竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
————————————————————————
愛のヨガ ルドルフ・フォン・アーバン著 野草社
p117~120
1926年3月、わたしは、かりにメアリーと呼ぶ若い女性の世話をすることをたのまれた。彼女は、23歳なのに16歳に見えた。このばあいの精神分析は無益とおもわれた。…というのは彼女の神経症の症状というのは、男に対する根深い恐怖であったから。…メアリーがわたしの存在にがまんできるようになったころ、わたしの助手のフレッドが彼女と情熱的な恋におちた。…床入りなしの結婚が6週間つづいたあとで…彼らははじめてはだかどうしでだきあって一夜をすごした。フレッドは超人的な努力をしたのだ。私との約束をまもるため、彼は性器をコントロールせねばならず、そこへむかうすべての神経のながれをたちきり、そこへむかうすべての欲望をたちきらねばならなかった。…これをする最善の方法を、彼はみつけた。それは彼のすべてのかんがえと感覚を、彼のすべての自覚を、メアリーと触れている自分のからだの全部分に集中することだった。
彼らはだきあってよこたわり、完全にリラックスし、このからだの接触をよろこんでいた。すると、約半時間後に、フレッドによれば、いうにいわれないなにかが彼らの中に流れはじめ…彼のからだはとけたかとおもわれ、時間空間はなくなった。すべてのかんがえははきえ、彼はことばではいいあらわせない感覚的よろこびで燃えつくした。それに対するメアリーのことばは「超人間的」「神聖な」というのだった。…彼らはすでに物質の世界と精神的宇宙のかけ橋に立っていたのだ。彼らは天国をあじわった。
1926年3月、わたしは、かりにメアリーと呼ぶ若い女性の世話をすることをたのまれた。彼女は、23歳なのに16歳に見えた。このばあいの精神分析は無益とおもわれた。…というのは彼女の神経症の症状というのは、男に対する根深い恐怖であったから。…メアリーがわたしの存在にがまんできるようになったころ、わたしの助手のフレッドが彼女と情熱的な恋におちた。…床入りなしの結婚が6週間つづいたあとで…彼らははじめてはだかどうしでだきあって一夜をすごした。フレッドは超人的な努力をしたのだ。私との約束をまもるため、彼は性器をコントロールせねばならず、そこへむかうすべての神経のながれをたちきり、そこへむかうすべての欲望をたちきらねばならなかった。…これをする最善の方法を、彼はみつけた。それは彼のすべてのかんがえと感覚を、彼のすべての自覚を、メアリーと触れている自分のからだの全部分に集中することだった。
彼らはだきあってよこたわり、完全にリラックスし、このからだの接触をよろこんでいた。すると、約半時間後に、フレッドによれば、いうにいわれないなにかが彼らの中に流れはじめ…彼のからだはとけたかとおもわれ、時間空間はなくなった。すべてのかんがえははきえ、彼はことばではいいあらわせない感覚的よろこびで燃えつくした。それに対するメアリーのことばは「超人間的」「神聖な」というのだった。…彼らはすでに物質の世界と精神的宇宙のかけ橋に立っていたのだ。彼らは天国をあじわった。
» 続きはこちらから
“まったく無関係”ではないのですが、通常「房中術」という言葉で連想する事柄とはかけ離れたものなので、この様に書かれていたのだと思います。これから先のアーユルヴェーダの解説では、この部分に焦点を当てた記事を予定しています。これまで地球上で明かされたことのない内容を含むものになります。
冒頭の記事は、これまで何度も紹介してきたルドルフ・フォン・アーバン博士の「愛のヨガ」という名著から、とても重要で印象的な部分を引用しました。
アーバン博士は、メアリーと呼ぶ男性恐怖症の美しい女性を事務所で雇うことになりました。アーバン博士の助手のフレッドとメアリーは恋に落ち、アーバン博士の提案で、「けっして彼女に性的にアプローチしたり、そういったこころみを説得することさえもぜったいにしてはならない」という条件付きで、二人は結婚したのです。
愛し合う二人が「結びつきたい」と思うのは自然の摂理なので、彼らはついに、「はじめて裸どうしで抱き合って一夜をすごした」のですが、アーバン博士との約束があるので、フレッドは欲望を断ち切るために、“メアリーと触れている自分のからだの全部分に集中”したのです。
その結果、驚くべきことが起こったというのです。“約半時間後に、何かが彼らの中に流れはじめ、彼らの体は溶けたかと思われ、時間空間はなくなった…彼らは天国をあじわった”のです。
この信じがたい描写は事実なのか? “続きはこちらから”のスプートニクの記事は、フレッドとメアリーの物語が本当なのだという事を確信させるものです。人々は幸福になるために生まれてきたはずです。お金や権力を得るために賢明に努力しても、幸福に一歩も近づけないことは、周りをよく見れば誰でも分かります。しかし、夫婦が努力の方向を変えれば、フレッドとメアリーや、マクラー夫妻が実現したことを、自分たちが修得する時間は十分にあります。
本当の愛を知った人は、地球を卒業します。彼らは、死後も夫婦なのです。