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メキシコ便り(120):ロペス・オブラドール大統領、国連、NATOを大批判!!!ウクライナ戦争の停戦を求めた「世界平和5年計画」を国連に提出!

 9月16日、メキシコは212回目の独立記念日を迎えました。ロペス・オブラドール大統領を支持する人々約14万人がメキシコシティのダウンタウン大広場(ソカロ)に大集合。相変わらずの人気ぶりを見せつけました。(動画あり)そんな中、恒例のグリトー(叫び:独立運動で活躍した歴史的ヒーローらの名前を一人一人呼び、万歳!と叫ぶこと)が大統領によって行われました。ロペス・オブラドール大統領の「グリトー」は何度見ても感動するのですが、今回は最後の方で「〇〇万歳」の代わりに「〇〇に死を!」があり、びっくりしましたが新鮮で大統領の強い「想い」を感じました。記事の最後に詳細を載せています。

 さて、今回は独立記念軍事パレード式典でのロペス・オブラドール大統領のスピーチで驚嘆したところを掻い摘んで見ました。15分ほどの短いスピーチでしたが、メキシコ政府が国連に提案する予定の「世界平和5年計画」の内容でしたが、そこで国連、NATOを大批判!この計画は、まさにウクライナ戦争の停戦を要求するもの。世界のリーダーでロペス・オブラドール大統領が初めてウクライナ戦争の停戦要求をしたらしい。その後にトルコのエルドアン大統領が続いたそう。

 「平和がなければ、正義も経済成長もない。この提案が受け入れられる、られないにかかわらず、正義と平和のために戦うことは決して無駄にはならない。」と言う大統領!カッコイイ✨😎✨
(popoちゃん💖)
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メキシコ便り(120):ロペス・オブラドール大統領、国連、NATOを大批判!!!ウクライナ戦争の停戦を求めた「世界平和5年計画」を国連に提出!

ロペス・オブラドール大統領:ウクライナ戦争の停戦を求む「世界平和5年計画」を国連総会に提出


ツイート文機械翻訳+修正:9月16日の市民・軍事パレードで、ロペス・オブラドール大統領は、ウクライナでの戦争を止め、5年間の停戦を実現し、世界の人々を苦しめる経済・社会問題に平和に取り組むことを「緊急」に求める提案の詳細を紹介しました。

大統領はメキシコ独立212周年記念の軍事市民パレードで15分ほどスピーチ。このスピーチのほとんど全ては国連に提出予定のウクライナ戦争停戦を求む、「世界平和5年計画」についてでした。大統領は、国連に対話と平和のための委員会の即時設立を提案。その組織のリーダー(仲介役)として、「本人たちから同意が得られれば、支持率世界一のインドのモディ大統領、ロシア、アメリカ、中国と良好な関係を築いていると思われるバチカンのフランシスコ法王、グテーレス国連事務総長。」を推薦。(えっ?!😱このチョイスで大丈夫なの?!)ウクライナ戦争の即時停止と、ゼレンスキー大統領とプーチン大統領との直接会談の開始を求め、紛争国や全世界が貧困、移民、暴力といった国の主な問題の解決に集中できるよう5年間の停戦を提案。


