注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
4日朝には、お笑いトリオ・森三中の黒沢かずこが新型コロナウイルスに感染していることが、報じられた。しかし、黒沢のケースで気になるのが、発症してから検査までにかかっている日数だろう。(中略)… 病院でも、保健所に電話をしても、検査をしてもらえず、いくつもの病院に頼んで、何度も粘って頼み込んで、ようやく検査してもらえたのだという。
(中略)
この2ヶ月間、検査を抑制してきたことで、日本は無症状・軽症の感染者が水面下で拡大し、今頃になって感染爆発寸前の状況に追い込まれているのだ。
(中略)
この2カ月もの間、検査拒否や検査件数の少なさがずっと指摘され続けてきたにもかかわらず放置(中略)… その結果、無用な感染を広げ、実態を隠し、日本の脆弱な医療環境を改善していくチャンスを奪ってきたのだ。
これは、検査不要論をがなり立て、検査を求める声を封殺してきた医療ジャーナリスト・村中璃子氏ら専門家、『情報ライブ ミヤネ屋』『BuzzFeed』のようなメディアも同罪だ。
(以下略)
このグラフを見て・・・・・
— Hiroshi Makita Ph.D. (@BB45_Colorado) March 9, 2020
1.日本の医療が優れていて押さえ込みに成功していると評する人は、高等教育程度の科学知識が欠如している。簡単にエセ科学に騙される人。または極端なレイシスト。
2.正解は、日本の統計には著しい本質的且つ致命的な欠陥があるということ。 https://t.co/rDG5rRPYOZ
翌日、僕はこうツイートしているけど、諸悪の根源はこのグラフの警告に真摯に立ち向かわなかった専門家や医者達や日本政府にあると僕は強く怒りを覚える。https://t.co/ODu00iYwzu
— makotokasai (@makotokasai) April 4, 2020
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日本は「感染爆発寸前の状況に追い込まれている」のですが、いわゆる専門家集団は、それを若者のせいにしています。しかし、先の珍説が現れたのは、彼らの「検査を極力避けて、クラスターを追いかける」という愚かな新型コロナウイルス対策を擁護するためで、“権力にすり寄っていれば安全だ”と考える浅はかな者たちによるものです。なので、現状の危機的状況の責任は、若者たちではなく、彼らにあります。
あとどのくらい、こうした嫌な連中の顔を見なければならないのかと思うとウンザリとしますが、“続きはこちらから”をご覧になると、統計の専門家も日本の感染者数の増加率が他国と比べて極端に低い理由を「検査数を絞ったことで感染者を把握できていないから」だとし、「統計がゆがんでいる」と指摘しています。
安倍政権らしいと言えば、それまでですが……。