注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
金持ち優遇の穴埋めのために、なけなしのカネを吸い上げられるのはゴメンだ。生活に困窮するフランスの中・低所得者たちが8日、全国約100ヵ所で蜂起した。
(中略)
フランスメディアによると、18日、全土で1,000人が警察に拘束された。うちパリは673人(8日午後5時現在)。戦域的には権力がデモ隊を押さえ込んだ形だ。だが、生活苦にあえぐ中・低所得者たちの怒りは、マグマのように溜まったままだ。全土に広がる蜂起は収まりそうにない。
(中略)
法人税減税の穴埋めに社会保障費の掛け金や公共料金を値上げする。解雇しやすい制度が整備されており、高プロもある。労働者の実質賃金は下がる一方だ。日本のことではない。
手取り月収1,170ユーロ(15万228円)以下の貧困層は600万人にも上る。労働人口の20%強だ(以上、フランス国立統計経済研究所)。
(中略)
マクロン大統領と安倍首相の政治手法はほとんど同じだ。
(以下略)
【パリ発~連投1】マクロン大統領の辞任を求める中低所得者たちが、きょう8日、全国約100ヵ所で蜂起する。マスコミが伝えるような暴動ではない。生活できない普通の人たちが立ち上がったのだ。主戦場の凱旋門前には早朝から「黄色いベスト」が集結し始めた。=8日午前6時40分、撮影:田中龍作= pic.twitter.com/mWdsF9FsBq
— 田中龍作 (@tanakaryusaku) December 8, 2018
【パリ発~連投その2】大領領官邸のエリゼ宮につながる路地という路地は、機動隊によって固められた。
— 田中龍作 (@tanakaryusaku) December 8, 2018
=8日午前9時20分、シャンゼリゼの安宿から盗み撮り 撮影:田中龍作= pic.twitter.com/ZenCJuMA78
【パリ発~連投3】デモ隊は大河となってマクロン大統領のおわしますエリゼ宮に向かった。500メートル手前のところで、機動隊の大部隊に押し返された。機動隊は殺気立っており、ジャーナリストに棍棒を浴びせる光景もあった。
— 田中龍作 (@tanakaryusaku) December 8, 2018
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パリ発の連投では、“フランスは革命の様相を帯びてきた”とあります。トランプ革命によってカバールが追い詰められている今の状況では、マクロン政権はまずもたないでしょう。おそらく、革命は成功すると思います。すぐにマクロン政権が倒れるというのではなく、反グローバリズムのうねりが、これからヨーロッパ中に広がる可能性があります。
民衆の自発的な行動が革命につながるということは、まず考えられません。今回の件も、背後に地球同盟やグノーシス・イルミナティが居ると考えた方が、わかりやすいです。ことによると、今ではロスチャイルド家やロックフェラー家を排除しているゴールドマン・ファミリーズ・グループ(旧300人委員会)も、革命に同意している可能性があります。もしそうなら、マクロン政権の終わりは決まっているということになります。