アーカイブ: オリジナル記事

オルゴナイトの可能性を探る 〜第七章 オルゴナイト大実験(前半)

————————————————————————
オルゴナイト大実験(前半)


はじめに


前回までは、社屋でどのようにオルゴナイトを設置したのかを紹介しました。今回はその後に行われた様々な実験の様子を紹介します。


防御エリアの検証


オルゴナイトがどのように電磁波の防御エリアを形成するのか、竹下氏が気の感覚を用いて調べました。


竹下氏が何度も、「ここがエリアの境界ではないか」と思われる所を、出入し、気の感覚によりエリアの境界を検証しました。すると写真のように、オルゴナイトの頂点を結ぶ境界の内側が、防御エリアになることがわかりました。

竹下氏によると、「エリアの内と外ではもの凄くはっきりとした違いがある」とのことでした。
また、実験に参加した協力者の方も、「外に出るとと体が固まり、内に入ると弛緩するのが感じられた。いつもシールドのない状態で暮らしていることが、恐ろしいことのように思えた。」とのレポートを残しています。


低周波や高周波に対する防御効果の確認


次に、オルゴナイトにより形成された防御エリアが、本当に電磁波を気のレベルで防御するのかどうかを調べました。


まずは低周波です。写真のように、投光器に電源を入れ、強い低周波(磁場と電界)が発生している電源コードを竹下氏に持って調べてもらいました。


次に高周波です。写真のように、かなり強い高周波を発生するコードレス電話の電源を入れ、竹下氏に調べてもらいました。

どちらのタイプの電磁波も、エリア内外を竹下氏が行き来しながら調べた結果、気のレベルでの防御効果があることがわかりました。作用する身体や防御効果の限界この時に判明しました。

» 続きはこちらから

かんなままの「ぴ・よ・こ・とライフ」(43)私の教育 続編2

かんなままさんの執筆記事第43弾です。 
————————————————————————
かんなままの「ぴ・よ・こ・とライフ」(43)私の教育 続編2

私は自分の子どもがいつも高い波動、徳を保っていられるように、気を付けています。

何かアドバイスができることがあったらアドバイスをして、普段のいい状態を保ってあげること、そのために智恵を貸すこと。

それが私のやっていること、私の教育なのです。

出典:「ぴ・よ・こ・と3」竹下雅敏(著)


辛そうな息子


息子は朝、辛そうに起きてきて、食欲がなく吐き気がすると言うので本当に具合が悪いのかと思って学校を休ませましたが、様子を見ていると家でケロッとして遊んでいます。そして夜になると、「明日は学校に行く!」と宣言して準備をするのですが・・・朝になるとお腹が痛くなって本当に吐くようになりました。

小児科医の夫と相談して、これは心理的なものが体に出てきている状態だから、好きなように休ませようと決めました。

息子は家では何事もなかったかのようにのんびり粘土遊びに熱中していました。その頃の粘土は残酷物語ではなく、自分のエネルギーが粘土づくりに集中して、次々に空想の世界の動物を作っていました。


息子のいない学校


やがて、ダンスの発表会の日が来ました。息子は行きたくないようで、その日も休みました。娘も発表会に出るので、私だけ発表会を見に行きました。クラスメイトと先生が一緒にノリノリで練習の成果を披露してくれました。見事な踊りでした。拍手喝采で、抱き合って達成感を味わっている先生と子ども達!感動的なシーンでした。

1年前の、あの荒れた子ども達とは別人でした。良かった!という安堵感と同時に、その中に我が子の姿がないのが悲しくもありました。なぜ?息子はこの子達と同じように楽しめないの?という疑問が湧き上がってきます。

何が悪いわけではない。先生も子どものためにしてくださっている。子ども達もあの辛い時期を乗り越えて鬱滞していたエネルギーを一気にダンスに乗せて発散させたのです。・・・でも、息子はこの波になれなかった。なぜ?


