2021年5月18日 の記事

共に二つのルートがある任脈(体外と体表)と督脈(神経叢と脊髄)〜 10の経脈になる「奇経八脈」と中枢神経系の関係

竹下雅敏氏からの情報です。
 アーユルヴェーダの解説の48回目です。前回は「奇経八脈」を取り上げたのですが、奇経八脈は陰維脈、陽維脈、陰蹻脈、陽蹻脈、衝脈、帯脈、任脈、督脈の8つからなります。
 任脈は身体の前面の正中線を流れる経脈で、督脈は背面の正中線を流れる経脈だと考えられているのですが、正確ではありません。任脈、督脈は共に二つのルートがあるのです。
 シャンティ・フーラの「チャクラと波動測定」の記事をご覧ください。「チャクラは4つの身体に対応した4系統」があり、体外の7つチャクラを結ぶルートと、体表7つチャクラを結ぶルートがあります。この二つは共に「任脈」なのです。さらに、神経叢の7つチャクラを結ぶルートと、脊髄の7つチャクラを結ぶルートがあります。この二つは共に「督脈」なのです。
 ここでは、これらを区別するために「任脈(体外)」「任脈(体表)」、「督脈(神経叢)」「督脈(脊髄)」と記すことにします。これらの4つのルートが本当に存在することは、例えば「房中術」を会得している人なら、誰でも知っています。時事ブログでは「房中術」の解説はしませんので、映像配信で学んでください。
 任脈、督脈が共に2つのルートを持つとすると、「奇経八脈」は10の経脈になります。これらの10のルートと中枢神経系の関係は、「神経系と経脈」の表の通りです。経脈の中の「気」の流れを、適切な方向に流すと対応部位の中枢神経が活性化し、逆方向に流すと対応部位の中枢神経が沈静化します。
 前回触れたように、仙道の「小周天」で行う気の流れは、表で分かるように「間脳」と「小脳」の働きを鎮静化します。「小周天」を繰り返し行うと、任脈(体表)の流れは、任脈(体外)にまで広がるものと思われます。そうすると、「大脳」の働きも沈静化することが分かります。
 心を静め、内に向かわせる方法としては、「小周天」は、かなり科学的な行法だと感じます。
(竹下雅敏)
————————————————————————
神経系と経脈PDF出力
神経系 名称 働き 支配経脈
中枢神経系 大脳 皮質 前頭葉は物事の判断や計画、頭頂葉は運動と皮膚感覚、側頭葉は見たり聞いたりしたものの認識、後頭葉は視覚の処理に関わる。 任脈(体外)
辺縁系 古皮質・旧皮質の総称。脳梁・海馬などが属し、本能や情動の中枢である。
基底核 運動調節・認知機能・感情・動機づけや学習などさまざまな機能を担う。
小脳 平衡感覚、筋肉の協調運動の中枢。 督脈(脊髄)
間脳 視床 嗅覚以外の感覚神経の中継点。 任脈(体表)
視床下部 自律神経系の中枢。体温調節などの恒常性の維持に関係する。
脳幹 中脳 姿勢保持や眼球運動、瞳孔調節、眼瞼反射の中枢。動眼、滑車神経(脳神経)の出発点。 衝脈
内耳神経などの脳神経の出発点。 帯脈
延髄 呼吸運動や心臓の拍動調節の中枢。唾液分泌、くしゃみなどの反射の中枢でもある。迷走神経などの脳神経の出発点。 督脈(神経叢)
脊髄 頚髄(8対) 呼吸に使う筋肉、四肢または全筋肉に対応する末梢神経につながる。 陽蹻脈
胸髄(12対) 頭頚部、上肢、上胸背部、内臓、尿管、生殖器の動きに関わる。胴体、脚に対応する末梢神経につながる。 陰蹻脈
腰髄(5対) 直腸、膀胱、子宮、卵巣、精巣、外性器、下肢の働きに関わる。 陽維脈
仙髄(5対) 肛門周囲、下肢後ろ側の働きに関わる。 陰維脈
尾髄(1対) 尾骨付近の狭い範囲の皮膚知覚を司る。

» 続きはこちらから

新型コロナウイルスのワクチンを接種した人が、有害な粒子や物質を周囲にまき散らす現象「シェディング」から身を守る方法:松葉茶とメラトニン!

