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[Sputnik 他]うつ病から抜け出す簡単な方法が見つかる 〜体のレベルだけでなく心や意識の波動を上げるには〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 うつ病に、運動が効果があるという情報です。うつ病の原因はよくわかりませんが、波動的に、うつの人は、例えば、狭義の肉体の波動が、体、心、意識のいずれもムーラーダーラ・チャクラに沈んでしまっています。こうなると、“気分が落ち込んだ状態”ということになります。私は、ムーラーダーラ・チャクラの波動を“闇の波動”と呼んでいます。
 ところが、そうした状況の人でも、何かしらの行事に参加したり、運動することで、確かに、体の波動がスワディスターナ・チャクラに上昇するのを観察しています。なので、運動がうつから抜け出すきっかけになるというのは、わかる気がします。
 問題は、心と意識の波動を闇から引き上げなければならないことです。下の記事には、“うつを患った人間がすべきこと”として3つのことが書かれています。薬に頼らず運動するというのは体のレベルですが、今の自分の生き方が自分に合っていないという事に気付くというのは、心、意識のレベルです。
 現在、裁きが継続しており、天の意思に逆らう生き方をしている人々は、狭義の肉体のレベルで、裁きの影響が出ています。このような人たちがうつになる場合、それは、今の生き方が間違っていることを、知らされているわけです。
 運動することに加え、心、意識の波動を上げるには、日輪の写真を使ってください。例えば、朝、日輪(魂)の写真を5分、寝る前に、日輪(心と身体)の写真を5分見つめてください。太陽の中心をリラックスして眺めるだけです。感覚の鋭い方は、サハスラーラ・チャクラから光が注ぎ込まれるのがわかると思います。
 うつ病に効果があるかどうかはわかりませんが、やってみる価値はあると思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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うつ病から抜け出す簡単な方法が見つかる
転載元)
1週間にわずか1時間の運動をするだけで、性別や年齢に関係なく、うつ病が発症する可能性を著しく低下させ、気分が落ち込んだ状態からより速く抜け出す助けとなる。アメリカン・ジャーナル・オブ・サイキアトリー誌に掲載された記事の中で述べられている。

スプートニク日本

オーストラリアのシドニーにあるニューサウスウェールズ大学のサミュエル・ハーベイ氏らが、ノルウェーの住民の健康状態に関する大規模な観察結果を分析し、うつ病から抜け出すための比較的安全で簡単な方法を発見した。

同プロジェクトには、学者が健康状態の他に気分なども観察することを許可したノルウェー人成人約3万人が参加した。

ニューサウスウェールズ大学の学者たちはこれらのデータを研究し、運動をしたことのない人たちは、週に1時間から2時間の運動をしている人たちよりもうつ病になる可能性が約44%高く、より重度のうつ状態になる確率も高いという興味深い法則に注目した。

ハーベイ氏は「これが何と関係があるのかはまだわかっていないが、我々は運動には生物学的利点のみならず社会的利点もあると考えている。いずれにせよ、このような関係が存在することは、運動をうつ病対策プログラムに統合する必要性があることを物語っている」と指摘した。

これより前、米国の心理学者チームは、断眠療法がうつ病の治療に効果がある可能性があると明らかにした。

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鬱とパニック症が絶対に治る方法を教える
引用元)
1: 名無しさん@おーぷん 2017/08/29(火)00:24:31 ID:1Fr
今現在苦しんでるヤツ、もしかするとこれから苦しむかもしれない奴は聞いてくれ

(中略) 

3: 名無しさん@おーぷん 2017/08/29(火)00:25:25 ID:1Fr 
答えは「運動すること」だ!