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まみむのメモ(49)〈食べられる野草図鑑・秋(1)〉

 今年も新米の季節になりました。晴れた日が少ない中、さっと稲刈りを済ませた田んぼを見かけるようになりました。機械化ならではの早業です。
 手作業だけの自然農のお米作りを何年も挑戦してきましたが、ついに自給自足できるまでには至りませんでした。それでも諦めきれずに、種籾だけでもとバケツ稲作をしています。このバケツ稲作の簡単さに比べて、実際の稲作の大変な事!!全部手作業でとなると、昔のようにみんなで集まって、楽しみながらやるのがいいのかなぁと思います。
 田んぼで苗を育てて、苗取りをして、田植えをして、草取りして、稲刈りをして、ハゼ干しして収穫しても、食べれるようになるまでには、まだその後があります。足踏み脱穀機で稲ワラから籾をはずし、唐箕で屑米や稲クズを飛ばします。さらに玄米にするには籾すりが必要で、さすがに手作業ではできません。幸い田舎では精米だけでなく、籾すりもしてくれるコイン精米所が時折あります。何とかして自給できる体制を整えなければと、食料危機の問題以前に、最低限度自立した暮らしを目指す身としてはまだあきらめていません。
 これから自給自足を目指し、お米作りにも挑戦される方がおられるかもしれませんので、これまでの数々の失敗体験談を参考にしていただけたらと、後日別記事にてご紹介させていただきたいと思っています。
 さて、今回のクズとキンミズヒキ、繁殖力旺盛だったり、服にくっついてきたりと嫌われがちですが、本当はすごく助けてくれる強力な助っ人野草!!
 他にも最近美味しくいただいているのはヨモギの花です。以前はお茶にするだけでしたが、油炒めや佃煮風など意外と美味しく、元気になる気がします。とはいえ、ヨモギの花を咲かせているのは我が家くらいかも・・・。ヨモギからもらえる元気、すごいんですけどね〜。もちろんキンミズヒキも育っています。
(まみむ)
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まみむのメモ(49)〈食べられる野草図鑑・秋(1)〉

クズ(葛)


時期 5月頃から新芽を出して、花期は8〜9月、10月頃種を付け、地上部は枯れていく。
場所・環境 温帯、暖帯に分布し、中国からフィリピン、インド、インドネシア、ニューギニアに分布。北海道〜九州の日本各地の林縁や川土手など普通に見られる。
葉腋から総状花序が上向きに立ち上がり、濃紅紫色の甘い芳香を発する蝶形花を房状に密集してつけ、下から順に咲かせる。形は蝶形で旗弁、翼弁、竜骨弁からなっている。花色には変異がみられ、白いものをシロバナクズ、淡桃色のものをトキイロクズと呼ぶ。


地面を這うつるは、他のものに巻きついて10m以上に伸び、全体に褐色の細かい毛が生えている。葉は大型の三出複葉で、長い葉柄で互生し。小葉は直径15cm超の菱形状の円形でさらに中裂することがあり、受ける日光の強さで角度を変え、草質で幅広く大きい。葉の裏面は白い毛を密生して白色を帯びている。
花後に褐色の剛毛に被われた枝豆に似た、長さ6〜15cmほどある扁平な莢(さや)果を結ぶ。種子は長さ4mmほどの楕円形の豆果。

基部は木質、上部は草質となり、長さ10mに達する。根は長大で肥大した長芋状の塊根となり、多量の澱粉を蓄え、主根は長さ1.5m、径約20cmに達する。

見分けるポイント つる、葉ともに有毛で、花には甘い香りがある。
間違えやすい毒草 なし
生え方 大型の多年草。つる性半低木。
学名 Pueraria montana var. lobata
科名・属名 マメ科・クズ属
採取方法 クズの根を秋から春にかけて、地上部に残った茎をつたって、掘り採り、十分に水洗いして、乾燥しやすいように、外側の皮を取り除き、板状あるいはサイコロ状に切ってから天日で乾燥させる。

葛粉(くずこ)は、掘りとった根を水で洗い、外皮を取り除いた根をすりおろして粥状にし、綿布でこして繊維質を除き、少し放置してうわ澄み液を捨てて、数回同じことを繰り返すと、底に白泥が残る。これを乾燥したもので、でんぷん質だけを集めたもの。(または、たたき潰して出る汁を水にさらす。白いデンプンが沈殿するので、水洗いして集めて乾燥する。)病後や風邪をひいたときなどに、薬用にする葛湯(くずゆ)は、あまり水にさらさないので灰色にならない。

