アーカイブ: ライター・読者からの情報

TwitterがRTとスプートニク所有の全アカウントの広告を禁止 〜Sputnik 他

 米国企業ツイッター社がロシアのマスコミ、RTとスプートニクのアカウントから広告を削除する決定をしました。その理由は、この2社が2016年大統領選挙へ介入したからだという、いわゆるロシア・ゲートによるものです。けれども「マスコミに載らない海外記事」によると、この「反ロシア・ヒステリー」とも言えるキャンペーンの弱点は、問題とされるロシアの広告費が、たったの、たったの、数十万ドルだということだと呆れています。アメリカ大統領選は両陣営とも、何十億ドルの寄付がザクザク動くことを考えると、この金額はあまりにわずかだという訳です。
 そのような理不尽なロシア叩きの裏で、現在アメリカで起こっていることを見ると、ジュリアン・アサンジ氏は、ツイッター社の表現の自由がどんどん無くなっていると批判しています。それでもフェイスブックよりはマシだと言いますが、そのフェイスブックは、「アメリカ国家安全保障機密情報取り扱い許可を得ている社員」、、有り体に言えば、スパイになれる人々を大量に雇い入れることにしたそうです。
「フェイクニュースや外国の選挙介入から国を守る」という建前の裏で、いつの間にかフェイスブックは、政府の検閲機関に変身している、、これはアメリカにとって、ロシアよりも恐ろしいことではないのか?
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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TwitterがRTとスプートニク所有の全アカウントの広告を禁止
転載元)
米国に本社を置く情報サービス「Twitter, Inc.」はロシアのマスコミのRTとスプートニクが所有するアカウントから広告を削除する決定をとった。同社の表した声明で明らかにされた。
「Twitterはロシアトゥディ(RT)およびスプートニクの所有するアカウントの広告をすべて即刻削除する決定をとった。この決定は2016の米大統領選挙へのこれらの情報局の干渉について、我々が実施した調査に基づき、とられたものである。
(以下略)

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アサンジ氏、ツイッターを痛烈批判 代替サービスを模索中と発表
転載元)
内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者ジュリアン・アサンジ氏は、意見表明の自由の制限を受けてツイッターの代わりとなるサービスを探しているとツイートした。
「分散/暗号化したツイッターの代替物を探している。ツイッターの表現の自由は止められない下降状態にある。米国の司法権と政治の奴隷となっている。とはいえ、本当に低い基準にあるフェイスブックよりは格段にましだが。」
(以下略)

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フェイスプーク! 巨大ソーシャル・メディア、アメリカ諜報機関の一部門と化す
世界一のソーシャル・メディア、フェイスブックが、アメリカ国家安全保障機密情報取り扱い許可を得ている社員を何百人も雇う予定と報じられている。
“偽ニュース”と、選挙への“外国の介入”を除去するという狙いだと称している。

(中略) 大半のアメリカ・マスコミ報道では見過ごされているが - ロシア政府が、数十万ドルで、アメリカ大統領選挙に影響を与えようとしたなどとは到底信じがたいことだ。

(中略) “偽ニュース”と“外国による選挙介入”から“守る”という途方もない隠れ蓑のもとで、フェイスブックは政府検閲機関に変身しているのだ。
(以下略)

かんなままの「ぴ・よ・こ・とライフ」(28)本当は反抗期はない 赤ちゃん編

かんなままさんの執筆記事第28弾です。 
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本当は反抗期はない 赤ちゃん編
子どものやっていることをよく見ていて、それがとても面白いこと、素晴らしいことだと分かると、本当に楽しいのです。
いたる所によろこびがあるのに、自らそれを放棄する生き方をする人が多いですね。もったいないと思います。
よく観察をして、子どものいいところを見つけ、認めて育てていくと何も問題がないのです。

出典:「ぴ・よ・こ・と」竹下雅敏(著)