(中略) 

9: 名無しさん@おーぷん 2017/08/29(火)00:32:48 ID:1Fr 
鬱を患った人間がすべきことは大きく分けて3つある



1、今の自分の生き方が自分にあってないことを認めること

2、薬に頼らないこと

3、運動すること



たしかにスポーツ選手も鬱になるが、運動し続けても1を無視する以上はうつは治らない。

(中略) 

13: 名無しさん@おーぷん 2017/08/29(火)00:37:37 ID:1Fr 
まずここで言う「運動」とは一日30分の少し激しめの有酸素運動のことだ。
まあランニングだな。



これを週3回やれば、ほぼ間違いなく鬱やパニックは治る。


(以下略) 

[InDeep]地面に裸足で立つこと(アーシングあるいはグラウンディング)の驚くべき効用

 「地面に裸足で立つこと」を意味するアーシング(またはグラウンディング)の記事です。
 記事の中でのある研究論文では「健康に関してアーシングは、太陽の光に当たることや、清潔な空気と水、正しい栄養価の食品を摂取するといったことと同様なほどの重要な概念である」という説を支持しています。
 体調不良のときは、医者にかかる前にまず裸足になって地面に立ってみると良いかもしれません。アーシングの意義をほとんど見失っている現代人には、驚愕の真実ではないでしょうか。
 芝生とか砂浜で裸足になると、子ども心に回帰するような開放感があるものですが、今回私も庭でやってみました。確かに文字通り、地に足をつけたような何とも言い難い瞑想的な幸福感があるので、アーシングによる地球からの恩寵たるや計り知れないものがありそうです。
 ちなみに庭でのアーシングの後、地球からうちに上がる際に(普段何を考えているのか)、足を水シャワーで洗うのもなかなか小気味よいものです。美しき緑の星のようで。
 さらに、ヴォイニッチ手稿の世界観も気になるところです。下記の中の仮説によると、「アーシングにより地表から放出される自由電子が身体の表面及び体内に広がり抗酸化作用を有する」とあるので、彼らが裸で生活するのは、よりタキオン粒子的な恩寵を受けるためなのかもしれません。台風一過、刷新された土の感触に想像がふくらみます。
(しんしん丸)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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「地面に裸足で立つこと」についての驚くべき体と健康への効用を示す数々の医学論文と学術論文から見る結論は「可能な限りやるべき」
転載元)
(前略) 

20分間、地面に「素足」をつける前(左)とつけた後の顔の血流の差異 

Scientific Research Publishing


上の写真は、青が濃いほど血流が悪いことを示し、赤が濃いほど、血流が良くなっていることを示します。つまり、「素足を地面に直接 20分間つけているだけで、これだけ大きな血流の差が出る」ということを示しているようです。

(中略)
STUDIES SHOW WHAT HAPPENS TO THE HUMAN BODY WHEN WE WALK BAREFOOT ON EARTH 
collective-evolution.com 2017/08/24 

地上を素足で歩く時、人体に何が起こっているかを示す様々な研究 

靴や靴下などの素足と地面の間のバリアが一切なく、直接足を地面に接することを英語で、グラウンディング(Grounding)あるいはアーシング(Earthing)と呼ぶが、これらは、つまり「裸足で地面に立つ」ことを意味する。

裸足で地面に立つことが良いということについては、しばしば耳にすることだが、その理由が今では科学的な裏付けとして出揃ってきている。

裸足や素足で地面に立つことは、地球の大地に流れている強烈な電荷と関連している。この電荷は電子が豊富で、理論的には、抗酸化物質とフリーラジカル(細胞に損傷を与え得る活性酸素など)を破壊してくれる電子を良好に供給しているのだ。

米国ピッツバーグ大学の生物学博士でエネルギー医学の専門家でもあるジェームズ・オシュマン博士(Dr. James Oschman)は次のように述べている。

地面を裸足で歩くことが健康を増進させ、強い幸福感を提供するという主観的な報告は、世界各地の多様な文化の文献や実践に見出すことができる。

しかし、現代社会の多くでは様々な理由から、ビーチで休暇をとっているのでもない限り、多くの人たちが裸足で外を歩くことはしない。(論文

私たちが地面に直接、素足を接すると、足の裏から大量の負の電子を吸収することができる。これは私たちの体を地球と同じ負の電位で維持するのに役立つ可能性がある。(訳者注 / これは言い換えれば、地面に直接足を接することで「人体が地球と同じ電子の状態でいられる」というようなことなのかもしれません。)

