注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
(中略)
グランツマン教授は、記憶は神経細胞の核内のDNAに貯蔵されていると考えるそうだ。(中略)… 今回の実験では、まず一匹のアメフラシのしっぽに軽い電気ショックを20分に1回、計5回与え、24時間後にまた同じように5回与えた。電気ショックを受けたアメフラシは、その都度自己防衛機能を発揮して委縮した。その後も軽く指でトントンとたたいても委縮するようになり、約50秒間体を縮ませて身を守ることを学んだそうだ。対して電気ショックを与えられなかったアメフラシは、軽くたたいても委縮する行動は1秒未満しか持続しなかった。次に、電気ショックを与えられたアメフラシの神経細胞からRNAを取り出し、電気ショックを一切受けていないアメフラシ7匹に注入した。統制群には電気ショックを与えられていないアメフラシのRNAを、別の電気ショックを与えられていない7匹のアメフラシに移植した。
結果は瞭然だった。電気ショックを与えられたことのないはずのアメフラシ7匹は、トントンとたたかれると電気ショックを受けたアメフラシのように平均して約40秒間委縮したままだったという。対する統制群にそのような反応は見られなかった。
(以下略)
TEXT BY MARTA MUSSO
TRANSLATION BY TAKESHI OTOSHI
(中略)
大量の情報を保管するために、DNA──確かに「天然の記憶媒体」ではある──を使うというアイデアは以前からある。そしていま、コロンビア大学とニューヨーク・ゲノム・センターの研究者たちが、この実証に成功した。2人の科学者は『サイエンス』誌で、短編映画やOSを含むさまざまな情報をDNA上に記憶させることに成功したと語っている。
(以下略)
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記憶は脳の神経細胞のどこかに貯蔵されていると考えている人が多いのですが、この実験結果は、記憶がDNAに貯蔵されていることを示すもので、非常に興味深いものだと思います。
下の記事では、米研究者が“短編映画やOSを含むさまざまな情報をDNA上に記憶させることに成功した”とあるように、記憶がDNAに貯蔵されているという考えは、十分に納得できるものだと言えます。
昨日の記事で、3Dプリンターによって臓器を作る実験に成功したことを取り上げましたが、エミリー・スミス氏は、このことについて、驚くべきことを言っています。あらゆる器官を3Dプリントできるだけでなく、DNAさえあれば、全身を復元できると言っています。しかも、DNAは、“人生を通じての意識などもすべて記憶”しているというのです。
DNAが記憶の貯蔵庫であれば、確かに全身を復元した身体は、“本人と同じ記憶を持っている”に違いありません。こうしてできた身体と本人の違いは、魂、原因体、幽体があるかないかだけだと思います。おそらく、3Dプリントで全身を復元した身体は、広義の肉体(肉体、プラズマ体、エーテルダブルの複合体)だけの存在ではないかと思います。
なので、本人が暗殺されるなどして肉体を失った場合、このような身体に、魂と内側の身体がもう一度侵入すれば、一度死んだ人間が復活するということになります。コブラは、実際にこのようなことが行われていると言っています。私の考えでは、サウジアラビアのムハンマド皇太子が、このケースではないかと思っています。