Qなる謎の人物
現在、トランプ大統領とその家族は海外で安全を確保しつつ、アメリカ国内で大量逮捕を進めていると言われています。大統領が以前「嵐の前の静けさ」と軍人たちを前に
言っていましたが、いよいよ「嵐」が到来したのでしょうか。その進行状況を発信しているのでは、という匿名の投稿が連日続いており、一部のネット住民の注目を集めています。
場所は
匿名で興味深い情報が放り込まれることの多い(らしい)
画像掲示板「4チャン」です。今回取り上げる人物ではないと思いますが、例えば
こちらの記事まとめによると、11月4日の2時と6時台の二つのおそらく別人による投稿があったそうです。2時の方は
「明日のテキサスのニュースを見よ。何か大きなことが起こる……」。6時の方は作者の指示通りに
各文の一文字目を繋げると、「FBI is going to cause a false flag (FBIが偽旗を起こそうとしている)」というメッセージになります。そして翌日の日曜日に何が起こったでしょうか。
テキサス州の教会が襲われました(都合良く犯人が死んで、いつも通りにFBIが介入)。
今回取り上げる人物の投稿開始日は、ハロウィンの10月31日(火)夜8時きっかり(29日頃からちょいちょい投稿はしていますが正式には)。見た目は
こんな感じです:
「?」で終わる質問形式が多いです。
この匿名の人物は、自分のことを「Qクリアランスを有する愛国者」と呼んだり、末尾に「Q」と署名したりしているので、我々もQと呼びましょう。男性か女性か、一人なのか複数なのかは不明です。またIDがめまぐるしく変わるので、成りすましがゼロかどうかも不明。
ただ
何かの作戦名なのか、この人物は頻繁に
「Alice & Wonderland(アリスと不思議の国)」と書いています。ルイス・キャロルが執筆したのは『Alice in Wonderland(不思議の国のアリス)』。そして11月4日に「Q=Alice(アリスは自分のこと)」と書いています。
「これもモッキングバード作戦の範疇に入るのだろうか?」
(※50年代から始まったとされるCIAによるメディア統制の極秘作戦)
そして11月8日にこの人物が開設した上記のツイッターアカウント名は「
白兎を追い駆けろ」(中を見ようとすると毎回必ず「このアカウントは一時的に制限されています」とツイッター社によってブロックされますが、構わず「プロフィールを表示する」ボタンを押してください)。英語で
「go down the rabbit hole(兎穴に降りて行く)」と言えば、アリスの物語のイメージから、「混乱の中に(自ら)飛び込む」という譬喩でもあります。
ちなみに
「Qクリアランス」とは何でしょう? 政府機関や軍隊では、どの程度の機密情報までアクセスが許されるのか、様々なランク分けがされています。
Qクリアランスは、
アメリカ政府が付与することの出来る最高レベルの機密情報アクセス権限をエネルギー省で有しているということです(ざっくり言って、国防総省のトップシークレット・クリアランスと同等だそう)。
エネルギー担当の省庁ですから勿論、電気・ガス・石油も管轄なのですが、その前身は原子力委員会、つまり
核兵器に関する研究開発から管理廃棄までを担う、国家安全保障の要です。
但し11月2日10時台の投稿で「“Q”と言えばその人物がDOE【エネルギー省】で働いていることを意味するのか? 否。【では】そのような情報を投下している人間が全省庁に対する最高レベルのクリアランスを有しているということだろうか? そんなことが関係あるのか?」と本人が煙に巻いていますので、必ずしもDOEの職員だと断言出来ないようです。
また『新スタートレック』の
Qという高次生命体をイメージしているのでは? とコメントする読者もいました。
» 続きはこちらから
日本人の海外生活を様々にサポートしてこられたユリシス様らしいコメントが頂けました。