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ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 特殊稿4 ― 聖婚儀礼(2)

 今年もクリスマスの時期になってきました。12月25日に世界中で行われてきたクリスマスは確かにキリスト、つまりクリストス(油塗られた者)の誕生を祝う祭典です。このクリスマスは「死と再生」の儀礼の一環でもあります。
 しかし、その誕生を祝う対象のキリスト(クリストス)とは、世界の一般人がそう思っているイエスではありません。古代メソポタミアで太陽神になぞらえられ、クルス“X”の称号を持つ男、イシュタル神殿の主イシュタル(イナンナ)と夫婦で母子関係にあった男、ニムロデが誕生祭の対象なのです。
 さて、世界中で性器を神体として崇める宗教風習は、日本を含めて頻繁に見られます。その中、ローマカトリックの総本山ピエトロ大聖堂広場中央に、巨大なバチカン・オベリスクがあります。そうと見ればすぐ分かるように、オベリスクとは実は男性器の象徴です。しかもこのオベリスクの由来は、ニムロデの男性器なのです。
 神話では、イシュタルが作った木製のニムロデの男根、これの模倣を古代メソポタミアで「聖婚儀礼」に用いたのです。聖婚で悪魔儀式をも営んだニムロデの男根の模倣象徴を、キリスト教会は総本山中央部に屹立させているのです。
 この意味は解るでしょうか? キリスト教聖職者の幼児性愛が表沙汰になっていますが、彼らにとり、この程度の行為は当たり前で、幼児は性愛の対象だけでは無い、悪魔儀式の犠牲になっていただろうことは容易に察せます。これが現代なのです。古代メソポタミア発祥の悪魔儀式を伴う「聖婚儀礼」がそのまま現代にも直結しているのです。
(seiryuu)
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ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 特殊稿4 ― 聖婚儀礼(2)


女祭司の「聖婚儀礼」での振る舞い ~聖油(クリズム)を塗る意味


古代メソポタミアがその起源で、主にイシュタル神殿で行われてきた女祭司と王による「聖婚儀礼」、それはイシュタルに仕える女祭司が「聖杯」となって、「油を塗られた者=キリスト(王)」を生みだす宗教儀式でもありました。

これは具体的にはどのような形態で行われていたのか?
まず留意点として、女祭司の神殿娼婦たちは聖なる処女とされていたことが、前回見たFirst born(初子)の記事、その元サイト「Barbaroi!」で記されています。

神殿娼婦たちは、毎年いや毎回?儀式後に「処女」に戻るようで、イエスなどの「処女懐妊」の意味がここから推し量れます。

さて、前回見たFirst bornの記事には次のように「聖婚」の際の女祭司の異様な行為が記されています。

「処女母(virgin mother)になる人が、神聖な男根にまたがって、それを自分の体に挿入させることで、自らを犯した。このようにして神の子を身ごもりながら、乙女は神の像の頭に花輪を置く。花輪は乙女の性器のシンボルであり、神の頭は神の性器のシンボルだった。

神聖な結婚に備えて、神の頭と男根の頭には、ともに聖なる油が塗られた。論理的にみて、石の棒を膣の中に入れるためには、たしかにこうする必要があった。

この習慣と寺院の男根は、中東や地中海世界では普通に見られた。そこでは神聖な油はクリズム chrismといわれた。だから男根神はクリストス Christosすなわち「油を塗られた者」であった。」

処女母や乙女と表記されている女祭司は、どうも王の目前で石造の神像の頭と男根に聖油を塗り、その神像の男根にまたがり交わったようです。その後に、王に塗油を施し交わった様子がうかがえます。


編集者註:こちらの記事でも、ツイート画像のように上空から見ると、バチカン市国はシヴァ・リンガの形(上空からなのでわかりにくいですが、広場の中央にオベリスクが立っています)で建設されている、と指摘しています。

何とも驚愕というか違和感、戸惑いを憶えますが、この女祭司の行為、これは通常の性交渉ではないのです。前回見たブログ「世に倦む日々」の言葉を借りると「神の霊を感染した聖娼」、つまり女祭司にイシュタルが憑依しているのです。

女祭司はそのトランス状態で神像と交わり、エクスタシーに達したままで王と交わるのです。これで「王は神の霊エネルギーを身体に帯び」、クリストスすなわち「油を塗られた者」になるわけです。

ただし、憑依の影響を受けるのは王だけでは無く「聖婚儀礼」に参加した者が全員です。だから国家を挙げたこの「聖婚儀礼」で王が国家を統治できるし、民衆による大規模な性的狂宴が繰り広げられる様子が推察できるのです。

