2017年8月27日 の記事

アフガニスタンで戦争を継続し駐留を続けてきたアメリカ、ケシ栽培とCIAの工作資金 〜 アメリカを待ち受ける破綻

竹下雅敏氏からの情報です。
 やはり、アフガニスタンは、“米国でなくロシアの助けを求めている”のですね。おそらく、シリア、イラクの様子を見てのことではないでしょうか。アメリカのジャイアニズムは世界中で嫌われていますが、その嫌われ方は、かつて敵国だったイランを今ではイラクが友人と見なすほどです。
 記事では、“アメリカはアフガニスタンで自分たちの利益を追求しており、この国の情勢を悪化させ、戦争を続けることで、自分たちの駐留の継続を正当化しようとしている”とありますが、これは、日本も含め、米軍が基地を置いている国では同じではないでしょうか。ただ、アフガニスタンではタリバンが強すぎて、“敗北以外の成果を上げることはない”と考えられています。
 アフガニスタンは戦略的に重要な位置にあり、ここからイラン、中央アジア、ウイグル自治区などへテロリストを送り込む拠点なのです。また資源の宝庫であり、“アフガニスタンとパキスタンをまたぐ山岳地帯は世界最大のケシ栽培地になっている”ことから、米軍の撤退は、CIAの工作資金が消滅することも意味しています。
 これらのことから、米軍のアフガニスタン撤退に強く反対する軍産複合体がいると同時に、経済的理由からこのような戦争の継続は、アメリカの国家破綻に直結するのです。要するに、今のアメリカはどうすることもできない状況に追い込まれています。
 いずれアメリカは、国家破綻せざるを得ないと思いますが、そのために選ばれたのがトランプ氏であると考えれば、今の、何をやっているのかわけのわからないトランプ政権の政策は、最高のタイミングで破綻の引き金を引くためのものだと言えそうです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)
 
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アフガニスタン政治問題専門家、「アメリカは、アフガニスタンの戦争の元凶」
転載元)
アフガニスタンの政治問題の専門家ナジブ・マンライ氏が、アメリカは、アフガニスタンの戦争、情勢不安、問題継続の原因だとしました。
マンライ氏は、10日木曜、IRIB国際放送ラジオ・パシュトゥー語のインタビューで、2001年から現在までのアメリカ軍のアフガニスタン駐留は失敗しているとし、「この駐留により、アフガニスタンの情勢と治安は悪化している」と語りました。
また、「アメリカはアフガニスタンで自分たちの利益を追求しており、この国の情勢を悪化させ、戦争を続けることで、自分たちの駐留の継続を正当化しようとしている」としました。
さらに、「アフガン戦争におけるアメリカ軍の戦略が、敗北以外の成果を挙げることはないだろう。外国軍のアフガニスタン撤退は、この国の平和の確立、治安の確保、戦争の終結につながるだろう」と述べました。
マンライ氏は、「実際、アメリカは、アフガニスタンで泥沼に陥っており、それを抜け出す以外に方法はない。アフガニスタン政府も、アメリカに対し、アフガニスタンの問題解決に向けた努力を期待すべきではない。アメリカは、自分たちの利益しか考えていない」と述べました。
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トランプ大統領がアフガニスタンに米軍を増派するの理由はネオコン将軍が言う資源のほか麻薬も
引用元)
(前略)  
ニューヨーク・タイムズ紙はアフガニスタンが資源の宝庫で、「リチウムのサウジアラビア」だとする記事を掲載(中略)… アメリカ軍を撤退させるべきでないという宣伝だと見なされている。


8月には同じ主張をISAF司令官だったデイビッド・ペトレイアスがテレビの番組で語っている。アフガニスタンの近くを中国が計画している「陸のシルクロード」が通ることを指摘、アメリカ軍が撤退すると、そうした資源が中国に支配されるとしている。
(中略)
1970年代の終盤にアメリカがアフガニスタンで秘密工作を始めてからアフガニスタンとパキスタンをまたぐ山岳地帯は世界最大のケシ栽培地になっている。(中略)… ちなみに、ケシの子房に浅く傷を入れて流れ出た乳液の固まったものが生アヘン。これを乾燥させたものがアヘンで、その主成分がモルヒネ。このモルヒネをジアセチル化したものがヘロインだ。

