![](https://shanti-phula.net/ja/social/blog/wp-content/uploads/2018/01/180130_1-480x160.png)
pixabay [CC0] 1 & 2
仕組まれていた米国の第1次世界大戦への参戦
![](https://shanti-phula.net/ja/social/blog/wp-content/uploads/2018/01/9d43143c9624a405966244b5079bb778.png)
ロレンスたちの苦悩話の前に確認だ。お前さん、
第1次世界大戦の敗戦国は知っていなさるね?
![](https://shanti-phula.net/ja/social/blog/wp-content/uploads/2018/01/bdf3c96f19e76f3642609d7ea979ecc1.png)
へい、同盟国側のドイツ、オーストリア、オスマンでさ。
![](https://shanti-phula.net/ja/social/blog/wp-content/uploads/2018/01/9d43143c9624a405966244b5079bb778.png)
確かにその3国は敗戦により帝国として崩壊した。しかし、それだと、どこか抜けてねえかい?
![](https://shanti-phula.net/ja/social/blog/wp-content/uploads/2018/01/bdf3c96f19e76f3642609d7ea979ecc1.png)
あっ、帝政ロシアか。1917年2月革命で皇帝は退位、10月革命で帝政ロシアは滅亡してやすね。
![](https://shanti-phula.net/ja/social/blog/wp-content/uploads/2018/01/9d43143c9624a405966244b5079bb778.png)
そうだ、
帝政ロシアは間違いなく敗戦国で大戦から退却離脱した。だからあのオスマン領土分割の猛毒仕込みの
サイクス・ピコ協定からロシアは外れている。付け加えるとレーニンは革命直後このサイクス・ピコ協定の存在をバラしている。ともあれ戦争としてはロシアはドイツに負けたんだ。
![](https://shanti-phula.net/ja/social/blog/wp-content/uploads/2018/01/bdf3c96f19e76f3642609d7ea979ecc1.png)
てぇことは、敗戦国のドイツが途中までは世界大戦で勝っていたと言うことで?
![](https://shanti-phula.net/ja/social/blog/wp-content/uploads/2018/01/9d43143c9624a405966244b5079bb778.png)
そうさ、
この大戦の主戦場はヨーロッパ戦線、ここでドイツは勝利していた。協商国側は大苦戦だ。
![](https://shanti-phula.net/ja/social/blog/wp-content/uploads/2018/01/bdf3c96f19e76f3642609d7ea979ecc1.png)
そうか、思い出したぞ。
確かその風向きが変わったのは米国の参戦からでやしたね?
![](https://shanti-phula.net/ja/social/blog/wp-content/uploads/2018/01/9d43143c9624a405966244b5079bb778.png)
そうだ、米国の参戦が戦局逆転の決定打になるが、それは1917年4月からだ。
![](https://shanti-phula.net/ja/social/blog/wp-content/uploads/2018/01/bdf3c96f19e76f3642609d7ea979ecc1.png)
あれっ!? それだとまるでロシアと入れ替わりじゃねぇですかい?
![](https://shanti-phula.net/ja/social/blog/wp-content/uploads/2018/01/9d43143c9624a405966244b5079bb778.png)
おや、気づいたね。3月にロシア皇帝が退位し4月に参戦。この
米国の参戦とは実は大変なことだった。
![](https://shanti-phula.net/ja/social/blog/wp-content/uploads/2018/01/bdf3c96f19e76f3642609d7ea979ecc1.png)
どうしてですかい?
![](https://shanti-phula.net/ja/social/blog/wp-content/uploads/2018/01/9d43143c9624a405966244b5079bb778.png)
まず米国内の世論、米国世論はドイツを応援していたんだぜ。そして何よりも憲法違反だ。
米国憲法は州兵の外国派兵を禁じている。しかしその憲法違反を時の大統領ウッドロー・ウイルソンは強行した。
![](https://shanti-phula.net/ja/social/blog/wp-content/uploads/2018/01/bdf3c96f19e76f3642609d7ea979ecc1.png)
ええー!! 米国の参戦が憲法違反?? でもず~っと、米国は世界中に軍隊出してやすぜ・・・?
![](https://shanti-phula.net/ja/social/blog/wp-content/uploads/2018/01/9d43143c9624a405966244b5079bb778.png)
元来は違憲だ。一度見逃すと連中は図に乗る。憲法違反を当然としやがる。ウイルソンは1913年3月に大統領就任、1916年3月再任。なんと
再任のスローガンは「米国の若者を戦地に行かさない」だ。
![](https://shanti-phula.net/ja/social/blog/wp-content/uploads/2018/01/bdf3c96f19e76f3642609d7ea979ecc1.png)
嘘つき野郎だ。あれ?何だ?