竹下雅敏氏からの情報です。
 新型コロナウイルスのワクチンを接種した人が、有害な粒子や物質を周囲にまき散らす現象のことを「シェディング」というそうです。ワクチン未接種者がシェディングから身を守るのに、「松葉茶」が効果的かも知れないという情報です。これは読者の方からの情報提供ですが、ジュディ・マイコヴィッツ博士がこれを言っているとなると、耳を傾けざるを得ません。
 「松葉茶」は動画のように簡単に作れますが、記事には具体的な処方の記述が見当たりませんでした。こちらの記事「パインティー:スパイクタンパク伝達の解毒剤となる可能性あり」によれば、「用法・用量:1日3杯以上、お好みの濃さで(フレンチプレスやティーポットに加えた松葉の量を基準にして)、熱湯に近いカップ1杯につき大さじ1~3杯の松葉を目安にしてください。これは、健康を維持するための量です。水に対してより強い量の松葉を使用すると、治療的に使用することができます。ビタミンCの影響で酸味が強すぎると感じる場合は、量を減らし、アルカリ性の食品や濃い緑のハーブ、海藻などでお茶を補ってください。(DeepL機械翻訳)」とあります。
 結構な量の松葉が必要なのと、すべての松の木が適しているわけではないこと、妊娠している人は摂取を避けた方がよいこと、処方薬と予期せぬ相互作用を起こす可能性があることなど、使い勝手が良くないと思いました。
 “続きはこちらから”はシェディングとは直接関係ありませんが、ペンタゴンに勤務したという航空宇宙医学の専門医リチャード・ニール博士は、メラトニンが「ウイルスだけでなく細菌、敗血症に対しても有用です。メラトニンが実際にはより多くのことに使用されていないという事実は私にとっては茶番です」と言っています。“メラトニンは宇宙で最も安全な分子の一つであり…他のあらゆる薬物と一緒に使用することができ…処方箋なしで安価で簡単に入手できます”ということです。“メラトニンはビタミンCの10倍強い抗酸化物質で…特にCOVID-19からの毒素を結合する”とのことなので、メラトニンは「シェディング」に効果があるのではないかと思いました。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
PINE NEEDLE TEA - 18th century treatment for scurvy | HARD TIMES - recipes from times of hardship
配信元)
————————————————————————
コヴィッドワクチンの排出・感染を松葉茶が解決する?スラミン、シキミ酸、そして自分でエキスを作る方法について学ぶ
引用元)
(前略)
松葉茶は、コヴィッドワクチンの「シェディング」や「トランスミッション」に対する解決策になるのではないかという話が広まっています。シェディングとは、ワクチンを接種した人が有害な粒子や物質を周囲にまき散らす現象のことです。
(中略)
この物質は、世界中の多くの森林で、松の葉に含まれています。スラミンは、凝固カスケードの構成要素や、RNAやDNAの不適切な複製や変更を抑制する効果があります。
(中略)
ジュディ・ミコビッツ博士は、グローバリストたちは、松葉茶がコヴィッドの人口減少兵器に対する答えであることをよく知っていて、自分たちが世界に放った疫病から身を守るために、密かに松葉茶を使っていると主張しています。
(中略)
すべての松の木が適しているわけではありませんし、イチイなどの針葉樹には毒性のあるものもあります。牛は新鮮な松葉を餌として食べると自然流産を起こすことが広く知られているので、妊娠を期待している人(またはすでに妊娠している人)は、念のため松葉茶の摂取を避けた方がいいでしょう。
(中略)
また、松葉茶は、それ自体が毒性を持つ処方薬と予期せぬ相互作用を起こす可能性があるので注意が必要です。
(以下略)

» 続きはこちらから

[Twitter]天然ウォータースライダーを楽しんでる?

