アーカイブ: ヨーロッパ

19/2/20 ペーター・B・マイヤー情報:出EU記

 読者の方に御推薦頂いたサイトが大変興味深かったので、筆者のマイヤー氏に御連絡したところ、翻訳を快諾してくださいました。これまでどうしても北米を中心とした情報が多かったのですが、マイヤー氏のお蔭で、より詳しいヨーロッパ事情もお伝え出来そうです。お二人には心より御礼申し上げます。
 第一弾は、3月末に迫ったブレキシット(英国のEU離脱)を巡る諸問題について訳してみました。イギリスだけでなく、最早ヨーロッパ全体が聖書の「出エジプト記」ならぬ「出EU記」状態です。
 先週ソルカ・ファール女史の記事でも御紹介しましたが、やはり5月末の欧州議会選挙も見据えて、各国で動きが活発になりそうです。昔は欧州議会なんて、大して重要視されていなかったのですけれど……支配層の思惑を、市井の人々が敏感に感じ取るようになったしるしなのでしょう。

 日本という国は思想も流行も制度も何事も、すべからく欧米“様”に右に倣えなものですから、向こうで人々が目覚めて色々と変えて頂かねば、ちっとも動きそうにありません。マイヤー氏のサイト名は「The Final Wakeup Call(最後の目覚めの鐘)」。もうとっくに世界中で鳴り響いているのに、日本は一体いつになったら認識するのやら。
 ちなみにBrexitは現地イギリスだと「ブレキシット」の方が耳慣れた感じなので、濁らせずに表記しています。日本でよく見かける「ブレグジット」は言いにくくて。宗主国アメリカ“様”が全てじゃないと思うのですが、日本の言う「世界」はどーにも狭い。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
ペーター・B・マイヤー情報:出EU記
転載元)
投稿者:ペーター・B・マイヤー

■ 目次 ■


EUは悪性の経済の癌と化してしまった


EU崩壊は近代の金融史上、最大の事件となるでしょうか? おそらくそうなるでしょう。

ブレキシットのドミノが実際に倒れるようになれば、それに続いて止めようのない出来事が次々と起こり、最終的にはEUの崩壊に至るのです。

おそらく大半の人々、少なくともその多くは、この振るい落としのプロセスが如何に自分たちの繁栄へ影響を及ぼすのか、全く分かってはいません。世界経済全体が一大転換によって苦しむことになる【というのに】。

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え

【※画像:真ん中の青い壁「EUの恐怖計画」   
 左の男性:EUに留まる派「職が流出してしまう」
 右の女性:EU離脱派「移民の侵略!」】    

こんにちの市場は余りにも相互に絡み合っており――情報が遥かに速く駆け抜けるせいで――大型の経済的ショックの波は、瞬く間に世界中に溢れかえります。言い換えると、誰一人として、この惑星のどこに住んでいようと、ただ単にヨーロッパに暮らしてはいないからといって安全だとはならないのです。

EUの実験は、悪性の経済的な癌と化してしまいました。そしてあらゆる悪性癌と同じく、これもまた【欧州】連合の全身に拡がり、市民一人一人に大いなる苦しみを与えています。

だからこそ、これほどまでに多くのヨーロッパの有権者が何かを試したいと願っているのです――それがどのようなものであれ、EUが現在行っていることと別のものでさえあれば、そして自治の取り決めと地元の文化に基づいた経済的な主権が保障されるのであれば。こう考えてみてください;もう一度EU諸国が各々の資産に裏付けされた通貨を導入するや否や、ロスチャイルドが所有かつ支配する腐ったEUは崩れ去るのです。

これで各国は、ユーロ圏の拘束的な諸規則を捨て去る独自の手段を手にします。【そういった規則の】代わりに、国々は主権の独立を取り戻すのです。選挙で選ばれてもいないEUの道化師連中によって、行動や表現の自由に対する厳しい制約を命じられるのではなく。全ての国は、そもそも初めから犠牲になどされるべきではなかった自治の権利を正当に取り戻すことが可能となるのです。

【世の】常として、大統領や首相や国会議員というのは世界のどこであっても、合法的な投票結果を支持することを拒絶し、自国の有権者の民主的な【総】意に相反します。奇妙なことに、彼らは有権者による深刻な報復措置や処罰など受けることもなく、背信行為を続けています。こうして彼らはつけあがって、続けるのです。

国民投票【が実際に意味する】現実や、自称“民主主義”の【議会での】手順といったものは、英国の人々にとって、そして彼らの国全体の将来にとって、あるいは彼らが希望する主権の回帰にとって、幸先の良いものではありません。