[YouTube]ハムスターのうまる君

竹下雅敏氏からの情報です。
 いえ
 手の中にすっぽりとうまる君です。
(竹下雅敏)
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呼ぶとダッシュで駆けつけるハムスター【うまる#5】
配信元)

北朝鮮が3発のミサイルを発射、偶然重なった三重県での避難訓練 〜 訓練風景は頭を抱える未来の暗示?

竹下雅敏氏からの情報です。
 加計問題で窮地に陥っているあべぴょんですが、なぜか北朝鮮がミサイルを飛ばします。昔は1発のミサイルが結構効いたのですが、最近は日本国民は慣れっこになってしまって、1発のミサイルではほとんど効果はありません。
 “ミサイルの直撃を想定した訓練”を行って、国民の不安を煽ろうと懸命の努力をしていますが、その「シュールな訓練」の様子は海外メディアでも取り上げられ、安倍政権に素直に従いついて行く人々が、将来的に“頭を抱える”ことになるのを暗示しているかのようです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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北朝鮮の「ミサイル3発、全てが失敗」 米太平洋軍(17/08/26)
配信元)

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北朝鮮のミサイルに備えて三重で訓練、頭を抑えて体を丸める!住民「この方法で大丈夫なのか」
転載元)

北朝鮮の相次ぐミサイル発射を受けて、三重県の津市榊原町でミサイルの直撃を想定した訓練が行なわれました。避難ではミサイルの爆風に備えるために頭を守りながらしゃがみ込み、まるでダンゴムシみたいなポーズを皆でしていた様子が報じられています。

地元住民からは「訓練はやっておいた方がいいと思うが、この避難の仕方で本当に大丈夫なのか不安もある」というようなコメントも聞こえ、避難訓練の方法その物に疑問を投げ掛ける声が相次ぎました。

日本のミサイル避難訓練は海外メディアも取り上げており、「シュールな訓練」などと言われています。欧米だと核シェルターに避難することが一般的になっていることから、シェルターすら無い日本はしゃがみ込むくらいしか出来ないのかもしれません。


ミサイル発射直後、予定通り避難訓練 三重
http://www.asahi.com/articles/ASK8V2T0LK8VONFB002.html

北朝鮮が日本海に向けて短距離ミサイルを発射した26日、津市榊原町で弾道ミサイルの飛来を想定した避難訓練があった。国と三重県、津市の共催で偶然ミサイルの発射と重なった。参加者はミサイルへの不安や、避難への戸惑いを口にした。

ミサイル発射。頑丈な建物や地下に避難してください」。午前10時すぎ、防災行政無線で避難が呼びかけられた。市立榊原小学校で草刈り作業中だった住民約200人は体育館へ走り、頭を守りながらしゃがみ込んだ。無線の音量が小さく、戸惑う人もいた。




(中略)