読者の方からの情報です。
うわわ

クロコダイルたん、これ楽しんでる?
おともだちもそばにいるよね(笑)
(DFR)
続きまして、アヒルさんもいきまーす!
(まのじ)
————————————————————————
配信元)


大阪市保健所の職員減を認めず、質問した記者を恫喝する松井市長 〜 パワハラでメディアを萎縮させてきた大阪維新の背後には「菅義偉・竹中平蔵」

 以前、大阪都構想の住民投票にあたって、行政コストが増加するという「都合の悪い」データを報じた毎日新聞を松井市長や吉村知事、橋下徹元市長らがこぞって「誤報だ、デマだ」と決めつけたことは記憶に新しいところです。
 先日、大阪市保健所の保健師さんが勇敢にも実名で職場の窮状を訴えたことを受け、常勤保健師の数が減らされているかを問うた記者に対し、松井一郎市長は誠実に答えるどころか記者に食ってかかり「不安を煽る」と高圧的に言い放っていました。しかし実際に疫学調査ができる常勤職員は42人から31人に減らされており、しかも23人は前月に新たに配属され、そのうち10名は新規採用だったことも取材で確認されました。現場では「一定の経験と知識を持っている職員の層が必要」と訴えています。こうした明らかな事実があっても、松井市長は「どっちが正しいんやろか?」とまるで首長の責任を感じていない威圧的発言でした。リテラでは「こうした維新的な恫喝によって、大阪のメディアは完全に黙らされている」と述べ、尾辻かな子議員もこの10年のパワハラの結果が職員やメディアを萎縮させたと述べていました。かつて橋下徹氏とのやり取りでネット上で徹底的に誹謗中傷された記者の方は、ひるむことなく調査で切り込んだ結果、それが自動拡散ソフト(bot)によるバッシングだと突き止め、「ネット社会は資金力の強い者が勝つ世界だ」と確信されました。恫喝と資金力でメディアとネットを支配し、事実を捻じ曲げる。なるほど安倍菅政権のひな形でもあり、橋下徹氏が「(竹中平蔵氏と)価値観、哲学がまったく一緒」と言うわけです。そこには市民の安心安全などありません。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
配信元)

» 続きはこちらから

ユダヤ問題のポイント(日本 昭和編) ― 第10話 ― 日中・日米戦争への道程

 北朝勢力と南朝勢力の争い、…北朝勢力が善で南朝勢力が悪、などとは言えません。またはその逆だったとも言えません。ただ、天皇家の血筋で言えば、北朝が天照大神の血筋を引き、南朝は古代イスラエル系だとのことです。
 また、日中・日米戦争への道を主に積極的につけていったのは南朝勢力側だということです。昭和天皇は北朝勢力がたてた天皇のようです。ただ昭和天皇は表に出る政体天皇であって、本気で英米との戦争など進めようもないのです。なぜか?政体天皇は英国女王に従う身なのです。
 これは事実としてほとんど認識されていませんが、表情報でもウィキペディアの「陸軍元帥(イギリス)」記事に次のようにあるとおりです。

「1918年に大正天皇が英国陸軍元帥に、昭和天皇は1928年6月26日に英国陸軍元帥に就任。」

 この元帥は外交上のお飾りとの説もありますが、違う情報では、英国官報ガゼット紙より、昭和天皇が元帥として就任した英国陸軍は正規兵としての名称のようです。英国元帥でもあった昭和天皇は、大戦をその立場上、そして個人的にも避けたかったようです。
 しかし、昭和天皇が恐れていたことがあります。日本での軍事クーデターからの軍事的な内乱・内戦です。当時は世界大恐慌の影響で、日本の軍部の中に「怒りエネルギー」が渦巻く危険な状態にあり、「革命前夜」の様相を示していたのです。さらにはそれ以前に、表の天皇と裏天皇という見えない二重構造は、日本社会全体の統制運営の根本問題であり、軍部にも構造的な問題を与えていたと言え、軍部は大混乱の混迷の危険な状態にあったのです。