ひとたび宣言されてしまえば、「ブレキシット」なぞ「グレキシット」同様に、忘れ去られてしまうでしょう。

» 続きはこちらから

独逸の伯林で見た、聞いた、感じた社会問題、教育問題 ~第30楽章 ドイツの高校生の実態と、争わないこと

先日、こちらの記事を見て、思い出したのですが、
我が家が2011年にオーストラリアに行った時には
多くの母子の方が来られていました。
たぶん、東京の江戸川区あたりからの方だったと思われますが、
2歳のお子さんの足にあざがたくさんできたので、びっくりして、
こちらに来たといっていました。
また、川崎や鎌倉からの方でしたが、子供さんの鼻血がとまらないので、
こちらに来たといっていた方もいました。
オーストラリアで単身留学していた子供さんのお兄さんが、福島で受験勉強をして、東京の大学に行ったのですが、甲状腺に嚢胞があると聞きました。
2012年に福島からオーストラリアに行った弟さんは、嚢胞がなかったのです。
いつも実際に見た、聞いた、感じたことから書くことで、何かがわかるかなといつもと思っています。

第30楽章は、ドイツの高校生の実態と、争わないことです。
(ユリシス)
————————————————————————

今どきのベルリンの高校生


息子が通学する学校の様子から見てみると、
ドイツ・ベルリンの高校生くらいになると、ビールを飲みますし、
タバコもクラスの半分くらい吸っていますし、高校生なのに、フィットネス
クラブに通うのが人気
になっています。

pixabay[CC0]


みなさん普通で、フィットネスも1か月20ユーロくらいの
ものらしいです。ドイツは子ども手当がひとり1か月194ユーロ
支給され
ますし、学費も無料で、塾制度などもないので、
普通にできるようです。

日本の高校のようにクラブ活動が盛んではなく、
2つくらいのクラブしかない
ですし、ほとんどの生徒が参加しません。
生徒たちは、自分の好きな活動をします。
習い事で人気なものは、男子でサッカー、バスケット、ホッケーなどです。
女子でダンス、乗馬、テニスなどになっています。

pixabay[CC0]


やはり全世界的にスマホを使用して、インスタグラム、スナップチャット
などが流行
しています。高校生は、やはり、ファッションと音楽に夢中
なるようです。

» 続きはこちらから

ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 外伝29 ― フリーメーソン上層部の抗争

 歴史事実はその見る角度、視点によって異なった様相を見せます。
 アメリカ独立を理解する視点として、前回見たイギリス東インド会社からの視点は重要です。アメリカ建国当初の国旗を見れば、イギリス東インド会社そっくりであったことから分かるように、アメリカ独立とはイギリス東インド会社からの独立であり、革命戦争だった強い側面があるのです。
 そして、イギリス東インド会社からの視点と同様に欠かせない重要な視点がフリーメーソンを通した視点です。アメリカの革命(独立戦争)に尽力したのがフランスでした。そして、その後そう時を置かず引き起こされたのがフランス革命です。
 実のところアメリカの革命とフランス革命は緊密な関係、ある意味では連結しています。いずれもフリーメーソンの動きによって起こされているのです。従って、アメリカの革命並びにフランス革命を理解するには、フリーメーソンの動きを把握しておく必要がどうしても出てきます。
 今回は改めてとなりますが、近代フリーメーソン結成の実態を中心に見ていきます。
(seiryuu)
————————————————————————
ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 外伝29 ― フリーメーソン上層部の抗争

ロッジを占有していたジャコバイト派 ~近代フリーメーソン結成の狙い


1717年に結成された近代フリーメーソンは、テンプル騎士団の流れと古代メーソン「秘密の力」が合流していると幾度も指摘しました。

この合流は、ハイアラーキーに所属する悪魔崇拝でないいわばポジティブなテンプル騎士団悪魔崇拝で裏のイルミナティ所属のネガティブなテンプル騎士団、そしてブラック・ロッジに所属する「秘密の力」という異なる組織が合流しているので、その合流は決して友好的なものではなかったのです。むしろ、そのフリーメーソン上層部では抗争だったと見る方が正確なのでしょう。

このフリーメーソン合流の一つのキーとなるのが「ジャコバイト派」というワードです。『テンプル騎士団とフリーメーソン』p320で以下の記述があります。

「私たちが主張したい論点とは、彼ら(注:ジャコバイト派のこと)が少なくとも当初はフリーメーソン団の最大の守護者であり宣伝者であったことである。1717年のグランド・ロッジ―その後これはイングランド内のフリーメーソン団の最大の貯蔵庫になった―は、従来のジャコバイト派の実質的なロッジ独占を打破するため、ホイッグ党とハノーヴァー派が創設したにも等しいものであった。」