そしてこのような異様さを憶える性交渉の儀式は女神?イシュタルを理解できると「ああ、なるほど」ととても良く解るのです。

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AIに掃除を任せて情報収集されていた・GPSの便利に任せて監視されていた 〜 日弁連はGPS捜査の中止を求めるものの規制はなし

 ルンバなど、猫が乗っかる可愛いお掃除ロボットはすっかり市民権を得ていますが、実は家屋の内部情報が記録され、クラウドに保存されているという側面を「Walk in the Spirit」さんのブログで、さらりと書かれていました。
「これらの情報を欲する企業や人はさぞかし多いのでは」。確かに。
さらにソフトバンクの関連会社から、今度は業務用のお掃除ロボットが発売されることになったとなれば、ますます集めるのはゴミだけではなかろうという気がします。
 時事ブログ上では、スマホが電源を切っていても盗聴器として機能することは周知ですが、長周新聞でもNSAがスマホを利用して位置情報やその周辺の声や音を収集し監視しているとあります。
民間の携帯電話会社やカーナビメーカーなど自動車関連企業、そしてグーグルやフェイスブックなどIT企業による情報収集、それら膨大な情報を転売するデータブローカー、それらの情報を捜査・監視に利用する各国政府・警察は相互に連携し、取引しています。
 もちろん日本も例外ではなく、エドワード・スノーデンは警察がGPS装置による捜査を行っていることを日本政府によって隠蔽されていたことを暴露しています。
 日弁連は、警視庁・最高検察庁に対し、GPS捜査を中止するよう求め、最高裁もGPS捜査を事実上認めない判断を出していますが、それに対して現実に行われている情報収集には規制がかかっておらず、持ってけドロボー、いや当局の思いのまま捜査し、監視できる状態だと言えます。 
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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掃除ロボットができること
転載元)
こちら、​
ソフトバンク、業務用の吸引式掃除ロボットを発表
2018.11.19 14:21 Sankei Biz
ソフトバンクグループのロボット事業子会社ソフトバンクロボティクスは19日、人工知能(AI)を搭載して自律走行する新型の業務用吸引式ロボット掃除機のレンタルサービスを平成31年3月から開始すると発表した。2月から予約を受け付け、1台につき月額2万5千円の5年契約で利用できる。31年度中の海外展開も見込んでいる。
(中略)
新型ロボット「Whiz(ウィズ)」は高さ65センチ、長さ46センチ、幅47センチ、重量は32キロ。1時間に最大500平方メートルを清掃することができ、連続で3時間稼働する。最初に手押しで操作すると、ソフトバンク主導のファンドが出資する米ベンチャー、ブレーン・コーポレーションのAIが清掃ルートを学習。次回から、自動でルート上を清掃する。

​​人や障害物があると、3Dセンサーなどで検知し、避けて走行する。清掃データはクラウド上で管理され、障害物があった場所などを担当者のスマートフォンやパソコンなどに知らせることもできる。​


​清掃ロボットと言えばルンバが有名だが、​
Today in Dystopia: This Roomba “Remembers” a Map of Your House September 7th 2018 futurism
(中略)
家屋の内部情報が記録され、
ネットアクセス可能な外部(クラウド)に保存


家屋の内部情報って、サイズのみならず、画像/音声含め、
かなりの情報が収集できると思われ

そしてこれを欲する企業や人もさぞかし多いのでは

いわばトロイの木馬になりうるわけで、
情報管理会社ソフトバンク、目の付け所が違う、

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両手を縛られて吊るされた男性が、鉄パイプで何度も殴られる動画が注目! ~なぜか次々と消されている動画~

竹下雅敏氏からの情報です。
 両手を縛られて吊るされた男性が、鉄パイプで何度も殴られる動画が注目されています。しかし、動画は次々と消されているようで、事件への反応も鈍いようです。この動画と暴行を加えている人物に関しては、こちらをご覧ください。
 この動画に関して、エムアンドエム有限会社は、ホームページ上で「お詫び」と題したコメントを掲載しています。2つ目の記事によると、この動画は昨年撮影されたものだということです。しかし、社長のこの動画に対するコメントは、とても信じることが出来ません。
 “続きはこちらから”以降は、この動画を最初に流出させたと思われる人物の一連のツイートです。この人物のところにこの動画が回ってきたのは10月末とのこと。それを11月4日にアップしたようです。
 ツイートを見ると、この動画に関して、“マスコミさんの動きが急速にしぼんできた”と言っています。この業界の背後にいる団体とは、なるだけ関わりたくないということなのでしょう。しばらく注目して、この動画とその背後関係を見ていたいと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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リンチ?動画、ネット上に拡散 神戸の土木業界団体 兵庫県警に複数通報、事実確認中
引用元)
数人で男性の両手を縛ってつるし、鉄パイプで何度も殴打する動画がインターネット上に拡散し、兵庫県警に「リンチではないか」「ひどすぎる」といった複数の通報が寄せられていることが、警察関係者への取材で分かった。神戸市内にある土木関連の業界団体が、所属企業の職場であった行為と認め、県警は集団暴行事件の可能性もあるとみて事実確認を進めている。
(中略)
警察関係者によると、動画は投稿後しばらくして削除されたが、11月に入って第三者が会員制交流サイト(SNS)などに取り上げ、拡散が始まった。通報は大半が匿名の電話という。
(以下略)
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パワハラどころか“傷害罪”ではないのか 従業員を吊るし上げ鉄パイプで殴打する動画が流失
引用元)
(前略)
 朝のニュース番組『ビビット』(TBS系)は、動画の件についてこの会社の社長を取材。社長は「動画は昨年社内で撮影されたもの」と認めながらも、「ふざけてやったんですよ。叩かれている男がね」と回答した。