子供を預けることに悩むママ


毎月、自宅でベビーマッサージ教室をしています。予約なしで、誰が来るのかもわからないゆる~い会です。

その日は、大雨で2組の親子だけでした。どちらも初対面。10ヶ月の男の子と女の子です。女の子のママが来月から仕事復帰で悩んでいました。その話をするともう涙ぐんでいます。保育園も決まり、職場にも挨拶に行き、準備は整ってきましたが、当の自分の気持ちが揺れに揺れているのです。

経験者のママや保育園の先生に相談すればするほど、「はじめは泣くけど慣れるよ」「子どもにとっても、ママと2人だけより、いろいろな刺激があっていいよ」「歌や踊りも教えてもらえるし、友達にもまれて逞しくなるよ」と励まされます。

そのたびに「この子のためにも預けた方がいい」と、自分に言い聞かせます。パートナーからも「協力するし、経済的にも働きに行ってくれた方が助かる」と言われたそうです。

ほぼ、決定打です。でも、まだ悩んでいます。赤ちゃんの寝顔を見たら涙が止まりません。決めかねて「赤ちゃんにとってはどちらがいいんですか?」と、まっすぐな気持ちで聞いてきました。

pixabay[CC0]

「赤ちゃんにとっては、ママが1番」「この時期は特に、生きるための基盤となる愛着形成の大事な時よ」「ママが傍にいることがわかっているから安心して成長し、自由に遊べるのよ」と言いました。

見ると、10ヶ月の2人はママの傍でお座りをしていましたが、女の子の方が相手の存在に気がついたようでハイハイして近づいて行きました。いきなり目を触ろうとしました。全く悪気はないのですが、ちょっと乱暴です。もう1人の赤ちゃんはまだ腹ばいになって後ろにしか動けないようです。

今のママ達は、他の親子と遊ぶ機会がないので、こういう場面でとても気を使います。子どもの好奇心を切り捨て、ごめんを連発して、疲れて、出かけるのが億劫になります。そして、子育ての全てを1人で抱え込んでストレスを貯めるのです。これでは早く預けて自分の時間が欲しくなるのも頷けます。


赤ちゃんの成長は目に見えません


さて、ままごとのおもちゃを出したら、活発な女の子が反応して、お皿にスプーンを持って行き、混ぜ混ぜし始めました。ママの行動をしっかり見ているようです。男の子は興味なし。そのママは「うちの子、何をするのも遅いんです。食べることにも興味がないし、ハイハイもしません。大丈夫でしょうか?」と、心配顔です。でも、私がお皿をスプーンでたたくと何と真似し始めました。上手に叩きました。ママがびっくり!今度は少し先に置いているチェーンが欲しくてグッと足で床をけって取りに行きました。前に進んだのです!ママは又\(◎o◎)/!!

何てことありません、興味と、体の機能が一致して取りに行っただけです。赤ちゃんのやる気が1番。それは、いつスイッチが入るのかわからないものです。タイミングが合えば一気にできるようになります。でも、飽きたらすぐにママの所に戻ってきます。「赤ちゃんにとって積み木は壊すものだよ」と言って積み始めたら、男の子がおっぱいをぷいっと捨て、積み木を壊しにやって来ました。その嬉しそうな顔!

赤ちゃんの成長は目に見えません。その子なりのペースがあります。焦らず、子どもの個性豊かな自発のタイミングを待つしかありません。そして、常識なんて通用しない、自由な発想の持ち主ということも知っておく必要があります。そもそも、スプーンは食べる道具なんて思っていないかも。

そんな時期に、園で決められたカリキュラムに沿って絵を描いては止め、歌っては止め、トイレまで集団で行き、給食を食べ、昼寝をする…という時間割は、目に見えて有意義そうだけど、赤ちゃんの好奇心を否定し、個性をつぶしてしまいます。自分の感覚で動くのではなく、集団行動に従っているだけです。

赤ちゃんをよく観察してください。その真似る力、察する力、獲得していく能力に感動します。ママが傍にいるだけで安心してその能力を発揮するのです。成長も健やかで、免疫力も付き、病気もしません。何より、これからの人生の基盤になる愛情が満たされ、自然に自立していくことが出来るのです。