ここではフリーメーソンを育て、勢力を拡大したジャコバイト派、そのジャコバイト派のフリーメーソンロッジの独占を打破するために、ホイッグ党とハノーヴァー派が近代フリーメーソンを創設したとしています。


ジャコバイト派、そしてホイッグ党とハノーヴァー派とは何か?ですが、まずは当時の状況です。

アムステルダムの銀行家、つまり黒い貴族から、マールバラ公爵ジョン・チャーチルを始め、シュールズベリー卿シドニー・ゴドルフィンサンダーランド伯爵など、ジェームズ2世の重臣側近たちが賄賂で買収され、1689年に名誉革命が成立しました。

これで否応なくジェームズ2世はフランスに亡命です。しかし当然ながらジェームズ2世は王位復権を狙ってもいたのです。このジェームズ2世を支持するグループがジャコバイト派です。

英王室を乗っ取ったウィリアム3世
フランスに亡命したジェームズ2世
Wikimedia Commons [Public Domain]
Wikimedia Commons [Public Domain]

敵国の王子であったオレンジ公ウィリアム3世の英国王就任に納得していない人々は多く英国内にいたのです。特に王権がハノーヴァー朝に移行すると、ドイツ人の王朝に嫌悪する人々がスチュワート家の復権を主張するようになります。この代表がトーリー党です。

敵対するトーリー党とホイッグ党は王政復古の際にできたもので、チャールズ2世の後任としてジェームズ2世の即位を認めていたのがトーリー党です。

一方、これに対抗してジェームズ2世の即位に反対したのがホイッグ党です。ホイッグ党は現実路線の経済優先の一派だったようで、ハノーヴァー朝を支持するハノーヴァー派と協調する姿勢をとっていたのです。

かたやスチュワート家の復権を主張するトーリー党は、概ねはジャコバイト派の一派と見てとれます。

» 続きはこちらから

19/1/28 ソルカ・ファール情報:抗議活動リーダーの筆頭格が生命を狙われるというフランスの衝撃的な攻撃の後、アメリカとイギリスが国家非常事態宣言の準備を進める

 神仏混交&和洋折衷な日本人から見ると、どれも一長一短なんだから、いいとこどりしたら済む話なんじゃない? と思ってしまう欧米の思想信条のお話です。
 リベラル社会主義に対する嫌悪感が、どうして欧米保守派層(※本文の「国家主義的ポピュリスト」、つまり自国をグローバリズムよりも優先する民衆主義者)に根強くあるのか、その一端を窺わせる記事がありましたので訳します。ようは欧米文明の根幹となったキリスト教を揺るがす一大事なのですよ。
 信心深い人にとってこれは、全人格の、そしてこの世界そのものの全否定です。それこそ“自らの信仰が試されている”危機的状況なので、こりゃー極秘宇宙計画の全容が明らかになった日にはその精神状態たるや……それこそこちらとしては祈るしかないという。そういう事態には左派リベラルの方が上手く対処できると思うので、もうね、ホントに一長一短です。
 価値観の話を持ち出すと、どこまで行っても並行線。妥協があり得ないので、どちらか一方が滅ぶまで闘争を繰り広げるしかありません。多分、それが日本から見ると「なんであそこまで?」と首を傾げたくなる欧米の切迫した状況なんだと思います。
 そして、こういうアイデンティティーの哲学的な根源を混沌としたまま放って置くから、いつまで経っても日本人には危機感がない(笑)。これまた一長一短ですねぇ。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
ソルカ・ファール情報:抗議活動リーダーの筆頭格が生命を狙われるというフランスの衝撃的な攻撃の後、アメリカとイギリスが国家非常事態宣言の準備を進める
転載元)
投稿者:ソルカ・ファールより、西洋の読者へ

Sister Maria Theresa


【※記事内には貼っていませんが、同サイト自己紹介頁からシスター・マリア・テリーサの写真です。】

国内が最早カオス


本日クレムリンに出回っている【ロシア連邦】安全保障会議SC)の何やら不穏な新報告書によると、歴史上初めて欧米の最も強大な国2つがその国境の内側における内政上の大混乱のせいで、国家非常事態宣言の準備を進めているそうです。