クズの花(葛花・かっか)は、9月の開花の始まる頃、穂状の総状花序ごと採取し、風通しのよい場所で速やかに乾燥させる。
柔らかいつる先や若葉を食用に。
あく抜き 地上部はほとんどアクはない。根には甘みと少し苦味があり、葛粉にするには数回水にさらす。
調理法 新芽、若葉をそのままで天ぷら、油炒めに。塩茹でして、あえもの、炒め物、煮付け、つるの硬いものは皮を剥いてサラダに。花や蕾は、熱湯にくぐらせ、甘酢、三杯酢、辛子和え、かき揚げ、塩漬けなど。塩茹でした新芽や若葉を刻んで暖かいご飯に混ぜ、30秒茹でて梅酢に漬けた花を散らしてクズの花ご飯に。

塊根を蒸して裏ごしして繊維を取り除ききんとんに。それを広げて揚げてクズチップや棒状にしてチョココーティング等してお菓子に。

また、葛粉で葛湯(水で溶いて鍋に入れ木べらで混ぜながらとろみがついてふつふつするまで加熱)のほかに、くず餅、和菓子などに利用。葛湯と花でハーブティーに、葉っぱを煮出して葛湯と混ぜても。

クズからとれるクズデンプンは和菓子の材料として利用されていて、はるさめに似た葛切(くずきり)は、クズデンプンを水でといて煮たものを冷ましてから、うどんのように細く切ったもの。

花を砂糖と水で発酵させたクズ酵母液に少しイースト菌を足してパンを焼く。酵母液はしだいに綺麗な色のお酒になり、花酒ゼリーなどにも。花酒をさらに発酵させると花酢になり、クズの香りがする寿司に。

豆を煮豆に。
他の利用方法 昔は、クズのつるを材料にして葛布(くずふ)に織って着物にした。葛布は今も各地に残る民芸織物に利用され、特に掛川(静岡)の葛布の織物は有名。

葉を家畜の飼料にしていて、ウサギや馬などが好んで食べる。つるを農作業に利用。

2008年、石油の代替エネルギーとして注目されるバイオエタノールをクズの根から製造する技術が、宮崎大学によって開発された。
効能 解熱、鎮徑(ちんけい)、脳冠状血管血流増加作用や血糖降下、女性ホルモン様作用があり、発汗解熱効果がすぐれている。

二日酔いその他の酒毒、諸毒の解毒に、花を1日に15g(乾燥花3〜5g)煎じて(沸騰したら火を止め冷めるまで放置)、または粉末にして服用する。血便や下痢便にも効果。花の乾燥粉末を蜂蜜で5mm大の丸薬にして常時服用すると黄疸、肝炎、肝硬変の改善薬に。(枯れた花や中国産の花には効果がない。)クズの花と小豆の花を同量粉末として飲めば酒に酔わない。

乾燥した根を1日3〜10g煎じて服用で、発汗、解熱、鎮痛、筋肉の緩和(肩こりなど)、清涼剤として口渇、嘔吐、頭痛、風邪、項背強痛(項から肩、背中へかけての痛み)、血の道に効果。生根汁を飲めば、食中毒、薬の中毒や飲酒による吐血に効果。

葛根(かっこん)は主に漢方処方の葛根湯の主薬となり、葛粉からつくる葛湯は、風邪などの時に用いるとよく効き目があり、寒気や熱をとり、のどの渇きや下痢をとめるという。

健康飲料には、水洗いした生の根を約100グラム小さく刻んでミキサーに入れて、水を加えて砕いた後に、繊維質が沈殿したら、うわ澄み液を別の容器に移して、これを1週間分として冷蔵庫に保存して、朝夕2回食前に飲む。

青葉汁を切り傷などの外用に、また盃1杯ずつの服用で血糖値を下げ、尿糖を減少させ、糖尿病に効果。

クズの新芽(つる先)約10cmを両手の人差し指と親指でできる輪の大きさ程度採集し、水から煮て1時間くらい煮詰めてお茶にして服用を続けると黒髪に、育毛剤に。

葉を乾燥して粉末にしたものに油を混ぜて外傷の出血に。

クズの葉にはビタミンC、カルシウム、鉄分、イソフラボンなど豊富な栄養素が含まれている。イソフラボノイド、ダイジン、プエラニン、ブテノリド、トリテルペノイドサポニン。ダイズイン、プエラリンなどの「イソフラボン誘導体」があり、これらは風邪の諸症状に効く作用を持っている。最近の研究では、「イソフラボン」には骨粗鬆症予防や更年期障害の軽減、高コレステロールの抑制効果などがあるそう。

