(IgE抗体)が作られる
②抗体が肥満細胞(マスト細胞)に結合する
③抗原(花粉や食物などの一部)が抗体と結合する
④肥満細胞からヒスタミン等(※1)が放出される
⑤アレルギー症状が出る

(※1)アレルギー症状を直接的に引き起こしているのはヒスタミンやロイコトリエンなどの化学物質です。抗ヒスタミン薬や抗ロイコトリエン薬はこのヒスタミンやロイコトリエンが受容体に結合しないようにブロックすることでアレルギー症状を緩和する薬です。つまり、最終的な症状を無理やり抑えているだけで全く根本解決になっていません。出るものを無理やり出ないようにすることは、あまりお勧めできることではありません。「出るときには出す!」が原則だと思うからです。くしゃみも、鼻水も、感情も、あれも。

 アレルギーの原因を見ると直接的にはヒスタミン等の化学物質が関与しているわけですが、遡っていくとB細胞からの抗体産生が重要だということが分かります。実は、このB細胞に抗体を作るように指示している細胞があります。それが2型ヘルパーT細胞(「Th2」)です。ヘルパーT細胞には、「Th2」以外にも1型ヘルパーT細胞(「Th1」)、制御性T細胞(Treg)、17型ヘルパーT細胞(Th17)があり、これらは未分化のヘルパーT細胞(Th0)から分化します。

リンパ球 Wikimedia[Public Domain]


 その中でも「Th1」と「Th2」のバランス(Th1/Th2バランス)がアレルギーに関与していると言われています。ここでは、複雑性を避けるために、Th0は「Th1」と「Th2」のどちらかに分化するとして説明します。Th0が「Th1」と「Th2」に分化しますので、どちらかが増えるとどちらかが相対的に減るということが分かります。「Th1」になる細胞が増えると「Th2」になる細胞が減り、「Th2」になる細胞が増えると「Th1」になる細胞が減るわけです。アレルギー体質の人は、このTh1/Th2バランスが「Th2」に偏っていることが知られています。Th0から「Th2」に分化する率が高い状態です。前述したとおり、「Th2」の仕事はB細胞へ司令を出して、抗体を作らせることです。「Th2」が多いと、反応しなくても良い物質(花粉や食事等)にも反応し、抗体を作ってしまうわけです。ちなみに「Th1」が過剰に多いと、自分自身の細胞を自分で攻撃してしまう自己免疫疾患になりやすくなります(※2)。何でも中庸が一番ということです。

(※2)「Th1」はナチュラルキラー細胞やキラーT細胞などを活性化します。これを細胞性免疫と呼びます。細胞が直接、異物(病原菌やがん細胞など)を攻撃するからです。一方、「Th2」は前述したようにB細胞に司令を出し、抗体産生を促します。これを液性免疫と呼びます。

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