 また「よその従業員に対してトラブルを起こして、話し合ったけど収まらなかったと」「それで<私が罪を受けますから4回だったら叩いてくれ>と言ったと」と、叩かれている男性が罰を受けることを望んだと説明している。

 なお、叩いた上司と叩かれた男性は“和解”しており、慰謝料として60万ほどの金銭が渡されたという。
(中略)
 しかし鉄パイプでの殴打は「被害者の男性自らが望んだこと」にもかかわらず、「慰謝料を支払って和解した」という流れには違和感が強い。また、『ビビット』は“動画についてよく知る人物”にも取材を決行。“動画についてよく知る人物”は「叩かれている男性へのパワハラが日常化しており、1年ほど続いている」「いい標的にされていて、逃げるのも怖いのでは」と、男性が日常的にパワハラを受けていることを証言している。
(以下略)
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配信元)
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エムアンドエム有限会社
本社 〒652-0866
   兵庫県神戸市兵庫区遠矢浜町5番20号
(中略)
お知らせ
お詫び_2018.11.13
インターネット等での掲示されている当社の動画について

当社従業員が暴力を振るう動画が撮影され、
インターネット上に掲示されている件につきまして
ご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません。

この件は昨年4月頃に発生したものですが、幸い被害者にはケガはありませんでした。
当社は、その時点で速やかに関係者に対する事情聴取や指導・注意等を行い、
加害者・被害者間で円満に示談済みであり、双方とも現在も当社で働いています。

当社は、今後とも被害を受けた従業員をはじめ
関係者への適正な対応を行い、今後このようなことが発生しないよう
再発防止を徹底してまいります。

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18/11/20 ソルカ・ファール情報:トランプの高官が暗殺。アメリカの人々に民主党が押し付けようと計画した「祖国カード」と、ヒラリー・クリントンを結び付けた後だった

 このところ、ベスト氏というアメリカの官僚の死が怪しい怪しいとツイッターで回って来ていたのですが、その背後関係が掴めず気になっていました。するとロシア側が大変分り易く解説してくださっているではないですか。1つ1つはネットに散見していても、点と線を繋げるのが難しいのですよ。
 フルフォード氏の情報でも、トランプ大統領はアメリカの巨大製薬市場にメスを入れると書いてあったと思います。どうやら医療現場でもハザールマフィアとの戦いが激化しているようです。

 実はアメリカでは、ホリスティック医療を推進する医者がどんどん不審死を遂げておりまして、こちらの記事によると2015年から16年の一年間で把握されているだけでも50人近く。結果、大手製薬会社に都合良く洗脳され、オピオイドをじゃんじゃん処方して金儲けに加担する殺人医者しか残らなくなってきてます。

 種々雑多なワクチンも未だに宣伝して、ワクチン反対派を見下していますしね。ポリオは随分と昔にワクチンのお蔭で撲滅したと嘘を吐いて手柄を横取りしたため、それを鵜呑みにした現代の医学博士の皆々様は“ポリオに似た”病が流行っているのが、とんと理解不能みたいです。
 ジョーダン・セイザー氏が指摘していましたが、それって原因はワクチン接種で、症状は昔で言うところのポリオでしょ多分(※ちなみに現代は、“ポリオ”の定義も狭くして情報操作しています)。
 西洋医学信仰が崩壊していく時代において、生き残れる製薬会社と医者はいかほどでしょう。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ソルカ・ファール情報:トランプの高官が暗殺。アメリカの人々に民主党が押し付けようと計画した「祖国カード」と、ヒラリー・クリントンを結び付けた後だった
転載元)
投稿者:ソルカ・ファールより、西洋の読者へ