安倍ぴょんにそっくりだ! でも、
どうやって違憲の強行ができたんで?
![](https://shanti-phula.net/ja/social/blog/wp-content/uploads/2018/01/bdf3c96f19e76f3642609d7ea979ecc1.png)
確か・・・、春に
ADL設立、そしてクリスマスに
FRB設立、誰かが「米国の乗っ取り」だと・・・。
![](https://shanti-phula.net/ja/social/blog/wp-content/uploads/2018/01/9d43143c9624a405966244b5079bb778.png)
その通り、
ウイルソンはそのためにFRBの所有者たちによって米国大統領に据えられた。無論
ウイルソンは操られていた。ジョン・コールマン博士によると、
終始ウイルソンを操っていた一人が、顧問で側近のマンデル・ハウス大佐だ。また米国参戦には最高裁判事ルイス・ブライダンスが道を付けた。憲法破壊のね。そしてマスコミだ。プロパガンダをまき散らし、米国民を参戦へと煽りに煽った。
政権に最高裁とマスコミがグルになって憲法違反の海外派兵? ますます安倍政権そっくりだ! 危ねえ!それと、もしかして、ハウス大佐、ルイス・ブライダンスも例の誰かの子分なんてことは?
![](https://shanti-phula.net/ja/social/blog/wp-content/uploads/2018/01/9d43143c9624a405966244b5079bb778.png)
無論そうだ。
ハウス大佐、ルイス・ブライダンスもロスチャイルドの工作員、代理人だ。
![](https://shanti-phula.net/ja/social/blog/wp-content/uploads/2018/01/bdf3c96f19e76f3642609d7ea979ecc1.png)
やっぱり! サイクスにピコ太郎、ハウスにブライダンス、
重要人物みんな子分じゃねぇですかい!?
![](https://shanti-phula.net/ja/social/blog/wp-content/uploads/2018/01/9d43143c9624a405966244b5079bb778.png)
弥次:
その手の重要人物はもう一人いる。時の英国外相バルフォアだ。以下の「
バルフォア宣言」を読んでみておくれ。これがロレンスたちを驚愕させ更に苦悩に追い込むことになるものだ。
![](https://shanti-phula.net/ja/social/blog/wp-content/uploads/2018/01/bdf3c96f19e76f3642609d7ea979ecc1.png)
へい、わかりやした。1917年11月の英国外相バルフォアの宣言か。早速読ませてもらいやす。
外務省
1917年11月2日
親愛なる
ロスチャイルド卿
私は、英国政府に代わり、以下の
ユダヤ人のシオニスト運動に共感する宣言が内閣に提案され、そして承認されたことを、喜びをもって貴殿に伝えます。
「英国政府は、ユダヤ人がパレスチナの地に国民的郷土を樹立することにつき好意をもって見ることとし、その目的の達成のために最大限の努力を払うものとする。ただし、これは、パレスチナに在住する非ユダヤ人の市民権、宗教的権利、及び他の諸国に住むユダヤ人が享受している諸権利と政治的地位を、害するものではないことが明白に了解されるものとする。」
貴殿によって、この宣言を
シオニスト連盟にお伝えいただければ、有り難く思います。
敬具
アーサー・ジェームズ・
バルフォア
» 続きはこちらから
その通りでしょう。マスコミは支配層、有り体に言えばここでは「偽ユダヤ」と表現している存在の大衆を洗脳支配のための大切なツールだからです。
しかし、分かっていてもどのような報道をしているかのチェックも必要かと思い、テレビのスイッチを押す度に、やはり辟易とさせられます。何しろ数ヶ月も朝から晩まで相撲の話題ばかりです。またNHKは政権に不都合な国会中継を取りやめるありさまで呆れかえるばかりです。
昔、テレビが普及した日本をある評論家が「一億総白痴化」と評していたの思い出します。山本太郎氏があるとき「テレビで役に立つのは天気予報だけ、あとは有害」と評していましたが頷けます。
マスコミは下らなく有害な芝居を毎日大衆に見せつけています。今回はあくまでも推論に過ぎませんが、その芝居小屋の舞台裏の世界を弥次と喜多の掛け合いで探っていきます。