パニックになる加計学園関係者、安部首相と加計氏との間に亀裂も / 政界再編の中心はやはり小沢一郎氏

竹下雅敏氏からの情報です。
 上から順にご覧ください。図面公開に慌てた加計学園は、“今週4通のFAXで弁明”しましたが、自爆だったようです。事実上、図面が本物で、しかも、坪単価は80万円であることを認めた形になりました。あべぴょんはもちろん、加計学園の関係者はパニックになっているようで、番頭ワタナベのツイートが正しければ、あべぴょんと加計孝太郎の間にも亀裂が入っている様子が伺えます。
 加計問題を追及している黒川敦彦氏は、理事長の補助金詐欺を告発する方向で動くようです。これだけ問題がある加計学園の獣医学部新設を、文科省は果たして認可するのかが問題ですが、理事長が告発されたとなると認可は難しくなり、認可されなければ加計学園は倒産。結果として、安倍一族も滅びることになると思います。
 あべぴょんは、何とか自分だけは助かろうとするでしょうが、状況はあべぴょんにとって圧倒的に不利です。
 産経新聞の記事がどの程度信頼できるかは疑問ですが、記事の内容を毎日新聞が反論していないとすれば、どう考えても安倍倒閣の大号令がかかったとしか思えません。
 “続きはこちらから”以降で、政界再編の動きの中心人物が小沢一郎氏であるとわかります。小沢氏は前原氏とすでに関係修復しており、小沢氏の発言は予想通りです。
 小池都知事は、“もともと固定した政治思想などない” わけで、おそらく初の女性首相になるには、どう動けば得策かだけを考えているのだと思います。安倍自民党の流れが続き、極右発言が有利だと思えばそうするし、今回の流れで「国民ファースト」が勝利するとわかれば、こちらに乗り換えてくるはずです。
 要するに、どうしようもない政治家だと思いますが、数を集めなければ極悪の安倍政権を倒せないのです。政治とは、クズの中から比較的マシなクズを選ぶ作業なのですが、人々の意識が向上すれば、本当の国民の代表を選べるようになると思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)
 
 
 
 

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【産経抄】「とにかく安倍をたたけ」の大号令 新聞業界の「不都合な真実」 8月26日
引用元)
 「いま、社内は安倍(晋三首相)を叩(たた)くためなら、どんなことでもするという空気になっている」。作家の門田隆将さんは最近、知り合いの毎日新聞記者からこう聞いたと、26日発売の月刊誌『Hanada』(10月号)で明かしている。朝日新聞記者にも同様のことを言われたという。
 ▼学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設問題をめぐり、内閣支持率が下落した安倍内閣を、この機に打倒しようと盛り上がっているということか。門田さんは7月23日付小紙朝刊の新聞批評欄で、そうした新聞を「倒閣運動のビラ」と呼んでいた。
(以下略)
 
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『今の日本国で、何が起きているのだろうか???』 ー これはもう 「戦前」ではないのかー。新聞社の流言飛語
引用元)
(前略)
産経新聞が8月26日に書いた、日本の主要新聞業界で『「とにかく安倍をたたけ」の大号令』が発せられたことが事実とすれば、『不都合な真実』どころの話ではない。
(今の日本がアメリカと同じように)事実上の紙の弾丸による天下分け目の一大決戦(内戦)が勃発したことになる。
逆に、産経新聞の主張が全く事実無根の『流言飛語』の類、嘘八百だとすれば、世論形成で一番大きな影響力がある映像メディア(テレビ)4大ネットワーク(フジサンケイグループ)がフェイクニュースの巣窟だったのですから、これはこれで大問題である。
現在は産経に名指しされた毎日新聞などからの反論が聞かれないが、もしも、今後否定せず黙っているとしたら、これも大問題であろう)何れが真実かは不明だが、いずれにしろ血を見るまで収まりそうにない。
(以下略)
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[第24回] 地球の鼓動・野草便り 秋の七草


秋の七草

太陰暦(旧暦)6月16日/太陽歴(新歴)8月7日、満月のこの日は立秋でした。なんとなく朝晩が過ごしやすくなってきました。秋の七草がそろそろ見頃です。
フジバカマ、オミナエシ、萩、クズ、桔梗、ナデシコ、尾花(ススキ)これらは見た目も美しいのですが、薬効もあります。

たとえば、オミナエシは全草が薬になりますが、花だけを集めて薬に使うそうです。解毒、排膿、子宮出血、こしけ、浄血、血行をよくする精油がふくまれていて、酒に漬けておいて生理不順の薬にもなるそうです。

[秋の七草]オミナエシ


花が白いオトコエシも同じように使えます。柔らかい葉はお浸しなどでもいただけます。

オトコエシ


フジバカマは蕾を乾燥させて、利尿、通経、黄疸などの薬として使われるようです。また葉を半乾燥させるといい香りがするのですが、入浴剤にすると皮膚のかゆみなどに効果があるようです。痒いところを葉でこするといいそうです。