息子に聞いても、先生は嫌いじゃない。友達も嫌いじゃない。喧嘩もしていないし、いじめられてもいないというのです。

私は、自分の感情を横に置いて、何ができるのか?何をすべきかを考えました。考えても考えてもできることは1つです。ありのままの息子を受け入れるしかないのです。でも、自分の心がまだそれを受け入れられなくて疑問と諦めきれない期待で大揺れでした。ただ、息子には自分にも言い聞かせるように「行きたくなかったら行かなくてもいいのよ」と言い続けていました。

そして、息子のいない学校に役員として行った時、子ども達の楽しそうな歓声を聞きながら「ここには息子がいない」と思った瞬間涙がぽろぽろっと出てきました。自分の涙を見て自分も苦しんでいると気が付きました。自分の悲しみも受け入れてあげました。自分頑張れ!と思いました。

息子のいない授業参観にも行きました。先生やクラスの雰囲気を見たかったのです。懇談会では先生がプリントを配られ、自分の学級経営について語られました。自主性、やる気を育てる教育法だそうです。全員が手をあげ、自由に発言して教えあう授業です。勉強以外でも子ども達と遊び、信頼関係を築き、クラス一致団結してダンスを創り上げる喜びを味わい、友情を作ります。・・・と自信たっぷりに話されました。なるほど子ども達も盛んに手をあげ、学ぶ喜びに溢れています。お母さん方はいかに子ども達が喜んでいるか、楽しく学校に行っているかなどの感謝の言葉を言われました。

これは何も間違っていませんし、この熱意に感謝です。
でも、その時、我が子の他に6人も不登校になっていることを知りました。


ついていけない息子たち


その瞬間、どこか私の胸の奥で理由が分かったのです。これは確信でした。息子達はこの「いつも積極的なテンション」についていけないのだと。不登校の子ども達はみんなおっとりタイプでした。その当時はまだ体癖のことを知りませんでしたが6種体癖です。家で本を読んだり、マイペースで空想しながら遊んだりするのが好きな子ども達。優しい子達です。ああ・・・この先生はスポーツが得意で、発散型の自分のテンションのまま良かれと思って走っていると思いました。
この先生が悪いわけではないけれど、教師なら子ども達には色々なタイプがいることをわかってほしいと思いました。


でも、その理由が分かったので気が楽になりました。そんなまなざしで息子を見ていたら、家で自由に粘土と遊んでいる姿が実に幸せそうなのです。この子はあの雰囲気に乗れなくて体が動かなくなってしまった。どうしてみんなと一緒にできないのか、確固とした理由がわからないゆえに自分を責めたのではないか?自信を失くしたのではないか?でも、自分を守る術を体が教えてくれた。親はそれを認めて子どもが安らぎ、自分を発揮できるようにしてあげなければいけないと思いました。

他の不登校のお母さん方も苦しんでいました。先生に話してもわかってもらえない。生徒に問題があるとの判断です。子どもを叱って落ち込んでいるお母さんもいました。我が家に集まり、気持ちを共有して整理しました。みんな優しい子達ばかり、親は子ども達を理解して守ろうと話しました。

そして、息子のために先生を排除するのではなく繋がろうと思いました。息子は先生が好きだというのです。その気持ちを汲んで、先生とお茶をしました。

息子のようなタイプのいいところをアピールしました。隠れた才能も披露しました。先生はスポーツが好きだから別のタイプですよねと話しました。そして、我が子は空想して静かにしているのが好きです。だから、学校に行って皆についていけないと思ったら行けなくなります。そんな時は家で見守ります。いつ行っても行かなくても親はこの子を理解していますのでご安心くださいと伝えました。

先生もわかって下さり、息子と握手して帰られました。子どもも安心したのか、次の日から行くようになりました。ダンスには参加せず、土日も家でゆったり粘土をしていました。

親の感情、学校の都合や価値観で息子を追い詰めなくて良かったと思います。子どもを守り、先生に抗議しなくて良かったと思います。そして息子や自分を偽らなくて良かったと思います。

pixabay[CC0]



これは誰かを敵にしたり、批判する問題ではありません。苦行ですが、親ならば息子のありのままを受け入れ、息子の波動を落とさない事を優先する。徳を示す。そして子どもには「先生はダンスが得意だから自分の楽しい事はみんなも楽しいはずと思ったのよ。でもやりたくない事はやらなくてもいいよ。あなたにはあなたのペースがあるからね」と伝えればいいのです。