内分泌系の補助、血管拡張、神経の安定に有効な数多くのフラボノイド類、肝機能の向上や血圧の安定、動脈硬化予防に良いとされる10種類以上のサポニン、皮膚粘膜の強化となるアラントイン、コレステロールの調整に役立つβ-シトステロールなど。他の有効成分は、多量のデンプン他。
その他 クズは「つる性植物」であり、茎を他の植物に巻き付けながら日光の当たる場所に進出していき成長が早く、河川敷や斜面などの日当たりの良い場所では、"クズが広い面積をびっしりと覆っている様子"が見られる。実は、特に森林などでクズが一定面積を覆うことは、悪いことばかりではなく、人間は家を建てて日差しや雨風を凌ぐが、同様に森に暮らす植物たちにとってもこれらの刺激は厳しいもの。ところが、クズが森林と外界の間を覆うことによって、森林内への直射日光や風の吹き込みを防ぎ、マイルドな環境を作っている。

このように森林の斜面などを覆う植物群を「マント群落」と言い、クズはマント群落を構成する代表的な植物。食用として救荒植物になり得る。

秋の7草の一つでクズの他には、フジバカマ、桔梗、ナデシコ、萩、オミナエシ、尾花(ススキ)。
参照サイト・文献 ウィキペディア
松江の花図鑑
イー薬草・ドット・コム
大地の薬箱 食べる薬草事典 村上光太郎著 / 農山魚村文化協会
ブーさんとキリンの生活
ハーブティー初心者ブログ効能口コミ
関連記事 [第24回] 地球の鼓動・野草便り 秋の七草

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ぴょんぴょんの「瀬島龍三さん」 ~重要情報を何度も握りつぶして、いっぱい迷惑かけた人

先日、サハリン2について調べていたら、
「伊藤忠はサハリン1に出資している、伊藤忠と言えば瀬島龍三。」
というような、ツイートを見かけました。
「瀬島龍三」?ということで、調べてみると、
「おいおい!!」な、お方でした。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「瀬島龍三さん」 ~重要情報を何度も握りつぶして、いっぱい迷惑かけた人

ことごとく作戦失敗するのになぜか罷免もされない瀬島龍三


ねえねえ、あべぴょんの国葬、どう思う?

どうもこうもねえ、こいつと同じ意見だよ。


瀬島龍三? だれ? 
あべぴょんに匹敵するくらいの、困ったちゃん?

いや、もしかすると、あべぴょん以上か?

でも、名前も聞いたことないなあ。
どんな人?

いま風に言やあ、「エグい」っつうか?

へえ、どんなふうに「エグい」のか、知りたいねえ。

ウィキペディア的には、
瀬島龍三、せじま りゅうぞう(1911年〜2007年)。
大東亜戦争のほぼ全期間を、大本営陸軍参謀として戦争の立案・遂行の中枢にいた、帝国陸軍のエリート中のエリート。敗戦を満州で迎え、ソ連軍の捕虜としてシベリアに11年間抑留された後、1956年釈放され帰国し、1958年以降伊藤忠商事に勤務し、最終的に伊藤忠の会長として頂点を極めた。その間、政界・財界に広く深く人脈を培い、退職後は中曽根康弘元首相の顧問などに就任し、「日本のブレーン」「昭和の参謀」などと呼ばれた。

hojorohnin’s diary)(Wiki

陸士本科卒業時の瀬島龍三
Author:Rikushi44-2[CC BY-SA]

