灘校の歴史教科書採択に自民党などから「謂れのない圧力」

 有名な進学校である神戸の灘高校。そこで選定された歴史教科書がきっかけで、学校に対して、次々と不審な圧力や、嫌がらせのような抗議が始まりました。下のツイートにもあるように、まず県会議員、国会議員から「政府筋」の意向とみられる不可解な問い合わせがあり、続いて「このような歴史教科書の採用は即刻中止せよ」という内容の、匿名の写真葉書や、文面が全く同一の印刷葉書が大量に届き始め、産経新聞誌上では「慰安婦の記述のある歴史教科書を採用した」と非難され、さらに保守系月刊誌でも近代歴史研究家による非難の大論文が出ました。
 この一連の出来事に対して、灘校の校長先生が「謂れのない圧力の中で」と題する報告を出されました。決して愉快ではない状況の中で、事態を淡々と分析され、真摯に意見を述べておられます。
 まず、ちょっと驚いたのが、そもそも問題とされた「学び舎」の教科書を採択された理由です。既存の教科書が受験を意識して重要語句を強調し覚えやすくなっているのに対して、こちらは「歴史の基本である読んで考えることに主眼を置いた教科書」であり、これまで灘高が重視してきた「学習者が主体的に問題を発見し、思考し、他の学習者と協働して、より深い学習に達することを目指すアクティブ・ラーンニング」に向いているからだ、ということでした。教科書の採択理由は、まさに「本校の教育に適している」に尽きるようです。
 さて、校長先生は、この一連の動きが日本会議による草の根運動であることを解明され、「後は無視するのが一番」としながらも、ことの発端である議員の問い合わせに疑義を持ちます。文科省からは「教科書検定に通った中から、学校の選定委員会が決めているのだから問題はない」との回答を受け、この件は、行政ではなく政治的圧力だと判じておられます。
 そして最後に、このことから見えてくる現状を私達にも投げかけられました。保坂正康氏の著書を紹介しながら、ファシズムの権力構造には、国民を何としても閉じ込めておきたい正方形の四辺があり、
第一辺「情報の一元化」
第二辺「教育の国家主義化」
第三辺「弾圧立法の制定と拡大解釈」
第四辺「官民挙げての暴力」
 この四辺をより小さく、正方形の面積をより狭くしようとするものだとしています。
 今回の灘高は、第二辺の、学校教育への有形無形の圧力ですが、内田樹氏によれば、このような事例は他にもあり「多くの組織は、一人からでも抗議があれば、トラブルを忌避し事なきを願う」ようです。
 第四辺真っ最中の、籠池氏のように、また、この校長先生のように、自身の勇気が問われる時なのでしょう。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)



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謂れのない圧力の中で 〜ある教科書の選定について〜
引用元)
和田孫博

 本校では、本年四月より使用する中学校の歴史教科書に新規参入の「学び舎」 による『ともに学ぶ人間の歴史』を採択した。本校での教科書の採択は、検定教科書の中から担当教科の教員たちが相談して候補を絞り、最終的には校長を責任者とする採択委員会で決定するが、今回の歴史教科書も同じ手続きを踏んで採択を決めており、教育委員会には採択理由として「本校の教育に適している」と付記して届けている。

 ところが、昨年末にある会合で、自民党の一県会議員から「なぜあの教科書を採用したのか」と詰問された。こちらとしては寝耳に水の抗議でまともに取り合わなかったのだが、年が明けて、本校出身の自民党衆議院議員から電話がかかり、「政府筋からの問い合わせなのだが」と断った上で同様の質問を投げかけてきた。今回は少し心の準備ができていたので、「検定教科書の中から選択しているのになぜ文句が出るのか分かりません。もし教科書に問題があるとすれば文科省にお話し下さい」と答えた。「確かにそうですな」でその場は収まった。

