竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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軍事基地と研究所を・・・トランプ大統領 シリアを攻撃(18/04/14)
配信元)
YouTube 18/4/13
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ドゥーマ化学兵器使用がでっち上げである無数の証拠がある=ロシア国防省【動画】
転載元)
Sputnik 18/4/13
コナシェンコフ・ロシア国防省報道官は13日の記者会見で、シリア首都ダマスカス近郊の東グータ地区ドゥーマで起きたという化学兵器による攻撃を映した動画がフェイクである複数の証拠を同省が有していると述べた。
スプートニク日本
映像に参加した、化学兵器の攻撃の「後遺症」を持つ人びとを発見し、質問することに成功したとコナシェンコフ氏は指摘する。
挑発の真の目的は、シリアにミサイル攻撃を加えるよう米国を焚き付けることだとコナシェンコフ氏は付け加えた。
同省の情報によると、撮影に参加した人びとは医学の教育を受けている。彼らによると、映像の「被害者」に化学物質にさらされた兆候はなかった。
化学兵器による攻撃を映したという動画自体は、ドゥーマ市の病院で撮影されたものだ。
いわゆる「ホワイトヘルメット」が、迅速に挑発行為を行うよう英国政府から強い圧力を受けたことが、ロシア軍には明らかになっている。
ロシア国防省は、化学兵器禁止機関(OPCW)の調査が公平であることを願っている。
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シリア爆撃を米国が決定
転載元)
Sputnik 18/4/14
(前略)
12:03
米国はロシアに通知せず、シリア爆撃を開始
(中略)
12:11
マクロン仏大統領 シリア攻撃の標的を明らかに
マクロン仏大統領は、攻撃は化学兵器の製造、使用に使われるシリア政府の施設に限定して行われると語っている。
(中略)
12:43
ロイター通信はシリア消息筋情報として、攻撃を受けたシリア軍事施設はロシアの警告後、あらかじめ避難が完了していたと報じた
12:52
米国およびその連合国がシリアにおよそ30基のミサイル攻撃 シリア政府の発表では、その3分の1がシリアの対空防衛で迎撃
12:53
ミサイル攻撃は50分あまりにわたって続いた マスコミ報道
(中略)
13:09
露国防省 西側諸国の巡航ミサイルはロシア対空防衛の守備範囲には1基も入らなかった
13:15
13:34
ジェームス・マティス米国防長官 今回のシリア攻撃は1年前を2倍上回る威力だった
(中略)
15:24
ロシア国防省は、西側による攻撃を撃退する際に動員されたシリアの防空設備は、30年以上前にソ連で製造されたS125やS200、「ブーク」、「クヴァドラート」だったと明らかにしている。
(以下略)
12:03
米国はロシアに通知せず、シリア爆撃を開始
(中略)
12:11
マクロン仏大統領 シリア攻撃の標的を明らかに
マクロン仏大統領は、攻撃は化学兵器の製造、使用に使われるシリア政府の施設に限定して行われると語っている。
(中略)
12:43
ロイター通信はシリア消息筋情報として、攻撃を受けたシリア軍事施設はロシアの警告後、あらかじめ避難が完了していたと報じた
12:52
米国およびその連合国がシリアにおよそ30基のミサイル攻撃 シリア政府の発表では、その3分の1がシリアの対空防衛で迎撃
12:53
ミサイル攻撃は50分あまりにわたって続いた マスコミ報道
(中略)
13:09
露国防省 西側諸国の巡航ミサイルはロシア対空防衛の守備範囲には1基も入らなかった
13:15
(中略)Syria's surface-to-air missiles counter US-led strikes (VIDEO) https://t.co/fojVfXB8Q8 pic.twitter.com/6gLg6aaBOz
— RT (@RT_com) 2018年4月14日
13:34
ジェームス・マティス米国防長官 今回のシリア攻撃は1年前を2倍上回る威力だった
(中略)
15:24
ロシア国防省は、西側による攻撃を撃退する際に動員されたシリアの防空設備は、30年以上前にソ連で製造されたS125やS200、「ブーク」、「クヴァドラート」だったと明らかにしている。
(以下略)
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冒頭のニュースをご覧になるとわかると思いますが、今回のシリア空爆も形だけのものでした。ロシアは30年以上前にソ連で製造された旧式のS-200などの兵器で、トマホークを迎撃しています。mkoさんによると、“97のミサイル90以上を撃墜!”ということで、人的被害もなかったようです。また、CNNは、“米英仏による攻撃は、結果としてシリア政府の勝利となった”と指摘しているようで、確かに結果を見ると、シリア、ロシアの完全勝利と言える結果になっています。
トランプ大統領は、米軍をシリアから撤退させたがっていたはずで、なぜ英仏のこのような陰謀に乗って、形だけのシリア空爆を実行したのかが問題です。マティス国防長官は、12日の下院軍事委員会でイランに対する懸念を伝えており、ダンフォード統合参謀本部議長も、“イランは…地域の同盟国とアメリカの利益に対する直接の脅威”と語っています。
なので、今回の作戦は、北朝鮮はもちろん、イランへの圧力を含んでいたと思われます。ただ、私の感覚では、今後イスラエルは、ロシア、シリア、そしてイランからの強い圧力にさらされると考えています。
このことに関して、逝きし世の面影さんが、非常に興味深い見解を示しています。シリアでの戦争は、“アレッポ陥落で終わりが見え、今回の東グータの完全開放で勝利が最終的に決した。(トランプ大統領はシリアから米軍を撤退させたがっている。)ベトナム戦争終結時と同じで、「アメリカが負けたから撤退する」とは決して言えない。そこで意味不明の猫だまし(ハッタリ)が必要になった”というのです。
なるほど、これはわかりやすい。米軍撤退の口実作りのためのハッタリ攻撃だというのです。確かにこれなら、イスラエルへの強烈な圧力になります。情報の少ない今の段階では、この見解は説得力があると思います。