うわあ、中曽根さんとお友だち?
「エグい」の意味が、ちょっとわかる。

茂木誠氏は、瀬島についてこう語っている。
「ガダルカナル以降ですね、沖縄戦まで全部の作成(作戦)にかかわっています。
で、ことごとく失敗しているんですよ。
ことごとく失敗するのになぜか罷免もされずにですね、
その大本営作戦課に居座り続けるんですよ。」

akm48

ほお、ふしぎだ。


日本人のソ連に対する偏見の責任は「瀬島龍三」にある


茂木「彼はですね、戦争が負けた段階で満州にいたんですよ。
満州にいて攻め込んでくるソ連軍との和平交渉に当たったんですよ。
(中略)...とにかく関東軍は全部引くと、で、満州はソ連に明け渡すと、それどころか満州に日本の開拓民がいますね。その開拓民をソビエトに委ねると、労働力として使ってくださいと。そういう交渉をソ連の極東軍司令官とやってですね。
akm48

ヤ・・ヤバすぎ!!

茂木「つまり、あのシベリア抑留問題っていうのは何か僕らはね、突然攻め込まれて、だまし討ち受けて逃げ遅れて捕まっちゃったというふうに教わってます。違うんですよ。
日本陸軍のトップがもうソ連とツーカーになっていた話があったんですよ。そういうふうな資料いっぱいありますよ。
akm48

ナホトカにあった日本人シベリア抑留者用収容所
Wikimedia_Commons[Public Domain]

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ユダヤ問題のポイント(日本 昭和編) ― 第50話 ― 統一教会の創設(中)

「キリストとはメシアのギリシャ語読みで、キリストとメシアは全く同じ語です。」
↪こう話すと例外なく聞いた人は怪訝な表情。
続いて「でも、キリストとメシアでは語感イメージが全く違うでしょ?」
↪これには“確かに”との同意の表情となります。
そして「キリストとメシアはごく簡単には“ユダヤ王”や“油塗られたもの”を指し、本来は世界救世主などの意味はありません。」
↪こう伝えると一様に“えっ!?”との表情になります。
 前回に、世界民衆は『聖書』に対する埋め込みを長年深く受けてきたと指摘しました。それと同様、いやそれ以上に、世界民衆がその内部に深いイメージ埋め込みをされてきたのが「キリスト」という語になるでしょう。
 人々が「キリスト」の語で浮かぶイメージは「十字架」「世界の救世主」「聖なる自己犠牲」「神聖」「晴明」と言ったものでしょう。これらはキリスト教を世界に拡げていく中で意図的に植え付けたもので、これには賛美歌の役割が大きかったはずです。
 さて、文鮮明は自らをキリストとも自称、これは「世界救世主」の意味で使っていたでしょうが、これや自己犠牲、晴明といった、どうも通常の植え付けられたキリストのイメージは文鮮明には重なりません。しかし、キリストの原語の「クリストス」の次の元来意味から見ると、不思議にそのイメージが文鮮明とピッタリと重なるのです。
「油を塗られた者」の意。christosはギリシア語で、ラテン語ではchristus、英語ではchrist。中東地方の生贄になった多くの神々の添え名である。アッティスアドーニス、ウシル〔オシーリス〕などがその例である。「油を塗る」ということは、オリエントの聖婚の儀式に由来することであった。東方諸国では神の男根像lingam、すなわち神像の勃起した男根は聖なる油(ギリシア語ではchrism、ラテン語でchrisma)を塗られた。それは神の花嫁である女神の膣への挿入を容易にするためであった。神殿に仕える乙女の1人がその女神の役を務めたのであった。油を塗られる前に、その神の男根は、顔料かブドウ酒か血(とくに、花嫁の経血menstrual blood)で赤く塗られて、いかにも生身であるかのような色にされた。昔は聖なる結婚によって王権が保たれたために、実際の王であろうと、その正式の叙位式として塗油が行われるようになったのであった。油を塗ることによって、その王が神になることが約束されたのであった。
(seiryuu)
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ユダヤ問題のポイント(日本 昭和編) ― 第50話 ― 統一教会の創設(中)

