お休みのとり方
ドイツの学校では、試験をお休みすると
なるべくお休みの日に医師に証明書をもらって
学校に提出するようになっています。
先日、
息子が首を寝違えたか何かで、今日は試験をお休みするから・・
ということで、整形外科に証明書をもらいに行きました。
(高校生ですので、息子の判断に任せているけれど、
母親としては、寝違いくらいなら、試験に行けばいいのに、
一緒に病院までいって、証明書をもらいに行くのは、
もう面倒だな・・と思ってしまいました・・)
息子と整形外科に行きました。なんと豪華なホテルのような病院で
受付で待っていると、整形外科の若い先生が迎えに来てくれました。
白いポロシャツを着たスポーツクラブのインストラクターのような医師でした。
診察室に入り、息子が本日の事情、寝違いのことや試験のことを話しました。
そして、なんとびっくりしたこと、
仰天したことは、
医師から『2週間の休暇の証明書をだしますね!』と言われたことです!
2週間?? 14日って・・。たかが寝違いで・・。
ストレスで筋肉が硬直しているから休暇が必要らしいのです!
日本人的に考えると、そんなの全員、肩なんて凝っていますよ・・。
もちろん、息子はまだ高校生なので、長くは休みませんが、
このようにして、
会社勤務の方は病欠の休暇を取得できること・・がわかったのです。
そういうことを理解した上で、ちらっと病院の受付を見てみたら、
なんと、多くの大人が病院に来ているではないですか・・。
みなさん、病欠証明をもらいにきているのでしょうか・・。
そういえば、確定申告でお願いしているドイツ人も今は病気で休んでいるから、
4月の中頃まで会社にいないので、他に人に連絡をするようにと言われましたし・・。
病気で休んでいると言われると、そんなに重病なの?と思ってしまいますが、
そうではなくて、
リラックスして休んでいるようなのです。
http://www.newsdigest.de/newsde/news/featured/4820-946/
上記の記事は、ドイツの病欠について書かれています。
興味深いことは、
ドイツでは、病欠は、医師の判断であること、
また、
病状はプライベート扱いであることです。
確かに、病状はプライベート扱いの方が正しいですね。
病欠も会社の上司にお伺いをたてるのではなくて、医師の判断の方が
すっきりと解決できそうな気がします。
思わず、ドイツの会社で働きたいなと思ってしまいました。
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今回調べてみて、スリランカのことも! 何にも知らなかったことにあ然。