2020年11月8日 の記事

ホツマツタヱに記されている、天照神の誕生は紀元前1,793,187年 ~日本書記に記述されてる「天祖の降跡から、1,792,470余年」はピッタリの年数

竹下雅敏氏からの情報です。
 前回に続き「ホツマツタヱ」に基づいて、神話にまつわる誤解を解きたい。
 ホツマツタヱに記されている暦をそのまま受け取ると、天照神の誕生は紀元前1,793,187年となり、あまりにも非常識なので何かの暗号だろうと考え、適当な解釈をして常識に適う年代を当てはめるということが行われています。
 しかし、このホツマツタヱの暦はそのまま受け取るべきものなのです。例えば、「日本書記」には次の記述があります。
 紀元前667年、日向国にあった磐余彦尊(神武天皇)は、“天祖の降跡より以逮、今一百七十九万二千四百七十余歳。而るを遼邈なる地、猶未だ王沢に霑わず。遂に邑に君有り、村に長有り、各自疆を分かちて用て相凌躒せしめつ。抑又塩土老翁に聞きしに曰く、「東に美地有り、青山四に周れり。其の中に亦天磐船に乗りて飛び降れる者有り。」といいき。余謂うに、彼地は必ず当に以て大業を恢弘し天の下に光宅するに足りぬべし。蓋し六合の中心か。厥の飛び降れる者は、謂うに是饒速日か。何ぞ就きて都なさざらむや。”と言って、東征に出た。
 口語訳では、“日本磐余彦天皇(神武天皇)は、四十五歳になられたとき、兄弟や子どもたちに語られた。「天孫が降臨されてから、百七十九万ニ千四百七十余年になる。しかし遠い所の国では、まだ王の恵みが及ばず、村々はそれぞれの長があって、境を設け相争っている。さてまた塩土の翁に聞くと、『東の方に良い土地があり、青い山が取り巻いている。その中へ天の磐舟に乗って、とび降ってきた者がある』と言うのです。思うにその土地は、大業をひろめ天下を治めるによいであろう。きっとこの国の中心地だろう。そのとび降ってきた者は、饒速日というものであろう。そこに行って都をつくるにかぎる」と言って、天皇は自ら諸皇子と舟軍を率いて、東征に向われた。”となっています。
 ここに「天孫が降臨されてから、1,792,470余年になる。」とあるのです。口語訳では「天祖の降跡」をニニキネの「天孫降臨」と解釈していて、このような解釈が一般的なのだと思いますが、天祖とは「天皇の祖先。皇祖。一般には天照大神(あまてらすおおみかみ)をさすが、古くは瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)をさしたこともある」ということです。
 ここで、「天祖」をニニキネではなく天照大神だと解釈すると、紀元前667年から約1,792,470余年は、紀元前1,793,137年頃となり、ホツマツタヱに記される天照神誕生の紀元前1,793,187年と極めて近くなるのです。天照神の即位は、紀元前1,793,141年だと私は考えているので、「天祖の降跡から、1,792,470余年」はピッタリの年数なのです。
(竹下雅敏)
————————————————————————
「中央アジア神話と日本神話」について 2
2020年11月1日  竹下雅敏
前回に続き、「中央アジア神話と日本神話 マイケル・ヴィツェル 翻訳:松村一男」の気になるところを引用し、説明を加える。

6.オルフェウス型神話
 カグツチを生んで亡くなったイザナミは黄泉国に行く。悲しみにくれるイザナギもその後を追う。悲しむ夫が冥府を訪れる神話ではオルフェウスとエウリュディケーのものがよく知られているが…このタイプの神話は日本とインド・イランに限定されず、地理的にはるかに大きな広がりを示している。
 
このタイプの神話が地理的に大きな広がりを示すのは、内側の身体が肉体(狭義)を離れるという現象が、ありふれたものだということを示している。少し練習すれば、意識的に肉体を離れることが出来るようになるが、勧めない。恐怖心を取り除いてからでないと、このような体験は危険を伴う。

 ちなみに、イザナギがイザナミの後を追って黄泉国に行ったのは、紀元前1,793,134年である。

7.太陽神の誕生とその性格
 ギリシア神話ではアテナはゼウスの額から、ディオニュソスはゼウスの太ももから生まれている。だからアマテラスがイザナギの左目(多数派の伝承形)から、スサノヲが右目から生まれたというのもそれほど珍しい形ではない。…太陽女神としてのアマテラスの性格を対応するインドの曙女神であるウシャスの性格と比較することはあまり有効ではない。
 