 暴力装置である軍隊にはもとより、厳しい規律による統制が求められます。しかし実際には、天皇が陸軍・海軍の統帥権を憲法上は有しているのですが、それは利用されるだけの名ばかりのもので、正常に機能などしていませんでした。最上部のはずの天皇の統帥権が有名無実であるならば、軍の統制は大混乱となるのは必然でもあります。一糸乱れぬ統制などとは程遠く、軍隊の暴走や暴発、暴力テロ、軍事クーデター騒ぎが巻き起こるのはある意味で当然でもあったのです。
 この大混乱の背景が、表の天皇の実際には上位にある裏天皇の存在(南朝勢力)です。ただし、騒乱の背景に南朝勢力があったといっても現場は大混乱ですから、逆に暴力の刃が裏天皇側に向く場合もあります。しかし全体としては、こういった暴力の恐怖と大混乱の混迷も、全てが引っ組められて大戦争への道順として利用もされます。
(seiryuu)
————————————————————————
ユダヤ問題のポイント(日本 昭和編) ― 第10話 ― 日中・日米戦争への道程

大本教事件 〜北朝勢力の攻撃


満洲国設立の頃は、暴力支配と大混乱の時代であり、この背景には禁裡内における北朝勢力と南朝勢力の争いがあったであろうことを前回に見ました。南朝勢力は「いわゆる右翼」という強力な暴力装置を有しており、それで北朝勢力がたてたであろう昭和天皇が重大な危惧に縛られていた模様を確認もしました。

しかし一方では、基本的には北朝勢力からの南朝勢力への攻撃と見るのが自然な大事件も当時に発生してもいます。大本教事件です。

南朝勢力となる裏天皇(八咫烏)直属の五龍会、その五龍会の中の緑龍会の主たる大組織である宗教団体が大本教です。

大本教の創始者は出口ナオ、そして出口ナオの養子に入った出口王仁三郎によって教団は大拡大しています。

「上田家系図」を見れば、出口ナオは緑龍会初代総裁・上田音吉(吉松)の愛人であり、出口王仁三郎はもとの名は上田鬼三郎で緑龍会初代総裁・上田音吉(吉松)の孫です。また出口王仁三郎は有栖川熾仁親王の息子でもあるようです。


大本教は大正編 第4話で見たように、堀川辰吉郎が総裁となった世界紅卍字会と実質は同一団体でもあります。そして大本教には、陸・海軍の大物たちが多く入信してもいましたし、何よりも玄洋社(白龍会)の頭山満や内田良平たちとは密接な関係を結んでいました。大本教関係者たちが玄洋社(白龍会)関係者と協力して大陸に進出もしていました。

左側から大本教主輔 出口王仁三郎、玄洋社総帥 頭山満、
黒龍会主幹 内田良平。
Wikimedia Commons [Public Domain]

この大本教が、日本政府・内務省から1921年の第1次大本教事件の弾圧に引き続き、1935年には不敬罪・治安維持法違反にて徹底的な弾圧攻撃を受け、本部教団施設などは完全な破壊が実行されてもいます。第2次大本教事件です。

この第2次大本教事件では、出口王仁三郎自身も6年余の獄中生活を送ることになりました。南朝勢力である裏天皇直属の五龍会の主要組織とも言えるであろう大本教が、徹底的な弾圧からの破壊攻撃を受けた。これは基本的には北朝勢力による南朝勢力への攻撃と見るのが妥当と思えます。

他方、当時の1932年には三井財団総帥の團琢磨が殺害される事件が発生しています。同年には犬養首相が殺害された5.15事件と、民政党幹事長の井上準之助射殺(血盟団事件)も発生していました。

ミレニアム」からのこの情報を見れば、五龍会の下には秦氏系の企業群があり、その企業群のトップは三井氏であることは明瞭です。その三井財団総帥の團琢磨が殺害されたのです。

また、同年の5.15事件で殺害された犬養首相は陸軍(関東軍)の暴走を危惧しこれを止めようとはしていましたが、裏天皇グループと近い関係にあった人物でもあったのです。

頭山満(左)、犬養毅(中央)、蒋介石(右から2人目)
「昭和4年 蒋介石氏が頭山満、犬養毅両翁を訪れる」
呉竹会_頭山満 [Public Domain]

南朝勢力のはずの三井財団総帥の團琢磨を殺害したのは、(井上準之助を射殺した)1931年に創設された血盟団のメンバーでした。

ただし、南朝勢力の人物が(5.15事件を含め)殺害されたといっても、これは北朝勢力からの攻撃であろう大本教事件とは異なります。これらの殺害テロは当時の大混乱が生み出した事件と見受けられます。

» 続きはこちらから