「血分け儀式」が統一教会の根幹


先に結論を示しておきます。宗教組織を名乗る統一教会教義の根幹核心は「血分け儀式」です。「血分け」とは、文鮮明の肉体の精子=血を分け渡すことです。無論、これは性交によってです。この「血分け儀式」が後の「合同結婚式」になっているのです。

合同結婚式の様子
Wikimedia_Commons [Public Domain]

『聖書』にあるように人類の始祖はアダムとエバ、そのエバはサタン=ルシファーとの霊的姦淫状態でアダムとセックスし、それで子供が誕生、つまり全人類はサタンの血を引いてしまった。これが文鮮明の教義の前提。この原罪を負ったいわばサタン人間を救済するというのが統一教会の教義。

その救済とは、イエスの「イエスの復活を信じるもの達に霊的救済のみを約束」というものから踏み込み、文鮮明が再臨主・神として「人類の肉体も含めた完全な救済(復帰の摂理)」を実現。より具体的には、全人類に流れるサタンの血を浄め転換し、神の血を人類に引かせ「地上天国」を実現すると宣言。この人類の「サタンの血から神の血へ転換」を統一教会は「血統転換」「復帰」と表現、これが教義の核心部分。

以上が前回に見た統一教会の教義内容でした。繰り返しになりますが、この教義における救済は「霊的な救済」のみならず「人類の肉体の救済」でもあり、新たな人類の創造にもなります。それで文鮮明は自分を救世主キリストと称し、新たな人類の始祖アダムだとも称しているはずなのです。

Wikimedia_Commons [Public Domain]

さて、こうとなると次の段階です。

統一教会のいう具体的な肉体も含めた人類救済、人類の「サタンの血から神の血へ転換」「血統転換」「復帰」はどうすれば成せられるのか?

これこそが、教義の具体的中身実践の最重要の核心であるのは当然でしょう。そしてこの答は自明です。人類の「血統転換」には、物理的肉体的に「神の血を分け与える」、これ以外の方法はありえません。ここに異論の余地はないでしょう。

そして統一教会いわく、その神が現世にいたのです。文鮮明です。この受肉した神である文鮮明の肉体から、血=精液を性交を通じて分け与えるというのが「血分け儀式」です。この「血分け儀式」の内容は「SEXリレー」でもあったようです。

『六マリアの悲劇・真のサタンは、文鮮明だ!!』というサイトがあります。そこに「私が目撃した統一教会・文鮮明教祖の『SEXリレー』のすべて」という1993.11.13 の「週刊現代 42−45頁」に掲載された記事があります。文鮮明の元側近中の側近で、統一協会の創立者の一人だった朴正華氏と中村敦夫氏との対談記事です。そこで具体的な「血分け儀式」の実際が生々しく語られています。

「血分け」とは、文鮮明との性交によってサタンの血に汚れた女性が浄められ(復帰)、次にその「血分け」で浄められた女性と男性が性交することで、その男性の汚れたサタンの血が浄められる(復帰)とするリレー実践で、「SEXリレー」の実態と「乱交パーティ」のようだったなどと語られています。実態として「血分け」は、ウィキペディアの「血分け」記事にも次のようにある通りです。

この行為は「女性の改宗者による救世主的指導者との儀式的な性交」から成り、「その目的は女性の性的純潔を—逐語的にあるいは象徴的に—回復することである」。(中略)...このようなイニシエーションを受けた人物が次に自身の配偶者と性交することで、救世主的指導者から獲得した純潔が配偶者と子孫へと伝わるとされている。


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独逸の伯林で見た、聞いた、感じた社会問題、教育問題 ~第120楽章 オーストリア・インスブルックの旅