科学の観点から 

2012年に、医学誌『ジャーナル・オブ・エンビロンメント・アンド・パブリックヘルス(Journal of Environmental and Public Health / 環境と健康ジャーナル)』に発表された研究論文『アーシング:人体を地球の表面電子に接続することでの健康への影響について』(原文)は、単に、裸足で地面にふれることだけにより、様々な慢性変性疾患、慢性ストレス、統合失調症、炎症、痛み、睡眠不足、心拍変動障害に対して、自然かつ「非常に効果的な環境戦略」であると記している。

また、心臓や血管疾患を含む多くの一般的な健康障害に対しても有効であることが示されている。

これまで行われてきた研究の結果では、人体の大地との直接の接触が健康に対して重要な役割を果たすことが示されており、それは、たとえば太陽の光に当たることや、清潔な空気と水、正しい栄養価の食品を摂取するといったことと同様なほどの重要な概念だという説を支持する。

ポーランドのワルシャワにある軍事臨床病院の脳神経外科で行われた別の研究では、血液中の尿素濃度について、地面と素足で接触したまま、被験者にエクササイズを行ってもらった。

その研究の結果、以下のように結論されている。

運動中のアーシング(地面に素足で立つ)は、タンパク質代謝に影響を与え、窒素バランスが陽性となる。この現象は、人間の代謝過程を理解する上で根本的に重要であり、アスリートのためのトレーニングプログラムに含めることができる。(原文

昨年、カリフォルニア大学アーバイン校の細胞生物学部門から発表された研究では、素足が地面と直接ふれることで、顔の血流調節が改善されることが分かった。同時に、心血管疾患の主要な要素である血液粘度を低下させるための研究もされている。

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「ウンチの量と幸福度は比例する」 〜腸内フローラは私達が考えている以上に重要〜

 なかなかセンセーショナルな記事のタイトルです。是非、全文を引用元よりお読み下さい。
 冒頭の「私たちの腸内にはなんと約1000兆個もの細菌が住んでいる」は恐らく100兆個の間違いだと思います。昔は100種類100兆個と言われていた腸内細菌も現在では遺伝子解析技術の発達により解明が進んでおり、数百種類〜1000種類と言われるようになって来ています。ですが私の理解では数は恐らく100兆個のままだと思います(多分)。
 大事なところをまとめるとこんな感じでしょうか。

    1.腸内細菌は人の精神にも影響を与えている。うんこの量と幸福感は比例し、量が多ければ多いほど自殺率は下がり、少なければ少ないほど自殺率が増加するという研究事例も。

    2.快便が大切。快便のためには食事が大切(肉食によって大腸がんやポリープが増えている可能性)。

    3.便秘等で腸管が傷つくとリーキーガット症候群(腸に小さな穴が開く)と呼ばれるものになり、腸内から高分子の化合物が体内に入ってくるので、アレルギー等の原因となる。

    4.一昔前の日本人は食物繊維を多く含む穀物や野菜を沢山食べてたからうんこをモリモリしていた。戦時中はうんこの量で敵の数を把握していたから米兵さんは「日本軍めちゃくちゃいる」と勘違いしたとか(嘘か本当かは不明)。

    5.昔、ドイツ人医師が、東京から日光までの約150キロをノンストップで駆け抜ける人力車夫は、玄米と野菜と少量のイモしか食べていないと知り、その人力車夫に牛肉を食べさせて同じように走ってもらうと、すぐにスタミナがなくなり、この車夫は3日で根を上げてしまった。

 要するに、腸内フローラは私達が考えている以上に重要だということ、それには食事内容が大きく影響することが書かれています。
 実際に難病の腸疾患の患者に腸内を洗浄した後、健康な人のうんこを入れてあげると疾病が改善する例が報告されており、日本でも臨床試験が開始されています。近い将来、自分の健康な時のうんこを凍結保存しておいて、病気になったら移植するなんてことが起こるかもしれません。その他、デブ菌、痩せ菌がいる可能性なども指摘されています。腸内細菌恐るべし。
(ちょっと妄想を働かせると私達人類は宿主である地球に物凄く影響を与えている可能性があります。このまま地球を破壊し続けてたら抗生物質で一網打尽に・・・されるかも)
(地球に優しい方の微生物学者)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ウンチの量と幸福度は比例する「便秘が増えれば増えるほど、自殺率やアレルギー発症率は高くなる」
引用元)
著者:高橋 将人 