後は尊重して待つことしかできません。学校とは何か?学ぶとは何か?自己実現とは何か?幸せとは何か?愛と徳を学ぶチャンスがごろごろ転がっています。

Writer

かんなまま様プロフィール

かんなまま

男女女男の4人の子育てを終わり、そのうち3人が海外で暮らしている。孫は9人。
今は夫と愛犬とで静かに暮らしているが週末に孫が遊びに来る+義理母の介護の日々。
仕事は目の前の暮らし全て。でも、いつの間にか専業主婦のキャリアを活かしてベビーマッサージを教えたり、子育て支援をしたり、学校や行政の子育てや教育施策に参画するようになった。

趣味は夫曰く「備蓄とマントラ」(笑)
体癖 2-5
月のヴァータ
年を重ねて人生一巡りを過ぎてしまった。
かんなままの子育て万華鏡はこちら


ぴょんぴょんの「日本人・検査好きだね・インフルエンザ」

 ニュースでは、「インフルエンザが大流行」と騒がれている。何をもとに「大流行」と言っているのか? おそらく、「インフルエンザの患者が何人来たか?」を、各医療機関に問い合わせて、それを数えているのだろう。昔は、インフルエンザでも、病院に行かない人が多かったから、実態はよくつかめなかった。しかし今では、ほとんどの人が病院に行く。そして、インスタントの検査を受ける。それで陽性の出た人の数を、インフルエンザ患者としてマスコミに報告しているのだろう。
 そんなのに、ごまかされちゃダメダメ!
(ぴょんぴょん)
————————————————————————
ぴょんぴょんの「日本人・検査好きだね・インフルエンザ」


インフルエンザ検査に行ってきた


くろちゃん、おはよー・・・はあ〜。

しろ、今日はなんだか、頭だけじゃなくて顔がぼけてるぞ。だいじょぶかあ?

ひどい言い方。実はさっき、病院行ってきたんだ。
検査したら、インフルエンザの検査、陰性だったんで、「午後から仕事に行ってもいい」って言われた・・・けど、はあ〜。


ため息ばっか、ついてんな。目もうるんでるし、焦点合ってないぜ。

でも、検査で陰性って言われたしな・・・はあ〜。

あったかいとこに入って、あったかいものでも飲みながら、話そうや。
なんか、食うか?

pixabay[CC0]


はあ〜。なにも食べたくない。

おっかしいなあ、いつもと違うぞ。

あ、やっぱ、そう思う? 検査でインフルエンザじゃないって言われたけど、朝起きたときから、節々が痛くてさあ、のどもおかしいし、体がポッポしてるし。なんたって今朝、起きるの、めちゃくちゃつらかったあ。

だろ? おかしいよ。今日はゆっくり休んだほうがいいぞ。

でも、会社行かなきゃ。午後から大事な会議もあるし。

あれ? たしか、インフルエンザの検査って、「発症してから12時間〜48時間以内」をはずすと、結果が正確に出ねえって言ってなかったか? 早すぎても、遅すぎてもダメって。

じゃ、もしかして、ぼくは行くのが早すぎたの? じゃ、明日また検査に行かなきゃ。

おいっ! もう行かんで、ええ! 病院に近よるな! ウイルスの宝庫と化してるぜ。
ところでおめえは、これらのハイリスク患者に当てはまるのか?
1 5才未満の子供、とくに2才未満。
2 65才以上の高齢者。
3 妊婦、産後2週間以内
4 基礎疾患を有する患者。喘息とか、糖尿病とか。ステロイドを飲んでるとか。
5 病的肥満。

ううん、どれも当てはまらない。

じゃ、心配ねえ。3日もすれば、自然に治るぜ。

でも、仕事が・・・会社が・・・迷惑かける・・・。

おめえ、自分の体と、会社とどっちが大事なんだよ?!
自分の体が、「今日は休みたい」って訴えてんだろ?
それを無視したら
どうなるんだ? こんくらいで、わかってもらえねえんかって、もっと大きな声で騒ぎ出すぞ。つまり、もっと重症な病気になるってことだ。
今なら3日で治ってしまうのに、そんときは治るまで、もっと時間がかかる。
時間も、体力も、金銭的にも、もっと大きな負担を強いられる
ようになる。

pixabay[CC0]