この真理を知ったら、ほとんどのママ達は赤ちゃんの傍にいることこそが自分の大切な仕事なのだと気がつくでしょう。今は、世間の常識に囚われて、自らそれを放棄する生き方を選んでしまっているのです。

pixabay[CC0]

人は悲しいかな、預けて働き始めたら、その正当性を求めて、その情報だけを取り込みます。保育園の先生も預かるメリットを強調します。当たり前の心理です。でもそうなれば子どもの本心を無視して政策が進みます。子どもは今も昔も自己主張しません。母親は直感で子どもの気持ちがわかるので苦しみます。そして結局、誰も子どもの育ちの責任をとってくれません。

さて、迷っていたママが「私がこの事で悩んでいるのがわかるのか、最近、私の姿が見えないと泣きながら追いかけて来るようになったんです」と子どもをギュッと抱きしめながら「子どもを預けてまで働くような仕事ではないと思いました」「会社に相談すれば育休を伸ばしてもらえるかもしれない」「夫と、もう1度話し合います」と、言いだしました。

更に「仕事をしないという選択肢もあるんですね」と、ママの表情がどんどん明るくなって行きました。今はこの当たり前の選択ができなくなっているのです。家にいたら働いていないという社会への罪悪感、働き始めたら子どもに対して罪悪感にさいなまれるかわいそうなママ達。実は人間にとって、目に見えないものの方が重要で、良い悪い、有益無益の2元論ではなく、何もしていないように見える時ほど豊かな時間なのだと伝えたいのです。…それが今なのです。

Writer

かんなまま様プロフィール

かんなまま

男女女男の4人の子育てを終わり、そのうち3人が海外で暮らしている。孫は9人。
今は夫と愛犬とで静かに暮らしているが週末に孫が遊びに来る+義理母の介護の日々。
仕事は目の前の暮らし全て。でも、いつの間にか専業主婦のキャリアを活かしてベビーマッサージを教えたり、子育て支援をしたり、学校や行政の子育てや教育施策に参画するようになった。

趣味は夫曰く「備蓄とマントラ」(笑)
体癖 2-5
月のヴァータ
年を重ねて人生一巡りを過ぎてしまった。
かんなままの子育て万華鏡はこちら


[Facebook]かわうそちゃんのボディースキー

ライターからの情報です。
ひゃっほい~~
歓声が聞こえてきそうな喜び様

(メリはち)
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[Facebook]かわうそちゃんのボディースキー
配信元)



特別国会「所信表明なし」公算大 〜 議会を徹底的に開かないアベ

 アベ首相は、11月1日に特別国会を招集し、8日までのたった8日間を会期とする方針を決めたそうです。ところが、その8日間のうち、国会が機能するのは3日間だけで、実質、首班指名で終わってしまうようです。
 また、臨時国会の冒頭や、特別国会の首相指名後には、首相の所信表明演説が行われ、その後、各会派による代表質問が行われる流れになりますが、報道によれば、アベ首相は所信表明演説を行わない見通しだそうです。善意に取れば、自身が首相の座にふさわしくないと認めているのか、あるいはツイッターに見られるように、「国会など存在しなくても誰も困らない」という意思表示か。
 アベの国会軽視は、今さら目新しくもない風景ですが、このままですと、前川前事務次官の証言から逃れるように閉会した6月18日から、来年1月の通常国会まで、なんと7ヶ月間も、国会は完全機能停止状態だそうです。モリ・カケから逃れる7ヶ月。
 記事にあるように「この馬鹿げたことをまかり通らせているのは、国民の感覚麻痺」なのでしょうか。この度の選挙を通じて、健全な民意は確かにある、その民意が封じ込められていただけだと分かりました。
為政者にとっても、国民にとっても、これまでと同じではいられない時代かもしれません。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)

