英国女王のしもべとなった天皇 〜英国陸軍元帥の天皇
300人委員会が英国女王を代表にたて「英領日本」を迫り、そのために突きつけたのが次の二つの要件だったであろうことを記してきました。
①日本全土を天皇の領土にすること。
②日本天皇は英国女王のしもべとなること。
①については明治天皇の誕生によってそれが成立したことは、「帝国憲法」や「教育勅語」など表に出ている事柄からも明瞭です。
問題は②です。
これは日本人に隠されてきたことであり、これを事実として受け入れるには多くの日本人にとっては大変な抵抗があると思われます。しかし、
明治天皇以降の表に出ている日本の天皇は「英国女王のしもべ」だったのです。ウィキペディアの「
ガーター騎士団」には次の一文があります。
「(ガーター勲章は)日本に対しては、日英同盟の関係から1906年(明治39年)に明治天皇が東アジアの国の元首として初めて贈られた。」
ガーター勲章をコノート公爵アーサーより伝達される明治天皇(1906年)
ガーター騎士団とは英国女王から叙勲されてその一員になるもので、騎士団とは当然ながら女王を守護する
女王配下の一団です。「ガーター騎士団」記事を読めば
明治天皇以降の大正天皇、昭和天皇、平成天皇、全てガーター騎士団員だったことが記されてあります。
更にはウィキペディアの「
陸軍元帥(イギリス)」を検索すれば、英国陸軍元帥として大正天皇と昭和天皇が写真つきで紹介されています。ただし「元帥(イギリス)」記事では「
非イギリス国籍者への儀礼称号としての元帥」の欄に大正天皇と昭和天皇があるので、元帥の称号は外交儀礼だったとされるかもしれません。
騎士団の正装をした大正天皇
昭和天皇
しかし、少なくとも昭和天皇は外交儀礼の元帥ではなかったのです。
1930年6月27日の英国官報のガゼット紙に「昭和天皇は、正規兵の英国陸軍元帥(Field-Marshal)」と書かれているのです。第2次世界大戦中も昭和天皇の英国陸軍元帥の肩書はそのままでした。
陸軍省、
1930年6月27日。
英国陸軍大将である
裕仁天皇陛下、日本の天皇、ガーター勲章、バス勲章、ロイヤル・ヴィクトリア勲章、
英国陸軍元帥に。
1930年6月26日。
更に極めつけがあります。英国にはEVIという「True Knowledge(真実の知識)」を掲げるインターネット回答エンジンがあるとのことです(2012年に米国のAmazonに買収され、
現在はAmazonの傘下)。その
EVIが、「昭和天皇が英国ロイヤルファミリーの一員であり、その国籍は日本と英国と記載している」(
★阿修羅♪掲示板)としているのです。
またここでは「ちなみに、明治天皇、今上天皇
(編集者註:平成天皇のこと)の項も、英国ロイヤルファミリーの一員とあるが、国籍は日本のみ」ともあります。
[日本天皇は英国女王のしもべ]、これは日本人には受け入れがたいのですが、
少し腰を据えて自ら調べてみれば間違いのない事実でもあるのです。
「鬼畜米英」と煽がれ、非常に多くの日本人がその犠牲となった第2次世界大戦、しかし
通史や教科書の教える第2次世界大戦とその実際は全く異なるのです。
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12日、安倍総理は閣僚席から、質疑を終えた辻元清美議員の背中に向かって「意味のない質問だ」とヤジを飛ばしました。国会の場で質問を受ける立場を理解しているのか、この人間は。厳しく差配すべき棚橋委員長はベッタリ安倍擁護で卑怯極まりなく、ハッキリ聞こえるヤジを聞こえないと言い、速記を止めずに逢坂誠二議員の質問時間を奪いました。抗議する議員たちの声を無視して議事を続ける棚橋委員長に対し、逢坂議員が発した怒りの言葉が最初のツイートです。
こんなデタラメな実態を国民に届けるべきメディア、特にNHKは肝心の部分は隠したまま、あたかも安倍総理の弁明が全てのような報道をしています。
安倍総理をイライラさせた辻元議員の質問は、最初から痛快でした。
棚橋委員長に対し、北村大臣の答弁のフォローをする政府委員つまり官僚は、呼んでもいないのに無理やりな採決をして呼ぶ、ところが様々な疑惑の中心人物である和泉首相補佐官を参考人として呼びたいと要請しているのに、採決もせずに闇に葬るように呼べないとするのは、不公平、不公正な委員会運営だと抗議しました。全くもって国民の意見の代弁です。棚橋委員長の無茶なダブルスタンダードを暴き出しました。
その後、コロナウイルス感染に絡めた憲法改正、緊急事態条項について安倍総理の見解を質し、また安倍総理の改憲につながる理由探しの問題点を突いていきました。
最後は、隠れ続けている和泉補佐官は国土強靱化担当にもかかわらず、西日本豪雨発生の直後に大坪審議官との出張に出かけている不適切を問うたところ、安倍総理の答弁が傑作でした。ここ数日コロナウイルス対応で忙しかったため、問題のコネクティングルームや大坪審議官のことなど知らないと逃げたのですが、辻元議員は「そのコロナウイルスの件をレクチャーするのが大坪審議官でしょう」と切り返し、公費出張で不信を持たれる行動をしている人間が、国民に信頼されるコロナウイルス対応ができるのかと正論をぶつけました。和泉補佐官らに適正な処分を下せないのは、総理が弱みを握られているのではないか、総理が疑惑まみれだから官僚にも示しがつかないと、バッサバッサ切っていきました。
全てその通りなだけに、ヤジで憂さを晴らしたのか、安倍総理。