(中略)…私たちの腸内にはなんと約1000兆個もの細菌が住んでいるのだそうで、腸がカラダに与える影響の大きさを想像することは難しいことではないでしょう。(1)

興味深いことに、カリフォルニア大学ロサンゼルス校が行った研究によると、幸せホルモンとして知られるセロトニンやドーパミンの約90パーセントは腸で作られているのだそうです。そのため、人の思考や行動パターンは腸内細菌によって決まることが分かっています。(2)

(中略) 

健康に生きる事ができるかどうかは、どれだけだけ大きなウンチを出すかにかかっている 

(中略) 

興味深いことに、排出するウンチの量と幸福感は比例するのだそうで、ウンチの量が多ければ多いほど自殺率は下がり、ウンチの量が少なければ少ないほど自殺率が増加するのだそうです。(10)(11)

実際、世界で最もウンチの量が多い国の一つであるメキシコでは自殺率が10万人あたり約4人と低い一方で、ウンチが小さい日本人の自殺率は10万人あたり約20人と5倍近く高いことが分かってきました。

(中略) 

ウンチを腸に溜め込むという行為は、不幸を体に溜め込んでいることと何ら変わりはない

(中略) 

ウンチがなかなか出ないというのは、カラダにとっては文字通り「不便」であり、そう考えれば、健康に生きる事ができるかどうかは、いかに大きなウンチを出すかにかかっていると言ってしまっても過言ではないでしょう。

(中略) 

ひと昔前まで日本人のウンチの大きさはアメリカ人の3倍だった 


もともと日本人は玄米と野菜を中心とした食生活を送っていました。玄米や野菜に豊富に含まれている食物繊維は小腸で消化吸収されずに、そのまま大腸に送られ、そこで腸の老廃物、悪玉菌、そして水をたくさん吸い込むことで立派なウンチを形成し、体外に放出する役目を果たします。(13)

現在では日本人は食物繊維が含まれる食品をあまり口にしなくなってしまったため、日本人のウンチは小さくなってしまいましたが、まだ米と野菜が中心だった時代の日本人のウンチは相当大きかったようです。

(以下略、続きは引用元でご覧下さい)

【第2回】きっと役立つ乳酸菌学 〜メリーベのために〜 乳酸菌の機能性①整腸作用(前半)

 第二弾を書きました。整腸作用について興味があればご覧ください。前半後半の二回に分けて寄稿いたします。
(地球に優しい方の微生物学者)
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きっと役立つ乳酸菌学 〜メリーベのために〜 乳酸菌の機能性①整腸作用(前半)

Bifidobacterium adolescentis
Author: Y-tambe



【乳酸菌の機能性】


 まず乳酸菌の凄さを知ってもらうために、機能性を列挙してみました。

・整腸作用
・免疫賦活作用(免疫機能の活性化)
・病原菌やウィルスの感染予防作用
・ダイエット効果
・抗酸化作用
・抗炎症作用
・抗がん作用
・抗アレルギー作用(花粉症、アレルギー性皮膚炎など)
・血中コレステロールの低減作用
・腸管バリア機能の改善効果
・皮膚機能改善効果(乾燥性皮膚炎の改善や美肌効果)
・歯周病等の予防効果
・放射線防護効果
・デトックス効果

 物凄く多いことに驚かれると思います。実際、専門家である私も「本当かな?」と思うぐらい乳酸菌は様々な機能性を有しており、大変「みりょこてき」な菌です。ここに挙げたのは代表的なものであり、まだ、この他にも色々と報告されています。但し、人も個人個人で能力が違うように菌も株(人で言うと個人に相当)ごとに能力が違います。ですので、上記の機能性は全ての乳酸菌が有しているわけではありませんので、その点はご留意下さい。

 これから乳酸菌の機能性についてピックアップして書いていきたいと思いますが、今回は整腸作用についてです。


pixabay[CC0]



【整腸作用】


 整腸作用とは何を指すのでしょうか?明確な定義があるのかは分かりませんが、この記事では「腸内菌叢のバランスを理想的な状態に整える作用」という意味で使いたいと思います。では、理想的な腸内菌叢のバランスとはどういったものなのでしょうか?