――ドナルド・トランプ大統領アメリカに押し寄せてくる違法移民の侵略を阻止するために非常事態宣言の準備テリーザ・メイ首相イギリス欧州連合を離脱する準備を進める中で非常事態宣言をして戒厳令を敷く準備しているのです。

――両国【の反応】は共にフランス政府が黄色いベスト抗議運動の中心的リーダーであるジェローム・ロドリゲスの命を狙うという衝撃的な【事態】を受けてすぐのことだったのですが、この暗殺の試みを生き延びた【ロドリゲス氏は】「一生障碍を負うことになった」と現在報じられています。
[註:この【英文】リポートで引用されている【ロシア語の】一部の単語およびまたは言い回しは、完全に対応するものが【英語に】存在しないため、そのロシア語に相当するおおよその英語【訳】となっております。]

↓【閲覧注意】狙撃され、流血しているロドリゲス氏の画像があります。
» 続きはこちらから

独逸の伯林で見た、聞いた、感じた社会問題、教育問題 ~第29楽章 良い働き方ができるために・・

popoちゃんのメキシコの最新記事を読みながら、
日本もドイツも世界中が幸せな国に進んで欲しいと
思いながら筆を進めています。

子供たちが将来、毎日の生活、働き方で本当に自分の
内側を自由に実現できる社会になりますようにと、
ただただ願っています。

我が家の息子は、欧州のサッカーが大好きで
FIFAゲームに夢中になり、勝負好きなところがあり、
また、スポーツやスピード好きタイプですので、
シャンティフーラで学んでいる私としては、ちょっと気がかりで、
ヤマ・ニヤマや、ガヤトリー・マントラについていつも説明しています。

第29楽章は、良い働き方ができるために・・です。
(ユリシス)
————————————————————————

ドイツの国技であるサッカーとワーキングウーマン


ドイツの国技はサッカーですので、子供から大人まで
サッカーはとても盛ん
ですし、現在多くの日本人選手がドイツの
ブンデスリーガに所属してプレーをしています。

先日、フランクフルトで活躍をしている日本人の
長谷部誠選手
が載っている記事を息子が
教えてくれました。
https://www.bild.de/sport/fussball/fussball/eintracht-hasebe-meine-fitness-geheimnisse-59699536.bild.html

なんと、長谷部選手の強さの秘密は、日本的なお風呂で筋肉をほぐして、
日本風な食事をして、毎日のトレーニングを欠かさないこと
らしく、
日本人の奥様がお料理を準備している間にも、トレーニングの時間が
確保できるということもニュースに
なるのかなと思います。

pixabay[CC0]


たぶん、他のドイツ人選手からみると、日本人の奥様が栄養管理を
していることがとても羨ましいはず
です。
日本ではあたりまえかもしれませんが、
ドイツ人からしたら、妻が甲斐甲斐しく夫のために栄養管理をする
というのはほとんどありえない
のかなと思います。

ドイツ人でもそうですが、他の外国人からしても、
妻というのは、家政婦ではないし、料理人ではないので、
夫のために料理を作り、栄養管理をするという考えはほとんどないはず
なのです。
日本人の女性は、料理をするのがあたりまえで、家事もあたりまえ
そして仕事もしなければならないので、大変
なことがわかります。
下記のツイッターでも、書かれています。



このような日本のワーキングウーマンの現状を
見ると非常にめまいがします。
竹下先生も講義で
子供は12歳になるまで、一人っ子がよくて
じっくり育てるのが良いともおっしゃられていました。

一人にまずは、愛情を注ぎたいと思ってしまいます。

そして、保育園に子供を預けてまで、お母さんが
仕事のキャリアを保持して行くのが大切なのかという問題。

現実として、仕事をやめてしまうと、再就職ができないという
問題からそうなってしまう
わけです。
また、日本ではついに7人に1人が貧困と言われ、共働きで
やっと生活ができる世帯が多い
ことも考えなくてはいけない
問題なのです。

写真を見ると、日本の家庭の家の中がごちゃごちゃと物で
溢れている状態。ドイツの家では、小さなモノが見えない状態で
収納する方が多い
らしく、スッキリした空間が好まれています。

pixabay[CC0]


そして、その中で予防注射が原因なのかわかりませんが、
日本の子供たちは、他の国の子供たちと比較して、
やたらこだわりが強く、騒ぐ子供たちに育ってしまっている
、 
( これは、個人的な感想と印象なのですが・・)ことなど、
すべての要素が働くお母さんを苦しめている状態かなと感じます。

