「シャーマンの弟子になった民族植物学者の話」を読んでーその(2)
▶︎ 前回からの続きです。
私は自給自足を目指して、自然農法、炭素循環農法、自然栽培・・・いろいろ習うのですが、結局我流になってしまい、最近は果樹と野菜と草を一緒にして、あまり手をかけずにできたらいいなぁなどと考えていました。
すると・・・『シャーマンの弟子になった民族植物学者の話』の中で、インディオの農業についてのくだりがありました。
インディオの農地はいかにも手入れが行き届いていないように見える。マオニクの木の間に、パパイヤや白胡椒、サトウキビ、ヤムイモなどがてんでばらばら入り混じっている。(中略)
あまりにも生い茂った畑を見て、アンダーソンははじめ、放棄された畑だと思った。しかしよくよく調べてみて、この植え方はまさに農業の天才だと彼は悟ったのだった。
「アメリカやヨーロッパの言葉をあてはめれば、その畑は、菜園であり、果樹園であり、薬草園であり、ゴミ捨て場であり、堆肥の山であり、蜜蜂の楽園であった。畑は急峻な斜面の上にあったが、崩れる心配はない。土壌が文字通り全面的に覆われているから、どんな天候にも耐えそうに見えた。乾燥した季節でも湿度は保たれる。同じ種類の植物は離れ離れに植えられているので、害虫や病気が発生してもそう簡単に広がる心配もない。」(下巻97p)
<にゃんにゃん母さん注記> アンダーソン:植物学者のエドガー・アンダーソン
また、インディオが白人の畑を見て幼稚だと感じ、笑ってしまう場面があります。
「マニオクを見てみろ!あんなに間をあけちゃだめだ。おれたちの畑ではくっつけて植えてあるだろ。葉を重ね合わせて森の屋根みたいにするんだ。そうすれば直射日光や雨が地面にじかに当たらない。それにこいつらはひと種類しか植えてない。おれたちの畑には二十種類以上のマニオクを植えてある。種類を違えておくと、害虫が広がらないですむんだ」(下巻54p)
<にゃんにゃん母さん注記>
マニオクの別名:木芋、イモノキ、タピオカ、キャッサバ、カッサバ、マンジョカ・・・木にできる芋で有毒のものとそうでないものがあり、有毒のものはすりおろし水にさらして乾燥させてデンプンの粉にして、パンやビールに。
そういえば我が家にもいただいたタピオカ粉があり、片栗粉と同じように使っています。
マニオクの別名:木芋、イモノキ、タピオカ、キャッサバ、カッサバ、マンジョカ・・・木にできる芋で有毒のものとそうでないものがあり、有毒のものはすりおろし水にさらして乾燥させてデンプンの粉にして、パンやビールに。
そういえば我が家にもいただいたタピオカ粉があり、片栗粉と同じように使っています。
また、雑草を綺麗に抜いてあるのを見て、雑草があれば雨季に土が流されないなど、雑草の必要性を指摘しています。
このインディオの畑の作り方を読んで、漠然と考えていたことがわかったような気がします。やってみなきゃわからないのですが、例えば・・・
- 好きな果物の木を植えて、木の下にミョウガやミツバ、ハーブや薬草を生やす。
- 日当たりには芋や豆や大根、人参やあれこれを少しずつ植える。
- 出来るだけ野生種や生でいただけるものを植える。
- 植えっぱなしで、必要分だけいただきながら、少しずつ手入れできるもの。果樹、ヤマブドウ、アオツヅラフジ、アケビ、マツグイビ、ニラ、ラッキョウ、ニンニク、ネギ、玉ねぎ、キクイモ、ジャガイモ、里芋、こんにゃく、ウコン、イチゴ類、ハーブ類、ミョウガ、ミツバ、薬草、他。
- 自家採種または種が落ちて自然に生えてくるもの。 オオタカブナ、ニンジン、ダイコン、ゴボウ、トマト、キュウリ、カボチャ、トウガン、スイカ、ウリ類、ピーマン、ナス、トウガラシ、豆類、麦類、他。
- もし湿地があれば、マコモ、セリ、ハス、クワイ、などを植える。

インディオの農法は自然の性質をありのままに受け入れて生かしているのでしょう。
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