うわあ、そんなの困るよ。

たとえてみると、体は国みてえなもんだ。
「インフルエンザが侵入しましたあ。」ってアラームが鳴る。

すると警備についてる細胞が、寒気、くしゃみ、鼻水でサインを出す。
ここで食い止められねえと、「あっ、まずいです。ヤツら血管に侵入してしまいました。ただちに、熱を出す手配をいたします。」って、熱が出る。
ところがそいつを、熱冷ましで下げる。「あれ?思ったよりも熱が上がらないぞ。
大変だ!ウイルスが増えてしまった!」って、緊急サイレンが鳴りひびく。
それでもそいつは、無理やり仕事に行く。
そんで、思いっきり増えたインフルエンザウイルスを周囲にばらまく。
だけじゃなく、もはや免疫力を使い果たし、自力でウイルスを追いだせねえ。
これが、慢性病になるのか、うつ病になるのか、髄膜炎とかになるのかはわからねえ。

» 続きはこちらから

ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 特別編(アラビアのロレンス)3 ― 舞台裏の世界 ―

 時折参考にさせて頂いているブログ「マスコミに載らない海外記事」では、マスコミを必ず「売女マスコミ」とよび、「売女マスコミには、ほんのわずかの品位も無く、真実に対する敬意も皆無なのを我々は知っている。売女マスコミはウソ製造工場だ」と言った具合に評しています。
 その通りでしょう。マスコミは支配層、有り体に言えばここでは「偽ユダヤ」と表現している存在の大衆を洗脳支配のための大切なツールだからです。
 しかし、分かっていてもどのような報道をしているかのチェックも必要かと思い、テレビのスイッチを押す度に、やはり辟易とさせられます。何しろ数ヶ月も朝から晩まで相撲の話題ばかりです。またNHKは政権に不都合な国会中継を取りやめるありさまで呆れかえるばかりです。
 昔、テレビが普及した日本をある評論家が「一億総白痴化」と評していたの思い出します。山本太郎氏があるとき「テレビで役に立つのは天気予報だけ、あとは有害」と評していましたが頷けます。
 マスコミは下らなく有害な芝居を毎日大衆に見せつけています。今回はあくまでも推論に過ぎませんが、その芝居小屋の舞台裏の世界を弥次と喜多の掛け合いで探っていきます。
(seiryuu)
————————————————————————
ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 特別編(アラビアのロレンス)3 ― 舞台裏の世界 ―

pixabay [CC0] 1 & 2


見えざる手


どうしたい? さっきから首をひねってばかりだね?

いやね、新聞やテレビなんかではその名が一切出てこないのに、ご隠居の話を聞くとロスチャイルドがどこにも出てくるので、こりゃーいってぇどういうことか?と・・・。

そうだね。あたしも最初の頃はいやになったよ。歴史的な事実、これらは表面だけの情報では合点のいかない事ばかりだ。それで少し詳しく裏事情を調べるとロスチャイルドの影がいつでもつきまとってくるからね。でもね奴等が「打ち出の小槌の所有者」だと知ってそれも当然だと思えてきたよ。

どういうことで?

舞台というものがあるね。そこで様々なお話や物語が役者のお芝居で演じられている。あたしたちはその舞台を見て一喜一憂する。しかし普通はその舞台裏は見ないね。でもね舞台裏には役者を動かす振り付け師や、そのもとになる脚本や台本を作る担当者、そして全体を見て指示する監督などなどがいる。この舞台裏がなけりゃ舞台は成立しない。裏が表の舞台を作り動かしている。

pixabay [CC0]


・・・うーん、てぇことは・・・、あっしたちが普段新聞やテレビで見聞きしていること、どっかの大統領がああいった、どこぞの首相がこんな発表をした、てぇいうようなことは表の舞台の出来事で、予めどう見せるのか、を計算した上のいわば役者の台詞ということで・・・?

まぁ、ほぼ全て、といっていいぐらいそうだろうね。ごく稀には自分の考えを自分の言葉で語る政治家などもいるにはいるが、しかしマスコミがそれを大きく取り上げることはまずないね。

てぇいうことは裏で操られている表舞台のお芝居を毎日あっしらは見せられていると?