[秋の七草] フジバカマ(ヒヨドリバナ・サワヒヨドリ)


フジバカマはほとんど見なくなりましたので、ヒヨドリバナやサワヒヨドリを代用しています(一昨年種をもらって帰ってまいて1本大きな株になった庭のヒヨドリバナが終わり頃、お茶や入浴剤としていただいています。)

また、萩(ヤマハギ)の葉や花もお茶になります。婦人病のめまい、のぼせにいいそうです。

[秋の七草]ヤマハギ


同じ豆科のナンテンハギやヌスビトハギなども山菜やお茶になり、めまいや疲労回復の薬効もあるようです。特にナンテンハギは飛騨・高山あたりでは、春の若芽をアズキナとよび、山菜として栽培されているそうです。

クズは根がご存知クズ粉になり、乾燥したものが葛根(カッコン)という生薬で、発汗解熱、血糖降下、女性ホルモン様作用などに。葛湯はかぜのお薬として昔から親しまれています。

[秋の七草] クズの花


花も甘い香りが強く、二日酔いの薬などになるようですが、蜂たちのごちそうです。威勢良く伸びるツルは繊維が光沢のある美しい葛布になりますが、ツル先と若葉を天ぷらにして美味しくいただいています。母たちの田舎ではクツンバカズラとよび、ウサギや牛が喜んで食べていたと言います。

キキョウ、ナデシコはかなり山の辺りに行かないと見かけなくなりました。毎年見かけるのは決まった場所です。

[秋の七草]キキョウ

[秋の七草]カワラナデシコ


尾花(ススキ・カヤ)は根を利尿、解毒、風邪、高血圧などの薬用にしますが、尾花を中秋の名月にハギと一緒に飾ると風情がありますね。子供の頃から、お団子と一緒に縁側にお供えしていました。旧暦8月15日(今年は新暦10月4日)が中秋の名月です。

[秋の七草]尾花(ススキ・カヤ)



旧暦(太陰暦・お月さまの暦)で7月7日の七夕さまは新暦で8月28日です。お月さまが7日の上弦の月なので、夜空の星も美しく見えて、やはり日本の行事は旧暦が合います。もともと旧暦でおこなわれていたのですものね。ちなみに盂蘭盆会は旧暦7月15日(今年は新暦9月5日)です。この盂蘭盆会の2日後が草露白しの白露で朝晩の気温が下がってくるのでしょう。

yasou
自然賛歌

ウバユリ

シシウド


キセルアザミ(サワアザミ・マアザミ)


ゲンノショウコ


ビッチュウフウロ



ハナトラノオにトラマルハナバチ


アブラガヤにゴマダラカミキリ


ミヤマクワガタ



空を泳ぐ黒鯉

仲良しキノコ






■ 参考文献
イー薬草・ドット・コム
「大地の薬箱 食べる薬草事典」 村上光太郎/著 農文協
「カラダ改善研究所 自然のチカラいただきます」中村臣市郎/監修 西日本新聞社



ライター

ニャンニャン母さんプロフィール

ニャンニャン母さん

プロフィール:1955年魚座生まれ、広島の県北 中山間地域在住、
体癖はおそらく2ー3種

20代の頃「複合汚染」有吉佐和子/著 を読んで、食の環境悪化を考えた時、野草を食べることを思いつき、食料としての野草研究を始める。
全くの素人ながら、健康住宅の設計事務所に入社し、健康住宅を学ぶ。
残された人生と限られた時間について気付かされ、仕事を辞め、自給自足を目指す。
平成22年頃、古民家を借り、Iターン。野草教室を開催。
「古民家カフェ・むす日」「山のくらしえん・わはは」「クリエイティブ・アロマ」等にて野草教室。

現在、野草好きになった87歳の母と、無関心な33歳の長男と猫3匹と暮らしています。