 しかし、二月の中頃から、今度は匿名の葉書が次々と届きだした。そのほとんどが南京陥落後の難民区の市民が日本軍を歓迎したり日本軍から医療や食料を受けたりしている写真葉書で、当時の『朝日画報』や『支那事変画報』などから転用した写真を使い、「プロデュース・水間政憲」とある。それに「何処の国の教科書か」とか「共産党の宣伝か」とか、ひどいのはOBを名乗って「こんな母校には一切寄付しない」などの添え書きがある。この写真葉書が約五十枚届いた。それが収まりかけたころ、今度は差出人の住所氏名は書かれているものの文面が全く同一の、おそらくある機関が印刷して(表書きの宛先まで印刷してある)、賛同者に配布して送らせたと思える葉書が全国各地から届きだした。

 文面を要約すると、「学び舎」の歴史教科書は「反日極左」の教科書であり、将来の日本を担っていく若者を養成するエリート校がなぜ採択したのか? こんな教科書で学んだ生徒が将来日本の指導層になるのを黙って見過ごせない。即刻採用を中止せよ。というものである。

 この葉書は未だに散発的に届いており、総数二百枚にも上る。届く度に同じ仮面をかぶった人たちが群れる姿が脳裏に浮かび、うすら寒さを覚えた。

((以下略、続きは引用元でご覧下さい) )

[Twitter]「生きカエル」…ひからびた蛙がまさかの復活

ああよかったねえ
命は強い
(メリはち)
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配信元)




サイボーグが「カッコいい」世界

 英語を教えている学生の一人にTVゲームでもドラマでも(本人曰く可能であれば現実世界でも)、とにかくゾンビが大好きな子がいます。お友達になる方向ではなく、全員銃で殺しまくる方向です。余りに無邪気で、リアクションに困った自分の方が変なのだろうかと首を傾げてしまいました。
 世間一般の「カッコいい」がしばしば理解の範疇を越えているのです。サイボーグもその一例。トランスフォーマーみたいなノリなんですかね、アベンジャーズの一員になりたいんですかね。「俺TUEEE」ってやつですかね。
……私は縁側でお茶飲んで日向ぼっこして、畳の上で健やかにぽっくりが理想です。
(Yutika)
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サイボーグが「カッコいい」世界

従業員はモルモット




今年7月末、米国ウィスコンシン州のマーケティング会社でマイクロチップを社員の手に埋め込むことを決定したというニュースが話題になりました。一応、企業単位としてはアメリカ初。85人中50人もの従業員が同意したようです。しかもその半数は即座にOKしたのだとか。

8月1日にパーティを開いて実施するそうです(ということはもう開始されとりますな)。マイクロチップだけに、chips(ポテトチップス)が出されます。付け合わせにサルサソースも。めっちゃ楽しそっすね~、なんかいい感じぃ~って思ってもらいたいんでしょう。……思いません。

会社的に費用はそんなにかからないみたいですよ。この種の話題でよく登場するマイクロチップの草分け的存在、スウェーデンのバイオハックス・インターナショナルという会社と提携したので。とどのつまりは人体実験に名乗りを挙げちゃったのですな。

社員証を首から下げる必要がなくなります。鍵や暗証番号の入力なしでドアが開けられます。小銭の持ち合わせがなくても自動販売機を使えます。コンピューターやコピー機にもアクセス出来ます。

……コピー機くらい、認証システムなしで普通に稼働させたらえーやん、と思ったのは私だけでしょうか。いずれは珈琲メーカーにも「アクセス出来ます」とか宣伝しそうで怖い。んなもん、スイッチ押したら済む話やし! 多分、マイクロチップ・アンバサダーが自分好みの砂糖やミルクの量と種類に調整してくれるとか言い出すんですよ。

現在既にチップを埋め込んだ本人でないと撃てない改造銃が存在しますから、工場や研究室にある器具や機械類もほんの少しでも危険ならそうやって管理されるようになるのかもしれません。現在既にアメリカの半分以上の州やお隣の韓国では、出所後の性犯罪者の足首にGPSを装着させていますが、それをマイクロチップ化しようという案もあります。より多くの人へ埋め込むために、種々雑多な口実が次から次へと考え出されています。