ホツマツタヱの「天照神(ひのかみ)の瑞御名(みずみな)のアヤ」によれば、イサナギ、イサナミはハラミ山(富士山)に登って、“ハラミ山頂の子代池(このしろいけ)の池水で左眼を洗い日霊に祈り、右眼を洗って月霊に祈り…交わって孕んだものの、十ケ月経っても生まれず…九十六ケ月目になってやっと臨月を迎え、備わりご降誕になられたのがアマテル神でした”とあり、イザナギの左目から生まれたという馬鹿げた物語にはなっていない。

 また、天照大神は男神で、ホツマツタヱには中宮の瀬織津姫穂乃子を中心に十二后として、大宮姫道子、棚機姫小妙、蘇賀姫、速開津姫秋子、織機姫筬子(オサコ)、豊姫紋子、若姫花子、色上姫浅子、益姫持子、小益姫早子、味子、爪生姫中子の名が挙がっている。

 豊受大神、天照大神の二柱は共に男神で、第1システム天津神第2レベルの最高神の地位を、クーデターによって紀元前2,996万年に大源神(当時の天御中主神)から奪い取った。これ以来、皇統は男系となってしまった。

 2007年から始まった「天界の改革」は、私が中心となって行って来たのだが、地上に霊体で降臨した神々で中心となったのは瀬織津姫穂乃子である。悪しき天照政権を滅ぼし、本来の大源神(オオミモトノオンカミ)の一族を天位に戻したのだが、最終的には大源神の一族も滅びる結果になってしまった。

 瀬織津姫穂乃子、大宮姫道子、棚機姫小妙、蘇賀姫、速開津姫秋子、色上姫浅子、爪生姫中子は、「天界の改革」の出会いで、現在は私の妻になっている。

» 続きはこちらから

メキシコ便り(76):「死者の日」 🎵また、抱きしめるまで〜🎵

 メキシコではなぜか反大統領派の州だけがコロナが復活し赤信号になっています。popoちゃん在住のチワワ州も赤信号。たしかにこの時期チワワ州は、気温が急に下がり風邪ひきさんが多い時期。そんな中、popoちゃんはメキシコシティまでパスポートの切り替えに行くことに。日本大使館は月曜日と木曜日の9〜15時だけ窓口を開けてしっかりコロナ対策していますが、メキシコに住む国民に容赦なし、こんなパンデミック中でも郵送ダメ、代理ダメと。。。なので飛行機2時間半かけて行ってきました。満員の飛行機でしたが、MMSのおかげでコロナへの恐怖もなく、久しぶりにメキシコシティの友人らと日本食も食べ買い物もし元気に満喫してきました♪(シャンティ・フーラの情報に感謝🙏)メキシコでは2020年の第3期、GDPがすでに12%回復し正規雇用も40万人回復で好調のよう。(メキシコ政府のツイート)たしかロペス・オブラドール大統領は、来年の3月までには以前の雇用状態に完全復活する予定だと言っていました。そして下からお金を注入するやり方が正しかったことを語っていました。
 たしかにpopoちゃんが滞在した地域は、お店など大打撃を受けた感じはあまりなく、ほとんどが普通に営業している感じでした。そんなメキシコシティの友人のカフェでメキシコの「死者の日」の本質に気づき目からウロコな旅でした。今回はそれを記事に♪
 popoちゃんは今までずっと「死者の日」は日本のお盆のようなものだと理解していましたが、今回、友人のおかげでメキシコ人の死者の日を待ちわびる愛おしい気持ちが初めてちゃんと理解できました。「ただただ死者の人たちを抱きしめたい」それがメキシコの死者の日。死者の日を通してメキシコ人の「家族愛」を皆さんにお伝えできたら幸いです🍀最後に「死者の日」に関する素晴らしい歌手やバイオリ二ストらもご紹介しています♪
(popoちゃん)
————————————————————————
メキシコ便り(76):「死者の日」 🎵また、抱きしめるまで〜🎵

死者の日


メキシコでは11月2日は死者の日。地域によっては10月31日からスタートし、31日は身寄りのない死者の魂が、1日は子供の魂が、2日は大人の魂がこの世に帰ってくると信じられています。この日までに各家庭では、手作りの祭壇に亡くなった方々の写真、好きだった食べ物・飲み物、お塩などが、たくさんのマリーゴールドのお花、キャンドルと共に飾られます。


そして、死者(骸骨)のメイクをして仮装する方々もいます。popoちゃんは初めてこのメイクを見た時、「パンダ?!🐼」って思っちゃいましたが。。。😆 (だって可愛いだもん!)骸骨が完全にアート作品になっています。メキシコ人らしい感性です。



» 続きはこちらから