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特別国会「所信表明なし」公算大、審議なし続く
引用元)
 政府・与党は25日、特別国会を来月1日に召集し、会期を8日までの8日間とする方針を決めたが、安倍首相は所信表明演説を行わない見通しだ。
 年内は臨時国会の召集を見送る公算が大きく、8月の現内閣発足後、閉会中審査を除けば、本格的な国会審議を行わない状態が続くことになる。
(以下略)
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個人的な都合で7カ月もの「国会機能停止」が許されるのか
引用元)
(前略)  ところで、国会はいつから開かれていないのだろうか。今年1月20日に開会した通常国会は、(中略)前川喜平前文科事務次官(中略)に安倍政権が対応できずに慌てて6月18日に閉会し、その後、モリ・カケ疑惑の審議を求める野党の臨時国会開催要求を無視して(中略)ようやく臨時国会開催に応じたのが9月28日ではあるけれども、それは審議のためではなく、冒頭解散のためだけだった。
 ということは、皆さん、(中略)憲法で「国権の最高機関」と位置付けられている国会が、今年6月中旬から来年1月のたぶん下旬までの7カ月余り、完全に機能停止状態に陥っている。それはどうしてかというと、安倍夫妻のモリ・カケ疑惑を徹底的に隠蔽したいという歪んだ超個人的な都合のためである。こんな馬鹿げたことをまかり通らせているのは、私を含めて国民の側の感覚麻痺である。

[twitter]所有者不明土地 経済損失は年1800億円に

読者からの情報です。
 これらを法改正(閣議決定を含め)できれば、再開発と言う名の
乱開発が一気に進むと思います。

水源地の売買が一気に加速していくでしょう。

今年に入って取り上げられていたものが、今秋再びメディアに取り上げられ始めました。

今回の台風被害には“所有者不明土地”から飛んできた何かで起きたものもあるらしく、防災観点にフォーカスして公的管理の元に置くイメージで
この法律改正を推進していきそうな「悪寒」がします。

水源地だけでなく、有事の際の、土地家屋撤収にも拡大解釈していきそうで、
ますます「悪寒」がします。
(DFR)
 26日付のNHKニュースで、現在、所有者不明のために利用できない土地の経済的損失が、年間1800億円にのぼると報じられました。この問題の解決に向けての法案も示されたとのことです。DFR様は、この関連ニュースを過去に探り、経済的損失とは別の問題が潜んでいるのではないかと懸念されています。

 まず5月に、官邸主導の会議を作り、改革案を打ち出すように安倍首相が旗振りをしていました。ここでは、所有者不明の土地は、管理者の判断で貸付ができるようにしたり、時効取得を可能にする案が出され、また、不動産登記の義務化や、マイナンバーとの連結も改革案に含まれたようです。法務省の抵抗を振り切って進めるやり方は、いつもの安倍政権ならではです。

9月には、国交相が有識者会議を開き、土地活用へ向けての関連法案を来年の通常国会へ提出するとあります。
そして冒頭のNHKニュースへと繋がるわけですが、安倍政権が無理に推し進めようとする改革に危険を感じるのは、今や条件反射となりました。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)

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所有者不明の土地問題、年内に方向性 国交省有識者会議
引用元)
 国土交通省は12日、所有者が分からない土地に関する有識者会議の初会合を開いた。所有者台帳では所有者を特定できないことが土地の活用を妨げているとして、対応策を検討する。有識者会議で年内に方向性をまとめ、来年の通常国会への関連法案の提出を目指す。
(中略)  初会合では土地所有者の特定に多大な時間と費用が費やされており、所有者を円滑に探す仕組みが必要との認識で一致した。現行より簡易な手続きで土地を活用できる方法も議論する。


出典:首相官邸


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所有者不明の土地問題、官邸は法務省に法改正を説得できるか
引用元)
(前略)  4月25日の経済財政諮問会議で山本有二農相は、(中略)「(農地に限らず)土地全般で対応する必要がある」と主張した。
 これを受け、安倍晋三首相は「官房長官と関係閣僚が連携、速やかに成果を挙げる」ことを指示した。
 6月に閣議決定する骨太の方針に改革の方向性を打ち出す。官邸主導で関係省庁の会議をつくり、年度内に具体策をまとめる。
 ただ、実現には越えなければならないハードルがある。不動産登記法を所管する法務省が改革に抵抗しているのだ。
(以下略)