そうだね。舞台裏の監督、台本担当者、振り付け師などにはロスチャイルドの意向が伝えられており、表の舞台は作られる。それはまるで隅々まで蜘蛛の巣が張り巡らされているようなものさ。なにしろこの現実世界は隅々の細かいことまでお金で動いているから、お金を司る者の意向がどこでも反映される。

うーん。まるで「神の見えざる手」いや悪魔か? ロスチャイルドの見えざる手でやすね。

まぁ、ロスチャイルドだけってぇ訳じゃないが、例えば米国大統領などはロスチャイルドやロックフェラー、モルガンなどの財閥、つまり銀行の持ち主によって少なくとも1913年、時のウイルソン大統領から前大統領オバマまでずっと網に絡め取られ操られてきたのは確かだね。

そうすると、やはり、第1次世界大戦なども連中の計画と意志で起こされたわけで?

うーん、第1次世界大戦を語るのは非常に難しい。何せ無数の人々が関わり影響を受けている。国の指導者から一兵卒まで。そしてその家族等々、皆それぞれの思いや意志がある。究極的にはその一人一人にとっての第1次世界大戦があるわけさ。一括りにはとてもできない。しかし、そういったことを前提にあえていうなら、彼らの計画と意志によって第1次世界大戦は引き起こされたのは間違いないね。

やはり。財閥たちの意志が反映されていると・・・。

うん、しかし複雑で難しいんだ。何せ人間のやることだからね。計算通りにはいかない。味方の陣営にいた者が敵方に鞍替えの裏切りや下克上、能力不足の失敗、突発事故、何でもあるからね。ロレンスのように当初の心境がまるっきり変化し、行動が予想外の方向に進むこともある・・・。

なるほど、そりゃーそうだ。でも連中には金儲けもあるだろうけど、それ以上の何か大きな目当てみたいなもんがあって、世界戦争を引き起こしたんじゃねぇんですかい?

» 続きはこちらから

独逸の伯林で見た、聞いた、感じた難民問題、移民問題 ~第6楽章 パレスチナ人と出会う

 第5楽章の息子の移民クラスの生徒たちに続いて、第6楽章のパレスチナ人と出会うをお送りいたします。
 世界の難民は、
1位は、パレスチナ 479.8万人
2位は、コロンビア 435.6万人 
3位は、アフガニスタン 412.2万人
4位は、コンゴ民主共和国 361.2人
5位は、シリア      284.6万人
(今がわかる 時代がわかる世界地図2014年度版 成美堂出版より)
このようになっています。
第2楽章では、シリア難民のお医者さんの話
第3楽章では、アフガニスタンのアシュラム難民の話
をお話ししました。
 今回は、世界の難民の数が1位である、パレスチナ人のお話です。
(ユリシス)
————————————————————————

3人のパレスチナ難民


ドイツのベルリンでは、
3人のパレスチナ人に出会いました。

第2楽章でお話した、シリア難民のお医者さんは、
パレスチナ人でもあり、シリア人でもあります。

つまり、1世代前は、
パレスチナからシリアに逃げて来た
のです。
また、語学学校には、もうひとり、
パレスチナ人のシリア国籍の方がいました。

パレスチナ pixabay[CC0]


家探しをしている時も、パレスチナ人に出会いました。
10年くらい前にベルリンに来たと言っていました。

もう一人出あったパレスチナ人の方は、
ベルリンで生まれたと。
だから、もう30年以上前、親世代が
ベルリンに来ていた
ことになります。

パレスチナ難民として、
いつ頃ベルリンに来たのか・・
ということを考えると

1948年にイスラエルが建国されて以来、
徐々にイスラエルがパレスチナの領土を
占拠していくにつれて、
パレスチナ難民が増えていった
のです。

1948年のイスラエル独立宣言 GPO[CC BY-SA]


3回にもわたる、イギリスの嘘つき秘密外交


パレスチナ人が難民になってしまった理由は、
イギリスが第1次世界大戦の中でとった
3回の嘘つき?秘密外交に由来する
のです。

あれ? ヤマ・二ヤマの原則に
違反していますね。
嘘をついたり、人を傷つけたり
してはいけないのです。

サイクス・ピコ協定では、
イギリスは、アラブ人との約束をしながら、
中東をフランス・ロシアと
3分割をする秘密の協定
を結んでしまいました。

フサイン・マクマホン協定では、
オスマン帝国打倒への協力を見返りに
アラブ国家の建設を約束していたはず
ですが・・

バルフォア宣言にて、
ユダヤ人国家の建設を約束し
たのです。
1917年のバルフォア宣言から100年が
経過した
わけです。

めちゃくちゃですね。
イギリス人の性格によるものでしょうか・・。

Author:Jon[CC BY]


