竹下雅敏氏からの情報です。
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【鈴木 宣弘先生の特別講義】農業消滅: 農政の失敗がまねく国家存亡の危機② 本編は概要欄から
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YouTube 22/4/18
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来るべき食糧危機への備えはできているか?
-ジョセフ・マコーラ博士https://t.co/LY9y7hcOc1
2022年5月中旬、国連総長のアントニオ・グテーレスは、世界は数年にわたる飢饉に直面していると述べた。
世界的に見ると 2021年3月から2022年3月にかけて食品価格は29.8%上昇した。— Alzhacker (@Alzhacker) June 23, 2022
現在、世界中で、専門家やアナリストが、食料価格の高騰と破滅的な食料不足を警告している。
最近では、米国で粉ミルクが不足し、米国食品医薬品局(FDA)が粉ミルクを独占的に製造している工場の一つを停止させたことがきっかけとなった。— Alzhacker (@Alzhacker) June 23, 2022
2021年1月から2022年4月の間に、少なくとも20の食品加工施設が炎上し4,一連の納屋火災が農家に影響を与えた。これらの火災のほとんどは設備や安全性の失敗のせいにされ、事実確認者はこの種の施設での火災はよくあると主張しているが 2019年にそのような火災はわずか2件だった。— Alzhacker (@Alzhacker) June 23, 2022
ロシアの輸出禁止による肥料不足とそれに伴う価格高騰に加え、ユニオン・パシフィック社(ブラックロック社が主要投資家)は肥料を列車で輸送することを制限しており、輸送遅延と価格上昇を引き起こしている。— Alzhacker (@Alzhacker) June 23, 2022
最大の小麦生産国である中国は、昨年の雨で作付けが遅れたため、今回の収穫は過去最悪になるかもしれないと発表している。世界第2位の生産国であるインドの異常気温に加え、アメリカの小麦ベルトからフランスのボース地方まで、他の穀倉地帯でも雨不足が収量を減らす恐れがある。— Alzhacker (@Alzhacker) June 23, 2022
アフリカの角は過去40年間で最悪の干ばつに見舞われている。
戦争が始まって以来、カザフスタンからクウェートまでの23カ国が、世界で取引されるカロリーの10%を占める食糧の輸出に厳しい制限を宣言した。— Alzhacker (@Alzhacker) June 23, 2022
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6分40秒で、“我々はできるだけ、在来の伝統的ないい種、沢山あります。それが消えかかっています。そういうものをしっかりと支えて、本当に安全安心で美味しい物をさらに広げて、それを地域で循環させる。あるいは学校給食や企業の社員食堂、レストランなど、出口をしっかり作りながら、種から消費までの循環を確立する運動を今こそ広げていかないといけない。”と言っています。
2019年5月30日の編集長の記事で、広島県の「ジーンバンク(遺伝子銀行)」を取り上げていました。“1988年に設立されており、当時から広島の伝統的な在来作物の種子を保存、維持管理してきた稀有な財団法人です。現在1500種もの伝統野菜を育てつつ、実際に農家の方々と種子の配布や収集などやり取りをしている”ということでした。
鈴木宣弘教授は、“広島県のジーンバンクの予算がなくて消滅の危機にある。種取りをしてくれる農家さんが高齢化して、ほとんど居なくなってきている。そういう方々をサポートする仕組みが国の予算を含めて必要。(9分35秒)”と言っています。
このように日本を取り巻く状況は本当に深刻で、早く気付いて方向転換をしないと大変な事になります。今後、食糧危機が予想されるのですが、こうした危機が人々の「気づき」に繋がることを祈りたいと思います。