 腸内菌叢は善玉菌、悪玉菌、日和見菌に便宜的に分けることができます。人に良い働きをする菌を善玉菌、悪影響を与える菌を悪玉菌、どっち付かずの善にも悪にもなるのが日和見菌です。日和見菌は少し分かりにくいかもしれませんが、「ドラ○もん」に例えると、「の○太」を主人公補正で一応善玉菌とし、「ジャイ○ン」を悪玉菌としたとき、「の○太とだけ遊んでいる時はわりと仲良くしているのに、ジャイ○ンが来た途端、ジャイ○ンと共にの○太をイジメ始めるス○夫」みたいな存在です。別の例えをすると、アメリカ様抜きだとまともに行動できるはずなのに、アメリカ様にビビって弱い者いじめを始める日本みたいな菌です(ちょっと違うか。笑)。乳酸菌やビフィズス菌が代表的な善玉菌ですが、理想的な腸内菌叢のバランスとは善玉菌が悪玉菌より少し多い状態です。その大きな指標となるのは「快便」か否かです。

【うんこをチェックしよう!】


皆さん、毎日のお通じはいかがでしょうか?

「うんこ=汚い」というイメージから「私便秘なんだよねぇ」と平気で言う女性がいます(「私はうんこなんかしない」と暗に訴えたい?)。私は「あぁ、この子は、腸内腐敗が進んでいて毒素をいっぱい取り込んでるんだな。おならも臭くて、肌も汚いのかな。」と思ってしまいます(冗談です。でもそういう予測はできます。)。

健康において、快便であることは皆さんが考えている以上に重要です。便秘の女性はしっかり対策をして「私、快便なんだよね」と自慢する女性であってください(そんな人がいたら私はちょっと引きますが、その分ちょっと好きになります。笑)。男は健康のために、否、臭いおならを周囲に撒き散らさないように頑張って快便を目指しましょう(笑)。

まずは、下記の項目をチェックしてみて下さい。

《チェック項目》
・便秘/下痢気味だ
・ヨーグルトや漬物などの発酵食品は嫌いだ
・野菜嫌いだ
・肉食系男子/女子だ(肉ばかり食べている)
・おならが兵器として使えるぐらい臭い
・口臭、体臭がきつい
・肌荒れがあり、よく吹き出物ができる
・アレルギー体質

 これらに多く当てはまるほど、腸内腐敗が進んでいる可能性が高いと言えます。つまり、悪玉菌が増えて、善玉菌が減っている状態です。臭いおならの元は悪玉菌が出した腐敗物質ですから、おならが臭い人も要注意です。野菜や前回リストに示したような乳酸菌を多く含む発酵食品を摂ることをお勧めします。また、肉食は劇的に腸内腐敗をもたらしますので程々にするのが無難です。

イラストAC



 うんこの状態を評価する上で、「ブリストルスケール」というものもありますので、自分のうんこが正常かどうかの指標にしてみて下さい。次回は、整腸作用の後半として、何故快便が重要なのかを書きたいと思います。

Writer

地球に優しい方の微生物学者

主に自然科学関連の記事へのコメントと「きっと役立つ乳酸菌学 〜メリーベのために〜」という記事を寄稿しています(滞りがちでスミマセン)。大学で微生物(乳酸菌)の機能性研究を行っています。最新の知見もご紹介しながら、魅惑の菌ワールドに皆さんをお連れしたいと思います。

何故か「う○こ」担当みたいになっていますが、非常に不本意です(※)!!専門は乳酸菌ですので、汚くないスマートな記事をお届け致します。できるだけ専門用語は避け、解説をしながら分かりやすくお伝えできるように頑張ります。
※私は8種体癖です(笑)