イギリス人の世界支配者、策略家たちは、
あまりにもインド人の綿織物の手織りが
素晴らしくて
、繊細なことに驚愕して、

これでは、産業革命の機械が売れないということで、
インド人の綿織物職人の手を切り落としたとか。

それって、現在ファストファッションが
世界中大流行りで、大量生産を優先し
て、
労働を請け負うパキスタン人などの
労働条件、環境を悪化させて、
同時に、丁寧に洋服を製法する職人たちの
機会を奪っている構図と同じ
なのかもしれない。


もしかして、イギリスの支配者、策略家たちも
パレスチナ問題などでこんなことをしているのかもしれないと
ウフフと連想させる、ミスタービーンの策略シーンとは・・・。



1:05~ 救急車の後ろに車を止めて、救急車から病人を出られなくするシーン
1:45~ 女の子の人形を投げて、前の順番を取ってしまうシーン
2:07~ 前の2人の男性にちょっかいを出して、前の人と喧嘩をさせて、前の順番をとるシーン
2:50~ 席をすばやく分捕るシーン
4:05~ 全身包帯巻きの女性の番号表とすり替えてしまうシーン


パレスチナ人を支援するツイート



カイロでは、エルサレム支援のために
アズハル世界会議が開かれ、

パレスチナのマフムード・アッバース大統領は、
イスラエルに占領され、困窮するパレスチナ国民への
支援と寄付を切実に訴えかけました。



教育やメディアなどで、
正しい情報を伝えていきたい
ですね。
宗教問題とか、テロとかの言葉で
安易に片付けないように。




ユダヤ人とアラブ人との連帯を音楽を通じて解決しようとしたダニエル・バレンボイム


ユダヤ人とアラブ人との連帯を音楽を通じて
解決していこうとする、
世界的に有名な、指揮者、ピアニストの
ダニエル・バレンボイム


Author:Alkan[CC BY]


ダニエル・バレンボイムは、ユダヤ人と
パレスチナ人(アラブ人)との連帯の意思表示として

イスラエル人の入植地区ヨルダン川西岸地区において
演奏活動を行ってきた。


ユダヤ人であるダニエル・バレンボイムは、
ウェスト・イースタン・ディヴァン管弦楽団を

パレスチナ系文学者、エドワード・サイードとともに
設立した。
団員は、イスラエル、ヨルダン、レバノン、シリア、などの
ユダヤ人、アラブ人共存の若者たち
である。

ダニエル・バレンボイム指揮するウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団 WikimediaCommon[CC BY-SA]


バレンボイムは、クネセト(イスラエル国会)のセレモニーにおいて、ウルフ賞芸術部門を授与された。この機をとらえて、バレンボイムは政治状況について、次のような持論を唱えた。これによって、イスラエルの元首と数名の国会議員から名指しで非難された。

心に痛みを感じながら、私は今日お尋ねしたいのです。征服と支配の立場が、はたしてイスラエルの独立宣言にかなっているでしょうか、と。他民族の原則的な権利を打ちのめすことが代償なら、一つの民族の独立に理屈というものがあるでしょうか。ユダヤ人民は、その歴史は苦難と迫害に満ちていますが、隣国の民族の権利と苦難に無関心であってよいものでしょうか。イスラエル国家は、社会正義に基づいて実践的・人道主義的な解決法を得ようとするのではなしに、揉め事にイデオロギー的な解決を図ろうとたくらむがごときの、非現実的な夢うつつにふけっていてもよいものでしょうか。


結局、この地域の争いの本質は、
お金に目が眩んだ、石油戦争でしょうか
・・。
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/7922


Writer

ユリシス

311を機に息子と共に、東京からシアトル、2012年ケアンズ、2015年ベルリンへと移住。
ユリシスの名前は、ケアンズ近郊でみられる見ると幸せになると言われる青い蝶から命名。
幸運にもケアンズの家の近くでペアのユリシスに遭遇したので、それを思い出し・・。
映像配信、東洋医学セミナーなどシャンティフーラでの学びが大好きです。
体癖1-8