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ウツクシキシラベノヒメミコ様のイラスト 〜幸福とは無関係な霊的進化 幸福であるためには…〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 中西征子さんから、ハナタチバナノヒメミコ様(地球)の双子の魂でいらっしゃるウツクシキシラベノヒメミコ様のイラストが届きました。中西さんのイラストは、神々の肖像画と言えるもので、本当にそっくりです。私はお姿を何度か拝見しているので、よくわかります。
 絵からは膨大な量の霊妙な光が出ています。イラストを眺めるだけで、サハスラーラ・チャクラから癒しの光が降り注がれてくるのがわかると思います。
 ウツクシキシラベノヒメミコ様は、7月21日の正午に進化段階が186に上昇されました。12時30分頃に我が家にお越しくださったようです。私たち夫婦には姫様のお姿を拝見できるような霊能力はありませんが、どなたかが来ているという感覚はあります。私がヴィジョンを見たりするのは、眠っている時がほとんどです。特別な霊視能力があって、いつでも神々の姿が見えれば、それはそれで便利かもしれませんが、この世界の仕事に著しい支障をきたすのは明らかなので、まったくそのような能力を望んでいません。
 7月31日の午前11時前後に、姫様が我が家に来られたようで、ノックの音と声が聞こえました。その後しばらくして、女性の叫び声が聞こえました。他の星神の女神の嫉妬から、ウツクシキシラベノヒメミコ様が攻撃されたようです。幸いヒメミコ様は無事でした。攻撃をした女神は、正午頃、エーテルダブルが消滅しました。
 星神という極めて高い進化のレベルに居る者が、嫉妬から自由になれず、我が身を滅ぼすというのは実に残念なことです。この例を見ても、霊的な進化と幸福、あるいは徳目は無関係だということがよくわかると思います。霊的進化はパワーをもたらしますが、徳はもたらしません。まして、幸福とは全く無関係です。
 幸福であるのは、とても簡単です。目的を追うのをやめることです。幸福は、“今、ここ”にしかありません。
(竹下雅敏)
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ウツクシキシラベノヒメミコ様
[ハナタチバナノヒメミコ様の双子の魂、14才] 〈幽体〉