【第1回】きっと役立つ乳酸菌学  〜メリーベのために〜

 皆さん、こんにちは!「地球に優しい方の微生物学者」という者です。長年、勝手にシャンティフーラさんのファンをやらせていただいております。この度は光栄にも編集長にお声がけいただき、筆を執らせていただきました。諸事情あってペンネームですが、微生物、特に乳酸菌の研究者をやっております。その専門性を活かして、乳酸菌とその機能性について皆さんの役に立つような情報を数回に分けて掲載していきたいと思っています。(体癖に捻れが入っているため、所々笑いを取りに行ってスベっておりますので、その点はご了承下さい。笑)。
 「乳酸菌=微生物」ではなく、「乳酸菌=食べ物」と理解されている全国のメリべの方々は、きっと乳酸菌のことも大好きなはずです!私はメリべ民の味方ですので、「メリーベのために」できるだけ専門用語は避け、意味を補足しながら平易な文章を心掛けて書こうと思っています。堅苦しさを避け、所々、口語的な文章で書かせていただきます(誰か「メリーベのために」というテーマ曲を作って下さい。笑)。
 これから頑張って執筆していきたいと思いますが、十分時間が取れませんので、超不定期掲載となることを予めご了承ください。興味があればご覧いただき、健康ライフにお役立ていただければ幸いです。
(地球に優しい方の微生物学者)
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きっと役立つ乳酸菌学 〜メリーベのために〜

Bifidobacterium adolescentis
Author: Y-tambe


【はじめに】


 最近、乳酸菌やプロバイオティクスという言葉をよく耳にするようになりましたが、皆さんはこれらがどういう菌なのか分かりますか?

 乳酸菌は「何となくカラダに良い」というイメージだけの人も多いのではないでしょうか?まずは乳酸菌とはどういう菌なのかを簡単に知っていただきたいと思います。


【乳酸菌って何?】


 乳酸菌ってどんな菌なのでしょう?

 「広義の乳酸菌」は、「最終代謝産物として乳酸を沢山作る菌」です。そう、乳酸を沢山作るから乳酸菌なのです。非常に単純なネーミングですね。この定義でいくと、ビフィズス菌も乳酸菌の仲間となります。ですが、様々な違いがあるため、「狭義の乳酸菌」には、ビフィズス菌は含まれません。乳酸菌とビフィズス菌の特徴の違いは下記のとおりです。

《乳酸菌の特徴》 
・ブドウ糖から「乳酸のみを作る菌」と、「乳酸+アルコール+炭酸ガスを作る菌」がいる
・通性嫌気性菌(酸素があっても生きられる)
・球状、または桿状(棒状)の形をとる
・主に小腸、大腸、様々な発酵食品中に存在

《ビフィズス菌の特徴》 
・乳酸より酢酸を多くつくる(乳酸:酢酸=2:3)
・偏性嫌気性菌(酸素があると生きられない)
・(短)桿状、Y字状、V字状などの形をとる
・主に大腸に生育(大腸はほぼ無酸素状態)

 このような違いがあるため、厳密には乳酸菌とビフィズス菌は区別されています。乳酸菌には、研究者の私も「本当かな?」と思えるぐらい沢山の機能性がありますが、実は、虫歯菌で有名なミュータンス菌も乳酸菌ですし、人食いバクテリアと呼ばれる恐ろしい菌も乳酸菌です。一般的に言う「乳酸菌」にはこれらの菌は含まれませんので、ここで登場する「乳酸菌」は安全性の高い、身体に良い方の乳酸菌とお考え下さい。


【プロバイオティクスって何?】


 プロバイオティクスとは、簡単に言うと「適切な量(十分な量)を摂取すると身体に良い働きをしてくれる生きた微生物」です。乳酸菌やビフィズス菌が代表的なプロバイオティクスと言えます。「生きた微生物」でないとプロバイオティクスとは呼びませんので、殺菌した乳酸菌や胃酸や胆汁酸で死ぬ乳酸菌はプロバイオティクスではありません。いわゆる「生きたまま腸に届く有用菌」がプロバイオティクスです。


pixabay[CC0]


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