注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
【拡散願】熊本の自然豊かな山都町・東竹原地区の一角を切り開いて、東京ドーム4個分の産廃最終処分場建設計画が進められています。ここは周辺地域に水の恵みをもたらす水源地域で、非常に心配です。同様の施設がある東京日の出町では、水質汚染が問題となりました。まずはこの問題を知って下さい。 pic.twitter.com/RSOkjX06Ee
— kumakuma (@kumasan1111) September 2, 2022
熊本県・山都町の東竹原地区。こんな美しい場所に産廃施設? あり得ない。ここは五ヶ瀬川の最上流であり、山都町はもちろん、高森・高千穂・五ヶ瀬にも影響が及び、大変な問題。地下水脈の流れも未知数で、地下水を飲料水とする熊本市にも影響があると言われます。熊本県全体の問題。関心が高まってる https://t.co/YlgqFFoYxF
— kumakuma (@kumasan1111) August 28, 2022
現在熊本県山都町で計画が進められている産業廃棄物最終処分場の設置について,議論を深めるために,GIS(地理情報システム)で五ヶ瀬川水系の流域マップを作ってみました。 pic.twitter.com/Qs99UOWo34
— 上田聖矢 (@ttm2601) September 1, 2022
» 続きはこちらから
その計画予定地は隣県の熊本県山都町東竹原で、そちらではすでに2021年の秋に処分場計画が浮上し、22年1月には地下水の汚染を心配する住民が反対運動を始めていたそうです。処分場付近の環境だけでなく、広範囲に及ぶ下流域の環境への懸念は当然で、これまで宮崎県側が知らされなかったことにも不信感が募ります。
産廃業者は熊本市内の「星山商店」という事業者で、2028年の稼働開始に向けて、8月22日から環境アセスメント(事前調査・予測・評価)に入っており、9月21日まで一般の意見を募っています。星山商店は「排水は、高千穂峡などに悪影響が出ないように、基準以下に処理してから放流します。また、遮水シートは、破れても自己修復するタイプなどを候補に挙げており、どんな構造のシートが最適か環境アセスメントを行ってから決めます」と述べていますが、将来にわたって有害物質の危険を全て除去できるのか、保証はあるのか気になります。
自然豊かな東竹原で、産廃計画の現地見学会と講演会に参加した方がレポートを出しておられました。30人も集まるかと思われていたところ、約100名もの人々が詰めかけ、いかに多くの人々が関心を寄せているかに驚き、その後の講演会では、かつて水俣で産廃施設計画に粘り強く反対し、ついに計画を止めさせた方の実際の体験が語られたそうです。「必ず止められる」、市民が安全な生活と貴重な自然環境を守ると覚悟すれば叶うのだと励まされます。