ハナタチバナノヒメミコ 様
(サオトメ)〔地球、年令10才〕〈幽体〉


籠池夫妻の素顔…“すごく正直な…表裏ない人” 〜人々の自己顕示欲をくすぐる宗教〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 大袈裟太郎氏の通信602が面白い。ほんの一部だけ引用させて頂きました。文章にキレとリズム感があり、自分の見て聞いて感じたものをそのまま表現した、実に生き生きとした文章です。
 これを読むと、籠池夫妻の素顔がよくわかります。私がテレビ画面から想像していた2人の姿とぴったり重なるもので、やはり籠池夫妻は、“すごく正直な…表裏ない人”でした。逆に言うと、何も計算できない人なので、籠池氏が国から補助金をだまし取るというようなこともできないはずなのです。もともと、そういう頭がありません。
 籠池夫妻が悲願とする小学校建設の話に巧みに取り入って、土地転がしビジネスで儲けようとした人たちに巻き込まれたというのが、真相ではないかと思います。安倍政権の思惑とすれば、籠池氏が目指す愛国教育は、国のために喜んで命を投げ出す子供たちを作る上で、非常に都合が良かったのだと思います。
 これは、およそ人権とは無縁のもので、“国家の利益のためには国民は命を投げ出すことが最も尊い”という、権力者に甚だ都合の良い概念で、国民を洗脳することになってしまいます。これに一役も二役も買っているのが、新興宗教ということでしょうか。
 私が宗教を嫌うのは、まさにこの点にあります。様々な宗教が植え付けている選民思想は、悪の根源です。多くの人が、自分たちのグループのみが世を受け継ぎ、他の者たちは、皆地獄に落ちると信じきっています。多少意識の開いているチャネリング系の人たちは、自分たちが選ばれた存在であり、いずれ時が来れば、高次元にアセンションすると信じています。自分たち以外の意識水準の低い者は、地球と共に滅ぼされると考えている人たちもいます。要するに、宗教というのは、実に見事に人々の自己顕示欲をくすぐるのです。“自分は選ばれた存在だ”と信じることほど、自己顕示欲を満たすものはないでしょう。組織の中で重要な地位に居れば、なおさらのことです。この馬鹿げたエゴを自ら破壊しない限り、その人は幸福とは一切無縁です。
 それだけではなく、こうした自己顕示欲は、菅野完氏が指摘しているように、他者への差別意識を生み出します。その隠れた差別意識が、言葉や態度の暴力となって、世界にネガティブな影響を与えます。ところが、本人はその自覚が全くありません。こうした歪んだ人間関係が、教育や躾(しつけ)の中で表現された時、この世界は混乱したものになります。今我々が取り組まなければならないのは、まさにここの部分です。
 “続きはこちらから”以降のツイートをご覧になると、とんでもない連中が支配層として君臨しており、世界の混乱を一層ひどいものにしようとしているのがわかると思います。大袈裟太郎氏の通信を読むと、籠池夫妻も、このような間違った世界観に取り込まれていたことがわかります。夫妻にとっては、まるでこれまでのカルマが一気に返っているような感じではないでしょうか。籠池夫妻が、これまで躾と称して行ってきた幼児教育は、どう見ても幼児の人権を無視した虐待です。それが今、不当逮捕と言う形で夫妻に返ってきているかに見えます。
 ですが、籠池夫妻の“純粋さ”と、夫人の“すべてのことは砥石や、自分を磨いてくれてる砥石やおもてんねん”という言葉を見ると、籠池夫妻はこの苦難を見事に乗り越え、真の幸福をつかめる人たちではないかと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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通信602「マスメディアが書けない籠池家の実像」
ひょんなことから、ここ一週間、大阪は豊中の籠池さん宅に居候している。

(中略) 

なんでここに来たかというと、もともとの思想はどうあれ、人権を侵害されている人たちだと思ったからだ。

(中略) 

実際、居候させてもらって感じるのは、驚くほどのイメージのズレだった。

(中略) 

めちゃくちゃ、真面目な人だった。遊びのない夫婦だった。古くさい人だった。昭和の人たちだった。全力で教育のことだけ考えて生きてきた人だった。
その純粋さやまっすぐさが、ゆえ、過去の差別発言や右翼思想など、あかんことにもつながったと思うし、全く許せないし、幼児教育に関わってはならんと思うけど、とにかく、すごく正直な人だった。裏表ない人、そこに驚いた。

(中略) 

まあ、かつて国粋主義者と結びついていた頃の話を聞くと、きっと増長していたと思う。(中略)…でも今は、社会的に制裁された、お金も、プライバシーも人権もすべて奪われつつある。だから、お母さんなりに反省した姿が、僕の目の前にはあった。

(中略) 

今、自分たちをギリギリ守ってくれているのは何か、国体でも教育勅語でもなく、日本国憲法と民主主義なのだ。
それに気づき始めている、変わり始めている。
 

(中略) 

お母さんは口走る。
今まではずっと、谷口先生(生長の家)の言うことさえ聞いてればよかった、
でももう違うんやな。人間は何歳からでも変われるんやで太郎くん
 

(中略) 

極右思想の持ち主、差別主義者というより、新興宗教の信者なのである。
生長の家の根っからの信者。だからこそ、その生真面目さやまっすぐさが、
差別思想さえも迷いなく受け入れてしまうのだと気づいた。

(中略) 

すべてのことは砥石や、自分を磨いてくれてる砥石やおもてんねん

それが昨日僕とお母さんが交わした最後の言葉になった。
 

(以下略) 

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配信元)



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