ドイツ人、西洋人のお母さんは、厳しく子供に言うからなのか
わかりませんが、子供が親のそばで静かに座っている場合が多いです。
また、アフリカ系の子供も静かに座っているのをよく見ました。
トルコ系や中東系の子供は、それより少しうるさい感じがしました。
日本の子供は特にうるさく、騒ぐ、道路を走りまわる、これがしたい、
なぜできないのか?などお母さんに執拗に尋ねている場面も多く見ました。

このような違いは、何が原因なのだろうか・・といつも不思議で観察して
しまいます。

ジャカルタ Author:Gunkarta[CC BY-SA]


インドネシアのジャカルタで数年過ごしたことがあるのですが、
1991年頃のインドネシアでは、普通の家庭でも運転手、
家事担当、食事担当、子守担当のお手伝いさんがいて、
奥様というのは、美しく、綺麗にしているのが仕事
である・・
と聞いたことがありました。
日中にフィットネスクラブに行き、マッサージをして
サウナに入るのが毎日の日課
だそうです。
(これは、有閑マダムですね)
インドネシアもその後民主化して、人々の価値観も変化
したのかもしれません。当時はスハルト政権下でしたので。

これも、夫の収入が安定しているからこそできることで、
社会の仕組み、価値観によって、女性の人生も違ってくる
のだと驚いた
ことがありました。
私個人の意見としては、女性が外見的に美しくあることは、
もちろん大事なのですが、年齢を経てからも美しくあるためにも、
内面的なものに注視したい
なと思ってしまいます。


ドイツでの働き方


ところで、40歳以上は、週に3日、25時間労働がよいと
メルボルンの研究所で発表
されています。
https://www.theguardian.com/lifeandstyle/2016/aug/08/should-people-over-40-work-a-three-day-week

竹下先生の講義では、週2日くらい働くのがいいと
解説されていた
ことを思い出しました。

ドイツ人も長時間労働などは、やっていられない・・
という国民
らしく、大企業は違うのかもしれませんが、
ベルリンの街中を見ると、水曜日と金曜日は午前中だけで
午後はお休みとなっている医療機関や小さな会社などが多い
です。
だからなのか、平日の公園で、ベビーカーを押すお父さんも
たくさんいます
し、子供のサッカーの送り迎えをするお父さんも
よく拝見します。
日本で平日にお父さんがこんなことをしていたら、
仕事は大丈夫だろうか・・と思われてしまう雰囲気もありますね。

また、イタリアでは、ベーシックインカムの導入が
はじまった
ようです。




上記のように、ドイツのスーパーのレジでは、
みなさん座りながら、仕事をされています。

これで十分ですし、単純作業などは、疲れますので、
余計な気遣いなども必要なく、
ちょっとくらい雑でも良い
と思っています。
ときどき、卵をボン!とカゴに投げられることもあり、
ひやひやしますが・・。

pixabay[CC0]


ドイツの郵便、配送事情なども、日本のように
親切ではなく、再配達などもない場合も多く、
自分で取りに行かなければいけないことも多い
ですが、
配達の方の負担を考慮すると、それが正解かなと思ってしまいます。
世の中、ちょっと不便くらいでいいのかもしれません。

これからの世の中は、子供たちのためにも、
適切な労働時間で、無理をしない働き方と
よりよい社会の仕組みを心より願うばかり
です。

おまけですが、また、ドイツの大企業といえば、日本同様に
自動車産業ですが、そして、世界の中でも高速道路の
制限速度がないのは、ドイツだけ
なのです!


現在は、制限速度を130キロにするかどうかなどを
話し合っているようです。

車というのも、交通機関がない場所で使用すればよいもので、
都心の混雑した場所にはいらないですし、日本同様に、
多くの方がドイツでも高級車を所有したいという雰囲気が
あるように感じられますが、私は車は安全に動けばよいと
思ってしまいます。


pixnio[Public Domain]


私は、時速100キロを超えると神経がおかしく
なりそう
ですし、勝負も、スポーツも、スピードも
あまり好きでない体癖
のようです。そして、
どちらかというと、目に見えない世界が大好きです。

今回は、辻井伸行さん特集にて。






Writer

ユリシス

311を機に息子と共に、東京からシアトル、2012年ケアンズ、2015年ベルリンへと移住。
ユリシスの名前は、ケアンズ近郊でみられる見ると幸せになると言われる青い蝶から命名。
幸運にもケアンズの家の近くでペアのユリシスに遭遇したので、それを思い出し・・。
映像配信、東洋医学セミナーなどシャンティフーラでの学びが大好きです。
体癖1-8