Sister Maria Theresa


【※記事内には貼っていませんが、同サイト自己紹介頁からシスター・マリア・テリーサの写真です。】

借金で身動きの取れないベネズエラにて、中国が国民監視カード実験


本日クレムリンに出回っている【ロシア】対外情報庁SVR)の背筋が寒くなる新報告書には、ドナルド・トランプ大統領下の薬価制度改革【に関する米保健福祉省】長官付き上級顧問ダニエル・M・ベストが、【ロシア連邦】財務省MoFAに問い合わせを送信してきた後、48時間経たずして暗殺されたと記してありました。

――何故ムンディファーマ(中国)製薬会社中国の通信【機器】大手ZTE社【※中興通訊】に対して資金を注ぎ込み、【ZTEが】ベネズエラに「祖国カード」なるものの製造を融資できるようにしてやっているのか、これに関して情報を持っていないか【との打診でした】。

――【このベネズエラの】IDカードは所有者のデータを政府のコンピューター・サーバーに送信するもので、人々が生きるためには頼【らざるを得ない】政府支給の食糧や医療、そして其の他の社会補助に次々とリンクされていっており、政府はこのカードを使って市民を追跡し、褒美を与え、罰するのです。

――そしてこの暗殺に対してトランプは、ベネズエラをテロ支援国家リストに入れることで即座の報復措置に出ました
[註:この【英文】リポートで引用されている【ロシア語の】一部の単語およびまたは言い回しは、完全に対応するものが【英語に】存在しないため、そのロシア語に相当するおおよその英語【訳】となっております。]

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
ベネズエラは市民に「祖国カード」(上の写真)なしでは公共医療サービスを受けることも、働くことも、食糧を買うことも、【月々の】支払いをすることも不可能だと命じています

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18/11/17 ニール・キーナン更新情報:電話の向こう側

 8月末にインドネシアの長老たちによって、キーナン氏が掩体壕の管理を担うアマナーという地位に指名されたことをお伝えしました。10月18日には最終調印式がありました。そして11月11日日曜日にインドネシアのジャングルにある2つ目の掩体壕へ向かったようです。そこで裏切り者をどうやら追い詰めた模様(※記事最後の映像を見ると、アマナー選出後に訪れた1つ目の掩体壕で裏切りが起こったような話しぶりなのですが……)。
 記事中に登場する「スルタン」は、長老の一人なのは確かかと。ただし、以前登場したスールー王国のスルタンと同一人物なのかは不明です。
 インドネシア人の「ネル」は、キーナン氏の右腕として投獄されたこともある人物です。その彼が裏切ってしまうとは……金塊の恐ろしさを感じます。ただ、アマナーの契約書が額縁で届けられた日の動画はネル氏が撮影していて、キーナン氏は大変信頼している様子だったので一体何が起こったのやら。
 「ジン」は、通常は『アラジンと魔法のランプ』に出てくるようなイスラム圏の精霊のことです。霊視や霊聴ならぬ、霊的な香りだったのでしょうか。でもやはり記事最後の映像では、2つ目の掩体壕を「ジンたちが既に開けた」と語っていて、そうなると肉体を持っていることになります。あるいは、肉体を持つ誰かに命じたとか?
 ということで全体を通して非常に分りにくい記述なのですが、人類救済に向けて物事が進んでいるのは確かなようです。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ニール・キーナン更新情報:電話の向こう側
転載元)
投稿者:ニール・キーナン&Kグループ

ニールとの旅はまさに冒険だ! 危険と偽りに【満ちた】今日の世界では、とりわけ掩体壕が関わってくるとなると、とてつもない柔軟性と根気強さ、そして特殊な知識が必要となる訣で……

二つ目の掩体壕を開けた後、この世界と人類をその【繋がれた】鎖から解放するのに我々がどれ程近付いていたことか!

慾深さのなせる業なのかもしれないが、“飢えたハイエナの群れ”がおべんちゃらを並べて御機嫌取りをする一方で、舌なめずりをしているのに気付くなという方が無理な話だった。

奴らはニールが既に幾つかの電話をして、奴らのホテルの部屋を当人不在中に訪れていたとは思いもよらなかったようだ。そしてようやく状況を把握したのだ。

ニールにはすっかりバレていたことから、奴らが掩体壕に繋がる丘の麓にいる時に電話をかけてみせた。そして叱り飛ばしたという訣だ!

こちらに手の内を読まれていることを奴ら全員に気付かせるのには、あの電話一つで十分だったようだ。勿論、我々はおかしなことが起こらないように警戒するようになったのだが、奴らがあからさまかつ非道な策略を実行に移す前に、何らかの手立てを打つ必要があったということだ。

この間を通して、ニールは落ち着き払い、何も語ろうとしないことが多かったが、起こっていることの全てを静かに、そして抜け目なく観察し、分析していた。


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