ICE505ミュンヘン行き

 ベルリンから特急列車ICE505で行ってまいりました。ルターで有名なザクセン=アンハルト州ヴィッテンベルク、ザクセン州ライプツッヒ、チューリンゲン州エアフルト、バイエルン州エアランゲンとニュルンベルグを経由して、ミュンヘンに到着。電車が20分も遅れましたので、ここからイタリアのボローニャ行きの特急列車EC87に乗り換え。バタバタ走り、皆さん大急ぎで乗り込みました。もう少し、余裕のある乗り換え時間にしてくれるといいのですけどね・・。(息子は、飛行機で1時間ちょっとで行けるのに、電車で行くと時間が無駄!!と怒っていますが、私は、時間をかけても欧州は電車で行きたい派です。)
 南ドイツ・バイエルン州ののどかな田園風景、国境を超えて、アルプスの山岳地帯が見えてくると、オーストリアのインスブルックの街に到着。今回は、山からのミネラル豊富な水が豊かな古都インスブルックの街に滞在。

右側がインスブルック中央駅

 駅を降りてすぐに、スキー場のある山が見え、反対側からは、オリンピックでも使用された、スキーのジャンプ台も見えます。便利な中央駅に近くに滞在したので、駅前を通る人々をよく観察することができたのですが、なんと、なんと、足が悪い方が多いです!!若い方から、お年寄りまで。足を引きずっていたり、骨折をしたような方、杖をついている方などなど。息子と、「ベルリンよりこちらの方が足の悪い人が多いかも??」と何度も言っていました。

 なぜって、オーストリアは、ドイツよりも少し早めにワクチン接種が開始、そして、その後ワクチン義務化をされていた国。せっかく、中央駅から見える山の風景が素敵なのに、足が悪い方が多いという・・なんともいえない思いから、インスブルックの旅がはじまりました。
(ユリシス)
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インスブルックのよいところ


ドイツのお隣の国で、同じドイツ語圏のオーストリア。息子は、こちらの映画(0:19から)の影響で、オーストリアというと、もちろん『G'day, mate!』🤣
(オーストリアとオーストラリア・・ごちゃごちゃにならないでね!)

前回のオーストリア旅行は、第32楽章に書いたように、ザルツブルグからザルツカンマーグート(塩の御料地)でした。今回は、チロル地方に行こう!ということで、インスブルックに決定。オーストリアを旅する理由がアルプスの山々を見ることなので、オーストリアといえば、多くの方がウィーンに行くのですが、私はなぜか首都のウィーンは避けてしまっています。

インスブルックの街のよいところは、山からのミネラル豊富な水をそのまま水道水にひいているそうで、山からの流れる勢いで、ポンプも必要なく、マンションの高層階までも持っていけると聞きました。実際に購入したペットボトルの水もベルリンよりも美味しかったですし、滞在の最後の日には、肌がツルツルしたような気がしましたし、また、スーパーで買った地元のリンゴが非常に美味しく、最後の日も購入して帰りの電車の中でも食べるほど。ベルリン近郊のリンゴよりかなり美味しかったです。また、インスブルック大学の図書館は、一般にも開放されているそうです。人口は15万人ほどで、大学生が3万人らしいので、人口の1/5が大学生だそうです。

アルプスに囲まれ、イン川が流れる大学の街・・素敵だと思いました。インスブルックという都市名は、イン川にかかるブルック(橋)という意味です。街の中心にイン川が流れています。

アルプスに囲まれたインスブルックの街の風景をお楽しみください。

0:37より イン川と橋の風景です


現在、映像配信で、サーカーのプラウト経済主義を学んでいますので、プラウト経済民主主義の三層構造に、インスブルックの街は近いのかも・・という目線でも眺めていました。

市場で購入した、スペルト(ディンケル)小麦や古代小麦のみのパン屋さんの簡素なパンも、非常に美味しかったです。小麦を避けている市民も多いこともよくわかりました。また、普通のスーパーでもヤギや羊のミルクが売られていたので、さすがオーストリアだとも思いました。しかし、物価は、ベルリンよりも高く、スーパーに入った途端、あ、高い!とすぐにわかりました。ベルリンの方まだ物価が安いのですね・・。

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