注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
ホワイトハウスは2日、同ウェブサイトで対中政策方針について声明を掲載した。声明は、トランプ政権は中国共産党政権の振る舞いについて、今後「目をつぶったり、批判を隠したりしない」と明言した。
(中略)
2018年10月以降、トランプ大統領、マイク・ペンス副大統領、そして政権を支える4人の高官であるマイク・ポンペオ国務長官、クリストファー・レイ連邦捜査局(FBI)長官、ロバート・オブライエン大統領補佐官、ウィリアム・バー司法長官が、対中政策について数多くの演説を行い、中国共産党政権について批判を展開した。演説は、生活、ビジネス、価値観などの分野における中国共産党の脅威について、米国市民だけでなく、米国の同盟国にも警鐘を鳴らした。
(中略)
声明は「われわれが直面している課題は、中国と米国の対立ではない。マルクス・レーニン主義と重商主義のビジョンを持つ中国共産党と、自由を愛する世界の人々との対立だ」と強調した。
(翻訳編集・張哲)
ロバート・オブライエン国家安全保障問題担当大統領補佐官による論説
(中略)
世界中で、中国共産党はプロパガンダを広め、言論を制限し、個人データを悪用しようと目指している。(中略)… 全てのメディアは厳しい検閲を受けることになっている。外の情報源は禁止されている―外国の新聞からツイッター、フェイスブック、ワッツアップに至るまで。
(中略)
中国共産党は、米国人のデータ―言葉、購買、所在、医療記録、投稿、文章、社会的ネットワークを収集することで個人に対する影響力も積み上げている。こうしたデータは、盗難だけでなく、ハードウェア、ソフトウェア、通信のセキュリティ欠陥やバックドア、そして遺伝関連製品(多くはファーウェイやZTEのような中国共産党の補助を受けている企業による工作)によって収集される。
(中略)
中国共産党は、こうしたデータを、中国の国境内で使用するのと同じ方法で利用するだろう。つまり、米国人を標的にし、影響力を行使し、嫌がらせを行い、脅迫さえして、彼らが中国共産党の利益になるようなことを話し、行うようにするために。
(以下略)
「自由を愛する世界の人々」とは99%の側であり、「中国共産党」とはマルクス・レーニン主義と重商主義のビジョン(NWO)を持つイルミナティのことではないでしょうか。
中国共産党は、“米国人のデータ(言葉、購買、所在、医療記録、投稿、文章、社会的ネットワーク)を収集し、影響力を行使し、嫌がらせを行い、脅迫さえして、彼らが中国共産党の利益になるようなことを話し、行うようにする”と言っていますが、日本人のデータも収集しているでしょう。
米国土安全保障省は、中国共産党の「9つの主要な脅威」について報告書を出したということですが、動画の7分13秒では、第8の脅威である「アメリカのサプライチェーンの整合性の脅威」を解説しています。“今年3月、中国に工場を持つカナダのマスクメーカーは中国政府に生産した製品をすべて没収され輸出できなかったと報じました。…米国の多くの医薬品の原料である基礎医薬品の90%は中国本土から来ています。例えば抗生物質。中国の基礎医薬品がなければ、アメリカでは抗生物質は買えません。これは非常に怖いですね。”と言っています。
日本もマスクがなかなか手に入らなかったので、この「サプライチェーンの整合性の脅威」は良く分かります。日本が怖いのは、食料品が手に入らなくなること。食糧自給率をもっと高くしないとマズイです。